2008-11-09(Sun)
■[見る][香港映画]《烈日當空》
廖柏榮、王敏奕、林耀聲、胡詠東、陳耀榮、[山/今]珈[王其]、梁暁豊(アンジョー・リョン)、[ネ四/羽]天揚、余敏鳴、谷祖琳(ジョー・クー)、米雪、張満源、尹揚明(ヴィンセント・ワン) 麥曦茵(ヘイワード・マック):監督
「九降風之香港編」として香港國際電影節で上映されているが、電影節バージョンを少し手直ししている。大まかな感想は初見(id:hkcl:20080402)と変わっていない。色が調節してあり、電影節バージョンより少しドラマティックに見える。
若干23歳の監督がこれだけのものをまとめあげたことが驚き。初見の感想にも書いたが、監督の麥曦茵はとてもクレバーな人。事前の調査もしているようで、主人公たちの性格付けもバラエティに富んでいる。公式サイトを見ると分かるが、登場人物たちの性格付けには、映画には描かれていなくとも、家庭環境も考えられていたことがよく分かる。それが主人公たちの性格を立体的でリアリティのあるものにしている所以だろう。そして何より映画では、17歳の少年少女たちは一見おとなのように見えるが、実はまだまだその中身は子供で親の愛情が何よりも必要なことも、さらに友情が大切なことがよく描かれている。
さらに、それぞれに相応しい俳優たちを探してきて、的確に演じさせる力も持っている。どうやって出演者たちの感情をコントロールしたのかと聞かれて、「企業秘密」などと答えるあたりは、なかなか面白い人だ。
映画は曾志偉(エリック・ツァン)が企画、台湾・香港・中国大陸で同様の題材で撮影する「九降風」シリーズの1本。しかし映画会社は宣伝にはお金をかけてくれないようで、自分たちでブログを作ったり、サイトを作ったり、さらに映画を持って学校を回り上映、討論会を開くなど地道な努力をしている。上映館は百老匯電影中心だけ。by 2008.11.3@香港藝術中心(IFVA優先場)&2008.11.9@百老匯電影中心
■□08年に見た映画一覧□■
ところで、もっとも出来がいいらしい「九降風之大陸編」はいったいぜんたいどうなっているのだろう。
























































何の知識もなく見た『烈日當空』。
いつもブログを拝見させて頂いてますが、見ることのないだろう作品は頭に入っておらず、昨晩の解説、帰国してからのブログ拝見で改めて「素晴らしい才能」と感じ入っております。
先日のTIFFで上映されなかったのが不思議な作品です。
日本語字幕、プログラムでの日本語解説と是非にも一般公開を願いたいと思いました。
TIFFっていえば彭浩翔で、Filmexでは杜[王其]峰ばかりかけてないで、もっと新しい監督の作品を紹介すべきじゃないでしょうか。今の香港映画を紹介するなら、
《天水圍的日與夜》《圍城》(比べて見よう)
《性工作者十日談》《性工作者2 我不賣身 我賣子宮》
《烈日當空》《愛情萬歳》《獨家試愛》《十分愛》《我的最愛》
あたり上映してほしいですね。
さらにおまけとして《第一誡》《一半海水、一半火焔》も。