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2008年05月09日(金)

[]アビスゲート1 果て見えぬ淵の畔に

[著者:神坂一/イラスト:芳住和之/富士見書房 富士見ファンタジア文庫]★

 緊張感を台無しにさせる、一部脱力系シーンの仕掛け
方は流石と言うしか。神呪使いの素質は高いが、神呪を
生み出す源の『魔力素』をかじると必ず腹を壊すという
クラウス君。ルグナードによって暴露されてしまう恥ず
かしい秘密→それに続いてアリサの“気の毒美形”発言、
の流れに吹いた。まあ“格好悪い”って言葉にかなり釣
られてる辺り、言い得て妙なんだろうな。クラウスは基
本的に格好付けのええ格好しいみたいだからねぇ。
 淵海孔(アビスゲート)と、そこから這い出て来る淵
より来るもの(アビスフォーム)の性質説明。主役を張
る傭兵3人のパーティ結成で、アビスゲート異常多発の
謎を追いつつ、アビスフォームと対峙する展開。
 一応大雑把に出るべきものは一通り出揃っていたと思
うんだけど、まだどの要素にも踏み込み始めてすらいな
いので、お楽しみは次巻に持ち越しと言った具合。

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