Critique of Games メモと寸評

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ラブプラスはチューリングテストに合格するのか

 ゲームAIの専門家、miyayouさんに僕がtwitterDQNに質問したのを、epics_jpさんがまとめてくれた。*1
http://togetter.com/li/831

 質問したかったのは、ラブプラスはある種のプレイヤーにとっては、生々しく感じられるものを提供しているという意味で、プレイヤーの認識の中には、凛子や寧々さんが「現れ」ている。では、そのような「現れ」は、チューリングテストに合格している、と言えるのかどうか、という話で、
 miyayouさんの答えとしては、それは主観的知性illusion of intelligence、客観的知性、ユーザーのリアルな知性体験みたいな概念化は分けて考えるべきで…みたいな。

 僕がわからない、と何度も言っているのは、主観的に知性だと認められるという次元と、ユーザーのリアルな知性体験という次元はどう違うのか?という話で、そこは、「知性」という概念の範囲をどのように了解すればいいか、というようなところで落ち着きますよね、みたいなところでとりあえず落着。

*1:しかし、応答では凛子が例に挙げられていたが、epics_jpさんのまとめタイトルではいつのまにか、「寧々さんに知性をもっているか」になっていた。