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 ライトノベル読書感想メインで、稀に雑記を書いたりしてます。
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2008年07月09日(水)

[]されど罪人は竜と踊る2 Ash to Wish

[著者:浅井ラボ/イラスト:宮城/小学館 ガガガ文庫]★★

されど罪人は竜と踊る 2 ~Ash to Wish~ (ガガガ文庫)

されど罪人は竜と踊る 2 ~Ash to Wish~ (ガガガ文庫)

 やっぱりモルディーン劇場? いや、彼は今回の一 連の事件に対し直接的な関与はしてないんだけれど、 レメディウスがこうなる事を、こういう道を辿るであ ろう事を、幼き彼と盤上で相対した時に既に予知して いたのではないか? レメディウスに「いずれ十二翼 将に迎え入れたい」と提案しながら、手の内に引き込 む動きを見せなかったのは、モルディーンが望む方へ は決して進まないだろう、と見越していたから?  最悪の罠が潜む盤上のゲーム。真の意味での勝者と 言うのは、完全に盤上を支配していたレメディウスで はなく、ルールに逆らう事で盤上を引っ繰り返してみ せたガユス&ギギナでもなく……盤上で踊る彼らを掌 の上で悠々と眺めていた人物、なのだろうなぁ。  灰になり、束縛から解き放たれ、風に乗って、自由 になり、ふたりがひとつになれた事。これだけが、凄 惨な結末の果てに手に入れる事の出来た唯一の救い。 既刊感想:『されど罪人は竜と踊る』感想一覧