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 ライトノベル読書感想メインで、稀に雑記を書いたりしてます。
 感想評点は個人的嗜好により★〜★★★の三段階で加点。
 極力避けてますが、軽くネタバラシしてるのがありましたらご容赦を。
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2010年05月30日(日)

[]星灼のイサナトリ

[著者:大樹連司/イラスト:飯沼俊規/一迅社 一迅社文庫]★★

星灼のイサナトリ (一迅社文庫)

星灼のイサナトリ (一迅社文庫)

 最初の内はあえて詳細説明取っ払って先へ先へと 進んでいた(ように思えた)からか、世界観を充分 把握するまでにちょっと梃子摺ってしまった。序盤 での洋と弥生の会話の中にあった凪やヒルコについ てや、洋が塔脱出以前に犯した罪の詳細なんかが明 らかになって、ようやく面白さに乗れたかなと。  洋の逃亡から捕鯨船カジマヤーとの遭遇に謎の少 女いさなとの出逢い、塔からの刺客との戦い、強大 な白鯨との死闘――などなど、目まぐるしく変化す る洋の状況に合わせるように、怒涛の如くのイベン トの連続で非常に面白かった。この続きも楽しみ。

[]黄昏世界の絶対逃走

[著者:本岡冬成/イラスト:ゆーげん/小学館 ガガガ文庫]★

黄昏世界の絶対逃走 (ガガガ文庫)

黄昏世界の絶対逃走 (ガガガ文庫)

 第4回小学館ライトノベル大賞『優秀賞』受賞作。  夕焼けの黄昏感は思ってたよりも得られず、そこ に存在する危機感もそれ程感じられずで。自分の命 が黄昏に持って行かれるという自覚があれば、誰し も焦燥に駆られ不安と重圧の中で日々を送っていそ うなものだけど……。既にそういう感覚を飛び越え て、諦めとか無力感が蔓延していたから、黄昏によ って死ぬ事への恐怖感も希薄だったのかなと。  ストーリー自体は正直あんまり頭に入って来なく て。話の詳細を追うよりも、カラスとメアリの会話 や情景描写から雰囲気や感覚を掴んで、そこにどっ ぷり浸って楽しむタイプの物語なのかも知れない。