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2008-10-12(Sun)

《劫匪》

[][]《劫匪》《晨午暮夜》

譚家明がTVBで撮ったドラマ。

《劫匪》

黄元申、張雷、何璧堅、任達華、李家鼎 譚家明:監督 1976年 (CIDシリーズ)  

CIDたちがたまたま強盗の現場に通りかかり、金を持って逃げた犯人の1人を追いつめ、犯人は高みから飛び降り足を骨折し警察に捕まる。他のものたちは捕まった男が仲間の名前を白状するのではと恐れ、彼の妻を訪ねる。同じく警察も妻を訪ね仲間の名前を聞き出そうとする・・・。


《晨午暮夜》

譚家明:監督 1976年 (CIDシリーズ)

〈晨〉任達華、鄭子敦、陳嘉儀、呂慕勤、程乃根

〈午〉張雷、黄耀楷、王麗娟、葉夏利

〈暮〉何璧堅、韋以茵、陳麗馨、檸檬

〈夜〉黄元申、陳喜蓮、馬劍棠、陳燭昭、於洋  


1日を朝、午後、夕方、夜にわけ、CIDの一人ずつを主人公にした物語。朝には親に虐待された子供家族を訪ね、昼にはビルの屋上で少女にいたずらしようとする男を捕まえ、午後には養老院で傷害事件が起き、夜には自動車事故で同僚の妻がはねられる。


デビュー間もない任達華が若く顔がとても猿っぽい&今から考えられないくらい台詞が下手(笑)。《劫匪》は映画的で、すでに後の譚家明の映画で見られる左右対称の構図などがすでに登場している。《晨午暮夜》では〈午〉に登場するいたずらされる13歳の少女の供述は、少女のはすっぱぶりがすごい。これをテレビで放送していたなんて、素晴らしい時代だった。2008.10.11@香港電影資料館「蛍幕新潮 ─ 譚家明的電視影片」


■□08年に見た映画一覧□■


[][]《甜言密雨(Sweet Rain 死神の精度)》

金城武、冨司純子、小西真奈美、光石研、石田卓也、村上淳、奥田恵梨華、吹越満 筧昌也:監督


日本では公開済みなのでストーリーは省略。小説は読んでいた。

ある小説を基した映画では往々にして小説のイメージと映画のイメージの違いに戸惑うことが多い。この映画ではもちろん小説を読んで得たそれぞれの人物イメージと映画の中のイメージには「ずれ」があるのだが、その「ずれ」は「あ、なるほど」と思えるずれで見ていてとても嬉しいずれだった。

元の小説から3つの物語ピックアップし、3つを関連付け年代も変えたことが、小説とは違う世界を作り上げるのに成功している。特に2話目は死神の調査対象であるヤクザの藤田(光石研)が本来主人公であるべきところを、子分の阿久津(石田卓也)に焦点をもっていくようにしている。2話目を見ると、観客はこの後も物語が繋がっていくに違いないと思い、3話目でそれを確信する。そして3話目に登場する冨司純子がとてもいい。冨司純子ってこんなにいい女優だったのかと再認識した。

最後に金城武は、浮世離れした役はぴったりだが、相変わらず滑舌が悪い。時々何を言っているのか分からず、思わず中文字幕を読みそうになった。2008.10.11@Palace Ifc(香港亞洲電影節)


■□08年に見た映画一覧□■


[][]《黒幇有個荷李活 (The Magic Hour)》

佐藤浩市、妻夫木聡、深津絵里、綾瀬はるか 三谷幸喜:監督


ストーリーは省略。

(感想はのちほど)2008.10.11@Palace Ifc(香港亞洲電影節)


■□08年に見た映画一覧□■