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 ライトノベル読書感想メインで、稀に雑記を書いたりしてます。
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2008年02月01日(金)

[]SHI−NO ―シノ― 支倉志乃の敗北

[著者:上月雨音/イラスト:東条さかな/富士見書房 富士見ミステリー文庫]★

SHI‐NO―シノ‐支倉志乃の敗北 (富士見ミステリー文庫)

SHI‐NO―シノ‐支倉志乃の敗北 (富士見ミステリー文庫)

 シリーズ第6巻。意味深なタイトル。まさかトランプ の『ダウト』で嘘を見破られた事を指して『敗北』と言 ってるんじゃないよな……と思って読み進めてたけど、 さすがにそれはなかった。これって支倉志乃が“自発的 に”敗北の道を選んだって意味なのかなぁ?  そもそも今回の事件の顛末を『敗北』と括っていいの だろうか、と考えて「う〜ん……」と首捻ってしまった りも(あんまし敗北って言葉に捉われ過ぎない方がいい のかねぇ)。どちらかと言えば志乃より失敗を悔やんで いる『僕』の方に敗北を背負わされていたような感じ。  志乃の感情の変化は『僕』視点からだけど確かにこれ までより強調されていた。早い段階で志乃の思考が真相 に辿り着いていたにもかかわらず、あえて“『僕』の為” に敗北を選択した事から考えてもそれは明らか。  ……しかしその事を喜ぶべきかどうか。真白の言葉が 不吉な影を落とす。志乃の『僕』に対する感情が隠し切 れない程大きくなれば間違いなく破壊を呼び破滅に導く、 と。普通なら志乃の感情変化でニヤニヤさせられるとこ なんだがなぁ。意味深な発言でそうも行かなかった。 既刊感想:黒き魂の少女      アリスの子守唄      天使と悪魔      愛の証明      呪いは五つの穴にある