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 ライトノベル読書感想メインで、稀に雑記を書いたりしてます。
 感想評点は個人的嗜好により★〜★★★の三段階で加点。
 極力避けてますが、軽くネタバラシしてるのがありましたらご容赦を。
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2008年06月08日(日)

[]多次元交差点でお茶づけを。

[著者:本保智/イラスト:かわく/角川書店 角川スニーカー文庫]★★



 読んでいると、永谷園のお茶づけが無性に食べたく
なる小説。飲み屋のシメのお茶づけではなく、自宅の
冷や飯にお茶を注いで掻っ込むあれ。あれ限定。あれ
じゃなきゃ認めない。ああいうのが食べたくなる。
 ……まあこの物語で『お茶づけ』なるモノが重要か
といえば、全く重要でもなんでもないんだけど、ただ、
“そこに無くてはならない存在”であるのは確か。
 物語的に重要なのは『多次元交差点』の方。うなる
まひるのツッコミと拳、しなるココの鞭とドロップキ
ック。毎日毎日自業自得で虐げられ続けるミサキは、
多次元交差点ホテルの中で何を思う? 一体どこまで
がおふざけでどこからが本気なんだか、彼の思考は読
み難いね〜。これからまひるがどこまでミサキの本心
に近付けるか? 懐中時計の謎も含めて続きに期待。

[]フレンズ×ナイフ

[著者:星家なこ/イラスト:後藤なお/メディアファクトリー MF文庫J]★★

フレンズ×ナイフ (MF文庫J)

フレンズ×ナイフ (MF文庫J)

 秘匿されし異能力公開は、女の子同士の友情を結ぶ 為の第一歩。いきなり結末について書いてしまうけど、 女の子主人公の恋愛方面でこういう落とし方は割と珍 しい? あかり的には「ずがーん!」な末路だったか らさ。まあ惣一の方が存在感皆無だったもんで、然し て盛り上りもなく印象も極めて薄かったけどねぇ。  つまり見る目のない野郎の事なんぞそこら辺に放り 投げてとけ! って事で、メインはあかりと亜子によ る女の子同士の友情物語。プラス「異能力バトルもあ るよ〜」な内容だけど、そっちは割と薄味。要である 神器練成師(ソーマメーカー)の設定なんかも、掘り 下げがちと足りてないかなぁという感触だった。  でも、それはそれで別にいい。元々あかりと亜子の 触れ合いや絆を深める部分に重点を置いた描き方だっ たと思うので。こちらはなかなか良いデキで満足。  シリーズ化前提で描かれているようなので、異能力 関連は今後徐々に厚みを増して行ってくれたらなと。