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2008-04-07(Mon)

《慈母曲》

[][]《慈母曲》

林楚楚、張翼、劉繼群、陳燕燕、羅朋 朱石麟・羅明佑:監督 1936年 モノクロ 国語 聯華


夫婦には2人の娘と4人の息子がいる。父は三男を嫌い、酒を飲んではいつも怒ってばかり、学校も途中までしかいかせなかった。ある日、父はある男とつるんで村の者から米を盗もうとした。たまたま通りかかった三男は、父を逃がし、さらには自分が身代わりになって1年の刑に。刑務所を出ると父は亡くなっており、母が辛うじて生計をたてていた。盗みをはたらいたと思われている三男を誰も雇ってくれない。いまは医者になっている長男に母を預けて他所へ働きにいくほうがいいと勧められ、母を預けることに。長男は三男に働いた金を母の為に送ってよこすようにと話す。三男が金を送ると長男は金をねこばばした上に母を厄介払い。母は二男を尋ねるが二男の嫁とうまく行かない。息子、娘の家にも居所が無く、ついには身よりのない老人をひきとる老人院に住むことになっていた。家に戻った三男は家が人手に渡り、母の居所が分からず、長男、二男を問いつめていくのだった・・・・。


これまた分かりやすいストーリーで字幕がなくてもほぼ分ってしまう。6人も子供がいるのに、まっとうなのは1人だけ。父親は調子のいい長男ばかりを可愛がる。こすくてずる賢い長男、スーツに身を包み、かっこよく生活しているようだが、嫁にいいようにされている次男。この次男は《國風》のドラ息子と同じ俳優。ポマードで撫で付けた髪はトレードマークなのだろうか。がたいの大きい三男が一番心優しく両親のことを思っている。最後には三男が村人の前で長男をたしなめて、めでたしめでたし。昔、テレビドラマあたりでも年老いた母をたらい回しにする話しがあったような気がするが、どこの国でも同じということか。2008.3.29@香港電影資料館「大時代小故事:朱石麟的電影世界


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