感想評点は個人的嗜好により★〜★★★の三段階で加点。
極力避けてますが、軽くネタバラシしてるのがありましたらご容赦を。
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2008年02月22日(金)
■[読書感想]繰り世界のエトランジェ 第二幕 偽りのガジェット
[著者:赤月黎/イラスト:武藤此史/角川書店 角川スニーカー文庫]★
自分が心の底から正しいと思うものならば、たとえ誰 もが「それは間違いだ」と指摘しても当人にとっては紛 れもなく『正義』であり、逆に誰もが「それは正しい」 と言う事でも、自分が間違いだと思い躊躇えばそれは断 固として『悪』である、と。多分今回はそういうお話。 この要素、途中ではあんまり絡んで来なかったのが、 最後の最後で非常に重要な意味を持つモノへと変貌を遂 げる。透真がずっと訴え続けて来た「母は死んでいない」 「母が一連の事件を仕組んだのではない」「母が黒幕な のではない」など、母・操を頑ななまでに信じる心。 ラストのこの状況を突き付けられても、まだ透真は操 を信じる事が自らの『正義』だと貫き通せるのか? 次 への注目ポイントはそこになるかなぁ。一見すると「そ れは間違いだ」と透真に言いたくて言いたくて仕方ない 状況なんだけど、礫と雷斗が透真にそっと告げた言葉か らは、どうもまだ裏がありそうな感じだよねぇ。 今回初めて姿を見せた<神の手>と操との繋がりもま だ充分に描かれてないので、その辺も気になる所か。 既刊感想:第一幕![]()
繰り世界のエトランジェ〈第2幕〉偽りのガジェット (角川スニーカー文庫)
- 作者: 赤月黎,武藤此史
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2008/02/01
- メディア: 文庫
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