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2018-03-17(Sat)

[][][][][][][][][][] 第十二屆亞洲電影大獎発表

◎最佳電影

  1. 《嘉年華》(天使は白をまとう)(フランス中国大陸
  2. Newton》(インド
  3. 《その後(The Day After)》(韓国
  4. 《3度目の殺人》(日本
  5. 《芳華》(中国大陸)

◎最佳導演

  1. 陳凱歌《妖貓傳》(空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎)
  2. 張艾嘉《相愛相親》
  3. 許鞍華《明月幾時有》
  4. ホン・サンス《その後》
  5. 石井裕也《夜空はいつでも最高密度青色だ》
  6. 馮小剛《芳華》

◎最佳新導演

  1. 文晏《嘉年華》
  2. アヌチャー・ブンヤワッタナ 《Malila: The Farewell Flower
  3. 黃信堯《大佛普拉斯》(大仏+)
  4. 董越《暴雪將至》(迫り来る嵐)
  5. 許宏宇《喜歡、你》(恋するシェフの最強レシピ
  6. 岸善幸 《あゝ、荒野

◎最佳男主角

  1. キム・ユンソク《1987: When the Day Comes》
  2. スコラワット・カナロット《Malila: The Farewell Flower》
  3. ラカマー・ラオ《Newton》
  4. 古天樂《殺破狼、貪狼》
  5. 段奕宏《暴雪將至》

◎最佳女主角

  1. 蒼井優彼女がその名を知らない鳥たち
  2. 張艾嘉《相愛相親》
  3. マーシャ・ティモシ《Marlina the Murderer in Four Acts》(殺人者マルリナ)
  4. キム・ミニ《その後》
  5. 周冬雨《喜歡、你》

◎最佳男配角

  1. ユ・ヘジンタクシー運転手 約束は海を越えて》
  2. 耿樂《嘉年華》
  3. 田壯壯《相愛相親》
  4. 彭于晏《明月幾時有》
  5. ヤン・イクチュン《あゝ、荒野》

◎最佳女配角

  1. チェ・ヒソ《パク・ヨル(Anarchist from Colony)》
  2. 杉咲花《無限の住人》
  3. 張雨綺《妖貓傳》
  4. 呉彥姝《相愛相親》
  5. 広瀬すず《三度目の殺人

◎最佳新演員

  1. 周美君《嘉年華》
  2. チュティモン・ジョンジャルーンスックジン《頭脳ゲーム》
  3. イム・ユナコンフィデンシャル/共助
  4. 凌文龍《黃金花》
  5. 木下あかり《あゝ、荒野》
  6. 鍾楚曦《芳華》

◎最佳動作電影

  1. 《神と共に》
  2. 《無限の住人》
  3. 《繡春刀II:修羅戰場》(修羅 黒衣の反逆)
  4. 《殺破狼、貪狼》
  5. 奇門遁甲

◎最佳編劇

  1. ファン・ソング《パク・ヨル》
  2. Tanida HANTAWEEWATANA, Vasudhorn PIYAROMNA, Nattawut POONPIRIYA《頭脳ゲーム》
  3. 張艾嘉、游曉穎《相愛相親》
  4. Mayank TEWARI、Amit V MASURKAR《Newton》
  5. 嚴歌苓《芳華》

◎最佳剪接

  1. 李念修《報告老師!怪怪怪怪物! 》
  2. 雪蓮、鄺志良《明月幾時有》
  3. シン・ミンギョン《ザ・キング
  4. 是枝裕和《三度目の殺人》
  5. 張蒞《芳華》

◎最佳攝影

  1. 曹郁《妖貓傳》
  2. ユヌス・パソラン《殺人者マルリナ》
  3. キム・ジヨン《南漢山城(The Fortress)》
  4. 中島長雄《大佛普拉斯》
  5. 瀧本幹也《三度目の殺人》

◎最佳原創音樂

  1. ジョー・ヨン・ジェウク《タクシー運転手 約束は海を越えて》
  2. 文子《嘉年華》
  3. 久石讓《明月幾時有》
  4. 林生祥《大佛普拉斯》
  5. 岩代太郎《あゝ、荒野》

◎最佳造型設計

  1. SHIM Hyun-sup《パク・ヨル》
  2. ラーマ・ラージャマウリ プラシャーンティ・トリピルネーニ《バーフバリ 王の凱旋》
  3. 前田勇弥《無限の住人》
  4. 陳同稃《妖貓傳》
  5. 陳顧方《奇門遁甲》

◎最佳美術指導

  1. リー・モック・ウォン《神と共に》
  2. 屠楠、陸葦《妖貓傳》
  3. Frans PAAT《殺人者マルリナ》
  4. 種田陽平《三度目の殺人》
  5. 陸文華《喜歡、你》

◎最佳視覺效果

  1. JIN Jong-hyun《神と共に》
  2. Ankur SACHDEV《バーフバリ 王の凱旋》
  3. 小林真吾《銀魂》
  4. 石井教雄《妖貓傳》
  5. 黃美青、包正勳《報告老師!怪怪怪怪物! 》
  6. JANG Seong-ho、PARK Young-soo、SON Ohh-young《奇門遁甲》

◎最佳音響

  1. 王鋼《繡春刀II:修羅戰場》
  2. Khikmawan SANTOSA《殺人者マルリナ》
  3. 杜篤之、呉書瑤 、杜均堂《報告老師!怪怪怪怪物!》
  4. チェ・テヨン《南漢山城》
  5. 杜篤之、呉書瑤《大佛普拉斯》

2018-01-11(Thu)

[][][][][][][][][][] 第十二屆亞洲電影大獎入圏名單

◎最佳電影

  1. 《嘉年華》(天使は白をまとう)(フランス中国大陸
  2. Newton》(インド
  3. 《その後(The Day After)》(韓国
  4. 《3度目の殺人》(日本
  5. 《芳華》(中国大陸)

◎最佳導演

  1. 陳凱歌《妖貓傳》(空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎)
  2. 張艾嘉《相愛相親》
  3. 許鞍華《明月幾時有》
  4. ホン・サンス《その後》
  5. 石井裕也《夜空はいつでも最高密度青色だ》
  6. 馮小剛《芳華》

◎最佳新導演

  1. 文晏《嘉年華》
  2. アヌチャー・ブンヤワッタナ 《Malila: The Farewell Flower
  3. 黃信堯《大佛普拉斯》(大仏+)
  4. 董越《暴雪將至》(迫り来る嵐)
  5. 許宏宇《喜歡、你》(恋するシェフの最強レシピ
  6. 岸善幸 《あゝ、荒野

◎最佳男主角

  1. キム・ユンソク《1987: When the Day Comes》
  2. スコラワット・カナロット《Malila: The Farewell Flower》
  3. ラカマー・ラオ《Newton》
  4. 古天樂《殺破狼、貪狼》
  5. 段奕宏《暴雪將至》

◎最佳女主角

  1. 蒼井優彼女がその名を知らない鳥たち
  2. 張艾嘉《相愛相親》
  3. マーシャ・ティモシ《Marlina the Murderer in Four Acts》(殺人者マルリナ)
  4. キム・ミニ《その後》
  5. 周冬雨《喜歡、你》

◎最佳男配角

  1. ユ・ヘジンタクシー運転手 約束は海を越えて》
  2. 耿樂《嘉年華》
  3. 田壯壯《相愛相親》
  4. 彭于晏《明月幾時有》
  5. ヤン・イクチュン《あゝ、荒野》

◎最佳女配角

  1. チェ・ヒソ《パク・ヨル(Anarchist from Colony)》
  2. 杉咲花《無限の住人》
  3. 張雨綺《妖貓傳》
  4. 呉彥姝《相愛相親》
  5. 広瀬すず《三度目の殺人

◎最佳新演員

  1. 周美君《嘉年華》
  2. チュティモン・ジョンジャルーンスックジン《頭脳ゲーム》
  3. イム・ユナコンフィデンシャル/共助
  4. 凌文龍《黃金花》
  5. 木下あかり《あゝ、荒野》
  6. 鍾楚曦《芳華》

◎最佳動作電影

  1. 《神と共に》
  2. 《無限の住人》
  3. 《繡春刀II:修羅戰場》(修羅 黒衣の反逆)
  4. 《殺破狼、貪狼》
  5. 奇門遁甲

◎最佳編劇

  1. ファン・ソング《パク・ヨル》
  2. Tanida HANTAWEEWATANA, Vasudhorn PIYAROMNA, Nattawut POONPIRIYA《頭脳ゲーム》
  3. 張艾嘉、游曉穎《相愛相親》
  4. Mayank TEWARI、Amit V MASURKAR《Newton》
  5. 嚴歌苓《芳華》

◎最佳剪接

  1. 李念修《報告老師!怪怪怪怪物! 》
  2. 雪蓮、鄺志良《明月幾時有》
  3. シン・ミンギョン《ザ・キング
  4. 是枝裕和《三度目の殺人》
  5. 張蒞《芳華》

◎最佳攝影

  1. 曹郁《妖貓傳》
  2. ユヌス・パソラン《殺人者マルリナ》
  3. キム・ジヨン《南漢山城(The Fortress)》
  4. 中島長雄《大佛普拉斯》
  5. 瀧本幹也《三度目の殺人》

◎最佳原創音樂

  1. ジョー・ヨン・ジェウク《タクシー運転手 約束は海を越えて》
  2. 文子《嘉年華》
  3. 久石讓《明月幾時有》
  4. 林生祥《大佛普拉斯》
  5. 岩代太郎《あゝ、荒野》

◎最佳造型設計

  1. SHIM Hyun-sup《パク・ヨル》
  2. ラーマ・ラージャマウリ プラシャーンティ・トリピルネーニ《バーフバリ 王の凱旋》
  3. 前田勇弥《無限の住人》
  4. 陳同稃《妖貓傳》
  5. 陳顧方《奇門遁甲》

◎最佳美術指導

  1. リー・モック・ウォン《神と共に》
  2. 屠楠、陸葦《妖貓傳》
  3. Frans PAAT《殺人者マルリナ》
  4. 種田陽平《三度目の殺人》
  5. 陸文華《喜歡、你》

◎最佳視覺效果

  1. JIN Jong-hyun《神と共に》
  2. Ankur SACHDEV《バーフバリ 王の凱旋》
  3. 小林真吾《銀魂》
  4. 石井教雄《妖貓傳》
  5. 黃美青、包正勳《報告老師!怪怪怪怪物! 》
  6. JANG Seong-ho、PARK Young-soo、SON Ohh-young《奇門遁甲》

◎最佳音響

  1. 王鋼《繡春刀II:修羅戰場》
  2. Khikmawan SANTOSA《殺人者マルリナ》
  3. 杜篤之、呉書瑤 、杜均堂《報告老師!怪怪怪怪物!》
  4. チェ・テヨン《南漢山城》
  5. 杜篤之、呉書瑤《大佛普拉斯》

授賞式は3月17日、ザ・ベネチアン・マカオで開催。

2015-04-11(Sat)

ティーチインのピート・テオさん。

[][]《黒夜行路》(Call If You Need Me)(醋觜塹)

Pete Teo(張子夫)、Sunny Pang、Chua Thien See、Loh Bok Lai、Mohan Ramana、Chye Chee Keong ジェームス・リー(李添興);監督


オーキァ(Sunny Pang)は従兄のスン(Pete Teo)を頼って田舎からクアラルンプールに出てきた。スンはヤクザで数人の手下を使っていた。スンはオーキァを可愛がり目をかけていた。スンにはペン(Chua Thien See)という彼女ががいるが、突然姿を消してスンを心配させたりしてた。ある日スンは、ボスに新しい仕事を任されたので今の仕事をオーキァに譲ると話し、手下のうちワーだけを連れていった。オーキァは地道に稼いで、家を買い、ベンツを運転し、美人の彼女とレストランで食事をし、妹を台湾に留学させようとしていた。ところが、新しい仕事をしているはずのスンが窮地に陥っていた。。。。


ヤクザ映画なのに派手なドンパチや血生臭い場面はない。退屈しそうな時間の中で、物語は緩慢に進んでいく。一度しか行ったことはないが、マレーシアは香港とはまったく違うこの映画のように妙にゆっくりとした時間が流れているように感じた。マレーシア映画では香港映画のような派手なドンパチは起こりそうにない。しかしそんな緩やかな時間の中に、銃弾より冷徹な裏切りが潜んでいる、そんな映画だった。ひいた画面がより一層、冷ややかさを伝えていた。

上映後にスンを演じたピート・テオのティーチインあり。「ヤクザはヒーローじゃない。いつも何かを待っているだけのつまらない商売だ。映画は低予算。銃撃シーンにはお金がかかるし、この映画のテーマは愛情(裏切り)なので、派手な銃撃は必要なかった」などと話していた。さらに興味深かったのは「普通、顔のクローズアップにはカメラが人に近づいていくが、予算がないので俳優がカメラに近づいていくというのがマレーシア・ニューウェーブの特徴になっている」と話していたこと。また「このような中国語映画をマレーシアで上映するのはなかなか難しく(国産映画はマレー語で上映しなければならないという規則があるようだ:詳しく調べる必要あり)、海外の映画際などで上映するようになってしまっている」とも話していた。香港國際映画際でも賞を貰っており、その時には審査員だった陳果が好評していたようだ。

オーキァ役のサニー・パンはシンガポールのアクション俳優。本来スンとオーキァの台詞は広東語だったが、サニー・パンは広東語が上手ではなかったため彼が話せる福建語になった。ピート・テオは福建語は上手くないが監督はぼくをいじめるのが好きだからとも。またオーキァは烏仔だと劇中で言っていた。で、烏仔を調べると、魚らしいののだが??(ティーチインはメモを取っていなかったので記憶違いがあるかもしれない)

2015.04.11@シネマート六本木(マレーシア映画ウィーク)

■□15年に見た映画一覧□■


2013-05-25(Sat)

《Istanbul Aku Datang》

[][]《イスタンブールに来ちゃったの》(Istanbul Aku Datang)

リサ・スリハニ、ベト・クシャイリー、トモ バーナード・チョウリー:監督


イスタンブールで医学を勉強する彼氏アザド(トモ)の卒業が待てないディアナ(リサ・スリハニ)は、3か月の語学留学と称してアザドと同じ学校に通うと決めて、その間になんとか彼氏にプロポーズさせようと考える。ところがイスタンブールに着いていみると、アザドは、「勉強が忙しいからかまってやれない。ルームシェアしている友人たちの手前同じ部屋には泊めてあげられない。自分で部屋を探せ」とそっけない。しかたなく部屋探しをするディアナは、ひょんな事から知り合った男性から、素敵な部屋を紹介され意気揚々。ところがディアナはこの調子のいい男に騙されていたのだった。部屋の本当の借り主はハリス(ベト・クシャイリー)という男だった。前金を渡してしまってお金のないディアナは引っ越す事も出来ず、アザドを煩わせるわけにもいかず、この事を言えない。ディアナはハリスとルームシェアすることになってしまうのだが・・・・


物語は想像出来る範囲だし、結果も分かってしまうが、可愛らしくとても上質なラブコメだった。特に主役のリサ・スリハニがファッションもキャラも可愛い。クアラルンプールで(1度しか行っていないが)見たイスラム系の女性たちのファッションに比べると、かなりファッショナブル。ただし足や手や胸を露出することはないから、足もタイツでしっかりカバーしていたが、そのタイツの色使いも可愛かった。またイスタンブールを離れる前日に着る白のカットソーにオレンジのカーデガン姿にはハッとする美しさがあった。さらには彼女が自分の状況を常にネットにアップしているというのも、いかにも”今”な感じで面白い。

アザド役のトモは、劇中ディアナ相手に歌を口ずさむ場面があって、なかなか上手いと思っていたら、本名(?)はShah Indrawan Ismailというシンガーだとか。ハリス役のベト・クシャイリーは、いかにもな南洋系顔のハンサム君だった。男の子たちのファッションも気を遣っていてセンスがよかった。

マレーシア映画にどのような規制があるのか知らないが、恋人たちはキスするシーンはもちろん、抱きしめるシーンもなかった。歌を歌って彼女の機嫌を取ったり、バイクの2人乗りでの微妙な彼女の手の動きなどで感情を上手く表現して、キュンとさせるだけの脚本と演出がなされていた。中でも秀逸は、汚れた彼女の髪を優しく洗ってあげるシーン。あれは男の最大限の愛の表現だと思うし、あれで惚れない女はいないと思う(笑)。そういう細かい表現が新鮮に映った。

イスタンブールは坂のある街のようだし、なんといってもアジアとヨーロッパを隔てる海峡が街を二分しているという珍しい場所。一度は行ってみたいと思う。

2012.5.25@シネ・マレーシア2013(オーディトリウム渋谷)


■□13年に見た映画一覧□■


香港フリークOno香港フリークOno 2013/06/16 08:58 香港映画のつぎにマレーシア映画がお好きですか?

やっぱりムスリムの国だから規制があるんでしょうかね。挨拶でサラーム・アレイクムとかインシャラーとか普通に使っていたのが印象的でした。マレー語で挨拶しないんですね。
今日から同僚がKL出張に行ってます。

hkclhkcl 2013/06/20 22:54 好きか嫌いか判断できるほどマレーシア映画を見てませんので・・・。
マレーシアの規制で私が知っているものは、ヤクザが英雄のように描かれる映画は上映できないというもの。《古惑仔》では鄭伊健がおとり捜査官だという設定になっており、尖沙咀の警察から伊健が出てくるという香港版にはないシーンがマレーシア版に挿入されています。(このVCDがウチにあるはず)

2013-01-10(Thu)

《Kahwin 5》

[][]《Kahwin 5》

Usop Wilcha、Fizz fairuz、Marsha Londoh、Soffi Jikan、Anzalna Nasir、Dian P. Ramlee、Norish Karman Adrea Abudllah Nizam Zakaria:監督 (マレー語無字幕)


タッパウエアのようなプラスチック製品販売で成功しマレーシア内にいくつもの支社をもっている社長(Usop Wilcha)は、妻が4人いる(あとで調べたところ4人までは合法だった)。最初の妻(Dian P. Ramlee)とはまだ彼が自転車でタッパを行商している時に知り合った。2人目の妻(Adrea Abudllah)はバイクで行商中に賊に襲われたところをカンフーで助けて貰った。3人目の妻(Norish Karman)とは講習会で知り合い、彼女との結婚で業績はうなぎ登り。4人目の妻(Marsha Londoh)は一番若く、眼鏡売り場でびびっときて結婚した。4人は仲良く一緒に暮らしていて、ハッピー。ところがこの陳百祥似の社長は、いい女には目がない。ある日、支店の1つに新人の美人秘書(Anzalna Nasir)がやってきた。社長はこの秘書となんとかなりたいなどと思っていたとこころ、実は秘書は美人局。秘書の(たぶん)兄(Soffi Jikan)はチンピラで、妹を慰め物にしたのかとつめより、社長を誘拐して故郷に連れて帰り、妹と結婚しろと迫る。誘拐した車を尾行してきた社長専用車の運転手(fizz fairuz)が、自分が秘書と結婚するといいはる。そこへ、秘書のホントの恋人がやってきて、さらに社長車につけたGPSをたよりに4人の妻が乗り込んで来るのだった・・・


あとで調べると「Kahwin」は結婚するという意味らしいので、5度目の結婚というようなタイトルらしい。

言葉はまったく分からなかったが、役者の表情を見ているだけでもだいたいのあらすじが分かるコメディだったので、大まかなストーリーは間違っていないと思う。主役は陳百祥のようなオヤジで人気のコメディアンらしい(後で調べた)。表情が豊かで、劇中、本人役以外に、誘惑する役(ゲーブル髭をつけ帽子を被り、黒いシャツに赤いサスペンダーをして、変な声)といさめる役(頭にかぶり物をしたイスラムのまじめな人)が出てきて、心の葛藤をあらわしており、1人で3役こなす芸達者だった。また社長車の運転手も社長とのやりとりで笑わせるし、チンピラも分かりやすいスタイルだった。さらに後で調べると、4人の妻はマレーシア各地の人を嫁に貰ったということになっているようだ。

言葉が分からず意味不明だったのは、美人秘書の兄(たぶん)は、妹に美人局をさせて金を要求するなら分かるが、結婚までさせようというのが今ひとつ理解できなかった。金づるを見つければそれでよいというとなのだろうか。そのあたりは、マレーシア事情が分からないと理解できないのかもしれない。

裕福で4人の妻をもっている男というのは、男の理想ということなのか。さらにはそんな男と結婚している妻たちも、恵まれているということなのかもしれない。(数人の妻が1人のダメ男を養うということもあるようなので、養ってもらえるのは幸せなことかもしれない)

2013.1.5@吉隆坡 Suria KLCC TGV Cinemas


■□13年に見た映画一覧□■


2012-09-07(Fri)

《結婚那件事》

[][][]《結婚那件事》

阿牛、江若琳、惠英紅、朱厚任、陳建彬、陳泓宇 鄭建國:監督


(後ほど)

2012.9.7@UA朗豪坊


■□12年に見た映画一覧□■


2011-02-06(Sun) 年初四 身体健康

《初戀紅豆冰》

[][]《初戀紅豆冰(アイス・カチャンは恋の味)》

李心潔(アンジェリカ・リー)、阿牛(アニュウ)、品冠(ヴィクター・ホアン)、曹格(ゲイリー・ツァオ)、梁静茹(フィシュ・レオン)、巫啓賢(エリック・モー)、戴佩妮(ペニー・ダイ) 阿牛:監督 2010年 DVD


マレーシアの田舎のカフェに、母の妹・月鳳とその娘・打架魚(李心潔)がやってきて一緒に暮らすことになった。おとなしい次男坊・ボッタ(阿牛)は勇ましい打架魚に密かに思いを寄せているが、言い出せるわけもなく、密かに彼女を絵に描いている。そんなボッタに思いを寄せるのは馬麗冰(梁静茹)、馬麗冰の兄・馬麗凡(曹格)は何かと打架魚に挑戦するがいつも負かされているが、そのうち打架魚を好きになってしまう。カフェの末娘は白馬王子(品冠)に恋心をいだくが相手にしてもらえない。白馬王子は馬麗冰が気になる。

打架魚は、分かれた父との思い出が忘れられず、母に何かと反抗的になってしまう。母の再婚が決まりそうなある日、打架魚はボッタをつれ父との思い出の街・ペナンへ向かうのだった・・。


マレーシアの田舎を舞台に初恋の日々を描くかわいらしい小品。のんびりとした風景の中で繰り広げられる子供たちの世界(初恋)と、取った取られた分かれたというリアルな大人たちの世界がシンクロしながら話はすすで行くき、やがては子供の時代が終わりを告げていく。

出演者はマレーシア出身の歌手らで、脚本も監督も主演も阿牛。脚本も丁寧に描かれているし、初監督作品とは思えない外連のない素直な演出に好感が持てる。阿牛は自身のキャラクターを分かっており、この次男坊ボッタが阿牛そのもに見える。さらに美人2人から思いを寄せられる美味しい役をしっかり自分に当てていた。出演者はみな実年齢よりかなり年下の役を演じてるわけだが、あまり気にせず見られたのは、マレーシアの風景にごまかされたのかもしれない。

見終わって、紅豆冰より父親の入れるミルク入り珈琲が飲みたくなった。


■□11年に見た映画一覧□■


2010-10-26(Tue)

左から張、廖。

[][][][][][][]《現在》《藝術家與他的魔術》《天堂與地獄》《SHINDA GAIJIN》《夜色茫茫,兩個小孩》《墨緑嫣紅》


《現在》楊毅恒:監督 (マレーシア

《藝術家與他的魔術》曾惠青、林逸群、翁偉翔:監督 (台湾)

人間+アニメ。主役の女性の演技がいまいちだが、全体には可愛くまとまっていた。

《天堂與地獄》廖劍清(リスキー・リウ):監督 (香港)

《酒徒》同様、劉以鬯の同名の小説の映画化。60年代の茶餐廳が舞台。マダム→若い男→若い女→年配の男→ボス→妻の関係を茶餐廳の蠅が見ている。これがウイットが効いて面白かった。

《SHINDA GAIJIN》Kong Pahurak:監督 (タイ日本

OLが家に帰るとバスタブに眼鏡をかけた外国人がネクタイだけを締めて横たわっている。おそるおそる確かめると死んでいるよう。翌日のこぎりで処理、ビニール袋につめて処分する。その翌日、家に帰ってきたOLはまた同じ外国人の死体を発見。今回も夜中にすてにいく。翌日、また・・・・。

《夜色茫茫,兩個小孩》舒浩侖:監督 (中国)

内容に記憶なし(寝たのかも)。

《墨緑嫣紅》張經緯:監督 (香港)

中学生少女の薬物中毒と堕胎の話。《音楽人生》の張經緯の作品。今回はドキュメンタリーではなく劇映画だが、リサーチに基づいた物語とのこと。

2010.10.23@百老匯電影中心(香港亞洲電影節)


■□10年に見た映画一覧□■


2009-10-30(Fri)

《心魔》

[][][]《心魔》

徐天佑(チョイ・ティンヤウ)、惠英紅(ワイ・インホン)、黄明琴 何宇恆:監督


徳仔(徐天佑)と母(惠英紅)は、2人ぐらし。母は雑貨屋を営んでいる。徳仔は23歳だが、髪を切ってやったり、耳をかいてやったりと母にとってはいつまでも子供。しかし徳仔には中学生の彼女・盈がいる。盈はまだ16歳にも満たない。盈の家は中産階級の普通の家庭、ピアノを習わせられている。

2人関係は、盈の母の知れるところとなり、徳仔親子は盈の家に呼びつけられる。盈の母は徳仔を訴えると息巻くが、徳仔の母は示談でことを済ませようとする。示談金は大金だ。母は今は別れている徳仔の父に借金を申し入れる。徳仔の父は母の妹と出奔しており、金は妹が管理していると話す。

徳仔の母は示談金をなんとか工面したが、盈の母は再び訴えるといって来る。母は徳仔にそのことを告げる。徳仔は嘘だそんなことはないと言って、徳仔は盈に電話を掛ける。徳仔と友人2人は盈と友人を呼び出し郊外にドライブに行く・・・。

(つづく)2009.10.30@香港亞洲電影節(ifc)


■□09年に見た映画一覧□■


会場では、張同祖、鄭保瑞、陳徳森、麥曦茵、彭浩翔、關菊英、黄又南、李彩華(たぶん)なども見かけた。


2009-10-22(Thu)

《援交》

[][][][][]《塵垢小孩》《指望》《援交》《金魚》

《塵垢小孩》

Jung Yu-mi:監督(韓国

銅版画のような線のアニメーション作品。捨てても捨てても、トイレに流しても、現れてくる人形(ひとがた)。ごみとも取れるし、うがった見方をすれば捨てられない心の現われともいえるのかも。

《指望》

陳嘉強:監督(澳門)

マカオを舞台に、不動産屋に務める女性と家出少女の出会い。不動産屋に務める女性は母が自分たちのために空けてある部屋を人に貸してしまおうとする。フィアンセには自分たちで新しい家を買えばいいのだと言う。しかしフィアンセにはそんな余力はなさそうだ。少女は家に帰りたくない、路上で夜を明かす。少女の父母は離婚しているらしい。そんな2人がマカオの路上でほんのひと時出会う。

《援交》

廖劍清:監督(香港)

ネットを使って客を取っている君と欣。欣はウリはしないと決めていたが、君に諭され始めて客とラブホへ。2人はお金を貯めて北海道に旅行をしようと考えていた。しかしつい衝動買いをしてしまう君。お金はなかなか貯まりそうにない。そんな時、君が妊娠してしまう。怒った欣は、君の手帳を引き破ってしまう。君の代わりにラブホへ行く欣をタクシー運転手の父が偶然見かけてしまった・・・。

前作《粤・歸・縁》(id:hkcl:20061006)がよかったので、かなり期待したのだが、いまひとつぴんとこない。たぶん脚本のせい(物語りのせい)だと思う。欣がみかけは不良っぽいが、実は真面目だという設定なのだが、この存在が面白くない。「援交」は問題だと定義するにしても、「援交」やってる子の気持ちは理解できないともっていくにしても、欣の存在の説得力がいまいち。

《金魚》

楊毅恒:監督(マレーシア日本

出演者は日本人で、歌舞伎町を舞台にメイドカフェ(メイドと散歩)の女性と、かつて関係のあった大学の教師の再会。実験的なのか、画面がつねに二分されていた。川端康成の短編「カナリヤ」にインスピレーションを受けて創られた作品。カナリヤの代わりに金魚。


2009.10.20@香港亞洲電影節(ifc)


■□09年に見た映画一覧□■