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2015-06-02(Tue)

《追憶と、踊りながら》

[][]《Lilting》(追憶と、踊りながら)(輕輕搖晃)

ベン・ウィショーチェン・ペイペイ(鄭佩佩)、アンドリュー・レオンピーター・ボウルズ ホン・カウ:監督 2014年


カンボジア中国人ロンドン介護施設でくらしているジュン(鄭佩佩)は、息子のカイ(アンドリュー・レオン)が尋ねてくるのが唯一の楽しみ。本当は息子と一緒に暮らしたいのだが、息子が今一緒に暮らしている友人リチャード(ベン・ウィショー)の事が嫌いで同居はできないと思っている。ある日、そのリチャードがジュンを尋ねて来る。英語の出来ないジュンと中国語の出来ないリチャードは会話が成立しない。リチャードは施設の職員からジュンには最近アラン(ピーター・ボウルズ)というボーイフレンドが出来て、毎日のように一緒にいると聞きいて、通訳女性を頼むことにした・・・


愛、コミュニケーション記憶家族・・・さまざまなものを考えさせられる映画だった。

かつて女侠を演じていた鄭佩佩がその芯の強さを持ったまま、年老いた哀しさと息子への愛とある種のあきらめを余すところなく表現していた。この映画を観るとこの役は彼女以外に考えられない。そんな素晴らしい演技だった。こんな素晴らしい女優がいながら、香港映画界は誰もこういう役を彼女にオファーしなかった(こういう映画も撮っていない)。香港の映画界はもう少しいろいろ考えた方がいいと思う。本当に強くそう思う。

2015.06.02@新宿武蔵野館

■□15年に見た映画一覧□■

2013-04-17(Wed)

《香港定期船》

[][]《香港定期船》

オーソン・ウェルズ、クルト・ユルゲンス、シルヴィア・シムズ ルイス・ギルバート:監督 1959年 DVD


薄汚い身なりの男(クルト・ユルゲンス)がサンパンから起き出して、街のバーに入っていく。「酒をくれ」という男にバーテンダーは「コンラッドさん、つけが溜まってますからお酒はおだしできません」と突き放す。怒ったコンラッドが店員をなぐり、店は大混乱、駆けつけた警官に逮捕される。警察につかまるのも数回目のコンラッドは香港追放処分を言い渡され、セシル(オーソン・ウェルズ)という巨漢が船長を務めるマカオ行きフェリーに乗せられる。ところがマカオについてみると今度はマカオ政府からも入国を拒否され香港へ逆戻り。しかし香港でも当然入国できず、船の中で寝泊まりするはめになるのだった・・・。


途中から物語りは、よれよれのどうしようもない男が嵐から船と乗客を救い、さらには海賊をも退治していまうというダイハード風な物語になる。そしてこんなよれよれ男を信じてくれる美人の小学校の教師とのロマンスもあり。

機関士(ジェレミー・スペンサー)は海の男。港みなとに女ありで、香港とマカオに妻と子供ががいるという設定。「滞在時間が短いにのどうして?」と聞くと「時々天候が悪くて足止めを食らうだろう」という(笑)。船長もその実は・・・。香港には他国で食い詰めた男たちが吹きだまっているというわけだ。

中古DVD屋で救出した500円のDVD。香港定期船といいながら香港ロケなどないだろうと思ったが、さすが宗主国の映画、香港でロケしていた。ただし80%は船の中だが、マカオ行きフェリーと乗り場が克明に描かれている。当時、マカオまではフェリーで4時間半だったようだ。見所は当時のフェリーとちょっとだけ映る香港の街並みとマカオの風景あたりか。香港からは喬宏(ロイ・チャオ)が海賊(というかチンピラという雰囲気)役で出演している。


■□13年に見た映画一覧□■


2012-02-04(Sat)

楊紫瓊。

[][][]《The Lady(昂山素姫)》(The Lady 引き裂かれた愛)

楊紫瓊(ミッシェル・ヨー)、デヴィッド・シューリス、Jonathan Raggett、Jonathan Woodhouse、Susan Wooldridge、Benedict Wong Luc Besson(リュック・ベッソン):監督


日本でも公開になるらしいので、詳しい物語は省略。母の面倒を見るためイギリスから帰国したアウンサンスーチーは祖国の惨状を目の当りにする。さらに亡き父の支持者たちからの懇願もあり、ミャンマーにとどまることを決め政治活動を開始するが、彼女の存在をうとましく思う軍事政権はさまざまな手段を使ってなんかと彼女を排除しようと考える。


この日は上映後、監督と楊紫瓊を交えてQ&Aがあった。

なによりも楊紫瓊の努力を称えたい。顔のつくりがもともと似ているのだが、写真や動画を見ながら、歩き方や仕草などさまざまな動作をまねし、さらにミャンマー語も学習して映画に臨んだという。彼女はこの企画の話を小耳に挟んだ時、「これは私がやるべき映画だと思った。制作は誰なのかと捜すと、あちらも私を捜していた」というから、相思相愛な人選。カンフースターとしてしか認識されていない彼女だが、この映画ではもちろんアクションは一切ない。自国と家族を愛して、静かに戦いを続ける一人の女性を丁寧に演じている。映画が進むにつれて彼女の顔がどんどんアウンサンスーチーその人に見えてくる。この日、会場にミャンマー出身の人がおり、楊紫瓊の英語なまりのミャンマー語は素晴らしいと褒めていた。

タイに作った自宅セットは、さまざまな資料を参考にして作った。「写真を見ながらメジャーではかった」と冗談まじりに監督は話していた。後になって分かるのだが、このセットは実際のアウンサンスチーの家と寸分違わなかったそうだ。唯一ちがっていたのはカーテンの色だったとか。また服装についても写真を元に作っていったそうだ。

ベッソンはこの映画の中国公開について質問され、「外国映画の公開は25本(もっと多かった気もするが?)と決まっているから、その中には入るのは難しいだろう」と政治的なことを理由にはしていないが、この映画から六四や劉暁波を連想するという声もあり、大陸での上映はやはり難しいのだろう。

2012.2.4@The Grand Cinema(優先場)


■□12年に見た映画一覧□■


2009-02-28(Sat)

《一百萬零一夜》

[][]《一百萬零一夜(スラムドッグ$ミリオネア)》

デヴ・パテル、フリーダ・ピント、マドゥール・ミッタル、イルファン・カーン、アニル・カプール ダニー・ボイル:監督


ストーリーは省略。台詞も多くなく、英語部分も難しくなくてホッ(汗)。

アカデミー賞受賞と鳴り物入り。導入部分は面白かった。その後どんなにすごいのかと期待したが、「えっ?」。クイズにひっかけて、インドのさまざまな問題と現状を描いていくという構成の勝利なのだと思うが、そこがわざとらしくて鼻白む。前評判がなければ面白く見たのかもしれないのだが。2009.2.27@旺角百老匯


■□09年に見た映画一覧□■


2005-06-20(Mon)

紅楼劇場

[][]劉嘉玲《艾夫人》撮影か?

劉嘉玲、エロティック映画《艾夫人》を撮影か

インターネットの報道によると、イギリスが出資するエロティク映画《艾夫人》の主演女優に劉嘉玲(カリーナ・ラウ)をオファーしているという。この映画は1930年代の上海の富豪の女性と外国人教師の愛情物語。劇中にはかなり大胆なシーンが多いという。劉嘉玲は脚本を受け取っており、現在検討中。劇中の露出度如何では断る可能性もあり、白霊(バイ・リン)が主演女優の第二候補だという。

またこの映画は台湾で撮影され、監督は英国籍のシンガポールの監督、葉錦添(イップ・ガムティム)が美術監督をつとめる。by 2005.6.20「明報」

白霊と劉嘉玲ではかなりイメージが違う。劉嘉玲は色っぽいが、露出はしないだろうから、露出できる女優で選ぶなら白霊だろう(いつでも裸同然の格好)。

さっぴぱさっぴぱ 2005/06/21 10:24 白霊、いつも涼しそうですね。

BasilBasil 2005/06/21 12:53 >いつでも裸同然の格好 …わはは。まさに。PLAYBOY誌でヌードになりましたね、先日。思ったより若いのにびっくり、30後半〜40代かと。

茶通茶通 2005/06/21 22:58 白霊って《アンナと王様》で脱いでなかった?

BasilBasil 2005/06/22 00:55 えーと、脱いではいませんねぇ。頭ヌード=スキンヘッドは見事でした。王様ユンファが白霊を誘うシーン、ユンファの視線もなかなか艶っぽいですが、見上げる彼女の目付きは女豹そのものだったような(笑)。

2005-02-22(Tue)

香港公園近く

[][] 周潤發、カーボーイに

周潤發4月にはメキシコでカーボーイ

周潤發(チョウ・ユンファ)の妻は、昨日新しいヘアサロンのオープニングに出席した。店内には周潤發の撮った写真が8つ飾られているので、周潤發の妻が開店祝いに駆けつけた。周潤發は今年4本の映画を撮影すると妻は話した。また《華工血涙史》は来年撮影するという。「發哥は4月にはメキシコへ行きイギリス映画を撮影、カーボーイに扮する。毎日ジョギングしていてすでに10ポンド痩せた。バレンタインは家で食事をして祝いました。プレゼントはありませんよ。楽しかったかって? そりゃ毎日バレンタインですもの」。またおめでたの噂には笑って「食べ過ぎよ。ダイエットはしないの。夫がよければいいから。今は毎日大きな子供をあやしているんだから、生まないわよ」と話した。by 2005.2.22「太陽報」

というわけで、髭はこのイギリス映画のためというわけですね。明報では映画の題はそのものズバリ《CowBoy》になってますが・・・。もうひとつこんなのもあるようだけど。

ところでこのヘアサロンは、Hair Cultureですね、ここのトップの人が周潤發の髪をカットしてるらしいから。飾られている写真はどれも「髪」を主題にした作品。新しい店舗はどこにできたんでしょうか。

2004-10-16(Sat)

立法會大楼

[][][] 真田広之《The White Countess》に

上海で撮影の始まっているジェームス・アイボリー監督《The White Countess》、(id:hkcl:20040912#p1)木村拓哉が出演かと伝えられていたが、最終的には真田広之になった。

真田が扮するのは1930年代の上海の日本のスパイ。木村から真田になった理由を監督ははっきりとは説明していないが、国際的に知名度のある日本の俳優に演じてもらいたかったとだけ話した。また、真田の《ラストサムライ》の演技は評価出来るとしている。マスコミの間では、スケジュールの関係ではといわれており、真田が扮する役はかなりな英語能力が求められている。木村の英語の能力はカンヌの例を見ても分かるとおり、真田は1999年にはイギリス、シェークスピアシアターに出演した唯一の日本の俳優である。

真田はつねに脚本を手放さず、英語教師に発音について細かく聞いており、台詞はすっかり入っている様子。by 2004.10.15「sina.com」抜粋

と言うわけで、真田に落ち着いたようです。真田広之なら英語は一応心配ない。木村拓哉では台詞は吹き替えですね。真田ってことで、俄然見たくなったりして(笑)。

2004-10-05(Tue)

建設中@銅鑼灣

[][][][]

ここ2日ぐらい「木村拓哉」「The White Countess」の検索でやってくる人多し。え〜とこれは、Monkey Peachesを見て頂戴。撮影は始まったようですが、木村拓哉については、いまだオファー中とあります。それより任達華の名前に激しく反応(笑)。カメラはドイルらしい。

ここを開けると、《頭文字D》関連の報道も出てます。

takutaku 2004/10/07 16:54 今日あたりから(日本の)芸能ニュースで盛んに流れ始めた《2046》。カンヌよりキムラくんの出番が3倍増えたそうですが、そう聞くと3倍増えてどう違うのか、カンヌ版も見たくなります(笑)日本語というより、キムラくん独特の台詞回しが映画全体の流れにマッチしているのかがポイントなのかも?

2004-09-12(Sun)

上海街視藝空間

[][][] 木村拓哉、上海で映画撮影??

《2046》の撮影が終わった木村拓哉、次はジェームス・アイボリーで撮影。これはカズオ・イシグロが脚本を書くもので、失明したアメリカ人外交官とロシアを追放された伯爵夫人の愛を描く《The White Countess》。他にはレイフ・ファインズ、イギリスのベテラン女優、ヴァネッサ・レッドグレープなどが出演する。

この映画、上海影視樂園のセットで一部を撮影する。製作費は2億3千万香港ドルにのぼる見込みで、ジェームス・アイボリーのMerchant Ivory映画と上海影廠がそれぞれ900万香港ドル出資する。木村の役は、中国に侵略している日本の軍人(将校?)の可能性が高い。by 2004.9.12「東方日報」

IMdbにも載っていて、映画は作られつつあるようす。しかし、ありがちな日本人軍人役(笑)。これが竹野内豊でも何の不思議もないが。「東方」はどっから仕入れてきたネタなのか?? 眉唾記事か?? これ1930代の上海が舞台のようなので、上海影視樂園のセットというのは、上海外灘のオープンセットのことだと思われます。→http://www.sfs-cn.com/filmpark/

王家衛の方は、次回はニコール・キッドマンだとか。彼女自身が「フィガロ」に語ったそうだ(2004.9.11「蘋果日報」による)。

仙 2004/09/12 23:44 ブログになって初めての書き込みです。「醤爆」にひかれてやってきました(笑)。あの存在感あり過ぎの顔だち&体型で笑いを持って行ったのでしょうか? それと田啓文さんの名前クレジット「Tenky Tin」だったでしょうか(笑)って、そんなんチェック入れるのはオレだけか?(爆)

茶通茶通 2004/09/13 00:06 仙さん、ようこそ。英文はチェックしなかったっす(笑)。「醤爆」は、ずっと頭がシャンプーだらけで、首を振ってシャンプーの泡を飛ばすのです。全体に前より太ったみたいで、あの時のようなインパクトはなかったです。なんか可愛らしくなってました。

茶通茶通 2004/09/13 15:33 キムタクの記事で人名を訂正(恥)。そしてこの記事の元はどうやらhttp://www.monkeypeaches.com/らしい。