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【ヒト感!!】 RSSフィード Twitter

“人は感情の生き物だ!!”というフレーズのポジティブな面に注目しています。
感情を喜ばせてくれるヒト・モノ・コトバにたくさん触れて、よりハッピーな人生を!

2012-05-19

信念とは「価値を見出し、価値を信じる力」 〜『ポケット名言集「小さな人生論」』より

「発想を、根本から変えろ!」

今週は、この言葉を何度も浴び、自問を繰り返す日々だった。


今年の4月、部署異動にともなって仕事の内容が大きく変わった。ソフトウェア開発チームのマネジャーから、ビジネス推進のリーダーへ。みなの個性や特技を最大限に発揮させる立場から、進むべき未来を描いてぶれずに指し示す立場へ。バッキンガム氏の著書にも書かれている役割の違いは、頭では分かっているつもりだったが、腹落ちや行動という意味では不十分だったのだろう。まわりの方々にも心配や迷惑をおかけした。


つまるところ、「こちらに進むのがよい」という方向性は持っていたものの、それを言葉やイメージ(あるいは数字)にして周りに十分に伝えることができていなかった。また、自分自身でも、このモヤモヤしたビジョン(らしきもの)を心の奥底から信じきれておらず、発言や行動にぶれがあったのだと思う。


そんなことを振り返っていると、先日読んだ『ポケット名言集「小さな人生論」』のなかの「信念の力」という文章が頭に浮かんできた。

価値を見出す力。

その価値を信じる力。

これこそ信念の力である。

信じ念じる力が道のないところに道をつくり、

人を偉大な高みに押し上げていくのである。 (p.29)

ポケット名言集「小さな人生論」 (「小さな人生論」シリーズ)

ポケット名言集「小さな人生論」 (「小さな人生論」シリーズ)


そう。道なき道をいく今の仕事には、「信じ念じる力」がもっと強く必要なのだ。


同書のなかでもう一ヵ所、「天が与える試練」というフレーズも心に響いた。

壁に苦しみ、悩み、傷つき、苦悶し、格闘する中で、

人は人格を成長させていく。

壁はその人の能力をさらに高め、魂を磨き、本物の人物にするために、

天が与えてくれる試練だ。                 (p.81)


すぐには解決できないかもしれない。まだしばらくは、同じように苦悶し、悩みながら進むことになるだろう。

それでも、「価値を見出し、価値を信じる」という想いを常に心に抱いて実践していけば、いつかきっと事態を好転させることができるはず。


いままさに、自分やチームの未来についても「信じ念じる力」が試されている。そんなことを考えた。



御礼

本書は、致知出版社 書籍編集部のみなさんから献本いただきました。

f:id:hito-kan:20120519120646j:image

(ご丁寧なお手紙と包装に感動!)


絶妙なタイミングで素敵なご本を贈っていただき、本当にありがとうございました。 > 関口さん、編集部のみなさん


2012/5/20追記

2011年1月から月1回の頻度で開催している社内読書会。

次回6月の課題本が、本書に決まりました。


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2012-04-22

ねばならぬこと・したいこと・やるべきこと

4月21日(土)、毎月楽しみにしている学びの場"小倉広「人間塾」in 東京"へ参加してきた。


1月からの3ヶ月は森信三さんの書籍をテキストとして、人間力を高める具体的現実的な行動(あいさつ・はい!と返事・かかとをそろえる 等)について学んだ。

今月からは安岡正篤さんの教えを学ぶ。4月の課題図書は『いかに生くべきか〜東洋倫理概論〜』(第一編 志尚−早年の倫理 まで)。

いかに生くべきか

いかに生くべきか


人間塾では、5人一組のチームにわかれて、同書のなかで大きな発見や気づきがあった箇所をお互いにシェアしていく。

昨日ディスカッションしたチームでは、なんと5人中3人のかたがほぼ同じ箇所を選んでいた。以下の部分だ。


人間にとって最悪のことは死である。「生きながらの死」である。人間は常に何事かをなし、何ものかを創造してゆこうとする力に溢れておらねばならない。そこに真個の自由がある。

 (中略)

 「目は色を、耳は声を、口は味を、すべて欲求は実現」を欲するものである。この自然の事実を何ら否定すべき理由はない。(p.98-99)

我々はむしろその生活内容をいかに豊富にするすべきか、欲求をいかに生かしてゆくかが問題で、いたずらにこれを否定するのは、まるで芽を摘んで若木を枯らしてしまうようなものである。(p.100-101)


みなさん自分に厳しいがゆえに「〜しなければいけない」という思考が強く、「これをしたい!」という願いをもてていない自分にハッとしたそうだ。


その三人の中から1名の方に代表してプレゼンしていただくこととして、この課題をどんな行動で変革していくかについてチーム内で話し合った。

休日の過ごし方や、ご夫婦の関係、お子さんから言われたショッキングな言葉など、かなりプライベートな話もきかせてもらったうえで、「どんな状況になりたいか」「何ができそうか」などがおぼろげながら見えてきた。

チームで出した結論は、「したいこと」をみつけるために、まず「よかったこと、嬉しかったこと、笑顔になれたことをノートに記録する」ということだ。僕の実践している #3good の話も多少はお役に立ったみたい。



そんな風に濃い学びを終えたあと、帰り道でふと立ち寄った書店で松浦弥太郎さんの『今日もていねいに。』を見つけた。目次をながめると、いま話しあってきたのに関係ありそうな「したいこと・やるべきこと」という章タイトルがあり、思わず購入。

今日もていねいに。 (PHP文庫)

今日もていねいに。 (PHP文庫)


この章にはこんなことが書かれている。


「やるべきこと」とは、ゴールに向かって成長していくために必要なことです。あくまで自分から発する行動で、仕事のノルマや誰かに強制された「やらねばならぬルーティン」ではありません。(略)

何かをするときは、その行動はあなたにとって「したいこと」なのか「やるべきこと」なのか、きちんと認識したほうがいいでしょう。(p.180-181)



やらねばならぬこと・したいこと・やるべきこと。

言い換えると、義務・願望・使命だろうか。

義務に追われる人生よりも、願望を追いかける人生でいたい。でも、さらにいえば、自分の願望を追いかけるだけでなく、もっと大きな使命のなかに生きていけたら最高だ。


いま心を占めていることがどのレベルのことなのか。しっかり考えて行動していきたい。


関連エントリ

2012-04-08

スーパープレゼンテーションで学んだ「30日間チャレンジ」をやってみる!

またひとつ、毎週チェックしたいテレビ番組に出合った。

NHK教育で毎週月曜23時から放送*1の「スーパープレゼンテーション」だ。

screenshot


世界を変える人々の驚きの発想を

最高のプレゼンで聞く


世界が注目するイベント「TEDカンファレンス」を題材に

プレゼンと英語を学ぶ語学教養番組


4月2日の第一回放送では、TEDのプレゼンテーションが2本紹介されていた。

http://www.nhk.or.jp/superpresentation/backnumber/120402.html


僕が激しくインスパイアされたのがマット・カッツ氏の「Matt Cutts: Try something new for 30 days」。


わずか3分30秒のプレゼンテーションだったが、「30日連続で集中して何かに取り組んでみる」というアイデアは、まさに広げるにふさわしいアイデア(Ideas worth spreading)だと感じた。

screenshot


・・・というわけで、僕も「30日間チャレンジ」をやってみることにした!


「テーマを何にしようか」を考えたときに、書店で立ち読みした雑誌GQのことをふと思い出した。そんなわけで、マイテーマは「見た目(or身につけるもの)を変化させること」に決定!(安直?笑)。


1日目の昨日は、夕方に行った理容店で「いつもと同じで」というオーダーをやめ、「髪が立つくらい短めに!」とお願いしてみた。


自宅に帰ると妻と息子から「えー、短い!!」とわれるほどだったので、何かしら変化できたみたい(笑)。


ひとまず、センスの良さ悪さや他人に気づかれるかどうかは気にせずに、毎日ほんのちょっとずつ「見た目の変化」にチャレンジしてみたい。


30日後の5月7日、どんな変化がもたらされているか(あるいは、いないのか)。

自分でも楽しみにしつつ続けてみよう。


さて、今日はどんな行動を起こそうかな。


参考

今回のチャレンジのきっかけとなった「GQ JAPAN 2012年5月号」。


"GQ" が、"GENTLEMEN'S QUARTERLY" の略だというのを初めて知った。

月刊誌なのに "QUARTERLY" とは不思議な…(笑)

*1:再放送は、毎週日曜 深夜0:45〜1:10

2012-04-01

「必要で仕方なく買うものより、欲しくて仕方ないものをつくりたい」

2011年9月に放映された「たけしアート☆ビート」を、今日になって観た。

http://www.nhk.or.jp/takeshi-art/backnumber/housou15.html


この回のゲストは、工業デザイナーの奥山清行さん。カーデザインを学び、数々のメーカーで車をデザインしたあと、ファラーリを「イタリア人以外で初めてデザインした男」と呼ばれるまでに活躍した方だ*1

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%A5%E5%B1%B1%E6%B8%85%E8%A1%8C


ビートたけしさんと楽しそうに会話するなかで、奥山さんが「これからのものづくり」についてこんな発言をしていた。


必要で仕方なく買うものより

欲しくて仕方ないものをつくりたい


すでにありあまるほど物があふれている現代。

そんなモノ余りの時代にあっても「どうしても欲しい!」と皆が希求するようなものをつくりたい。


モノづくりの一端を担う自身の立ち位置を再確認する一言だった。

死ぬまでに、「欲しくて仕方ないもの」をいくつつくれるだろうか。


奥山清行さん関連サイト

http://www.kenokuyama.jp/

http://www.kenokuyamadesign.com/

*1:以前、本ブログでも奥山さんの講演記事を紹介したことがある。http://d.hatena.ne.jp/hito-kan/20110925/moonshot

2012-03-17

ワールド・カフェは誰かの「本気」を呼び醒ます場

以前から気になっていた「ワールド・カフェ」。

ワールド・カフェ~カフェ的会話が未来を創る~


本格的に学びたくて3月15日に開催された以下のコースを受講してきた。


ワールド・カフェ・プラクティショナー養成コース|HUMAN VALUE

ワールド・カフェは、人々がオープンに会話を行い、自由にネットワークを築くことのできる「カフェ」のような空間からナレッジを創発する話し合いの方法です。米国をはじめ、ヨーロッパやアジアに普及し、ビジネスをはじめとして様々な分野で活用されています。最近では、日本においても関心が高まってきました。

 (略)

このコースでは、ワールド・カフェを実際に体験していただきながら、ワールド・カフェの原理とプロセスのあり方を探究していきます。また、具体的に提示の仕方の違いや場づくりの違いが、どのように参加者の姿勢や相互作用に影響を与えていくかも検討していきます。

(c) HUMAN VALUE


※受講中の写真*1

 f:id:hito-kan:20120318140839j:image

 (我ながら楽しげな表情!)



受講前まで「ワールド・カフェ」というと、対話技法の1つとして HOWTO に注目していた。いわゆる、「3つのラウンドで構成され、ラウンド1で話しあい、ラウンド2で他のテーブルに移動して対話し、ラウンド3で元のテーブルに戻ってきて…」という方法論の部分だ。


しかし、今回ワールド・カフェのプロセスや構造を学び、自分たちで体験してみて考えが変わった。


ワールド・カフェの本質は、そこでなされる対話や出されるアイデアそのものではなく、対話による相互作用を通じて一人ひとりに生まれる「想い」にあるのではないか。すなわち、誰かの「本気」が呼び醒まされることにある、と考えるようになった。(ちなみに、テキストの中では、次のような言葉で紹介されている)

個人とグループと全体が、ダイナミックに相互作用を起こし、個と集団と全体とが共時的に新たな意味を創発し、個々人の中で明確化される、きわめてシンプルで、原則的なアプローチ

(c) HUMAN VALUE


もちろん、ワールド・カフェの効果・効能は個人にとっての価値だけではない。参加者にとって「大切な問い」をたて、ふだんの立場や役割を超えた対話ができれば、結果的にはグループ全体としての一体感やエネルギーが湧くことにもつながるはずだ。



4月に、自身が企画・主催して、ある社内会合を開く。

ここで通常の計画共有時間のあと、第二部としてワールド・カフェを取り込むことを、受講後のいま真剣に検討している。


3月15日にワールド・カフェをともに体験*2したみなさんとは、5月にフォローアップセッションでまた再会する。そのときに、笑顔で報告できるようにしたい。



以下、当日印象に残ったキーワードをもとに、感じたことを備忘的に記述。


続きを読む

*1:写真は、ヒューマンバリューのプロセス・ガーデナーのみなさんが撮影してくださいました。ありがとうございます!

*2:この日のワールドカフェのテーマは「ワールド・カフェをホストする、私たちファシリテーターはどうありたいか?」

2012-02-19

「格好良さのヒエラルキー」と「知行合一」

このブログでも時々紹介している、朝日新聞の日曜コラム「仕事力」。

今日の紙上には糸井重里さんのコラム「喜んでもらおうよ」の第3回が載っていた。

http://www.asakyu.com/column/?id=1106


第1回第2回のコラムでは、東日本震災以降、「働くこと」に対するみなの考え方が変わってきたと語っていた糸井さん。今回は、役職や立場といった「組織のヒエラルキー(序列)」そのものが今の若者には響かなくなっていると語ったあと、こんな言葉をつないでいる。


それに代わって、ちょっと面白い言い方ですが「格好良さのヒエラルキー」はあると思う。その人の生き方が、自分のなりたい生き方と重なって見えたら、私たちは憧れ、見習いたいと思いますよね。(略) 通じる部分が見つかると、人はうれしくなってモチベーションが上がるものです。それが仕事の原点だし、人間の原点だと僕は思いますね。


この言葉には強く共感できる。

職場にも地元にも学びの場にも、そういう格好良さをもった人は確実にいる。


僕のなかの「格好良さのヒエラルキー」で最上位に位置する人には共通点があるらしい。一つは、高い志をもちそれを素直に語れること、そしてもう一つは言行一致で自らを律して実践しつづけていることだ。



糸井さんもまさにそんな方だし、今年1月から参加している勉強会“「人間塾」in 東京”の塾長 小倉広さんも僕にとってそんな方のお一人である。


昨日行われた第2回人間塾でのシーンである。

森信三さんの著書『修身教授録』のなかの言葉「知行合一(ちこうごういつ)」について、「どうすればそんな風になれるのか」をグループでディスカッションした。全グループのディスカッション内容を共有・吟味したあと、小倉さんが「私が考えるには…」と話してくれたのが次の4ステップだ。

  1. 受け入れる(=評論家にならずに、丸受けする)
  2. 小さく動く(=やってみる)
  3. 失敗する
  4. 100〜200回やり直す

本を読んだり誰かの話を聞いたりして「よいなぁ」と思ったことは、そのまま受け入れてまずやってみる。次に、当然のステップとして失敗する。ここでの失敗をあらかじめ想定しておくところが僕の中にはなかった新鮮な考え。そして、一度や二度の失敗でめげずに、100回〜200回やり直してみる。そこまでやって初めて、「こうすればいい」という知識が自身の習慣的行動として一致していくのだろう。



最初の話と合わせて考えてみるに、「知行合一」となっている習慣をより多く持っている人が、結果として「格好良さのヒエラルキー」の上位に位置するのではないか。


糸井さんと小倉さん、尊敬するお二人から別々にもらった言葉が、僕の中でこんな風に一つに溶け合った。この新たに生まれた知識(仮説?)こそ、自身の実践を通じて証明していきたいと思う。


小倉広「人間塾」について

【 人間塾発足の経緯1 】大きく息を吸い込む|小倉 広 公式ブログ」より転載。

「リーダーシップとは生き様そのものである」。真のリーダー育成は「人間力」を高める他に方法はない、との信念から開始した参加費無料の勉強会、小倉広「人間塾」。森信三、安岡正篤など、東洋哲学の薫陶を受けた偉人たちの書籍をテキストに月一回、東京、関西、名古屋で開催しています。



過去の関連エントリ(朝日新聞「仕事力」コラムつながり)

2012-01-25

寛と厳

今朝、『中国古典一日一言』で出合った言葉。

中国古典一日一言 (PHP文庫 モ 1-4)

中国古典一日一言 (PHP文庫 モ 1-4)


寛にして畏れられ、厳にして愛せらる


出典:『宋名臣言行録


「厳しくして畏れられ、寛容にして愛される」はありそうだが、逆をいっているにもかかわらず、相手にそんな風に思わせるのはすごい。


最近、上の言葉が思い当たる方に出会ったので、少しでも近づくべく記録しておこう。




■「よろしかったら、もひとつどうぞ!」