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 ライトノベル読書感想メインで、稀に雑記を書いたりしてます。
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2008年02月08日(金)

[]流血女神伝 喪の女王7

[著者:須賀しのぶ/イラスト:船戸明里/集英社 コバルト文庫]★★

喪の女王 7 流血女神伝 (流血女神伝シリーズ) (コバルト文庫)

喪の女王 7 流血女神伝 (流血女神伝シリーズ) (コバルト文庫)

 己の力が到底及ばぬ事態に遭遇すれば「それは神々の 意思だから」と考え、大きな壁が立ち塞がれば「それは 神々の試練だから」と言う。神々に依存し、神々に束縛 され、神々に支配される……この壮大な物語は、そんな 当たり前で常識と信じ疑いもしなかった現実を、根底か ら破壊し新生させようと足掻く人間達の物語なのかなぁ と。そんな風に思うのは今更なのかも知れないけれど、 終着点が近付き始め色々見せて貰えた今だからこそ、よ うやく明確に捉える事が出来たような気がする。  思えばカリエは最初からずっと、女神に抗い続けて常 識を覆し己の意思を貫き通して来た。そんな意思を自分 だけのものから徐々に周囲に広げ、今や多くの者達に影 響を与えつつ新たな可能性を結実させようとしている。  カリエの逃亡先は大体定められたようだけど、今回の ラストを見る限りではまだ二転三転ありそうな予感も。 ルトヴィア、ユリ・スカナ、エティカヤのバランスも一 体最後にはどうなっているのか全く予測出来ない。最終 巻でどんな結末を見せてくれるのか凄く楽しみ。 既刊感想:『流血女神伝』感想一覧

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