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2008年07月14日(月)

[]花園のエミリー 鉄球姫エミリー第三幕

[著者:八薙玉造/イラスト:瀬之本久史/集英社 スーパーダッシュ文庫]★★

 前巻までは護りのエミリー。今回は一転して攻めの
エミリー。これまで防護、逃亡、死守、など受け身な
言葉を並べる事しか出来ない状況に置かれていたけれ
ど、ようやくエミリー自ら積極的に打って出る態勢が
整ったぞ! という強い攻めの意志が感じられた。
 しかしさすがに一直線で敵本拠=ジョゼフの懐へ突
入って行動には度肝を抜かれたわ。まあエミリーらし
いと言っちゃ凄くらしい潔さだし、彼女の事だから無
策なようで攻め時と引き際は計算ずくで動いていたと
思うし。グレンにとっては気の毒な程危険な賭けだっ
たろうけど、結果良ければ全て良し……かな?
 次いでガスパールとの再会、王位継承権返上の宣誓
式、敵国ヴェルンスト王国の襲撃。と目まぐるしく進
行し、敵国襲撃が切っ掛けでラゲーネン側に結束力が
生まれ、良い雰囲気のまま次巻へ続く……と思ってた
ら最後の最後に巨大爆弾が! こりゃ次は今まで以上
に凄まじく荒れるぞー(主にエミリーの感情が)。

既刊感想:第一幕第二幕

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