大漁、異漁。

幼児体験のない限り、ついに終生出会えない果実はあまりにも多い。     塚本邦雄『ほろにが菜時記』

09-1-3-土 《もっともっと深い悲しみ》

[][][]フランス語では男性名詞 スペイン語では中性名詞 01:06

溺れるナイフ(5) (講談社コミックスフレンド B) 溺れるナイフ(6) (講談社コミックスフレンド B) 溺れるナイフ(7) (講談社コミックスフレンド B) ジョージ朝倉の『溺れるナイフ』、キレーなヒロインがキレーな男の子とすれちがいはじめて……。

ヒロインが一人称で「つらい、つらい」、男の子にもあるだろう「つらい、つらい」を拾い上げないから、ちょっとずうずうしい別離が続く。じぶんも男の子も「美しさの盛りを過ぎた」んだと、かってな格付けをするんだけど、6巻の最後のほうで男の子──

……………

別れたっけ?

かっこえええええ台詞が、来るッ!

このずうずうしさは、もしかしたらずうずうしい女の子を描く書き手にしか登場させられないのかもしれない、な! と思う!

7巻でやっぱり男の子に絶望して、「わたしだけは戻ってやる!」とやっぱり素敵にずうずうしいヒロイン。