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2008年06月19日(木)

[]魔術士オーフェンはぐれ旅 我が呼び声に応えよ獣

[著者:秋田禎信/イラスト:草河遊也/富士見書房 富士見ファンタジア文庫]★

 懐かしの魔術士オーフェン。アザリーとの因縁、牙
の塔との確執、ボルカン&ドーチンとの腐れ縁、マジ
クとの師弟の縁、クリーオウとの出逢い、オーフェン
がこれから繋いでゆく幾つかの縁。その始まり。
 ここだけの事件を眺めてみると、牙の塔の実力者で
あるチャイルドマンはあんなで、『天魔の魔女』こと
アザリーも最後はこんなで、割と後腐れなく。もしか
したら最初はこれ1冊で終わっても構わないって気持
ちで描かれていたのかなぁと。何となくだけど(でも
アザリーって確か後々再登場するんだっけ?)。
 逆にクリーオウやマジクとの当てのない旅立ちで締
めている辺りは、「続きを描きたい!」って気持ちの
表れなのかも? そういやこの時のオーフェンって、
アザリーとの因縁には一応決着つけてるわけだから、
目的らしい目的は無さそうだよねぇ。手の掛かる二人
を連れ立って、オーフェンは何処へ向かうのか。

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