●SIDE ONE● このページをアンテナに追加

 ライトノベル読書感想メインで、稀に雑記を書いたりしてます。
 感想評点は個人的嗜好により★〜★★★の三段階で加点。
 極力避けてますが、軽くネタバラシしてるのがありましたらご容赦を。
 読書感想保管庫はこちら

2008年06月11日(水)

[]バカとテストと召喚獣4

[著者:井上堅二/イラスト:葉賀ユイ/エンターブレイン ファミ通文庫]★

バカとテストと召喚獣4 (ファミ通文庫)

バカとテストと召喚獣4 (ファミ通文庫)

 明久が学力的にもバカな上に、恋愛的にもバカだと いう事だけはよーく分かった。超がつくほど鈍感な癖 に、気付いて意識したら超がつくほど奥手で消極的だ もんなぁ。なんか見てて美波が気の毒だったよ。それ でも好きになっちまった方の負けってとこか。せめて ラストの美春に向けたこっ恥ずかしい台詞くらい、本 人の前で告げてやれよ! と言いたくなった(まあ影 で聞いてた美波の耳にはしっかり届いていたけど)。  試獣召喚戦争がメインになると、ゲーム性は高まる がキャラクターの強烈な個性は沈む。で、どちらかと 言えば、断然キャラクターの個性強調を希望してるん だけど、今回は希望とは逆のパターンだったかなと。  美波と瑞希の明久への気持ちが、もっと複雑に絡ま って試召戦争に深く食い込んで来ると予想してたんだ がなぁ。D組と開戦してからはその辺りが沈静化しち ゃって残念。ただ、最後の最後で美波に明久の本心が 届いてくれて良かった。何となく報われた気分。 既刊感想:3.5

[]アンゲルゼ 最後の夏

[著者:須賀しのぶ/イラスト:駒田絹/集英社 コバルト文庫]★★

アンゲルゼ 最後の夏 (アンゲルゼシリーズ) (コバルト文庫)

アンゲルゼ 最後の夏 (アンゲルゼシリーズ) (コバルト文庫)

 シリーズ第2巻。まだ2巻目だというのに“幸せな 結末”というやつがこれっぽっちも想像出来ない過酷 な現実。……いや、この程度じゃまだ甘いな。過酷さ が陽菜に牙向き本領発揮してるとは言えないかも?  『未孵化』な存在。アンゲルゼに対抗し得る事の出 来る稀有な能力。最早陽菜が嫌だと駄々をこねても、 決して逃げられない所まで追い詰められつつあるんだ けど、それでも遙や楓など陽菜を心配して親身になっ てくれる人が居る。それだけで救われている。精神面 の糸が切れずに辛うじて乗り越えられている。  でも、もしその存在が潰えてしまったら? この予 感が払拭出来ず常に頭にあるから、陽菜の叫びを目の 当たりにする度に、非常に脆く危うく映ってしまう。  今は能力向上目的の訓練段階だから、まだ大丈夫だ ろうって気持ちがある。これが実戦でアンゲルゼと対 峙する事になったら……あんまり深くは考えたくない なぁ。先を覗くのが楽しみだけど怖い。そんな心境。 既刊感想:孵らぬ者たちの箱庭