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2011-12-04
もうソフトはとっくにプロを追い越している説
ボンクラーズと対局することになっている米長会長の日記より。
プロ側の勝率20%。目を疑いたくなるような数字ですが、プロ棋士と言えど将棋倶楽部24でR2700〜2900付近、トッププロでR3100程度のはずですから、R3300オーバーのボンクラーズに勝率20%は当然の結果と言えるかも知れません。(事前の対策なしで、かつ早指しでは、ですが。)
それにしても、引退してずいぶん力が衰えているはずの米長会長が、ボンクラーズの対戦のためにリハビリ(?)に励んでいる姿は見ていて目頭が熱くなります。
しかも悪いことに、その練習用のボンクラーズは1PCです。本番では何台ものPCでクラスターを組むのでしょうから。きっとR100ぐらい違います。
米長会長より強いであろう現役棋士が20%しか勝てないボンクラーズ1PCに6,7割勝ち越すボンクラーズですよ。
しかし長い持ち時間ですと事情が違うかも知れませんし、米長会長が何か攻略を見つけるかも知れません。(入玉将棋とか)
実際のところ将棋倶楽部24でボンクラーズが負けた棋譜にはそういうハマり形もあって、ボンクラーズが負けた棋譜通りに進めるのも一つの作戦かも知れません。セコイかも知れませんが、それも勝負のうちです。
歴史的な大勝負なので1局だけではなく先後入れ替えて2局ぐらいやって欲しいところです。(3局やるとボンクラーズ側は同じ進行で2回負かされかねませんので…)
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「持ち時間が長ければ勝てる」...は我的には妄想だと思いますね。
チェスソフトの歴史を振り返ってみると、
1.考慮時間関係無しにとにかく弱い
2.考慮時間が長いなら強い・考慮時間が短いなら弱い
3.考慮時間に関係なく強い...逆に短時間の場合、人間降参
...の順を経て強くなって来ました。現在将棋ソフトは(3)の入り口に居ると推測されます。
あと、よくチェスで言われるような、コンピューター側のiteration深さが1深くなるごとにR200ぐらい上がるというのは置換表が溢れなくて、かつ、評価関数がそこそこ妥当な場合のみで、そんなに長い持ち時間ですと4GB程度の置換表ですと1回の考慮中に溢れかねませんし、評価関数も将棋ですと入玉絡みで、いくら先まで読んでもどうしようもなくおかしいということは十分ありえますので、今回のように人間側が事前に研究できるのであれば話はそう単純ではないと私は思います。