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2014年01月13日(月)

[]ぼくのゆうしゃ2

[著者:葵せきな/イラスト:Nino/富士見ファンタジア文庫]★★

 トオルの発言にちょっとゾクッときた部分があり
ました。200頁の最後の会話なんですけど、普段
は年相応の無邪気さとお気楽さが前面に出ています
が、この一瞬戦慄が走るような感覚は何だったんで
しょうね。この時だけは無感情で無自覚に残酷な事
を口走っているような、精神的な危うさが垣間見え
た気がしました。セシリアもこの時過剰反応してま
したけど、どう言った心境からなのかは把握し難か
ったですね。何だかとても気になった部分です。
 今回はメインヒロインであるセシリアの登場と、
闘技都市ルザルでの世界一を決めると言われる闘技
大会のお話。もっとも闘技大会そのものより、勇者
の命を狙い裏で糸引く『魔人』なる存在を追う方が
メインでしたが。一人黒幕暴いてとっ捕まえはしま
したが、今はまだ魔人の存在自体が正体不明で謎に
包まれています。あんまりお気軽のほほんと異世界
生活満喫するってわけにも行かなさそうですね。
 そして現実世界は空気が重たい。トオルが異世界
で何を望むかにもよりますが、この母親の所に帰っ
ても良い結果にならなさそうなのがきついですね。

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