大漁、異漁。耀

タイトルは タトゥーのようなもの

時代。時間。時空。

読楽 2014年 09月号 [雑誌]
読楽 2014年 09月号 [雑誌]』。
鼎談、羽生善治×萱野稔人×田中章義「この国の転換点『1970年』に生まれて」

羽生 短歌の世界もそうでしょうけれど、本当にこれでいいのかという思いは常にあるんですよ。将棋のことを考えているとあっという間に時間が過ぎていってしまう。本当の本当の深いところまでをわかるのは難しいなという感覚もわかってくる。その中で、自分の知り得る所までは知りたいという気持ちはあるんですけれど。ただそれは、五里霧中というか暗中模索という感覚は、年数を重ねる程大きくなってくる。

あのころは、という回顧よりも、いまの時間にいまの自分を乗せてものをかんがえるほうがはるかに刺激的だ。