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2008-04-25(Fri)

《六樓后座2 家属謝禮》

[][]《六樓后座2 家属謝禮》

田原(ティエン・ユエン)、江若琳(エイレン・コン)、ILove You Boyz(Donald、阿占)、農夫(陸永、C君)、羅仲謙(ヒム・ロー)、侯煥玲、[登β]梓峰、鄭融(ステファニー・チェン)、曾志偉(エリック・ツァン)、伍允龍(フィリップ・ン)、棒棒堂、林嘉欣(カリーナ・ラム)、盧巧音(キャンディ・ロー)、周俊偉(ローレンス・チョウ)、森美(サミー)、Freeze,黄百鳴(レイモンド・ウォン) 黄真真(バーバラ・ウォン/ウォン・チャンチャン):監督


中環の某ビルの六樓后座に住む若者たち―歌手になりたが一向に曲が作れないKay(田原)。インタビュー相手の名前もまともに書けない記者の阿之(江若琳)。売れていないHip Hop歌手・農夫(農夫)。監督にアイディアを盗まれるADBon Bon(Donald)。社長と喧嘩して会社を辞めた彭爺(阿占)。

ある日Kayの彼氏peter(伍允龍)の祖母の葬式に参列した彼らは、たいくつな葬式を見て、あるアイディアを思いつく。偶然知り合った葬儀屋の萬(曾志偉)に「Happy Funeral」をプレゼンをすると、萬は若者の提案が気に入ったらしく、1000万の予算で詳しいプロポーザルを見せてくれという。いい気になった彼らは、きちっと詰めることなく、適当に葬儀をやってみせようとした。それを見た萬は大いに怒ってしまった。さらに彼らを可愛がってくれている大家のSuzy(侯煥玲)が倒れてしまった・・・。


前作を踏襲して六樓后座に住む若者たちを描く。前作では、自らの夢の実現になんとか向かって行く若者たちを描いた。今回は「死」から遠いところに居る若者たちが、人の死(葬儀)を通して精神的に成長していく姿を描く。

前作を見たときには、今時の若者を描いた映画としてなかなか面白かった。このところ、なぜか若者を描いた映画が多く上映されており、その中ではまあまあというところか。前作では林嘉欣演じた役に当たるのが田原の役だと思うが、それにしては田原の比重はそれほど多くない。たぶん年相応の役なのだろうが、彼女の魅力は今ひとつ伝わっていない。意外に芸達者だったのがその田原を好きになる陸永。当たり演技で田原にまけていない。あと出番は少ないが鄭融。私は彼女は面白いと思っているのだが・・・。


個人的には、いくらバカでも他人の葬儀で携帯で遊びまくりはなかろうと、若者たちの行動がとてつもなく腹が立つのだが、それはさておいて、今回も大家Suzyを演じる侯煥玲(実年齢86歳だか87歳だか)にすべてを持っていかれて話しは終わる。やはり年輪を重ねるた人は魅力がある。


なお、「家属謝禮」は「ご家族が一礼を」(家族の方が来客にお礼を言うという意味)。葬儀の時に人がやってくると、「有客到。一鞠躬、再鞠躬、三鞠躬、家属謝禮」というあれ。2008.4.25@新寶戲院


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