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2016年04月12日(火)

[]うーちゃんの小箱

[著者:和見俊樹/イラスト:アルデヒド/角川スニーカー文庫]★★

 第20回スニーカー大賞『優秀賞』受賞作。
 本当は、自分自身で決めなければならない事なの
に、決定権を誰かに委ねてしまう。或いは、踏み止
まっても委ねたい欲求に駆られてしまう。そうなっ
てしまう場合は、ついとかうっかりとか、簡単にあ
っさりと出来るものではないのかなと思います。
 氷見伊助の場合、こんな感じだったのではないで
しょうか。自分で決められないのを誰かに投げてい
る、とも取れますが、投げられるだけの信頼みたい
なものを相手に抱いているから委ねる事が出来るの
かも知れません。そして、受けた相手も伊助を理解
したいからこそ、背中を押してあげたい気持ちにな
れたのかなと。進む道が決められず、もどかしい思
いもあったり、色々考えさせられるお話でした。

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