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 ライトノベル読書感想メインで、稀に雑記を書いたりしてます。
 感想評点は個人的嗜好により★〜★★★の三段階で加点。
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2008年01月12日(土)

[]たま◇なま 生物は、何故死なない?

[著者:冬樹忍/イラスト:魚/ホビージャパン HJ文庫]

たま◇なま ~生物は、何故死なない?~ (HJ文庫)

たま◇なま ~生物は、何故死なない?~ (HJ文庫)

 第1回ノベルジャパン大賞『大賞』受賞作。  話したい事があって、主張したい事が一杯あって、伝 えたい事が沢山あって、それらを知って欲しいとか分か って欲しいとか理解して欲しいとかって気持ちが物凄く 込められていて。でも、そういう気持ちは感じ取れるん だけど、ちゃんと自分の中に受け入れるまでがなかなか 容易でなく、だからもどかしく思う。要約すると「惜し い」で「勿体無い」。  ちなみに、私がこの物語のテーマというのか“描きた い事”というのか、曖昧ながら掴めたのはようやく全体 の三分の一を過ぎた頃。多分由宇が自分の本質や目的の 詳細を透に語り始めた辺り。「……そんな重要な事はも っと早く話しておいてよ〜」って言いたくなった。その せいで作品全体のテンポはいいのに、肝心な部分がさっ ぱり理解出来てないからだらだら〜っと間延びした印象 だったり、と妙な気分を味わってしまった。  でも、あとがき読んだら速攻理解……なんてこった! 「後からあとがき読む派」な為にこんな所で割を食うと は。由宇の主張=探求し理解したいと思っていた事って のは、あとがきに語られている中に殆ど集約されていた のでは? この主張が本編では圧倒的に物足りず。本編 でこそより深く掘り下げ押し広げて欲しかった。む〜ん、 現在シリーズ3巻まで刊行されているけれど、上昇気流 を求めて追ってみようかどうしようか……。