人間喜劇

《人間喜劇》杜汶澤(チャップマン・トー)、王祖藍(ウォン・ジョーラム)、薛凱琪(フィオナ・シッ)、羅凱珊(カーマ・ロー)、許紹雄(ホイ・シウホン)、C君、李力持(リー・リクチー)、郭子健(デレク・クォック)、羅永昌(ロー・ウォンチョン)、鄭保瑞(チェン・ポウソイ)、黄又南(ウォン・ヤウナム)、呉嘉龍(カール・ン) 
陳慶嘉(チャン・ヒンガー)・秦小珍:監督


ストーリーは映画祭の時を参照(id:hkcl:20100331)。2回目でも面白く笑った。
王祖藍は《矮仔多情》(id:hkcl:20090627)より遙かにいい。口八丁な王祖藍は、話し出すと実はかなりうるさい。薛凱琪相手に、もじもじしたりおびえたりと、彼に話をさせなかったのがよかったのかもしれない。前髪たらして眼鏡をかけさえたのもポイント高いし、衣装もカジュアルで、純粋で可愛い坊やに見える。杜[シ文]澤は、やはり自分はかっこいいと思っているふしがあるが、今回は太めの体を文字通り張って見せたことで、かっこよさげな振る舞いも吹き飛ばされていた。
なお、脚本家の王祖藍が呼ばれていくと、そこには李力持扮する峰という名の監督がいるのだが、本物の殺し屋として登場するのが羅永昌と鄭保瑞だというのを見ても、この監督はやはり杜琪峰ということか・・・。 
2010.7.9@旺角百老匯


■□10年に見た映画一覧□■