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 ライトノベル読書感想メインで、稀に雑記を書いたりしてます。
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2008年02月09日(土)

[]流血女神伝 喪の女王8

[著者:須賀しのぶ/イラスト:船戸明里/集英社 コバルト文庫]★★★

喪の女王 8 流血女神伝 (流血女神伝シリーズ) (コバルト文庫)

喪の女王 8 流血女神伝 (流血女神伝シリーズ) (コバルト文庫)

 シリーズ完結。初っ端からの彼女の最期を皮切りに、 まるで連鎖反応を起すが如く波及し次々と……。ただ、 志半ばでこの世に悔いを残して去ったのではなく、己が が成すべき事を最後まで成し遂げた上で逝く姿は、大き な救いとなって読み手側の心に刻み込まれた。  改めて思い返してみると、生き続ける者達に後を託し て去って行った人達は、その殆どが自分が果たすべき事 を納得のゆく形でやり遂げ、現世に悔いを残さず逝く事 が出来たのではないだろうか? しかもそこに働いてい たのは神に翻弄された意思とやらではなく、紛れもなく “人間としての意思”だったんじゃないかなと。  一方で生き続ける人達は、まだ現世に何かやるべき事 が残されているから、ルトヴィア帝国崩壊の大惨劇をも 生きて乗り越える事が出来た……と私は勝手に考えてる のだけど。それもまた神々の意思で“生かされている” のではなく、人間としての個々の意思で“生きている” のだと思うし、きっとそうであると信じていたい。  子供世代の話は、「いつか、書けたらいいなあ」とい う希望段階のようだけど、いつか読めたらいいなぁ。 既刊感想:『流血女神伝』感想一覧

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