映画のBlog:シネマ・サルベージ別館 (本館:www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie.html)

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  採点は、★4つで満点 ☆は0.5

    ★★★★ 人類の宝 / ★★★☆ 必見 / ★★★ オススメ / ★★☆ 及第点

    ★★ 中間レベル / ★☆ パスしてよし / ★ ひどい / ☆ この世から消えろ

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2017-09-21 「スパイ大作戦『顔のない暗殺者』

「スパイ大作戦『顔のない暗殺者』」 ★★★

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原題】Orpheus(意味「(スパイ暗号名)オルフェウスギリシャ神話登場人物)」)

シーズン4、第22話

1970年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督ジェラルドメイヤー脚本】ポール・プレイドンエグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、レナード・ニモイ、グレッグ・モリスピータールーパスジェシカ・ウォルター、他

2017/09/20(水)17:58再放送BSジャパン、2017/09/21(水)鑑賞

ストーリー

 敵国の暗殺者ストラボスが、2日後の午後4時に誰かを暗殺する司令を受けたとの情報を得たが、彼の唯一の連絡先である保安局バーグマン大佐を含め、だれもストラボスの顔を知らなかった。

 西欧アメリカ人スパイへの給与支払い担当に成りすましたジム(グレイヴス)が、アメリカ人スパイウィリールーパス)に監視されながら、東側情報提供を持ち掛けてるとの情報バーグマンに届き、バーグマン半信半疑ながら応じて振り込んだ。

 バーグマンの側近のデイターがジムに会いに来て、踏み込んだウィリージムが空砲で射殺したようにみせかけ、でイターは亡命を嫌がっていたジム東地区に連れて行き、バーグマンジム監禁室に入れた。

 中央委員会から幹部に成りすましたIMFメンバーのヴァレリー(ウォルター)がバーグマンを訪ね、バーグマン彼女の身元を通信で照会するが、保安局に忍び込んでいたバーニー(モリス)が回線に割り込んでニセの照会結果を送り、資料調査要求する彼女に対し、バーグマンは疑問を感じながらも応じた。

 ヴァレリーは、資料室でストラボスの暗殺の記録を見て、バーグマンに対し、西地区にいるパリスニモイ)を連れてくるように命じた。

 ヴァレリー尋問されたパリスは、微電流を流す指輪うそ発見器をごまかし、自分の正体はストラボスに暗殺されたはずの西側科学者で、殺されたとみせかけて整形手術で別人になったと白状し、ヴァレリーはその情報を漏らしたのはバーグマンだと詰め寄った。

 麻薬の禁断症状が出る薬を飲んでいたジムが、薬欲しさにバーグマン二重スパイオルフェウス」の存在を白状していて、バーグマン真犯人オルフェスだと証明するためにジムからオスフェウスへの給与支払い日を聞き出したが、その日付はバーニーが見たストラボスの資料暗殺の日であり、バーグマン暗号ラジオ放送でストラボスに連絡させた。

 ジムパリスはニセの護送車で脱出し、ストラボスが会合場所指定したホテルバーグマンに成りすましたパリスが先回りし、やってきた本物のバーグマンから合言葉を聞き出して、パリスがストラボスに暗殺中止命令を出して、ストラボスが時限爆弾を仕掛けた場所を言って、ターゲットは退避して爆発を逃れ、ストラボスは捕らえられた。

感想

 ターゲットに関する事前情報がほとんどなく、だます相手も日頃からスパイの謀略を警戒してる人だという、最大限に困難な任務の回。

 殺し屋の正体が誰か?暗殺がどのように実行されるのか?の謎で引っ張るのかな?という予想ははずれて、それらを冒頭でいきなりバラシてしまうのだが、それでも1時間の尺を十分すぎるくらい持たせられる量のサスペンスがあった。

 「特殊装置などを多用した見た目の派手さがないと面白くならない」がこれまでの「スパイ大作戦」のセオリーだったが、今回は「任務が困難であるほど面白い」「作戦スパイものならではの緻密さがあるほど面白い」という、正攻法アプローチをとっていて、そんな渋い本格派路線が地味に終わらずに成功できていて、「スパイ大作戦」にしては稀有なケースだと思う。

 バーグマンが側に置いている茶トラのネコ勝手に動き回って、バーニーが見つかりそうになるシーンが面白いが、「猫にヒスイ」の回で活躍した茶トラのネコと似てる(同じかな?)。

「スパイ大作戦『顔のない暗殺者』」 ★★★

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原題】Orpheus(意味「(スパイ暗号名)オルフェウスギリシャ神話登場人物)」)

シーズン4、第22話

1970年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督ジェラルドメイヤー脚本】ポール・プレイドンエグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、レナード・ニモイ、グレッグ・モリスピータールーパスジェシカ・ウォルター、他

2017/09/20(水)17:58再放送BSジャパン、2017/09/21(水)鑑賞

ストーリー

 敵国の暗殺者ストラボスが、2日後の午後4時に誰かを暗殺する司令を受けたとの情報を得たが、彼の唯一の連絡先である保安局バーグマン大佐を含め、だれもストラボスの顔を知らなかった。

 西欧アメリカ人スパイへの給与支払い担当に成りすましたジム(グレイヴス)が、アメリカ人スパイウィリールーパス)に監視されながら、東側情報提供を持ち掛けてるとの情報バーグマンに届き、バーグマン半信半疑ながら応じて振り込んだ。

 バーグマンの側近のデイターがジムに会いに来て、踏み込んだウィリージムが空砲で射殺したようにみせかけ、でイターは亡命を嫌がっていたジム東地区に連れて行き、バーグマンジム監禁室に入れた。

 中央委員会から幹部に成りすましたIMFメンバーのヴァレリー(ウォルター)がバーグマンを訪ね、バーグマン彼女の身元を通信で照会するが、保安局に忍び込んでいたバーニー(モリス)が回線に割り込んでニセの照会結果を送り、資料調査要求する彼女に対し、バーグマンは疑問を感じながらも応じた。

 ヴァレリーは、資料室でストラボスの暗殺の記録を見て、バーグマンに対し、西地区にいるパリスニモイ)を連れてくるように命じた。

 ヴァレリー尋問されたパリスは、微電流を流す指輪うそ発見器をごまかし、自分の正体はストラボスに暗殺されたはずの西側科学者で、殺されたとみせかけて整形手術で別人になったと白状し、ヴァレリーはその情報を漏らしたのはバーグマンだと詰め寄った。

 麻薬の禁断症状が出る薬を飲んでいたジムが、薬欲しさにバーグマン二重スパイオルフェウス」の存在を白状していて、バーグマン真犯人オルフェスだと証明するためにジムからオスフェウスへの給与支払い日を聞き出したが、その日付はバーニーが見たストラボスの資料暗殺の日であり、バーグマン暗号ラジオ放送でストラボスに連絡させた。

 ジムパリスはニセの護送車で脱出し、ストラボスが会合場所指定したホテルバーグマンに成りすましたパリスが先回りし、やってきた本物のバーグマンから合言葉を聞き出して、パリスがストラボスに暗殺中止命令を出して、ストラボスが時限爆弾を仕掛けた場所を言って、ターゲットは退避して爆発を逃れ、ストラボスは捕らえられた。

感想

 ターゲットに関する事前情報がほとんどなく、だます相手も日頃からスパイの謀略を警戒してる人だという、最大限に困難な任務の回。

 殺し屋の正体が誰か?暗殺がどのように実行されるのか?の謎で引っ張るのかな?という予想ははずれて、それらを冒頭でいきなりバラシてしまうのだが、それでも1時間の尺を十分すぎるくらい持たせられる量のサスペンスがあった。

 「特殊装置などを多用した見た目の派手さがないと面白くならない」がこれまでの「スパイ大作戦」のセオリーだったが、今回は「任務が困難であるほど面白い」「作戦スパイものならではの緻密さがあるほど面白い」という、正攻法アプローチをとっていて、そんな渋い本格派路線が地味に終わらずに成功できていて、「スパイ大作戦」にしては稀有なケースだと思う。

 バーグマンが側に置いている茶トラのネコ勝手に動き回って、バーニーが見つかりそうになるシーンが面白いが、「猫にヒスイ」の回で活躍した茶トラのネコと似てる(同じかな?)。

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2017-09-14 スパイ大作戦『黒いファイル』『小さな潜入者』

「スパイ大作戦『黒いファイル』」 ★★

| 16:33 | 「スパイ大作戦『黒いファイル』」 ★★を含むブックマーク 「スパイ大作戦『黒いファイル』」 ★★のブックマークコメント

原題】Mastermind(意味「首謀者/主人の心」)

シーズン4、第8話

1969年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督ジョーグ・フェナディ【脚本ジェリールドウィッグエグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、レナード・ニモイ、グレッグ・モリスピータールーパス、他

2017/08/31(木)17:58再放送BSジャパン、2017/09/13(水)鑑賞

ストーリー

 政府の高官たちを脅迫する材料を集めたファイルを、シンジケートのメンバーのメリックが作り、組織に展開して高い地位に就くことを狙っていた。

 ファイルは彼の上司支部長ストーン支部の金庫に保管していて、ストーン支部のあるビルに来た時に、エレベーターに同乗したウィリールーパス)がストーンインスリンを注入し、ストーン支援する脳医学研究所医師なりすましジムフェルプス)が訪ねた時に、ストーンは卒中の症状を起こして倒れ、ジムIMFメンバーの脳医学研究所病院搬送し、手薄になった支部に窓ガラスの清掃員に成りすましたバーニーが支部長の隣の部屋に侵入して、ニセの壁の背後に隠れて、壁越しに金庫を破り、ファイルの中身を抜き取った。

 留守のストーンに代わって、IMFメンバーの製薬会社ガルビンの訪問と、ガルビンとつながりがある研究所研究員に成りすましたウィリー電話を受けたメリックは、ストーンが密かに取り引きをしていると思い込まされた。

 ジムストーン脳波パリスニモイ)につないで、ストーンが思っていることをパリスが話すことが出来る研究実験台にしているのを見たメリックパリス尋問し、ガルビンが提供したモルヒネウィリーヘロインにしてストーン密売していたことを聞き出し、メリック自分が代わってヘロイン取引をしようとし、パリス支部に連れて行って金庫を開けさせ、訪ねて来たガルビンと金庫の金で麻薬取引をした。

 研究所長がストーンの部下のニコルソンを呼んで、ストーンは薬で眠らされただけで、ジム研究所職員ではないと話し、ストーン支部に戻って、空の金庫とファイルを見てそこにいたメリックを射殺した。

感想

 「スパイ大作戦」が面白くなる要素の1つ「作戦が凝っている」は満たしている。

 でも、凝っているだけではダメで、絵的に面白味がないと、台詞に頼っている普通ドラマに見えてしまう、ということを示す実例のような作品

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「スパイ大作戦『小さな潜入者』」 ★★

| 18:13 | 「スパイ大作戦『小さな潜入者』」 ★★を含むブックマーク 「スパイ大作戦『小さな潜入者』」 ★★のブックマークコメント

原題】Chico(意味チコ(犬の名前)」)

シーズン4、第17

1970年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督ハーブ・ウォーラーシュタイン脚本ケン・ぺッタス【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、レナード・ニモイ、グレッグ・モリスピータールーパス、他

2017/08/31(木)17:58再放送BSジャパン、2017/09/13(水)鑑賞

ストーリー

 プラドーとサンドヴァルは競合する中南米麻薬組織ボスだが、アメリカ麻薬秘密捜査官のリストマイクロフィルムを半分ずつ入手し、合わせてリストを完成させることを交渉中だった。

 ウィリールーパス)が出入りの業者に成りすましてプラドーの屋敷の空調をの配管ををふさぎ、船乗りに成りすましたパリスニモイ)がプラドーに3千年前のコインを売り込みに来て、地下室のコレクション切手との交換を持ち掛け、プラドーが交換を拒否した切手フィルムがあることを突き止め、空調の修理人に成りすましたバーニー(モリス)は、地下室のダクトの金網を開閉できる物にすり替えた。

 サンドヴァルがホテルロビーにいるところで、ウィリーサンドヴァルの売人の名前を言って手紙を預け、サンドヴァルはその手紙プラドーの電話番号宿泊客プラドー側に寝返ろうとしている売人に成りすましたジムフェルプス)だと突き止め、ジムサンドヴァルにプラドーとの取引を進めるように言った。

 プラドーにニセの船乗りだと見破られたパリスは、自分アメリカ捜査から奪ったマイクロフィルムの方が本物だと言った。

 地下室が無人になって、バーニーとウィリー天才小型犬チコ」を空調ダクトに入れて地下室から切手を盗み出し、フィルムすり替えて元に戻させた。

 しかし、チコがダクトから出ようとする寸前にプラドーとサンドヴァルとジムが地下室に入って来て、チコがまだ地下室に残っているのを見つけたジムは、チコを隠しながら脱出させた。

 2つのマイクロフィルムを合わせたが、結果はでたらめで、パリスが持ってきたフィルムサンドヴァルのフィルムと替えて合わせると、そこにサンドヴァルの名前が現れた。

 プラドーはサンドヴァルを射殺し、IMF警察を呼んだ。

感想

 動物無線の声で指令を飛ばして、人が入れない所から物を取って来させるのは、「猫にヒスイ」(★★☆)の回と同じアイディア

 ネコと比べると、犬は従順でおとなしいので見た目の面白さは劣るのだが、脱出に失敗することで動物のままならなさを利用したスリラーの展開にしている。

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2017-09-05 スパイ大作戦『暗号名”K”を暴け』

「スパイ大作戦『暗号名"K"を暴け』」 ★★☆

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原題】Lover's Knot(意味恋人のしるしの結び目」)

シーズン4、第21話

1970年、アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】レザ・バディ【脚本】ローレンス・ヒース【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、レナード・ニモイ、グレッグ・モリス、他

2017/08/24(木)17:58再放送BSジャパン、2017/09/04(月)鑑賞

ストーリー

 イギリスアメリカ大使館暗号解読を狙う敵の諜報組織は、ウェストン卿の夫人コーラ色仕掛けアメリ大使館職員に接触を試みていた。

 組織トップである暗号名「K」の正体を突き止めるため、ジム(グライヴス)が新任の武官に、パリスニモイ)がジムと古くからの知り合いの大使館職員に成りすまし、卿のパーティーに出席してパリスコーラと深い関係になろうとした。

 Kの指令でコーラジムカジノに連れて行き、イカサマで巨額の借金を負わせて、組織が肩代わりする見返りに無線周波数調整装置の持ち出しを要求した。

 装置を手にして無線電話を傍受できるようになった組織に、「パリスアメリカヨーロッパ諜報組織指揮官で、彼を活動資金横領の罪で緊急逮捕せよ」との本国からの指示の通話を聞かせた。

 パリスを取り込むためにコーラ自分アパートに呼び、そこにジムが現れてコーラを巡ってけんかになってパリスジムを殴り殺し、地下の焼却炉で死体を焼却したが、それはバーニー(モリスが)が作ったニセの炉だった。

 逃げ場のなくなったパリス亡命取引をするために、Kことウェストン卿の屋敷に行き、「パリスをNATOの秘密会議に出席させよ」との通話を傍受させ、会議情報を欲しがったKがパリス屋敷から出させたところで、Kの正体を探るIMF任務完了する予定だった。

 しかし、通話ウソだと見破ったKがパリスを連れ戻そうとし、パリスジムたちに救出されるも、出会った当初からコーラは根っからスパイじゃない」と思って、情を抱いた彼女に同情的な発言をしていたパリスは、屋敷に戻って彼女を連れ出して警察へ向かい、残ったKは自殺した。

感想

 冒頭のテープによる恒例の指令が省略されていることでも明らかなように、シリーズにおける変化球作品

 しかも、小道具や仕掛けに頼らず、心理戦がメインの本格的スパイ物に挑戦した意欲作で、結構上手く出来てると思う。

 でも、一見して面白さが感じにくいのは、大幅に恋愛要素を取り入れる事の難しさからだろうか?

 そもそも冷徹スパイの使命と、感情に流される恋愛との相性が悪い。

 男女2人とも、お互いに相手色仕掛けで騙す任務を課せられているので、心の中が読みづらく状況が解り難い。

 恋心を膨らませる展開を描くには、1時間は短い。(オーバーラップボケを多用して、画面だけでも雰囲気を盛り上げようとする意思が感じられた。)

 以上の理由で、出来が悪いというよりハードルが高かったというところか。

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2017-09-04 スパイ大作戦『潜水艦での出来事』

「スパイ大作戦『潜水艦での出来事』」 ★★☆

| 19:37 | 「スパイ大作戦『潜水艦での出来事』」 ★★☆を含むブックマーク 「スパイ大作戦『潜水艦での出来事』」 ★★☆のブックマークコメント

原題】Submarine(意味潜水艦」)

シーズン4、第7話

1969年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】ポール・クラスニー【脚本ドナルドジェームズエグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、レナード・ニモイ、グレッグ・モリスピータールーパスリー・メリウェザー、他

2017/08/24(木)17:58再放送BSジャパン、2017/09/04(月)鑑賞

ストーリー

 ナチ戦犯シュテルマン東ヨーロッパ共和国での刑期が3日後に終わり、彼が隠し場所を知るヒトラー親衛隊SS資金を、ナチ再興を企む組織が狙っていて、一方同国のサドナー大佐もシュテルマンを毎晩刑務所から警察署に連れ出して隠し場所尋問していた。

 IMF刑務所に戻る護送車にガス弾を撃ち込み、眠ったシュテルマンを車ごと拉致して近くの倉庫に隠した。

 シュテルマンが目覚めると、IMFメンバーが乗組員に扮してSS本部に向かって操舵している潜水艦のセットの中だった。

 シュテルマンと共に連れてこられた役のトレーシー(メリウェザー)が、口を割ってSS秘密を話したと元SSパリスニモイ)に疑われ尋問され、瀕死状態のまま艦の外に捨てられた。

 同じく疑われたシュテルマンは、スイス銀行資金が残っていることで秘密を守ったことを証明するといった。

 潜水艦駆逐艦爆雷を受け、撃沈させたと見せかけるために、艦長役のジム(グレイヴス)は、備品と一緒にパリスも艦の外に放出した。

 2人きりになり、1人でハッチから脱出を試みようとするジムに、シュテルマンは裏切者の汚名を晴らすためにと口座番号を託した。

 サドナーは倉庫場所を突き止めて包囲し、IMFは銃撃戦の再生音を流して負傷者を搬送する振りをして脱出し、中にはサドナーの策略で番号を自白させられたと思ったシュテルマンがいた。

感想

 タイムリミットの3日前に指令を受けて、ターゲットの行動パターン調査して拉致作戦を立てた後に東ドイツっぽい国に潜入して拉致を決行し、作戦舞台となる刑務所そばの空き倉庫調達し、内部が本物にしか見えず、油圧で揺れも再現し、配管から蒸気が吹きだしたり脱出ハッチ海水を注入したりもできる潜水艦のセットを作る。

 以上の事を含め、作戦完了まで1〜2日でやってのけるIMFって能力高過ぎ〜(笑)

 でも、何度も言ってるように、「スパイ大作戦」は嘘っぽく感じるぐらい大げさな作戦の方が面白い

 最後ネタバラシされたターゲットがきょとんとするほど今回はおおげさで、笑えるオチもいい。

 欠点を言えば、潜水艦内の作戦の筋書きがちょっと雑だったところかな?

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2017-08-27 スパイ大作戦『12歳国王一座』

「スパイ大作戦『12歳国王一座』」 ★★

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原題】Gitano (意味「(スペイン語ジプシー」)

シーズン4、第18話

1970年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】バリー・クレイン【脚本】ローレンス・ヒース【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、レナード・ニモイ、グレッグ・モリスピータールーパスマルガリータ・コルドヴァ、他

2017/08/24(木)17:58再放送BSジャパン、2017/08/27(日)鑑賞

ストーリー

 サルディア王国摂政のアラガス将軍12歳の国王ヴィクター暗殺し、国王叔父隣国モンティゴのクレメント大公犯行をなすりつけ、独裁者になって武力での侵略を企んでいた。

 しかし、感づいた大公国王自国に連れて行って返さず、将軍大公誘拐犯呼ばわりし、将軍を信じている国王大公の制止を断り帰国することにした

 国王国境まで送る車に、将軍と通じている大公の腹心の保安長官のモイヤが同乗し、国王暗殺すると言ったが、暗殺予定地の手前で、バーニー(モリス)が仕掛けた麻酔ガスを噴出させ、遠隔操作事故を起こし、国王を乗せたパリスニモイ)とウィリールーパス)とゾルカ(コルドヴァ)の扮したジプシー一座の車は、近くの町トルテノに向かい、カモフラージュのため国王女装させた。

 パリス将軍の所に行って、国王を返す取引に応じるか、応じなければ国王大公の所に連れて行くと言った。

 将軍はモイヤにジプシーを探すように電話をかけ、ジプシーを雇った男は女装を見抜いて、国王倉庫にいるとモイヤに密告した。

 将軍パリスを連れてモンティゴに飛行機密入国したのをモイヤが迎え入れ、一同が倉庫に行くと、ウィリー国王を抱えて逃げ、国王が振りほどいて将軍の所に逃げると、将軍は彼に向って発砲した。

 しかし、バーニーが防弾ガラスを仕込んでいたため、国王将軍の正体を知り、ジムに連れられて来た大公将軍やモイヤを逮捕した。 

感想

 今回は、仕掛けはほとんど登場せず、言うことを聞かない国王をなだめたりしながら行動を共にしたりの、人間相手の演技でのだましがほとんど。

 「仕掛けが少ないと作品的に見劣りする」のスパイ大作戦の特徴はここでも当てはまっているが、国王を隠すのに変装させながら人前に出すのは、結構ハラハラさせられるのが見どころ。

 いつもは裏方の設置の仕事が多いウィリーが、一番国王の側にいる役割で、フラメンコギター伴奏までしてみせるが、弾いているのは吹き替えのように見える。

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2017-08-26 スパイ大作戦『死人に口あり』

「スパイ大作戦『死人に口あり』」 ★★

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原題】The Amnesiac(意味記憶喪失症」)

シーズン4、第13話

1969年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】レザ・S・バディ【脚本&原案】ロバート・マルコム・ヤング【脚本】ケン・ペタス【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、レナード・ニモイ、グレッグ・モリスピータールーパスジュリー・グレッグ、アンソニー・ザーブ、スティーヴ・イーナット、他

2017/08/24(木)17:58再放送BSジャパン、2017/08/26(土)鑑賞

ストーリー

 安価核兵器材料になるトレバニウムが、某国の保安長官ボル大佐(ザーブ)らによって2年前にアメリカ国外に盗み出され、金曜日他国に売られる情報を得たが、彼の部下のヨハン少佐(イーナット)が仲間のオットーを殺して独り占めしてどこかに隠し、ヨハンがオットーに着せた濡れ衣ボルダは信じていた。

 ボルダの部下でオットー恋人だったオバーとヨハンが来たレストランで、IMFメンバーのモニーク(グレッグ)がピアニストとしてオットーの好きな曲を弾いて彼のライターを使い、画家に扮したパリスニモイ)がオットーが好きな画家の画風の似顔絵を描いて彼女に近づいた。

 某国のポルツィンから金曜日までにトレバニウムを見つけて、別口の北アジア人民共和国でなく自国取引するようにと迫られたボルダは、オットーが生きているかもしれないとのオバーの進言を受けて調査し、オットー事故記憶を失い、整形手術でパリスの姿になったと思わせることに成功した。

 しかし、ライターが偽物だと見抜いたヨハンはモニークの楽屋を訪ね、モニークは秘密ボルダにバラされたくなかったら儲けを山分けすることを持ち掛けた。

 パリスが予約していた精神科医に成りすましたジム(グレイヴス)に、ボルダは保安局内で記憶を取り戻す催眠治療をすることを命じた。

 パリス証言ボルダに疑われることを恐れたヨハンは、モニークに隠し場所を教え、パリスに会った時にそれを彼の口から話してもらうように頼んだ。

 隠し場所倉庫で、モニークが交通事故を起こして注意をそらすすきに、バーニー(モリス)たちがトレバニウムをすり替えトラックで運び出し、パリスが「ヨハンが倉庫に隠した」と言ったことで、ボルダとポルツィンは中身を確認しないまま取引成功を喜び、倉庫に来たヨハンを射殺した。

感想

 個人的に「多くの作品で目にするが、名前を覚えるには至っていない」俳優としてはトップクラスアンソニー・ザーブと、彼と同じく「スパイ大作戦常連のスティーヴ・イーナットを配して、イーナットが出演した「エリート情報官の推理」に迫るほどの「一度観ただけでは理解しきれない程の込み入ったストーリー」の作品に挑戦。

 込み入っている理由は、「奪還しなければならない核物質の隠し場所不明で、ハードルが高い任務であること」と、「ターゲットの2人の間に裏切りがあって、一括りにできな複雑な状況であること」。

 その結果は、まず「モニークのライターが偽の作り物だと見抜いたのに、そんな彼女の言ったことが作り話だと思わずほぼすべて信じたこと」が一番の矛盾点。

 次に気になったのはいわゆるご都合主義で、「ターゲットが要所要所で違う判断をしたらその後の展開の可能性が無数に枝分かれして、それらにすべて作戦対応できない。結局ターゲットが都合の良い判断をしたからこそ成り立つストーリーなのでは?」ということ。

 その一例は、核物質の隠し場所が判ったあとの奪還の手はずが、まるで最初からそこだと判っていたかのように順調過ぎること。

 ついでに、トラックの荷台いっぱいの大きさの巨大な核物質の容器とフォークリフトが荷台があったはずなのに、バーニーが逃げるために荷台に乗った時には荷台は空だったり、その後も荷台にIMFメンバーと「グローブレパートリー劇団」の団員が数人乗りむことが出来たのは、明らかなミス

 でも、そんな疑問点は、ストーリーの複雑さに隠れて気にならずに観られたから良いのだが、一方で複雑なストーリーならではの面白さが発揮できていたか?というと、「複雑すぎるなぁ」の方が勝ってしまった印象。

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2017-08-24 スパイ大作戦『恩赦』『凶悪な時限爆弾』

「スパイ大作戦『恩赦』」 ★☆

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原題】Terror(意味テロ」)

シーズン4、第20

1970年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】マーヴィン・チョムスキー脚本】ローレンス・ヒース【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、レナード・ニモイ、グレッグ・モリスピータールーパス、他

2017/08/23(水)17:58再放送BSジャパン、2017/08/25(金)鑑賞

ストーリー

 中東のスロック国がテロリストカビール恩赦を与えることになり、彼を支持する宣伝相バセアーと共に、中東テロと戦禍に陥れる恐れがあった。

 IMFはスロック国に潜入し、バーニー(モリス)とウィリールーパス)がダイナマイト輸送中の軍用トラックを奪取し、事件調査をする将校に成りすましたパリスニモイ)とジム(グレイヴス)が監獄に来てカビール尋問した。

 バーニーはカビールの女アセーダの所にダイナマイトを売り込みに行って捕らえられ、そこにバセアーに変装したパリスが現れ、アセーダに恩赦は中止で絞首刑になると嘘をつき、アセーダは脱獄させるためにバーニーに地下トンネルから監獄の壁の爆破を依頼した。

 カビールの見張り役としてジム容疑者に成りすまして監獄に入り、カビールに対して自分はバセアーの手先で、恩赦が取り消しで絞首刑が決まったと言い、面会に来たアセーダはカビール脱獄の手はずを話した。

 ダイナマイトから抽出したニトロをバーニーが爆発させ脱獄が決行されたが、先回りされて包囲され、カビールは余ったニトロで逆襲を試みるも、偽物だったため爆発せず射殺された。

感想

 作戦は凝った機器は用いずシンプルなので、非現実性はないが地味な印象で、地味だとどうにも見どことが無くなってしまうのが「スパイ大作戦」の特徴で難点。

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「スパイ大作戦『凶悪な時限爆弾』」 ★★

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原題Time Bomb意味「時限爆弾」)

シーズン4、第12

1969年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督マーレイ・ゴールデン脚本】ポール・プレイドンエグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、レナード・ニモイ、グレッグ・モリスピータールーパスバーバラルナ、他

2017/08/23(水)17:58再放送BSジャパン、2017/08/25(金)鑑賞

ストーリー

 西側から東側連邦人民共和国原子力研究所研究員として潜入していたマレックは、不治の病になって勝手な行動をとり始め、原子炉を核爆発させて首都壊滅を企んでいて、全面核戦争への発展が懸念された。

 マレックは4時に起爆装置が爆発するようにセットして、その前にスイス病院治療に行くとの理由出国する計画を実行した。

 研究所に設置することになっていたステンドグラス作家に成りすましたジム(グレイヴス)が研究所に潜入し、上空をジェット機が通る時間に、一緒に潜入したバーニー(モリス)が、ステンドグラス衝撃波割れたように見せかけ、それを隠れ蓑に同時に地下室の梁を爆破した。

 ステンドグラス修復のために、モデルである首相お抱えの女に成りすましたIMFメンバーのウェイ・リールナ)と、事故調査担当将校に成りすましたパリスニモイ)が研究所に来た。

 調査中にパリスはマレックの薬をすり替え、それを注射したマレックの病状が急変し危篤状態になったが、ウェイ・リーが同じ病気首相も治したという薬草を彼に飲ませた。

 回復したが意識を失ったマレックをウェイ・リー搬送させたが、行先は研究所そっくりのセットだった。

 爆発のせいで研究所の壁にヒビがはいり、パリス建築専門家と称するバーニーを呼び寄せ、彼は総員を退避させ、一人で原子炉調査を始めた。

 セットで目覚めたマレックは、崩れた建物の下敷きになって動けなくなっていたウェイ・リーを見つけ、彼女が彼に生き続ける望みを訴えたことで、爆発目前の起爆装置の解除を始めた。

 ジムはそれを見ながらバーニーに本物の起爆装置の解除方法を指示したが、途中でマレックが起爆装置の傷の有無からトリックに気付いて間違った解除方法を選んだことをジムが見抜いて、バーニーに逆の順番を指示し、解除に成功した。

感想

 現場を模した別の場所ターゲットを連れて行ってだます作戦は「スパイ大作戦」で良く見かけられるが、完璧に模さないとバレてしま危険性が高いことを無視していた。

 今回は、わずかな違いに気づいてトリックがバレてしまうという展開にチャレンジして、上手くいっていた。

 でも、マレックが気を失った時は建物崩壊危機が発覚する前で、目覚めたら崩壊しかけている状態のセットにいた、というのはつじつま的に合ってないのだが、重要じゃないからOK

 作戦的には、パリスが何人もの声を担当したり、IMF以外の人を強制的に動かす必要が多かったり、セットが大掛かりだったりで、ちょっと強引。

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2017-08-05 スパイ大作戦『老害の首相』『国王がドナー!?(移植手術を演出しろ)』

「スパイ大作戦『老害の首相』」 ★☆

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原題】Phantoms(意味幽霊たち/幻影」)

シーズン4、第19話

1970年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】マーヴィン・チョムスキー脚本】ローレンス・ヒース【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、レナード・ニモイ、グレッグ・モリスピータールーパスアントワネット・バウアー、他

2017/08/03(木)17:58再放送BSジャパン、2017/08/05(土)鑑賞

ストーリー

 独裁者首相ヴォルカが西側に友好的な若い芸術家たちの粛清を企んでいたので、副首相を代わりに首相にさせることを命じられた。

 テレビクルーに成りすましたバーニー(モリス)たちがインタビューするために首相を訪ね、小型のテレビカメラプロジェクタースピーカーを部屋に仕込み、首相メガネプロジェクターからの見えない映像が見える赤外線メガネすり替えた。

 次に、ジム(グレイヴス)が首相青年期の事を書いている作家に成りすまして訪ね、首相が殺した愛人リサ行方不明彼女の息子のことを尋ねた最中リサの霊に成りすましたIMFメンバーのノラ(バウアー)の映像を映し、粛清しようとしている詩人のザーラが自分首相の子供だと告げた。

 子供孤児院に預けたという証人に成りすましたパリスニモイ)の証言により、信じた首相はザーラを官邸護送させたが、途中でジャックして、ザーラにに変装したパリス首相の所に来た。

 首相とザーラが二人きりで会い、リサの霊の映像エスカレートさせたため首相錯乱し、現われた副首相首相に代わる事になった。

感想

 作戦が単純で、ストーリーも少ない文字数説明可能なのだが、そうなると「作戦いかに凝っているか」が売りのシリーズにおいては、「目的達成のためにやっていることが大げさ」と感じてしまう。

 加えて、超常現象を利用して敵の精神を混乱させるという作戦は、ストーリー作りとしてはいくらでもご都合主義行使できる安直さを感じるので、やらない方がいい題材だと思う。

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「スパイ大作戦『国王がドナー!?(移植手術を演出しろ)』」 ★★

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原題】The Btohers(意味兄弟」)

シーズン4、第11話

1969年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】マレイゴールデン脚本リーヴァンス【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、レナード・ニモイ、グレッグ・モリスピータールーパスミシェルケリー、他

2017/08/03(木)17:58再放送BSジャパン、2017/08/05(土)鑑賞

ストーリー

 中東国王を密かに幽閉した実の弟のサマンダル皇子は、国王に代わって石油をはじめ利権を手にし圧政を行っていた。

 国王の友人に成りすましたパリスニモイ)が入国して、女好き皇子は同行してた遊び友達役のIMFメンバーのリサケリー)目当てに面会し、英国に代わる新たな石油取引の話をすると、パリスが倒れて彼の主治医役のジム(グレイヴス)とリサを呼んだ。

 皇子リサと酒席を設け、パリスが持参したブランデーのビンに遠隔操作で薬物を入れて皇子に飲ませ、腎臓病の症状を起こして倒れさせた。

 ジムが診察して早急に腎臓移植必要だと言い、皇子の側近のハタフィス大佐は、ジム浮気バラさないこととひきかえに宮殿内の遊戯室で手術をさせた。

 ニセの病院に気を失っている国王が運び込まれジムが2人の間で移植手術を始める振りをし、バーニー(モリス)とウィリールーパス)が遊技場の下の階の天井に穴を開けて、手術台から下の階に国王皇子を下ろし、ヒゲの有無を入れ替えて2人を入れ替えて手術台に戻した。

 パリスが嫌ってる大佐のせいで契約が破談になれば大佐はクビになるとリサに言われた大佐は、停電させて2人を殺そうとするがバーニー達が復旧させた。

 次に大佐は、手術後に国王の呼吸器を止めて殺し、皇子に罪を擦り付けて自分摂政として権力を握ると呼び寄せた族長たちに発表したが、本物の国王が現れて大佐は捕らえられた。

ストーリー

 手術のスタッフ10名を加えた、大人数による作戦

 途中で敵が仲間割れするのでストーリーは複雑で、ハプニングで展開の先が読めない利点がある反面、解り難くて追いきれず、作戦への集中を弱めたように感じられた。

 日本での放送当時は「ドナー」という言葉は知られていなかったので、邦題の「国王ドナー!?」は再放送のもので、初回は「移植手術を演出しろ」だった。

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2017-08-04 スパイ大作戦『ロボット』『盗まれた化学式』

「スパイ大作戦『ロボット』」 ★★

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原題Robot意味ロボット」)

シーズン4、第9話

1969年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】レザ・バディ【脚本ハワードバークエグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、レナード・ニモイ、グレッグ・モリスピータールーパスリー・メリウェザー、他

2017/08/02(水)再放送(17:58 BSジャパン)、2017/08/04(金)鑑賞

ストーリー

 中立国首相が亡くなったことを副首相が伏せて、首相に成りすました替え玉ジェミニニモイ?)に副首相を後任に指名する発表をさせ、その後東側に寝返ろうとしていた。

 副首相ライバルのマセック情報長官の部下に成りすましたIMFのトレイシー(メリウェザー)が、ロボット興行団に成りすましたジムフェルプス)とウィリールーパス)を無審査入国させ、彼女を調べた副首相は、マセックがロボット首相の身代わりをさせ、電波ジャックして自分が次期首相指名されるテレビ放送を流すことを企んでいると考えた。

 副首相の部下のソレンスキー大佐変装したパリスニモイ)がニセの首相専用車に乗り、ジェミニ大佐首相指名すると話しているニセの盗聴音声の電波飛ばして、副首相大佐ジェミニを拘束し、トレイシーとジムと脅して自分に寝返らせ、ジムにマセックの計画通りロボット首相に身代わりをさせ副首相指名させるように命令した。

 首相官邸に運んできて牢屋に置いておいたロボット部品箱の中に隠れたバーニー(モリス)が、収監されていたジェミニ脱獄させ、人形で首を吊ったように見せかけた。

 首相官邸で組み立てられたロボットなりすましパリスが、副首相指名する動作副首相確認し、首相引退声明テレビ放送が始まったが、入れ替わったジェミニが次期首相選挙で決めると発表し、人気のあるマセックが選ばれる流れになった。

感想

 ジェミニが裏切ったと見せかけて、彼が官邸内の牢屋に入れられるのと、そこにバーニーが潜んだ箱が運ばれないと作戦が成立しないことが、つじつま的にとても苦しい。

 更に、ロボットに成りすましたパリスが、外れた手だけでロボットだと信じ込ませるのも苦しい。

 最後は、副首相ロボットだと面前で言い張るが人間だったので彼の工作がバレる、というオチだが、出来れば「実はロボットだった」の方が劇的だったかな?

 それに、副首相が自滅したことで彼の野望が砕かれたのは良いのだが、本物の首相が「選挙で決める」と言ったように見せかけたら、彼が既に死んでいたことを公表するのは選挙の後までになり、それまでジェミニ首相を演じ続けなければならない羽目になっちゃうのかな?

 冒頭に、1969年当時はおろか2017年の今でも考えられないほど精巧人間そっくりの動きをする右腕のロボット(当然人間が演じている)が映されるので、これがどのように活躍するのかと期待したが、結局はロボットに成りすましたパリスロボットに見せかけるための補助的な役割で、しかも映像で気にはほとんど動いてないのも肩透かし

 以上のように、色々と残念な作品

 ジェミニを演じているのはレナード・ニモイのようだが、普通は別の俳優が演じてそれは変装した姿だとしているのだが、本当に特殊メークで変装して別人に成りすましているのが珍しい。

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「スパイ大作戦『盗まれた化学式』」 ★★☆

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原題】The Double Circle意味「二重の丸(ダイヤル?)」)

シーズン4、第10

1969年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】バリー・クレイン【脚本ジェロルド・L・ルドウィッグエグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、レナード・ニモイ、グレッグ・モリスピータールーパスアン・フランシス、他

2017/08/02(水)再放送(17:58 BSジャパン)、2017/08/04(金)鑑賞

ストーリー

 敵の連邦人民共和国ミサイル技術アメリカを追い抜き、対抗するために美術コレクターのラズロが盗んだアメリカ化学式の奪還を命じられた。

 ビル最上階の12階にある警戒厳重なラズロに自宅をIMFギリアンフランシス)が訪ね、行方不明になっていた北京仏像を譲るのと交換に、化学式彼女の背後にいる仏像の出元の国に渡して欲しいと持ち掛けた。

 立ち去った彼女を、アメリカ科学者を殺したダンソンが尾行し、彼女と接触したバーニー(モリス)がアメリカ情報局員だと見破らせ、ギリアンアメリカスパイとの正体を明かしながら、引き続きラズロと取り引きを続けた。

 ラザロ真下11階にそっくりな自宅を作り、エレベーター操作してそこに警備員を呼んで彼の手形を入手し、バーニーが12階の手形認証突破してラズロの自宅に忍び込み、壁に埋め込まれた自爆装置付きの金庫の前に、屋上からすき間を開けたウィリールーパス)がそこから下ろしたニセの壁との間に入って、金庫破りを始めた。

 外出したダンソンを、連邦人民共和国工作員に成りすましたジム(グレイヴス)が拉致監禁し、ラズロに変装したパリスニモイ)が11階で金庫を開けて計算式を隠し部屋に密かに移した今日撮影フィルムを見せ、11階のニセの自宅に連れて行って、仏像は既に隠し部屋にあり、ニセのラズロとギリアンダンソンと連邦人民共和国を出し抜いて密かに取り引きをしているところを見せた。

 アメリカに寝返るリスクを避けたラズロが、連邦人民共和国人間を招いて化学式を渡そうとしたが、ニセの金庫の中は空で、ダンソンとの罪の擦り付け合いの末ダンソンに撃ち殺され、ダンソンが隠し部屋にあると言うもそんな部屋はなく、彼も撃ち殺された。

 バーニーは当日追加された新防御装置を見破り、中の化学式の持ち出しに成功した。

感想

 本物の自宅の1階下にそっくりなニセモノを作って2つを使い分けるという大胆かつ緻密な作戦と、開始早々明らかになる新しい防御装置を追加したというIMFが知らない危機がもたらすサスペンスに期待したが、後者は敵が簡単にしゃべって早めに台無しになり、前者も終盤になってそれまでとは違って雑なオチになって、期待外れに終わった。

 ゲスト出演者アン・フランシスが敵と直接対峙するシーンが多くて一番目立っていて、反面レナード・ニモイはラズロに変装しているシーンが多くて彼の出演シーンはわずかだった。

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2017-07-24 スパイ大作戦『神父の正体』

「スパイ大作戦『神父の正体』」 ★★☆

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原題】Commandante(意味司令官」)

シーズン4、第6話

1969年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】バリー・クレイン【脚本】ローレンス・ヒース【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、レナード・ニモイ、グレッグ・モリスピータールーパス、他

2017/07/20(木)再放送(17:58 BSジャパン)、2017/07/23(日)鑑賞

ストーリー

 中南米独裁国の民主化革命リーダーのドミンゲン神父を、彼を裏切ったマテオ少佐と、極東敵性国家派遣した革命屋の指揮官セロが捕えて、革命を取って代わろうとしていた。

 ジム(グレイヴス)は「信仰友の会」のメンバーに成りすまして2人に面会し、神父を釈放する為なら武器弾薬提供すると申し出て、ウィリールーバス)がトラックで運んできたが、途中の山中で隠れていたバーニー(モリス)を降りて、脱出用のヘリコプターの組み立てを始めた。

 アセロ派遣した国のシェン少佐に成りすましたパリスニモイ)がやって来て、神父殉職者にすべきでないとのアセロに対し、すぐ殺すべきと言うマテオの方を支持した。

 山中ウィリートラックから落ちたミラーを見つけたアセロは、近くでバーニーとヘリコプター発見し、神父を釈放して、ヘリコプターに細工をして墜落事故死に見せかけ、神父アメリカと通じていると思わせる証拠を残すことにした。

 事は思惑通りに進んだが、死体発見されなかったため、ヘリの離陸場所を再度調査したところ、神父がヘリに乗らず地面の下に隠れていたことが判り、パリス武器弾薬に仕込んだ起爆装置スイッチを押して弾薬庫が爆発し、失敗を追及されたアセロが逆上してマテオに撃たれ、彼らの命運は尽き、神父リーダーに返り咲くことが予想された。

感想

 いつもの作品では計画通り作戦が進むのだが、この作品ではひそかに用意したヘリコプターが敵に見つかってしまい、いつもとは違うサスペンス要素がある。

 でも、それはワザと見つけられるのも作戦の一部だったというのがどんでん返しで、それを匂わせる伏線も序盤でちゃんと張ってあって、ミスリード方法としてはかなりフェア。

 それでも、そんな「上手い」と思わせることより、賢くなくても派手な見せ場のある作品の方が、「スパイ大作戦シリーズでは面白さを発揮できると思う。

 レナード・ニモイが、特殊メークでなくちょっと濃い目のメークで東アジア人に成りすましているのだが、「白人離れした白人」が黄色人種に似てるとは限らないのに、そんな白人が演じることが昔のアメリカ映画で多く、それの一例かな?

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2017-07-23 スパイ大作戦『にせ札を見破れ』

「スパイ大作戦『にせ札を見破れ』」 ★★

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原題】Fool's Gold意味「(黄鉄鉱)見掛け倒しの物」)

シーズン4、第5話

1969年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督マリー・ゴールデン脚本ケン・ペタス【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、レナード・ニモイ、グレッグ・モリスピータールーパスサリー・アン・ハウズ、他

2017/07/20(木)再放送(17:58 BSジャパン)、2017/07/22(土)鑑賞

ストーリー

 東側連邦人民共和国大蔵大臣ストラヴォスが、西側に友好的なバカーン王国ニセ札を作って、国のすべての金の兌換を要求し、バカーン王国を壊滅させようとしていた。

 紙幣の兌換のためにバカーン王国から来た役人に成りすましたジム(グレイヴス)とニセ札づくり役のパリスニモイ)が蔵相を訪ね、パリス紙幣検査している時に発火装置付きの札束を忍ばせた。

 パリスは蔵相に、バカーンの保有量は実は倍で、増刷することを勧め、調べた札がニセ札であることを黙っている代わりに分け前を要求した。

 バーニー(モリス)が照明に仕掛けた鏡と拡大メガネウィリールーパス)が大蔵省の金庫室の番号を読み取った。

 パリスは蔵相に、自分の仲間が翌日ニセ札印刷すると持ち掛け、その夜に金庫を破って、中にあった原版をすり替えた。

 パリスの仲間として現れたバーニーとウィリーとで印刷機を動かし、バーニーが発火装置作動させ、配管を変えてあったスプリンクラーから酸が吹き出し、札束は黒焦げになった。

 新たに刷った札を兌換する手続きが始まり、ニセ札だとバレ、立ち会っていた首相は蔵相に責任を負わせた。

感想

 作戦の出来はまずまずで、惜しいのは金庫室の中の原版の場所パリスが判ってたのがつじつまが合わないところ。

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2017-07-22 スパイ大作戦『第三次世界大戦』

「スパイ大作戦『第三次世界大戦』」 ★☆

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原題】The Numbers Game(意味数字ゲーム」)

シーズン4、第2話

1969年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】レザ・バディ【脚本リーヴァンス【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、レナード・ニモイ、グレッグ・モリスピータールーパス、他

2017/07/19(水)再放送(17:58 BSジャパン)、2017/07/20(木)鑑賞

ストーリー

 ヨーロッパ民主国家でかつて独裁者だった将軍が、権力奪還のために内戦を起こそうとしていた。

 IMFのメンバーである将軍主治医将軍肺炎の症状を起こさせ、眠ったすきに人形すり替え将軍を地下室に運んだ。

 将軍が目覚めると、軍人に成りすましたIMFが地下室を占拠していて、ウソTV映像第三次世界大戦が起こり放射能汚染で地上には出られないと将軍に思わせた。

 自分の病状回復のためには、軍人が持っていたペニシリン必要を思った将軍は、引き換えにコンピュータ操作してスイス隠し口座の番号を教え、IMF将軍たちを地下に残して国外脱出し、口座のお金も引き出して将軍革命資金を奪った。

感想

 敵に接近するという一番困難な仕事が、敵の主治医として既に済んでいた、というのでかなり拍子抜けするストーリー

 他にも、口座番号を聞き出すために、医者立場を利用してもうすぐ死ぬと思わせるというのも、作戦としてベタで洗練されてないことにも拍子抜けした。

 シーズン4の2作目でこの調子だと先が思いやられるほどの低調ぶり。

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2017-07-21 スパイ大作戦『暗号を解読せよ』

「スパイ大作戦『暗号を解読せよ』」 ★★

| 02:56 | 「スパイ大作戦『暗号を解読せよ』」 ★★を含むブックマーク 「スパイ大作戦『暗号を解読せよ』」 ★★のブックマークコメント

原題】The Code(意味暗号」)

シーズン4、第1話

1969年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約46分

監督】スチュアート・ハグマン脚本ケン・ペタス【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、レナード・ニモイ、グレッグ・モリスピータールーパス、他

2017/07/19(水)再放送(17:58 BSジャパン)、2017/07/20(木)鑑賞

ストーリー

 中米東側のヌエバティエラ国の独裁者ブラヴォーが、隣国サン・クリストバル侵略を企んでいて、同盟関係連邦共和国から作戦司令書を暗号化して仕込んだ写真を受け取ることになっていて、その暗号解読同盟の解除が命じられた。

 ヌエバティアラに潜入したアメリカスパイに扮したリンダが、サン・クリストバルから旅客機アメリカ脱出したが、ひそかに捕らえられた(ゲバラのような)革命家変装したパリスニモイ)がその旅客機ハイジャックして、約10年ぶりにヌエバティエラ入国した。

 彼を大統領官邸護送する自動車すり替え、中に潜んだバーニー(モリス)が官邸侵入した。

 リンダのコンタクトレンズ内に仕込んだニセの情報をつかんだブラヴォーと連邦共和国から派遣されたヤノスは、それを共和国に送るために暗号化し、バーニーの操縦するロボット排水管を通って暗号化作業を真上から撮影し、受信したジム(グレイヴス)が映像を録画し暗号解読を始めた。

 解読が終わらない段階で作戦司令書が届き、その暗号も録画をした後に解読に成功して、サン・クリストバル軍隊侵略軍を迎え撃つ体制を取れた。

 ブラヴォーとヤノスはお互いに相手秘密を漏らしたと言い合い、彼らも両国も仲間割れした。

感想

 作戦シンプルで、敵の間近に潜入して隠しマイクで状況を伝えるパリスも含め、各人が重要仕事無駄のない仕事ぶりでこなす。

 でも、そんな風に展開がシンプル無駄がないと、結果的に地味な印象で手ごたえを感じられず見劣りしてしまうのが「スパイ大作戦」の特徴。

 展開に穴があっても、視聴者を惹きつける見せ場がある回の方が面白い

 シーズン4になって、マーティン・ランドーが彼と似たキャラ俳優であるレナード・ニモイに代わられ、ランドーの当時の妻のバーバラ・ベインも降板し、IMFは男のみの4人がレギュラーメンバーになって、女性ゲストが週替わりでメンバーになった。

 この第1話はあまり幸先良くなかった。

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2017-07-02 スパイ大作戦『地下百メートルからの脱出』

「スパイ大作戦『地下百メートルからの脱出』前編&後編」 ★★☆

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原題】The Bunker(意味「地下軍事施設」)

シーズン3、第19&20

1969年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分&47分

監督】ジョン・モクシー【脚本】ポール・プレイドンエグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドーバーバラ・ベイン、グレッグ・モリスピータールーパス、他

2017/07/13(木)再放送(17:58 BSジャパン)、2017/07/13(木)&14(金)鑑賞

ストーリー

 東側の国で、ロジャック博士は妻と共に捕らえられ、地下百メートルの軍事研究所で小型長距離ミサイルの開発を強要されていて、別の仮想敵国変装の達人の殺し屋ヴェントロスも開発阻止を企んでいた。

 ジム(グレイヴス)が警備担当として派遣された将校に成りすまして研究所に潜入して、ヴェントロスに狙われている事を説明し、研究所に現われたシナモン(ベイン)扮する軍人がヴェントロスの手下の成りすましだと言い、彼女を保安本部連行するように言った。

 本部に潜入したウィリールーパス)がシナモンの監房を破って、そこに監禁されていた博士の妻アンナ変装して入れ替わり、アンナウィリーは脱走した。

 開発の手を緩める博士を脅すため偽のアンナ研究所に連れてこられ、彼女が夫を説得すると見せかけながら、通気口の蓋を空けて待っているようにと博士に耳打ちした。

 ジムが隠し持った小型ドローン事務室通気口に入れ、バーニー(モリス)が遠隔操作で地下の博士研究室まで飛ばし、そこに付けられた注射自分に打って心臓発作の症状を発生させた。

 博士を救うために、高名な医師に成りすまして入国していたローラン(ランドー)を呼びつけたが、警備担当大尉に成りすまして潜入していたヴェントロスがローランを気絶させてローランに変装して博士を殺そうとした。

 ローランの様子がおかしいと気づいたジムが直前でヴェントロスだと見破って銃撃戦になり、ヴェントロスが殺される直前にミサイルの燃料を操作した事で研究所ミサイルデータもろとも爆発し、ジムたちは博士を連れて寸前に脱出した。

感想

 前後編の2部構成場合1話分の尺で済むのではないか?と思えるくらい間延びした作品が目立ったシリーズだが、この作品はそんなに気にならなかった。

 クライマックスの地下から脱出シーンで、荷物用の遅いエレベーターの動きと、爆発へと向かっていることを示す計器や時計のアップのカットバックが続くのは、ちょっと長すぎるし、技法としても稚拙かな?とも思ったのだが、それも加えて脱獄とか撃ち合いとかの見せ場を愚直に積み重ねて手数を稼いだことが、全体的にダレた印象を感じさせなかったことに繋がった。

 ローランと同等の変装声帯模写能力の持ち主である敵の殺し屋が、どういうシチュエーションIMF対峙するのかをずっと期待させられたが、ローランに変装するという思ってもいなかった展開も良かった。

 1シーンだけ、ジム・フェルプス吹き替え若山弦蔵でなかったのは、オリジナル吹き替えの欠落部分を録り直したのだろうが、弦蔵さんでは無理だったのかな?

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2017-07-01 スパイ大作戦『ニトログリセリン』

「スパイ大作戦『ニトログリセリン』」 ★★

| 23:30 | 「スパイ大作戦『ニトログリセリン』」 ★★を含むブックマーク 「スパイ大作戦『ニトログリセリン』」 ★★のブックマークコメント

原題Nitro意味「ニトロ」)

シーズン3、第21話

1969年、アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督ブルース・ケスラー脚本】ローレンス・ヒース【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドーバーバラ・ベイン、グレッグ・モリスピータールーパス、他

2017/06/29(木)再放送(17:58 BSジャパン)、2017/06/30(金)鑑賞

ストーリー

 カラコー国のゼック将軍と軍需工場経営者のナジッドが、隣のアジール国との平和協定国王が発表する庁舎を爆破してアジール国の仕業に見せかけて戦争しようとしていた。

 ナジッド工業経営コンサルタント社員に成りすましたバーニー(モリス)がコンピューター操作して工場ニトログリセリン保管庫の扉を開け、アジール国の謎の「ニトロ使い」将軍ハキムに成りすましたローラン(ランドー)がニトロを盗み出した。

 ジム(グレイヴス)からシナモン(ベイン)がハキム将軍の手先だとの情報を聞かされていたゼックたちは、彼女尾行してニトロを盗んだハキムの居場所を探ると、既に拉致していた爆破の計画と実行を担当のスコーラをハキムに変装させて薬で死んでいるようにしたのを見つけ、スコーラ変装したローランが、ニトロ搭載のラジコントラック庁舎を爆破するハキムの作戦の方が良いと言って変更させた。

 国王の発表の当日、庁舎に居たジムはナジッドを薬で動けなくし、テレビ中継を遮断して、ローランの爆破音の電話と合わせて、爆破に成功したと思ったゼックが演説テレビ放送し、トラックが動き出すのを見て命の危機を感じたナジッドはニトロ計画を白状し、トラック運転席にいたスコーラも合わせ3人の犯行がバレた。

感想

 いつもは計画通りに事が進むのだが、今回は前半でラジコントラックがニトロを盗み出す時に銃撃され、それによる弾痕がいつトラブルを起こすかのサスペンス継続し、最後庁舎に突っ込む直前に止めるはずがブレーキが利かなくなってあわや爆破、という計画外の事態が起こるのが珍しい。(結局はギアをローに入れて止めることに成功。)

 まあ、計画外のことが起きない方が不自然だよね。

 ハキムが死んだと見せかけるために、薬で仮死状態にしてさら変装を施してと、2つも偽装するのはバレる危険性が高いなど、ところどころ危なっかしい作戦なのだが、観ている間はそんなに気にならない。

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2017-06-29 スパイ大作戦『もう一冊の台本』『 出入り簡単な金庫』

「スパイ大作戦『もう一冊の台本』」 ★☆

| 18:55 | 「スパイ大作戦『もう一冊の台本』」 ★☆を含むブックマーク 「スパイ大作戦『もう一冊の台本』」 ★☆のブックマークコメント

原題】The Play(意味演劇」)

シーズン3、第9話

1968年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督リー・H・カツィン【脚本ロウ・ショウ【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドーバーバラ・ベイン、グレッグ・モリス、他

2017/06/28(水)再放送(17:58 BSジャパン)、2017/06/28(水)鑑賞

ストーリー

 東側国家のUCRの文化相であり演出家のクーローは、親米的な首相を失脚させるために、反アメリカキャンペーン実施していた。

 IMFは、米大統領とUCR首相が登場し、反逆的内容だとアメリカ人が騒いでいる演劇でっちあげ、アメリカ滞在中のクーローと接触し、彼はUCRの国立劇場でUCRの俳優で上演することに決めた。

 ローラン(ランドー)は俳優の1人エンゾールに会いに行き、変装で入れ替わって彼を亡命させ、彼に成りすましたローランは、共演者を怒らせて降ろし、元々えんじていた米国俳優に成りすましたジム(グレイヴス)が代役に決まった。

 稽古が大詰めになったところで首相を呼び、セットに紛れて入国したバーニーが劇場に仕掛けた装置を使って舞台上の音声を消し、代わりに吹き込んだ首相侮辱する台詞の録音とすり替え台本で、クーローは連行された。

感想

 今回は、仕掛けも展開も映像的見せ場も、全体的に低調&ボリューム不足だった。

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「スパイ大作戦『出入り簡単な金庫』」 ★★☆

| 02:22 | 「スパイ大作戦『出入り簡単な金庫』」 ★★☆を含むブックマーク 「スパイ大作戦『出入り簡単な金庫』」 ★★☆のブックマークコメント

原題】The Vault(意味「金庫」)

シーズン3、第23

1969年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】リチャード・ベネディクト脚本】ジュディ・バーンズエグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドーバーバラ・ベイン、グレッグ・モリスピータールーパス、他

2017/06/28(水)再放送(17:58 BSジャパン)、2017/06/29(木)鑑賞

ストーリー

 中南米東側国家大蔵大臣ペレダは、音程ダイヤルを合わせる大統領しか開けられない大蔵省内の金庫を、音を録音することでひそかに開けて4千万ドルを盗み出し、大統領横領したと見せかけ失脚させ後釜に就こうとしていた。

 ジム(グレイブス)とシナモン(ベイン)が東欧人間に成りすまし、首相と蔵相にお金と引き換えに軍事基地を作らせる密命を持ち掛け、私欲の深い蔵相だけが独断交渉した。

 バーニー(モリス)が金庫室の非常口の出口を破って侵入して警報を鳴らし、金庫室の前で監査をしていた国際会計監査員になりすましローラン(ランドー)と駆けつけた警備兵を気絶させ、大統領のとは別の金庫を破ってにげたように見せかけながら非常口に隠れた。

 かけつけた外相に、ローランが大統領の声色で電話をかけ、官邸から金庫に調べに行くと言い、蔵相は別の金庫のお金大統領の金庫に移してごまかすことにした。

 大統領変装したローランが金庫室に入り、蔵相が金庫を開けた時のダイヤルの音の録音をバーニーから受け取って金庫を開け、扉に仕掛けをして異常なかったと言って立ち去った。

 蔵相がお金を戻そうとした時、バーニーがリモコンで金庫室の扉を閉め、ローランが呼んだ本物の大統領が金庫を確認し、中に閉じ込められていた蔵相を逮捕した。

感想

 金庫破りのように、物音などで見張りにバレるんじゃないかというスリリングな状態が長く続く展開だと面白くなる。

 オチもハッキリ解りやすくて良かった。

 映像では映らないからしらんぷりしてることがシリーズ通して何度かあったけど、バーナーを使ったりしたら「こもった熱」とか「焦げ臭いにおい」で異常を気づかれるよなぁ。

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2017-06-24 西部警察PART-III 大門死す!男達よ永遠に…

「西部警察PART-III『大門死す!男達よ永遠に…』」 ★☆

| 06:25 | 「西部警察PART-III『大門死す!男達よ永遠に…』」 ★☆を含むブックマーク 「西部警察PART-III『大門死す!男達よ永遠に…』」 ★☆のブックマークコメント

1984年日本(テレビ朝日)、カラー、1:1.33、16mm、日本語&仏語、141分

監督小澤啓一製作&出演&主題歌石原裕次郎

【出演】渡哲也舘ひろし峰竜太石原良純柴俊夫小林昭二、登亜樹子、御木裕、高城淳一原田芳雄武田鉄矢宝田明中村晃子小林稔侍山村聰中丸忠雄倉田保昭黒部進深水三章中田鉄治夕張市長)、小野武彦中真千子、他

2017/06/21(水)再放送(21:09 NHK-BSプレミアム)、2017/06/24(土)鑑賞

ストーリー

 パリ出張テロリストボスが射殺される現場に立ち会ってから約3か月後、東京テロリスト取材していたフランステレビ局員が殺された。

 ジャーナリストを名乗る男(原田)が大門(渡)と面会し、日本人テロリスト藤崎の襲撃計画を漏らすが、実は彼こそ藤崎で、大門軍団を標的にすることが目的で、夕張で銃撃戦が繰り広げられた。

 次に藤崎半導体世界最大手の亜細亜電機をテロの標的にして社長山村)と一般人少女人質に取り、日本経済全体のダメージを考えた政府は、要求通り大門軍団捜査から外し、身代金と逃走用旅客機を用意することにした。

 大門軍団は、独断輸送中の身代金強奪し、無線から突き止めた孤島に上陸してテロリストを倒して人質を救出するが、大門殉職した。

感想

 改めて「西部警察」を見直すと、目的が「銃撃戦やカーアクションや爆破などの派手なアクションを見せること」のみであることが判る。

 それ以外の、ストーリーや芝居や演出一言で言って「大味」で、それらの出来を良くしようとすることには無頓着だったのだろう。

 (テロリスト企業を標的にする前の部分のストーリーは要らないんじゃないの?)

 派手なアクションシーンの資金を得るためと思しき多くのスポンサーロゴを恥ずかしげもなくデカデカと画面に映すのも、そのことが変な印象を与えるとかは気にしてないからだろう。

 製作者の石原裕次郎が、自作映画黒部の太陽』をスクリーンでの上映にこだわって長い間ビデオ化もテレビ放映もさせなかったことも、ずっと映画製作の願望を口にしていたのも、「西部警察」にも表れている「大画面でしか表現できないスケールの大きな映像」への彼の強いこだわりなのだろう。

 そんなわけで、アクションしか考えてない「西部警察」は、映画ドラマというより、花火大会に近いのかもしれない。

 「潔い割り切り」とも言えるが、「西部警察」のアクションが物足りないと感じるのは、『ワイルドバンチ』あたりと比較すると、アクションは「スケール」も大切だが、それ以上に「質」が良くないと結局は記憶に残らないからだと思う。

 質の追求もした方が良かったのかもしれないが、週一のドラマでは製作に追われて難しいかな?

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2017-06-23 スパイ大作戦『猫にヒスイ』

「スパイ大作戦『猫にヒスイ』」 ★★☆

| 06:54 | 「スパイ大作戦『猫にヒスイ』」 ★★☆を含むブックマーク 「スパイ大作戦『猫にヒスイ』」 ★★☆のブックマークコメント

原題】The Seal意味「印璽(いんじ)、はんこ」)

シーズン2、第9話

1967年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督アレクサンダーシンガー脚本ウィリアムリード・ウッドフィールド、アラン・ボルター【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドーバーバラ・ベイン、グレッグ・モリスピータールーバス、他

2017/06/22(木)再放送(17:58 BSジャパン)、2017/06/22(木)鑑賞

ストーリー

 中国インド国境付近にある国から盗まれたヒスイの印璽(いんじ)を買った実業家が、アメリカとの友好関係維持のための返却を拒否した。

 TVレポーターに成りすましたシナモン(ベイン)とカメラマン役のバーニー(モリス)がこの件の取材実業家本社ビルの自宅を訪ね、シナモンだけ残って印璽に書かれた「持ち出した者は時間内に死ぬ」の呪い言葉のことを話し、印璽の国の超能力者に成りすましたローラン(ランドー)を呼び寄せた。

 一方ジム(グレイヴス)は実業家会社取引相手に成りすまして、会計確認をさせてコンピュータ会計システム故障させ、代替機内に潜んだ猫とバーニー(モリス)と共に警報器だらけの美術品展示室を目指した。

 ローランがスキをついて展示室に入ろうとして、防御システムに引っ掛かって感電して気絶したように見せかけ、警報器が切られたスキに、バーニーが壁に小穴を開けて、そこから中に入れた猫が指示どおり印璽を取って戻ってきた。

 ローランを救急車搬送させた後に展示室内に入り印璽が持ち去られたことに気づくが、IMF救急車で全員立ち去っていた。

感想

 マーティン・ランドーが、眉毛を若干つり上げた東洋人っぽいメークで神秘的な役を演じる。

 人間の言うことに従う印象のない猫が、思った通り動いてくれるか?それ以前にリードなしで抱きかかえているだけなので勝手に動き回らないか?泣き出してバレないか?など、いろいろとハラハラさせられるのが見どころ。

 結局、印璽をくわえて持ってきたり、扉やカバンを開けたりなどを見事にやってのけるが、実はIMDbによると、12匹の猫にそれぞれ芸を1つ覚えさせて、あたかも1匹の猫が全部指示通り動いたように見せているらしい。

 それでも十分期待通りの働きを見せ、猫さまさまの回。

 ただし、12匹の猫に演じ分けさせたせいか、指示受信用小型スピーカーのついた首輪をつけていたりいなかったりの繋がりのミスをしているのだが…。

 邦題の「猫にヒスイ」は「猫に小判」のもじりだろうが、ヒスイの印璽を無視したら成り立たない話なので、意味正反対

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2017-06-22 スパイ大作戦『西側への扉』『地下室からの脱出』

「スパイ大作戦『西側への扉』」 ★★★

| 12:52 | 「スパイ大作戦『西側への扉』」 ★★★を含むブックマーク 「スパイ大作戦『西側への扉』」 ★★★のブックマークコメント

原題】The Bank(意味銀行」)

シーズン2、第4話

1967年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督アルフ・クジェリン?【脚本ブラッド・ラドニッツ【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドーバーバラ・ベイン、グレッグ・モリスピータールーバス、他

2017/06/21(水)再放送(18:58 BSジャパン)、2017/06/21(水)鑑賞

ストーリー

 (ベルリン?の)東地区銀行支配人は、西側への逃亡を手助けすると称して逃亡者を次々と殺して彼らの財産ナチ再興の資金にすべく貸金庫に蓄えていた。

 元銀行強盗IMFメンバーのポールが銀行の下調べをしているところを、連邦警察なりすましジム(グレイヴス)が連行し、警備のため部下のシナモン(ベイン)を金庫室の受付嬢にさせた。

 ジム支配人に、金庫室内の外国通貨の番号の調査を命じ、その間に金庫室内の監視カメラの録画テープで、支配人お金を隠している部分を盗み出した。

 逃亡希望者に成りすましたローラン(ランドー)が、金庫室の抜け穴から地下道へと通され、穴に落ちて殺された振りをし、マンホールから脱出した。

 ポールの強盗仲間になりすましたバーニー(モリス)が借りていた貸金庫を開けに来て、ジム支配人監視カメラで警戒する中、シナモンが金庫室に入ってカメラの前に金庫室内の写真を置き、隠し場所の金庫に爆弾を仕掛けて抜け出し、バーニーが爆発させ金庫を持ち出した。

 ジムの部下に成りすましたウィリールーパス)が現われバーニーとポールを連行し、駆けつけた警察署長の前でジムが金庫を開けようとすると、支配人ナチの残党が奪い返して金庫室から逃げようとしたが、抜け穴はローランとポールが塞いでいて、一味は署長に引き渡された。

感想

 作戦シンプルだが手の込んだ細工も豊富で、敵の目を盗んで短時間作業するスリリングな展開もあり、オチも爽快で、かなり上出来の作品

 バーバラ・ベインのアップだけソフトフォーカスなのが少し気になったが、今まで気づかなかっただけか?この監督に限った趣向なのか?はまだ不明

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「スパイ大作戦『地下室からの脱出』」 ★★

| 23:42 | 「スパイ大作戦『地下室からの脱出』」 ★★を含むブックマーク 「スパイ大作戦『地下室からの脱出』」 ★★のブックマークコメント

原題】The Survivors(意味生存者たち」)

シーズン2、第3話

1967年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】ポール・スタンリー脚本ウィリアムリード・ウッドフィールド、アラン・ボルター【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドーバーバラ・ベイン、グレッグ・モリスピータールーバス、他

2017/06/22(木)再放送(17:58 BSジャパン)、2017/06/22(木)鑑賞

ストーリー

 アメリカの新型爆弾開発者の3人中2人の男が妻と共に敵のスパイ誘拐された。

 残り1人の別居中の妻に成りすましたシナモン(ベイン)が、彼女の母の葬儀に出席し、彼女と同席したローラン(ランドー)の2人をスパイ誘拐したが、ローランはただの友人だと言い、シナモン自分が助かることと引き換えに夫役ジム(グレイヴス)を呼んで解放された。

 誘拐された全員が監禁されたチャイナタウンビルの地下室で爆弾秘密を教えるよう脅されていた時、音波の共振大地震のような揺れを発生させ、全員を生き埋めにした。

 全員で協力して脱出できるようになったが、スパイ自分たちけが脱出して秘密を言わない開発者を置き去りにして殺すことにした。

 しかし、地上ではIMFが待ち構えていて一味は一網打尽になり、全員が救出された。

感想

 ストーリーの突飛さは少ないのだが、大半の時間が地下室で、暗い所で何やら細々と作業するシーンが多く、絵的に地味。

 ローランの役割が解らなかったのだが、一度捕まって監禁場所の内部構造記憶し、解放されてその後の作戦に活かすことだったのだろうか?

 冒頭の録音テープで指令を受けるシーンが、ビル屋上で、別の回で観たことがある気がする。

 シーンの大半は他の回のを使い回しで、写真ピーター・グレイヴスの代役の手のアップだけ撮影して簡単にシーンを作る、とかやっていたのだろうか?

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2017-06-16 スパイ大作戦『コールドスリープ』

「スパイ大作戦『コールドスリープ』」 ★★☆ 

| 18:27 | 「スパイ大作戦『コールドスリープ』」 ★★☆ を含むブックマーク 「スパイ大作戦『コールドスリープ』」 ★★☆ のブックマークコメント

原題】The Freeze(意味氷結」)

シーズン3、第11話

1969年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督アレクサンダーシンガー脚本】ポール・プレイドンエグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドーバーバラ・ベイン、グレッグ・モリスピータールーバス、他

2017/06/15(木)再放送(18:58 BSジャパン)、2017/06/16(金)鑑賞

ストーリー

 強奪した現金を独り占めして隠し、名前バレットと変えて軽い罪で服役している男を、2日後の時効までに警察に引き渡して現金を見つけることをIMFが命じられた。

 メンバーの刑務所医師バレット検査し、不治の病で余命1か月だと言って、残り2か月の服役を免除させ専門医に成りすましたローラン(ランドー)のところに行かせた。

 治療は難しく研究に協力してほしいと言われたバレットは、刑務所医師医者なりすましジム(グレイヴス)が話していた、治療法が確立するのを冷凍して仮死状態になって待つ方法を頼ってジムを訪ね、ジム病気の妻を冷凍して死なせた弱味で脅して、自分をすぐに冷凍させた。

 グレッグは12年後の1980年の設定されたローランの病室で目覚め、現金の代わりにクレジットカードが使われるようになり、街は区画整理ですっかり様変わりしたと聞かされた。

 電話で隠し場所墓地工事が始まると聞かされたバレットは、病室を脱走して向かうが、ニセの新聞の日付で1980年ではなく、時効の翌日だということに気付いた。

 バレット現金を取り出しtところに、IMF差し向けた強奪の仲間が現れもみ合いになり、そこに警察が来て時効寸前で一網打尽になった。

感想

 「ターゲット洞察力が合って提供したヒントに気付いて思惑通りに行動してくれないと作戦が成立しない」場面がいくつもあって、かな〜り綱渡り的な作戦なのだが、それさえ気にしなければシンプル作戦を一気に見せて、奇抜さもあって面白い作品

 1980年を感じさせる小道具の1つが、大画面平面カラーテレビだというのも良い。

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「スパイ大作戦『捕らわれた女スパイ』」 ★★☆ 

| 19:33 | 「スパイ大作戦『捕らわれた女スパイ』」 ★★☆ を含むブックマーク 「スパイ大作戦『捕らわれた女スパイ』」 ★★☆ のブックマークコメント

原題】The Exchange(意味「交換」)

シーズン3、第12

1969年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督アレクサンダーシンガー脚本】ローレンス・ヒース【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドーバーバラ・ベイン、グレッグ・モリスピータールーバス、ジョン・ヴァーノン、他

2017/06/15(木)再放送(18:58 BSジャパン)、2017/06/16(金)鑑賞

ストーリー

 東側軍事施設に潜入して金庫の中の書類撮影してたシナモン(ベイン)が捕まって、ストロム大佐(ヴァーノン)の尋問に抵抗した。

 ジム(グレイヴス)は大佐に面会して、西側に捕まったクルツとシナモンの交換を持ち掛けた。

 ローラン(ランドー)はクルツの本国車いす役人なりすまし、面会した獄中のクルツを電動車いすの中に隠して脱獄させた。

 ローランはクルツを荷物の木箱に入れ、振動や録音テープで移動させずに本国密入国できたように見せかけた。

 「クルツが報告する筈だったストロム大佐が裏切って西側と通じて自殺した」とストロムの後任に成りすましたジムがニセのストロムの部屋でクルツに言い、脅してクルツが作った諜報組織の報告をさせた。

 その証言と引き換えにクルツの出国が認められ、秘密を漏らしたことを隠すしかない彼とシナモン国境で交換された。

感想

 「捕まっても当局は関知しない」のIMFが、独断シナモン救出の作戦を実行するという、イレギュラー作品

 西側監獄から無断で脱獄させたりの独断ぶりは、後の映画版ミッション:インポッシブル』みたい。

 緊急作戦なのに、東側との国境近くで大掛かりな仕掛けがいくつも用意できるのは都合よすぎ、という野暮なツッコミは例によってあるが…。

 「スパイ交換」などという本格的なスパイ物にありがちな展開も採用しつつ、他の作品と遜色ない出来。

 シナモンが「閉所恐怖症」だと思った敵がそれを利用して拷問したのに対してシナモンが苦しんで見せるのは、敵の考えを間違った方向に向かわせるための芝居かもしれないと思いながら観ていたのだが、「ジム」という名前だけは言ってしまったので、閉所恐怖症は本物っぽい。

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2017-06-02 スパイ大作戦『奴を証人席へ!』『キャバレーでの出来事』

「スパイ大作戦『奴を証人席へ!』」 ★★ 

| 12:49 | 「スパイ大作戦『奴を証人席へ!』」 ★★ を含むブックマーク 「スパイ大作戦『奴を証人席へ!』」 ★★ のブックマークコメント

原題】The System(意味「(会計?)システム」)

シーズン3、第15話

1969年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督ロバート・ギスト【脚本ロバートハムナー【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドーバーバラ・ベイン、グレッグ・モリスピータールーバス、他

2017/05/31(水)再放送(18:55 BSジャパン)、2017/06/01(木)鑑賞

ストーリー

 シンジケートボスミスターVが殺人罪起訴されたが、証人が殺されたため、彼の部下でカジノ経営者コスタ証言させるようにIMFが命じられた。

 ジム(グレイヴス)がカジノイカサマをしてコスタに接触し、コスタを狙っている殺し屋を見かけたら教えると持ち掛け、コスタはVに電話確認したが、ローラン(ランドー)がつなぎ変えた回線でVの声色で答えた。

 バーニー(モリス)が、床に警報装置がある金庫室の通風孔から竿状の道具を使って金庫を開け、売上金の袋に札束を追加して戻した。

 ローランが、Vが差し向けた会計士に成りすまして金庫を確認すると、数字お金より少ないことを指摘し、さらコスタと親密になっていたシナモン(ベイン)が、ローランが書いたニセのコスタサインで、カジノから大金借金し、ディーラーメモ彼女に勝たせるように指示をして不正を働いていたこともニセ会計士が指摘した。

 Vに電話で報告しようとしたローランの口封じをするようにコスタが部下に命じたが、ローランがレコード盤に録音していたVの声で「裏切者のコスタに従うな」と電話越しに部下に言った。

 シナモンが、Vの命令でハメたとコスタに白状したところに、殺し屋に成りすましたウィリールーパス)が現れ、コスタは追い詰められ残された逃げ場所の金庫室に入り、警報警察を呼んで証言することにした。

感想

 作戦が解り易いのはいいのだが、ちょっとベタで綱渡り的。

 シナモンブラックジャックをするシーンで、テーブル面上のカメラからディーラーが手にしている配り札を下から撮って、シナモンに上から2番目の札を配る「イカサマ」をカットなしで見せている。

 さらにこのシーンで、やはりテーブル面の高さで3人の客の手札を次々と背中越しに至近距離からワンカットで撮っているのだが、それだと後頭部が映るはずが2人目のは映ってなかったので、手元だけ写された俳優姿勢を低くして頭を前に下げていたのだろう。

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「スパイ大作戦『キャバレーでの出来事』」 ★★ 

| 01:46 | 「スパイ大作戦『キャバレーでの出来事』」 ★★ を含むブックマーク 「スパイ大作戦『キャバレーでの出来事』」 ★★ のブックマークコメント

原題Illusion意味幻想or幻覚」)

シーズン3、第24

1969年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督ジェラルドメイヤー脚本】ローレンス・ヒース【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドーバーバラ・ベイン、グレッグ・モリスピータールーバス、フリッツウィーヴァー、他

2017/06/01(木)再放送(18:55 BSジャパン)、2017/06/01(木)鑑賞

ストーリー

 東ヨーロッパ共和国の次期秘密警察長官の座を争うスカーベックウィーヴァー)とロームを共に排除し、人民弾圧を行わないトロックを後任にさせるようIMFが命じられた。

 スカーベックが夢中になって殺した歌手のキャルロットのショウを模したキャバレーの出し物を、シナモン(ベイン)とローランが演者なって開き、楽屋を訪ねたスカーベック彼女を自宅に招いた。

 シナモンスカーベックに、ロームに頼まれて彼を誘惑するように言われたと言い、彼女が帰った後に、嫉妬精神錯乱する彼が薬を飲むが、バーニー(モリス)が催眠術にかかった状態になる薬とすり替えていて、彼はキャルロット殺しのことを話し、シナモンが裏切ったら同様に彼女を殺すように暗示をかけた。

 芸能記者に成りすましたジム(グレイヴス)からスカーベックがキャルロッテを殺したネタを聞いたロームシナモン連行し、シナモンロームが接触してきた時に彼との会話を録音するようにスカーベックに頼まれたと言い、ローム自分に寝返るよう脅して彼女を帰した。

 スカーベックシナモン楽屋を訪ねると、彼女ロームのところに行ったと聞いて動揺し、ロームの所から出てきたシナモンを自宅に連れて、口論になって首を絞められたシナモンが、指輪に仕込んだ催眠薬スカーベックは眠らされた。

 目覚めると、キャバレーシナモンのショウが始まるところだったが、ローランに変装したバーニーが呼んでも彼女は現れず、そこにローランがローム変装して「自分が仕組んだ通りに、お前はシナモン絞殺した」と言い、暗転した後にトロックが連れてきた本物をスカーベックが射殺した。

感想

 シナモンセクシー衣装で数曲歌うのを見せ場としたせいなのか、作戦の方は緻密さに欠ける。

 催眠術にかかった状態にできる薬とか、トロックが西側理解があるとはいえ、秘密警察長官候補人物IMF協調してで作戦遂行とか、都合よすぎる。

 国名架空の国だが、通貨単位がマルクなので、東ドイツモデルかな?

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2017-05-27 スパイ大作戦『人身売買の闇を葬れ! 前編&後編』

「スパイ大作戦『人身売買の闇を葬れ! 前編&後編』」 ★★ 

| 20:53 | 「スパイ大作戦『人身売買の闇を葬れ! 前編&後編』」 ★★ を含むブックマーク 「スパイ大作戦『人身売買の闇を葬れ! 前編&後編』」 ★★ のブックマークコメント

原題】The Slave(意味奴隷」)Part 1 & Part 2

シーズン2、第5話&第6話

1967年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約46分&47分

監督リー・H・カツィン【脚本ウィリアムリード・ウッドフィールド、アランボルター【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドーバーバラ・ベイン、グレッグ・モリスピータールーバス、他

2017/05/25(木)再放送(17:58 BSジャパン)、2017/05/26(金)&2017/05/27(土)鑑賞

ストーリー

 聖地巡礼に来た近隣国民を誘拐して奴隷市場で売り出しているペルシャ湾岸の国の元首ボルカと、彼に奴隷提供しているデ・グルートの排除IMFが命じられた。

 ジム(グレイヴス)はデ・グルートに接触してシナモン(ベイン)の写真を見せて彼に売ると持ち掛けた。

 バーニー(モリス)は誘拐されて奴隷牢屋調査して脱獄し、国際調査員に成りすましたローラン(ランドー)はボルカの弟で奴隷制に反対のファサールと行動を共にし、夜にローランの手引きでウィリールーパス)とバーニーがファサールの妻を自宅から誘拐して、バーニーが作った実物そっくりの牢屋監禁した。

 シナモンを売った後、彼女移送中のデ・グルートをジムたちが追って、彼を監禁した。

 ジムは、妻のシナモンを裏切って彼女を売ると言い、また、ボルカに変装したローランがファサールの妻に向かって奴隷として売ると言った。

 奴隷市場の開催日、牢屋刑務官に化けたバーニーとウィリーが、シナモン変装させたファサールの妻を運びこんでシナモンと入れ替え、彼女セリが始まったところで、ローランに連れて来られたファサールが妻だと認識して、彼女証言彼女を売ろうとしたことでボルカを射殺し、後継者として奴隷市場廃止を決め、IMF謝罪も受け入れた。

感想

 奴隷売買が極秘裏に行われていて、奴隷市場奴隷監禁場所という決定的な現場を抑えられず国際的な追及ができなかったことが障壁で、その場所が判った時点で任務は終了可能で、それ以上の人を入れ替えたりの面倒な工作不要のはず。

 前後編2部構成という倍の尺を取っているにもかかわらず、そんなストーリーの穴があるのが、全体的に間延びして緩い印象を受けた原因かな?

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2017-05-26 スパイ大作戦『荒野の3人』『雲上のマイクロフィルム』

「スパイ大作戦『荒野の3人』」 ★★

| 22:11 | 「スパイ大作戦『荒野の3人』」 ★★を含むブックマーク 「スパイ大作戦『荒野の3人』」 ★★のブックマークコメント

原題Trek意味「つらい旅」)

シーズン2、第2話

1967年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督レナード・J・ホーン【脚本】ローレンス・ヒース【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドーバーバラ・ベイン、グレッグ・モリスダン・オハーリヒー、他

2017/05/24(水)再放送(17:58 BSジャパン)、2017/05/25(木)鑑賞

ストーリー

 インカの財宝を強奪して服役したコール(オハーリヒー)を、その着服をもくろむカルドーザ大佐が隠し場所を聞くべく、炎天下でまぶたを閉じさせない拷問にかけていた。

 ジム(グレイヴス)は、財宝の故買屋が大佐差し向けたキーファーに成りすまして大佐と接触し、コール将軍の元に移送される前に彼を脱走させることを相談した。

 囚人に成りすましたジム大佐がわざと捕まり、コールジム大佐人質に車で脱走した。

 バーニー(モリス)の仕掛けで車が故障し、徒歩で逃げた山中にいた現地人に成りすましたローラン(ランドー)を、ジムが撃ち殺した振りをしてローランの馬で逃げた。

 小屋の中で考古学者の妻に成りすましたシナモン(ベイン)が1人で品詞状態を演じ、コールが盗んだ財宝の偽物を夫が見つけて彼女が持っていて、3人は隠し場所に向かった。

 拷問のせいでコールの目が見えなくなり、大佐コールに撃ち殺されたと見せかけ、ジムコールが財宝を見つけたところに現れた大佐コールともみ合って彼を射殺した。

 ジムが手配したヘリに財宝を積み込もうとしたが、ジムけがヘリで逃げ、残った大佐ローランの手引きで追ってきた将軍に、ローランの証言人質の振りをした強奪の首謀者として捕まり、財宝は国に戻った

感想

 「逃走者と追っ手」、「信用できない者同士が呉越同舟共通目的地を目指す」というストーリーは、完全に西部劇によくあるパターンで、例えば『マッケンナの黄金』とか。

 よって、いつものように策略はあるストーリーなのだが、観ている気分は西部劇で、「スパイ大作戦であることを忘れる程。

 「荒野の3人」という邦題も、西部劇の「荒野の七人」をもじったものだろう。

 でも、それはそれで良くできている。

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「スパイ大作戦『雲上のマイクロフィルム』」 ★★

| 22:56 | 「スパイ大作戦『雲上のマイクロフィルム』」 ★★を含むブックマーク 「スパイ大作戦『雲上のマイクロフィルム』」 ★★のブックマークコメント

原題】The Astrologer(意味占星術師」)

シーズン2、第13話

1967年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督リー・H・カツィン【脚本ジェームズ・F・グリフィスエグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドーバーバラ・ベイン、グレッグ・モリスピータールーパス、スティーヴ・イーナット、他

2017/05/24(水)再放送(17:58 BSジャパン)、2017/05/26(金)鑑賞

ストーリー

 国外追放先で軍事政権打倒運動をしていたカルゾンが秘密警察長官スター大佐(イーナット)に捕まり、彼と彼の持つ反政府運動支持者のリストマイクロフィルムの奪還をIMFが命じられた。

 パリ空港ラウンジ副首相本国への政府専用機を待っている時、よく当たる有名占星術師に成りすましたシナモン(ベイン)が本国に居る首相危険を彼に警告した。

 電話首相に成りすましたローラン(ランドー)が副首相電話で「占いが当たって危機回避したので、彼女を連れてくるように」と言い、彼女荷物ローランとバーニー(モリス)が隠れて、専用機貨物室に潜入した。

 経由地の空港で、薬で眠らされたカルソンが機内に搬送され、搭乗した大佐は、フィルム首相けが見るために金庫に保管した。

 シナモン副首相に「占いで、大佐が策略を企てている」と言い、ローランがすり替えていたフィルム副首相が見ると、そこに自分名前を見つけた。

 大佐シナモンに「金庫の部屋が怪しい」と言われ、副首相フィルムを見た現場をおさえ、副首相を拘束した。

 到着直前に、カルゾンを人形すり替えて、大佐の目の前でドアから飛び出して自殺したように見せかけ、シナモン荷物にカルゾンを隠して、到着してすぐ空港から連れ出した。

感想

 尺の大半が飛行機の中で、狭い場所限定されると、ストーリーが発散せず、スッキリしてより面白く感じる。

 でも、たびたびオカルトストーリーに取り入れるの回があるのは、ご都合主義的に使われる安直さを感じてしまう。

 スティーヴ・イーナットは、面白かった『エリート情報官の推理』(★★☆)でも敵役を演じていて、シリーズ通じて3作品に出ているらしい。

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2017-05-23 スパイ大作戦『ガラスの監獄』『審判の日』

「スパイ大作戦『ガラスの監獄』」 ★★☆

| 13:39 | 「スパイ大作戦『ガラスの監獄』」 ★★☆を含むブックマーク 「スパイ大作戦『ガラスの監獄』」 ★★☆のブックマークコメント

原題】The Glass Cage意味ガラスの檻」)

シーズン3、第16話

1969年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】ジョン・モクシー【脚本】ポール・プレイトン【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドーバーバラ・ベイン、グレッグ・モリスピータールーパス、他

2017/05/18(木)再放送(17:58 BSジャパン)、2017/05/22(月)鑑賞

ストーリー

 敵国のレジスタンスリーダーライズナーが捕まり、警備が厳重な刑務所拷問を受けていた。

 シナモン(ベイン)はその国の極秘の存在の刑務長官に成りすまして視察と称して、ローラン(ランドー)とジム(グレイヴス)はレジスタンスを取り締まる将校に成りすまして、バーニー(モリス)とウィリールーパス)は逮捕されたレジスタンスとして、刑務所に潜入した。

 シナモンが仕掛けたガスで刑務官たちが眠っているすきに、シナモンが用意した道具でバーニーとウィリー牢屋を破り、床のセンサー回避してライズナーの檻のコントロール室にたどり着いたが、彼は出さずに監視カメラの録画を入れ替えて2人はわざと捕まった。

 黙秘していたライズナーがしゃべり出し、檻を開けた形跡があって録画に檻を出たライズナーが映り、シナモンすり替え資料と本人の指紋が合わなかったことからライズナーがすり替えられたとして、シナモンは脱走の隠蔽をした刑務所長の拘束を命じ、シナモンライズナーと服役囚2人を所外に連行した。

感想

 今回は、小道具を多用したり、監獄監視装置を破って見せたりで、絵的に見どころが多くて、そんな回は面白くなる場合が多い。

 ストーリーの方を凝ったりすると、映像ではなく台詞説明しちゃうと、絵的に惹かれなく筋が理解しにくいだけになったりするので。

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「スパイ大作戦『審判の日』」 ★★☆

| 17:53 | 「スパイ大作戦『審判の日』」 ★★☆を含むブックマーク 「スパイ大作戦『審判の日』」 ★★☆のブックマークコメント

原題】Doomsday(意味最後の審判の日」)

シーズン3、第17

1969年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】ジョン・モクシー【脚本】ローレンス・ヒース【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドーバーバラ・ベイン、グレッグ・モリスピータールーパス、他

2017/05/20(土)再放送(21:00 BSジャパン)、2017/05/23(火)鑑賞

ストーリー

 ヨーロッパ企業社長ヴァンダムは、経営悪化の穴埋めに、盗んだプルトニウム水爆を作って他国に売ろうとし、ローラン(ランドー)とシナモン(ベイン)が入札のメンバーになって研究所に乗り込んだ。

 彼らが入札を長引かせているうちに、エレベーターシャフトを通って水爆の保管庫の天井換気口からバーニー(モリス)が侵入して、プルトニウムを抜き取ったが、直後にバレて、彼は封鎖されたビル内を追っ手から逃げ回った。

 落札したシナモン爆弾再確認要求されたヴァンダムは、盗難告白して現金の返却に応じるも、シナモンが金庫内の紙幣を焼失させていて、シナモンの共同落札者がヴァンダムを射殺し、バーニーは救出された。

感想

 いつもの作戦通りに展開する」ストーリーと異なり、作戦が途中でつまづいて緊急対応を余儀なくされる「変化球作品

 そのせいか、事前の作戦自体も「ローランとシナモンは、出たとこ勝負で自力でなんとかする」といった大雑把な内容でも問題なしになっている。

 しかも、最後脱出するところで、いつもより腕力をふるって、警備員を殴り倒したりするのも異例。

 でも、「主人公危機が舞い込み、先の展開が読めない」のはスリラー常套手段なので、それは「スパイ大作戦」でも効果は発揮できていた。

 それにしても、警報器で厳重な警備がなされているはずの保管庫の天井の、よりによって水爆の真上に大きな通風孔があるのって、マヌケ過ぎるよなぁ。

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2017-05-22 スパイ大作戦『ウィークポイント』

「スパイ大作戦『ウィークポイント』」 ★★

| 17:22 | 「スパイ大作戦『ウィークポイント』」 ★★を含むブックマーク 「スパイ大作戦『ウィークポイント』」 ★★のブックマークコメント

原題Live Bait(意味「生き餌」)

シーズン3、第18話

1969年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約46分

監督】スチュアート・ハグマン脚本ジェームズ・D・バッカナン、ロナルド・オースティン脚本&原案マイケルアダムズ【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドーバーバラ・ベイン、グレッグ・モリスアンソニー・ザーブ、マーティン・シーン、他

2017/05/18(水)再放送(17:58 BSジャパン)、2017/05/18(木)鑑賞

ストーリー

 アメリカ工作員ルソーが敵国の国家保安長官ケラマン(ザーブ)に捕まって秘密場所尋問を受け、アメリカからの偽造脱出で敵国の情報機関員なってていた工作員セルビイの正体がケラマンにバレそうになった。

 「ケラマン二重スパイなのでマルソーを引き渡さない」とセルビイが上層部に訴えた件の調査員に成りすましたローラン(ランドー)が現われた

 ローランはホテルでケラマンからセルビイが二重スパイで、セルビイの補佐をさせているケラマンの部下のブロック(シーン)を、アメリカ工作員を引き寄せる餌にする考えだ」と説明された。

 シナモン(ベイン)がブロックに、ジム(グレイヴス)がブロック恋人ステファニーと接触し、ケラマンの予想通りアメリカ工作員が彼らに食いついたと思わせた。

 ジム誘拐したステファニーに、ケラマンホテルに来た時に撮影した後に細工したフィルムを見せ、ケラマンアメリカ人と通じている二重スパイで、ブロック消耗品として利用していると思わせ、脱走した彼女ブロック電話でこのことを話した。

 ブロックセルビイに「ケラマン二重スパイ自分セルビイを消そうとしていて、スティファニー証人になる」と言ったが、セルビイに「逃げろ」と言われ相手にされなかった。

 ケラマンは地下にあるマルソー監禁場所ローランを連れて行き、救出に来るアメリア工作員を捕まえる作戦と、マルソーの鎖で爆発する防止策を説明した。

 国外逃亡を企てたブロックステファニーが捕まってケラマンの所に連れてこられ、ローランはケラマンを「逃亡者言い訳しても処刑される」とステファニーを脅すように誘導して、彼女ブロックに指図されたと裏切った。

 ローランはガスで施設内の人を全員眠らせ、ジムたちが来て液体窒素で起爆装置を凍らせてローランを救い、空の監禁室に運ばれたケラマンを目覚めたブロックが見つけ、スパイへの制裁と保身のために彼を射殺した。

感想

 敵のケラマンを「アメリカの出方を予想し察知する洞察力がある」という手ごわい相手に設定し、それに対し「敵に『状況はすべて把握してる』と思わせてその上をいくだまし作戦」で立ち向かうという、通常より複雑なストーリーの意欲作。

 でも、ストーリーに凝り過ぎた一方で、つじつま合わせが難しいところは安直ご都合主義で乗り切ろうとしたみたいで、ストーリーの穴も多い。

 一番判り易いのが、現場を見て初めて必要だと判る液体窒素を、アメリカ出国前に「念のため」用意させていること。

 さらには、セルビイがローランの身元を確認しただけでローランを信用しちゃうのも、用心深いケラマンとは整合性がなく都合よすぎる。

 結果的に、込み入ったストーリーハイレベルな作品にはつながらず、難解なだけの作品になってしまった。

 舞台の国は明示されていないが、表記ドイツ語?なので東ドイツモデルかな?

 ケラマン役のアンソニーサーブは、他の作品でよく見た記憶があるが、作品名不明

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2017-05-19 スパイ大作戦 尋問/女スパイ・ニコル

「スパイ大作戦『尋問』」 ★★

| 19:11 | 「スパイ大作戦『尋問』」 ★★を含むブックマーク 「スパイ大作戦『尋問』」 ★★のブックマークコメント

原題】The Interrogator(意味尋問者」)

シーズン3、第25話

1969年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約46分

監督】ラザ・S・バディイ【脚本】ポール・プレイドンエグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドーバーバラ・ベイン、グレッグ・モリスピータールーバスヘンリーシルヴァ、他

2017/05/17(水)再放送(17:58 BSジャパン)、2017/05/18(木)鑑賞

ストーリー

 2日後にアメリカへの軍事攻撃計画している敵国スパイクルーガーシルヴァ)が友好国に捕まって尋問を受けてていた。

 IMFは、直接彼から作戦を聞き出すことを命じられ、移送中の彼をガスで眠らせて奪取した。

 彼の記憶を薬で消した後、偽の施設で目覚めた彼にローラン(ランドー)を尋問する任務最中だと告げ、またシナモン(ベイン)を彼の妻だと思い込ませ、何が現実か、自分尋問しているのかされているのか、錯乱した精神状態にして、彼は攻撃を待つ潜水艦場所をを話し始め、IMFは奪取した路上に彼を戻した。

感想

 いつもの緻密な作戦とは違って、ターゲットを混乱させるという、力業で出たとこ勝負作戦

 ヘンリーシルヴァのようなクセの強い俳優を起用したなら、もっと精神の混乱ぶりを前面に出せば面白くなったかもしれないが、抑え気味にしたせいか画面の動きが少なく、ストーリーが解り難いだけの作品になった。

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「スパイ大作戦『女スパイ・ニコル』」 ★★

| 01:04 | 「スパイ大作戦『女スパイ・ニコル』」 ★★を含むブックマーク 「スパイ大作戦『女スパイ・ニコル』」 ★★のブックマークコメント

原題】Nicole(意味ニコル」)

シーズン3、第22話

1969年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約46分

監督】スチュアート・ハグマン脚本】ポール・プレイドンエグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドージョーン・コリンズ、他

2017/05/17(水)再放送(17:58 BSジャパン)、2017/05/18(木)鑑賞

ストーリー

 敵国の情報局長のヴァルダスがアメリカ側の諜報員の中の二重スパイリストを持っているので、ジム(グレイヴス)とローラン(ランドー)が敵の将校に成りすまして彼の屋敷パーティに潜入し、リストが保管されている金庫を開けた。

 しかし警報が鳴り、ローランはリストを持ち逃げしたがジムは撃たれ、ヴァルダスの秘書になって潜入していたアメリカスパイニコルコリンズ)がジムを助けようとして共に捕まった。

 2人は脱走して国境を目指したが、実はニコルリストにも載っていた二重スパイで、彼女ジムを逃がすことでリストを偽物に見せかけようというヴァルダスの指令を受けていた。

 しかしニコルジムに情が移り、自分の身になにかあったら西側情報を売るとニコルに脅されていたヴァルダスが自分を信用せずにマッチ箱に盗聴器を仕込んでいたことが判って、彼女は完全に寝返ってジム真相を話した。

 それを知ったヴァルガスは2人を捕らえようとした時、脱出した2人を屋敷から追っていたローランが現れ、ニコルとヴァルダスが撃たれて死に、ジムローランは脱出した。

感想

 今回も、シリーズ変化球作品

 前もって決められた作戦の筋書きに則ってIMFが行動するいつもの展開ではなく、ジム・フェルプスがほぼ孤立無援で無策のまま野山を逃げ回る。

 ストーリーロマンスの要素も加えて異なった感情を観る者に引き起こそうとし、そのために映像表現を凝ったり、大物女優ジョーン・コリンズを起用したりもしている。

 ただし、その狙いが上手くいったとは言い難く、中途半端路線変更でやり切ってなく、観る側も変化を楽しむには程度が物足りない感じ。

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2017-05-17 スパイ大作戦 道を外した傭兵たち/エリート情報官の推理

「スパイ大作戦『道を外した傭兵たち』」 ★★☆

| 12:14 | 「スパイ大作戦『道を外した傭兵たち』」 ★★☆を含むブックマーク 「スパイ大作戦『道を外した傭兵たち』」 ★★☆のブックマークコメント

原題】The Mercenaries(意味傭兵たち」)

シーズン3、第4話

1968年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約46分

監督】ポール・クラスニー【脚本】ローレンス・ヒース【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドーバーバラ・ベイン、グレッグ・モリスピータールーバス、他

2017/04/27(木)再放送(17:58 BSジャパン)、2017/05/03(水)鑑賞

ストーリー

 アフリカ外人部隊司令官のクリム大佐と部下たちは、敵味方区別なく略奪をして、金塊に変えて司令部の金庫室に蓄えていた。

 それの奪還を命じられたIMFは、ローラン(ランドー)が司令部近くにあると噂の埋蔵金を探す下心を持つ傭兵志願者、ジム(グレイヴス)とシナモン(ベイン)は武器密輸商人に成りすまして司令部に潜入した。

 ジム大佐と取り引きして金庫室で金塊を確認し、そこに残した目印を目標に、バーニー(モリス)とウィリールーパス)が脱走用のトンネルを通って金庫室の真下から床に穴を開けて、室内にヒーターを入れて金塊を融かして床の穴から回収し、型に入れて再度金塊にし、ジャングル内の空き家に隠した。

 大佐ローランを拷問にかけて埋蔵金場所として白状したその空き家に案内させ独り占めするためにローランを射殺したが、大佐の銃は前夜にシナモンジム色仕掛けで空砲に入れ替えていた。

 大佐シナモン人質にとってジムに金塊の運び出しをさせたが、ローランが声色をまねて、大佐が金庫室の金を持ち出したようにみせかける電話を部下にかけ、空の金庫室を見た部下は、番号を知っている大佐仕業だと思って殺した。

感想

 「スパイ大作戦」は、昔観た時の記憶が残っているわけでもなく、作戦の細部は全然覚えてないのだが、この作品だけは例外的に覚えていた。

 理由は「作戦秘密機器があまりにも荒唐無稽リアリティ無視無茶苦茶だった」からだろう。

 金を放射熱で融かすほどの高温のヒーターなら、先に建物の方が火がついたりのダメージを受けるっつーの!

 機器などのテクニカル作業での科学無視も、悪役が想定した通りに行動してくれることも、あれこれご都合主義だらけ。

 でも、結局はそんな出鱈目なストーリー作品の方が記憶に残って、このシリーズ特質をより表す点での代表作になったということだろう。

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「スパイ大作戦『エリート情報官の推理』」 ★★☆

| 14:31 | 「スパイ大作戦『エリート情報官の推理』」 ★★☆を含むブックマーク 「スパイ大作戦『エリート情報官の推理』」 ★★☆のブックマークコメント

原題】The Mind of Stefan Miklos(意味「ステファン・ミクロスの心/記憶」)

シーズン3、第13話

1969年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督ロバート・バトラー脚本】ポール・プレイドンエグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドーバーバラ・ベイン、グレッグ・モリスピータールーバス、他

2017/04/27(木)再放送(17:58 BSジャパン)、2017/05/03(水)鑑賞

ストーリー

 アメリカ情報官のタウンゼントが敵のスパイと判って彼に偽情報を流したが、彼の連絡員のシンプソンが偽情報を見破り、連絡を受けた本国調査のために、些細なことも瞬時にすべて記憶するステファンアメリカ派遣することになった。

 IMFは ステファンに「偽情報は本物」と思わせるよう指令を受けた。

 ジム(グレイヴス)とバーニー(モリス)とウィリールーパス)は、ステファンコンタクト先の画廊仏像の中に隠した司令書をすり替えて、ローラン(ランドー)をシンプソンだとステファンに思わせた。

 ローランはタウンゼントのマンションに忍び込んでシナモン(ベイン)が彼の女だと思わせるため写真を金庫に残し、その後ステファンに成りすましてシンプソンの店を訪ね、彼を安全場所に移すと言ってその場を立ち去らせ、一人残ったローランがシンプソンに成りすまして、現われたステファンの応対をした。

 タウンゼントの家を調べたステファンシナモン調査を開始た。

 シンプソンに、タウンゼントを罠にかけるために彼の家に行って、今夜の帰国が決まったと言い、新しい連絡方法が入った空港のロッカーの鍵を渡すように言った。

 ローランは、ステファンライターを点かない物とすり替え自分の使いかけのブック型マッチを彼に渡した。

 シナモン空港のロッカーに自分とタウンゼントの航空券と偽造パスポートを隠したのをステファンが突き止め、そこに現れたタウンゼントと鉢合わせになった。

 ステファンは、左利きのブック型マッチ画廊にあった絵がシナモンの部屋にあり、画廊に行って仏像すり替えた形跡と監視カメラの録画にシナモンとバーニーとウィリージムを見つけたことから、タウンゼントに嫉妬したシンプソンが寝返った先のアメリカのその4人が、タウンゼントが裏切って嘘情報を報告したと見せかける工作をしたが、自分はそれを見事に見破って偽情報は本物だと信じ込んだ。

感想

 「スパイ大作戦」の大半のストーリーは、敵はIMFの企み通りまんまとだまされるのだが、今回は「勧善懲悪モノを面白くするためには敵を手強くする」の鉄則を採用して、洞察力が人並み以上で簡単にはだまされない敵を設定した。

 おかげで、1回観ただけでは理解できないほどストーリーがかなり込み入って、おまけにローランがほぼ同時にシンプソンとステファンの2人に成りすますので、今観ているのはどっちに成りすましているのか?会話に出てくる名前は、本物、偽者、どっちのことを言ってるのか?混同してさらストーリーが解り難い。

 でも、前例のないようなストーリーで、本格スパイ物の風格も持ち合わせることができたのも、難解と思われるリスク承知でチャレンジした結果だろう。

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2017-05-16 スパイ大作戦『奇跡のカムバック』

「スパイ大作戦『奇跡のカムバック 前篇&後編』」 ★★ 

| 18:34 | 「スパイ大作戦『奇跡のカムバック 前篇&後編』」 ★★ を含むブックマーク 「スパイ大作戦『奇跡のカムバック 前篇&後編』」 ★★ のブックマークコメント

原題】The Contender(意味選手」)Part 1 & Part 2

シーズン3、第2話&第3話

1968年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分&45分

監督】ポール・スタンリー脚本&製作ウィリアムリード・ウッドフィールド、アラン・ボルター【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドーバーバラ・ベイン、グレッグ・モリスピータールーバス、他

2017/04/26(水)再放送(17:58 BSジャパン)、2017/05/03(水)鑑賞

ストーリー

 アメリカスポーツ界を牛耳ろうとしているバックマンの野望を阻止するため、シンジケートボスのウエランと組んでいる資金源のボクシング八百長試合を利用しようとジム(グレイヴス)は思った。

 兵役中のケガで再起不能になった元ボクサーのレモインにバーニー(モリス)が成りすましてカムバックした。

 シナモン(ベイン)は色仕掛けでバックマンとお抱えのチャンピオンステイチェックに接近し、ジムはウエラン事故から助けて彼のノミ屋の事務職に就いた。

 ステイチェックの試合相手を探していたバックマンは、試験としてバーニーにスパーリングさせ、リングに仕掛けたガスで相手を弱らせてバーニーが勝った。

 バックマンは脅してバーニーの八百長契約をさせ、バーニーは勝ち星を重ねてステイチェックとのタイトル戦が決まり、わざと負けるように言われた。

 ウエランノミ屋でバーニーに大金を賭け、バーニーが八百長を破って試合に勝ち、大金を賭けたのはバックマンの指図を受けたシナモンであるかのようにジムシナモンが見せかけたことで、ウエランは裏切ったバックマンを射殺した。

 選手控室でバーニーとレモインが入れ替わり、レモインは引退を発表した。

感想

 いつもの作戦はせいぜい数日間だが、今回はバーニーがプロボクサーとして数試合行っているので、少なくとも1か月かかっている異例の展開。

 尺も二部構成でいつもの倍。

 でも、その割に作戦密度は薄くて、裏工作のシーンの量も内容も物足りない。

 さらには、バーニーにプロボクシングタイトル戦に出場させるというのは、作品成功の確実性を低くしている。

 「スパイ大作戦」の成否は作戦の出来の要素が大きく、作戦に不備があると作品も見劣りすると改めて思った。

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2017-04-21 スパイ大作戦『プリンセスの帰還』『死刑執行1時間前』

「スパイ大作戦『プリンセスの帰還』」 ★★ 

| 03:00 | 「スパイ大作戦『プリンセスの帰還』」 ★★ を含むブックマーク 「スパイ大作戦『プリンセスの帰還』」 ★★ のブックマークコメント

原題】The Heir Apparent(意味法廷推定相続人」)

シーズン3、第1話

1968年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督アレクサンダーシンガー脚本ロバート・E・トンプソンエグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドーバーバラ・ベイン、グレッグ・モリスピータールーバス、他

2017/04/19(水)再放送(17:58 BSジャパン)、2017/04/21(金)鑑賞

ストーリー

 跡継ぎを遺さずに亡くなった国王の代わりの摂政を任命する大司教に対し、独裁を狙う将軍自分を任命しなければクーデターを起こすと脅した。

 その阻止を命じられたIMFは、幼い時に消息不明になった王女自称する盲目の老女にシナモン(ベイン)が成りすまし、王女が生きているとの噂を流し、幼い王女を診察した医師に成りすましたローラン(ランドー)が将軍王女情報を話した。

 バーニー(モリス)とウィリールーパス)がわざと捕まって王宮独房に入り、そこから通じる金庫室に入って、王女が愛用したからくり箱の開け方を探った。

 将軍シナモンと、彼女王女に仕立てたジム(グレイヴス)の居場所を突き止め、将軍公的な場で彼女の正体を暴いて大司教の信用を落とそうとしてジムと取り引きをした。

 大司教将軍ローランが立ち会う査問会でシナモン尋問が始まり、最後からくり箱を開ける試験で、シナモンはバーニーが残した目印に従って開けて見せた。

 箱の中には、将軍の反乱を記した国王の偽の日記が入れられていて、将軍切り札に取っていた医師ローランが変装を解いたことで消え去り、将軍逮捕され、王女と認められたシナモンは、王位は継がずに大司教に任せて、国外へと去っていった。

感想

 作戦はメンバーの能力頼みの出たとこ勝負でかなり、危なっかしい。

 でもそれ以上に、細かい細工を描いた描写などのような、画的な明確さとそれによる緊張感がないので、全体的にモヤっとした仕上がりの作品

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「スパイ大作戦『死刑執行1時間前』」 ★★ 

| 04:49 | 「スパイ大作戦『死刑執行1時間前』」 ★★ を含むブックマーク 「スパイ大作戦『死刑執行1時間前』」 ★★ のブックマークコメント

原題】The Execution(意味処刑」)

シーズン3、第5話

1968年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約46分

監督アレクサンダーシンガー脚本&製作ウィリアムリード・ウッドフィールド、アランバトラーエグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドーバーバラ・ベイン、グレッグ・モリスピータールーバス、他

2017/04/19(水)再放送(17:58 BSジャパン)、2017/04/21(金)鑑賞

ストーリー

 犯罪行為を伴って食品業界を牛耳り政界進出を狙うパーマの一味を壊滅するため、食品店の店主に成りすましたジム(グレイブス)が、彼の脅しに対し反抗した。

 手下の殺し屋のヴィックの購入品から、彼がジムオフィスごと爆破しようとしていることを突き止め、オフィスの窓にジムのおとりの映像を映して、爆破させたところを逆に彼を気絶させて捕まえた。

 目覚めると、約3年が経過して、死刑囚として倉庫に作られた牢屋に投獄されていて、死刑執行時間になり、ヴィックは免れるために犯行自白した。

 そこに、ヴィックの声色でローラン(ランドー)がかけた電話倉庫におびき寄せられたパーマが来て、自白する彼を射殺しようとし、犯行証拠が押さえられた。

感想

 ざっと拷問まがいの方法自白させる」というストーリーなので、スパイ大作戦ならではの頭脳戦ではなく力業になってしまい、魅力に欠ける。

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2017-04-05 スパイ大作戦 フェルプス危機一髪!/防衛システムを守れ!

「スパイ大作戦『フェルプス危機一髪!』」 ★★ 

| 19:02 | 「スパイ大作戦『フェルプス危機一髪!』」 ★★ を含むブックマーク 「スパイ大作戦『フェルプス危機一髪!』」 ★★ のブックマークコメント

原題】The Town(意味「町」)

シーズン2、第21話

1968年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督マイケル・オハリヒー【脚本】サイ・ソルコウィッツ【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドーバーバラ・ベイン、グレッグ・モリスピータールーバス、他

2017/04/05(水)再放送(17:59BSジャパン)&鑑賞

ストーリー

 鹿狩りのためにローラン(ランドー)と山で待ち合わせをしていたジム(グレイヴス)が途中立ち寄った町は、亡命者暗殺をもくろむ組織支配していて、ボス医師秘密を知ったジムを薬で身動きできなくして脳卒中患者として入院させた。

 後から来たローランが病室に来て、ジムはまばたきで危機を知らせ、ローランはジム家族としてシナモン(ベイン)たちに電話をかけて呼び寄せた。

 逆に医師を拘束したローランは、石膏で医師の顔の型を取って医師に成りすまし、ロサンゼルスに行った暗殺者には待つように電話で指令を出し、組織の全メンバーを集めたところに警官隊が来て一網打尽にした。

感想

 指令ナシ、前準備ナシのストーリーなので、ストーリーも地味。

 まばたきで意思を伝えるのが最大の難関なのだが、上手く見せ場に出来てない。

 前準備ナシでも変装マスクを作ることになるのだが、道具はウィリーが持ってきたとして、石膏がガソリンスタンド併設の薬局?に都合よくあるか?とか、短時間で作れるか?とか、ボスである医師暗殺遂行中の大事な時期に仲間から離れて長時間拘束されて感づかれないのがおかしいとか、その他にも、暗殺者が町から先にロサンゼルスに向かったのに、その後にどこからか出発した仲間が先に町に着くのはおかしいとか、無理がない作戦なのに設定の穴は多い。

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「スパイ大作戦『防衛システムを守れ!』」 ★★★

| 19:17 | 「スパイ大作戦『防衛システムを守れ!』」 ★★★を含むブックマーク 「スパイ大作戦『防衛システムを守れ!』」 ★★★のブックマークコメント

原題】Recovery(意味回復」)

シーズン2、第25話

1968年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督ロバートトッテン脚本ウィリアムリード・ウッドフィールド、アラン・ボルター【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、マーティン・ランドーバーバラ・ベイン、グレッグ・モリスピータールーバス、ブラッドフォード・ディルマン、他

2017/04/05(水)再放送(17:59BSジャパン)&鑑賞

ストーリー

 B-52爆撃機東側に墜落し、搭載された偶発戦争防止システム自爆装置作動せず、亡命したアメリカ人科学者シパード(ディルマン)が分解して解析されることが懸念された。

 ローラン(ランドー)が、車いすに乗った電子装置科学者に成りすまして、パーティで彼に接触した。

 爆撃機に乗っていた乗組員に成りすましたジム(グレイヴス)を尋問した所長は、ローランが装置開発者だと知り、彼を研究所に招待し、随行した大使館職員役のバーニー(モリス)を引き離して、彼の妻で医師の役のシナモン(ベイン)を人質にとって分解を強要した。

 研究所の機密書類の廃棄用ダクトにバーニーが金属を落としてシュレッダーを止め、修理工に成りすましたジムがダクト内を上りローランが持病の心臓発作を起こして医務室に運んで無人になったすきに装置の起爆装置をはずしてダクトを通って盗み出した。

 ローランの死をシナモンが診断し、シパードを気絶させてマスクローランと入れ替わり、国際問題を避けるためにローランが観光中に亡くなったことにするとのバーニーの主張で遺体研究所から持ち出すことにし、見送ると言って車に乗った偽シパードと共に、車いすに隠した装置と、ローランに変装させたシパードの奪還に成功した。

感想

 こんなストーリーを待っていた、という感じ。

 スパイ工作を駆使して、ゴールすら予想できない難し過ぎる課題を克服していく。

 ギリギリ状態が次から次へと起こって緊張感を途切れさせない。

 もちろん、手の込んだ作戦ほど非現実的でご都合主事的な穴が多く、今回も東側の国に入国する困難さ、舞台となる研究所内部の構造や修理工の車や制服などの様に必要な事前情報の入手の困難さなどはバッサリ割愛されているのだが、そんなリアリズムよりもドラマチックな展開を重視する方が正しいことを確信させてくれる見事な作品

 アメリカ大使館の車はベンツリムジンで、駐車場ビートルが停まってたりするから、名指しはしてないけど舞台東ドイツの設定かな?

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