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2008年07月03日(木)

[]ほうかご百物語2

[著者:峰守ひろかず/イラスト:京極しん/アスキー・メディアワークス 電撃文庫]★

 短編集っぽい構成ながら、秋祭りから大晦日まで地
味に季節は経過している。今後の展開を見越しての布
石みたいなもんはちらほら見受けられるんだけど、今
の所どれもこれもあまり目立って動く気配は無し。
 主に“真一がイタチさんの絵を描くと彼女が消えて
しまう”という点。時々二人の会話中で話題に上って
るし、話を大きく揺らすにはここを突っつくのが一番
良いかと思うんだけど。まあお互い別れる気は微塵も
無さそうなので、決定的な切っ掛けでも生まれなけれ
ば、当分真一はイタチさんを描かないだろうな。
 と、言うわけで。物語の質的な後退はしていないが、
かと言って前進もしておらず。学校に妖怪出た所で危
機的状況に陥る事も無く、お気楽のほほんな基本を外
れることも無く。要は白塚真一の如く「イタチさん可
愛いよイタチさん」と舐める様な視線と好意的感情で
ピュア可愛いイタチさんを愛でる事が出来ればそれで
良し。あとは赫音がもっと絡んでくれねーかなぁ。

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