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 ライトノベル読書感想メインで、稀に雑記を書いたりしてます。
 感想評点は個人的嗜好により★〜★★★の三段階で加点。
 極力避けてますが、軽くネタバラシしてるのがありましたらご容赦を。
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2008年05月20日(火)

[]メグとセロンII 三三〇五年の夏休み<下>

[著者:時雨沢恵一/イラスト:黒星紅白/アスキー・メディアワークス 電撃文庫]★



 『友情×努力+好奇心=勝利』の方程式炸裂。上巻
から引っ張ってた、“地下室に誰かが監禁されている
らしい事件っぽい出来事”そのものについては、最初
から単純構造なので種明かしも単純明快(一番怪しげ
でいかにも犯人っぽい素振りを見せてたハートネット
は、多分真犯人じゃないだろうなーと思ってたし)。
 なので、最も大事だったのはメグとセロンとラリー
とナーシャとニックとジェニーの絆と結束力。チーム
ワークの始まりを描くのが主目的だったのかなと。
 この流れだと、今後はハートネットを通して上級学
校で秘匿された事件=“学校の暗部”ってやつに関わ
って解決するエピソードに発展して行くような感じだ
ろうか? あとチラッと不穏な空気が醸し出されたロ
クシェとスー・ベー・イルの関係とかは、物語の背景
としてちょっと気になる所。勿論、ようやくメグと友
達関係になれたセロンの恋愛模様にも興味津々。

既刊感想:

[]オイレンシュピーゲル参 Blue Murder

[著者:冲方丁/イラスト:白亜右月/角川書店 角川スニーカー文庫]★★

オイレンシュピーゲル 参 Blue Murder (3) (角川スニーカー文庫 200-3)

オイレンシュピーゲル 参 Blue Murder (3) (角川スニーカー文庫 200-3)

 こちらも『スプライト』サイドのMSS3人娘とは 直接交わらないエピソード。ただ、あちら側の<獅子 祭>で起こったタイムリミット24時間のテロ事件と 微妙に影響し合っていたり(こちらの方が時間的には 前になる)、とある局面でニナやバロウ神父が関わっ ていたり。両方読んで両面を知って初めて新しい面白 さが得られるような仕掛け方はこれまでと同様。  3話構成で、1話ずつ涼月、陽炎、夕霧の内面が主 役的位置で描かれている。主に恋愛話。ここら辺の色 があっちの3人娘には無いもので、一生懸命“恋する 女の子”やってるなぁ、ってのが妙に微笑ましい。  向こうで起こっていた凶悪な事件関連では、完全に 蚊帳の外な印象だったかも。もっとも、“特甲児童の 根幹”についてはこちら側の方が遥かに深く切り込ん でいる。今後の展開に激しく影響を及ぼしそうな、興 味深い真実の断片を色々垣間見れたのかなと。 既刊感想: オイレン スプライトIIIIII