映画のBlog:シネマ・サルベージ別館 (本館:www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie.html)

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  採点は、★4つで満点 ☆は0.5

    ★★★★ 人類の宝 / ★★★☆ 必見 / ★★★ オススメ / ★★☆ 及第点

    ★★ 中間レベル / ★☆ パスしてよし / ★ ひどい / ☆ この世から消えろ

  さらに詳しい内容(感想など)は、本館 ==> http://www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie.html

  にある場合もあるので、ぜひご覧になってみてください。

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2018-08-18 スパイ大作戦『王冠すりかえ(王冠すりかえ大逆転)』

「スパイ大作戦『王冠すりかえ(王冠すりかえ大逆転)』」 ★★

| 22:51 | 「スパイ大作戦『王冠すりかえ(王冠すりかえ大逆転)』」 ★★を含むブックマーク 「スパイ大作戦『王冠すりかえ(王冠すりかえ大逆転)』」 ★★のブックマークコメント

原題Imitation意味「模造品」)

シーズン7、第22話

1973年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】ポール・クラスニー【脚本エドワード・J・ラクソ【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、グレックモリス、リンダ・デイ・ジョージピータールーパス、他

2018/08/07(火)17:58再放送BSジャパン、2018/08/07(火)鑑賞

ストーリー

 国連ビルで展示するために某国領事館から輸送された王冠と宝石強奪された。

 容疑者の女ジェナから3日以内に王冠を奪還することをジム(グレイヴス)は命じられた。

 バーニー(モリス)は、刑務所処刑されたジェナの弟の刑務所仲間に成りすましてジェナのクラブに行き、犯行の元手の金を借りたいと言った。

 ジェナは応じて金庫を開け、バーニーは遠隔装置で金庫のナンバーを傍受した。

 その夜、王冠と宝石を買い取るシンジケートのスティーヴンソンがクラブに来ていた時に、バーニーが忍び込んで金庫を開け、金を盗んで金庫を開けたまま出て行った、

 ジェナは警察指紋係に金庫を調べさせ、バーニーが盗んだとわかって、仮釈放中の彼が滞在中のホテルに部下を行かせたが留守で、部屋には領事館の金庫の地図や金庫破りの道具ががあった。

 彼らがホテルを出ようとしたところ、バーニーを訪ねてきた男に扮したジムフロントに現れ、部下がジム尾行した後、ジェナのところに連れて行った。

 ジムはジェマに「借金の取り立てのためバーニーに会いに行った」と言い、彼が金儲けを企んでいるらしいことを漏らした。

 IMF領事館に「王冠は偽物で、使者が本物を届ける」という偽の暗号文を送り、それを受け取った保安課長ダンソンは、通じているジェナに暗号文を報告した。

 ジェナは、なじみの宝石商のカーターのところに盗んだ宝石を1個持って行って鑑定を依頼したが、IMFカーター拉致してメンバーのデュバル変装していて、彼は偽物とすり替えて「宝石は偽物だ」と言った。

 ジェナはバーニーと協力して領事館の金庫から王冠を盗むことで話をつけ、ブローカージムが買い取ることをバーニーが希望した。

 使者に扮したウィリールーパス)が、探知電波発信機付きのケースに入れた偽の王冠を領事館に運び、金庫に保管された。

 夜、バーニーが領事館へ忍び込み、ダンソンが見守る中、ケースの発信機と交信して金庫の番号を読み取って金庫を開けて王冠を盗み出し、ジェナのところに持って行った。

 ジェナはジム以外に買い取らせることをバーニーに頼んだが断られ、ジェナは強奪した王冠とすり替えてバーニーに渡した。

 バーニーが出て行ったところにスティーヴンソンがやってきて、王冠を見て偽物だとわかり、そこに警官隊突入して一網打尽になった。

感想

 シーズン7の第22話で、「スパイ大作戦もついに最終回

 初期の作品に比べると、この作品も他の後期の作品と同様に「スパイ大作戦」ならではの作戦のち密さや大胆さが大幅に後退し、独特の魅力はすっかり失せてしまった。

 それでも、この作品は「金庫破り」という、初期にはよく見られたストーリーの要素を含んでいて、やはりそうした設定は面白さにつながると改めて思った。

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2018-08-02 スパイ大作戦『ナイトフォール計画(暗殺計画ナイトフォール)』

「スパイ大作戦『ナイトフォール計画(暗殺計画ナイトフォール)』」 ★★

| 18:50 | 「スパイ大作戦『ナイトフォール計画(暗殺計画ナイトフォール)』」 ★★を含むブックマーク 「スパイ大作戦『ナイトフォール計画(暗殺計画ナイトフォール)』」 ★★のブックマークコメント

原題】The Pendulum、意味「【テロ集団名前ペンデュラム振り子)」)

シーズン7、第20

1973年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】ルイス・アレン【脚本】カルヴィン・クレメンツ・ジュニア【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、グレックモリス、リンダ・デイ・ジョージピータールーパス、他

2018/07/31(火)17:58再放送BSジャパン、2018/07/31(火)鑑賞

ストーリー

 ウエスト将軍が車で移動中に密かに殺され、彼そっくりに整形した男を送り込んで、アメリカ軍を乗っ取ろうとする「ナイトフォー作戦」が、テロ軍団ペンデュラム」によって開始された。

 「ナイトフォー作戦」を開始ペンデュラム幹部マルストロムだということだけをつかんだ当局は、ジム(グレイヴス)に計画の阻止を命じた。

 レストランにいたマルストロムにケイシー(ジョージ)が接触して会話した後、「今回のテスト合格したかはバーニー(モリス)が決める」と言って去った。

 翌日、マルストロムのオフィスに、ペンデュラム幹部指輪を携えたバーニーがやって来て、「ペンデュラムリーダーに会いたい」と要請したが、マルストロムはペンデュラムを知らないふりをした。

 マルストロムはケイシーに会ってバーニーのオフィスに連れて行くように言い、バーニーとケイシーが「マルストロムが嗅ぎまわると邪魔から殺す」と話していたのを盗み聞きしたので、オフィスを抜け出してビルの中の会議室にたどり着いた。

 そこでは、ウィリールーパス)とバーニーが「モスク計画」の結果を各国代表に話す国際会議を開いていた。

 その計画は、戦争を起こして儲けを得ようとするもので、バーニーは出席者に「ペンデュラムマルストロムが来ている」と紹介した。

 バーニーたちはウソ発見器を仕込んだ椅子マルストロムを縛り付けて、2つの組織同盟を持ちかけたり、「ナイトフォー計画を知っている」と言ったりして、会話しながら計画を探ろうとした。

 そして、ウエスト将軍暗殺が絡んでいることを突きとめ、組織チーフに扮したジムマルストロムにナイトフォー計画を止めさせることを条件に幹部採用するとスカウトしたが、彼は疑って断った。

 一方、偽のウエスト将軍と彼の副官に扮したペンデュラムリーダー将軍屋敷に入り、そこで軍の機密会議を開いて、幹部たちを部屋ごと爆殺する計画を進め、バーニーのオフィスに行ったマルストロムの口封じを、彼の秘書ボックに命じた。

 ケイシーはマルストロムに「ここに来るのを見たペンデュラムあなたは殺されるかもしれない」と言って寝返るように説得しながら、彼の上着にマイクを仕込んだ。

 ジムウエスト将軍の家に行き、偽の将軍に「将軍暗殺計画がある」と警告し、ジム会議に参加して警備するように言われた。

ジムが送った合図により、ウィリーマルストロムを離れに移動させる時に、ボック変装したIMFメンバーがマルストロムを助けにくるが銃撃戦で射殺され、マルストロムに車を奪わせて脱走させる作戦が開始された。

 しかし、本物のボックが潜入して偽者を気絶させ、移動中のマルストロムを狙撃しようとしたが、ウィリーたちが取り押さえて、マルストロムを作戦通り車で脱走させた。

 マルストロムは、会議が開催中のウエスト将軍の家に行って偽将軍を呼び出し、将軍3分後に爆発する時限爆弾指導させて会議室を退室した。

 別室でマエストロムが将軍リーダーに向かって「俺を捕まえた巨大組織実態が判るまで計画を中止すべきだ」と言った。

 マルストロムを尾行してこの会話を隠しマイクで聞いていたバーニーは「将軍偽者爆弾作動させた」とジム無線で知らせ、ジム爆弾入りのアタッシュケースを窓から放り出して出席者を救った。

感想

 今回の敵は、アメリカ軍幹部暗殺して乗っ取りを狙うテロ集団で、しかも「ナイトフォー計画」が躯体的にどんな計画不明状態で阻止しなければならないという、いつもより難敵であることを予感させる。

 ところが、その予感に反してペンデュラムとの接点であるマルストロムには大物感がなく、ケイシーが簡単に接触できてしまうし、拉致もあっさりできてしま

IMF作戦も、拉致したマルストロムをウソ発見器にかけることがほぼすべてという寂しさ。

 まあ、それでも、先が読みにくい展開であることと、IMFがニセのテロ組織でっち上げるのに大規模なセットと大勢エキストラを動員する大げさな感じは、ちょっと面白い

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2018-07-25 スパイ大作戦『市街地大爆走(市街大追跡)』

「スパイ大作戦『市街地大爆走(市街大追跡)』」 ★★

| 02:50 | 「スパイ大作戦『市街地大爆走(市街大追跡)』」 ★★を含むブックマーク 「スパイ大作戦『市街地大爆走(市街大追跡)』」 ★★のブックマークコメント

原題Speed意味「【薬物の名前スピード」)

シーズン7、第19話

1973年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】ヴァージル・W・ヴォーゲル脚本ルー・ショウ【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、グレックモリス、リンダ・デイ・ジョージピータールーパス、他

2018/07/24(火)17:58再放送BSジャパン、2018/07/25(水)鑑賞

ストーリー

 違法薬品「スピード」化学工場から大量に強奪され、首謀者の薬物業者ヒビングが売りさばく前に奪還することをジム(グレイブス)が命じられた。

 ヒビングの娘で、父の悪行に反発して自ら重度の薬物中毒になったバイクレーサーのマーガレットの家にウィリールーパス)が忍び込み、彼女バイクに細工をした

 ヒビングが開催予定のスピードの競りに参加するデイトンに、ニューオーリンズから来た業者に成りすましたバーニー(モリス)が接触し、デイトンがバーニーの資金を預かって自分を連れて競りに参加することを持ちかけた。

 マーガレットバイクで出かけるのを路上で待ち受けていたジムが、無線バイク故障させて彼女を薬で眠らせて拉致し、ケイシー(ジョージ)が彼女変装して入れ替わった。

 ヒビングが車に乗ろうとしたところにケイシーがバイクで現れ、ラリってバイク暴走させたのでヒビングが車で追いかけ、ケイシーは事故に見せかけて転倒し、病院に運ばれた。

 ケイシーが病室で1人になった時、マーガレット恋人と思われる未知の男のジンクが現れ、ケイシーに約束お金を渡せと言い、彼の存在に気付いたジムマーガレット友達に成りすまして現れるとジンクは逃走した。

 ジムは、療養所に入れたマーガレットからジンクについて教えるように説得したが、マーガレットはしゃべらなかった。

 ケイシーがジムを連れて退院して自宅に戻り、家にいたヒビングは部下のファレンにジムのことを調べさせ、ジムの小型飛行機会社に潜入すると、従業員に扮したウィリーが、ジム兵役中に上官を殺した過去を話した。

 スピードの競りが始まり、デイトンとバーニーが1千万ドル落札し、バーニーは明朝までニューオーリンズまで配達するように要請した。

 ケイシーが、マーガレット結婚することを狙っていた薬物配達人のスネリング電話をかけ、競りに出ていた人の中に、スネリング配達仕事を奪おうとしている人がいるから話したいと言って家に呼んだ。

 ジムが家に来た時に、ケイシーの狂乱の声が聞こえ、一同が部屋に駆け込むと、ケイシーが「部屋にいたスネリングからスピードをもらった」と言ったので、ジムが怒ってスネリングに殴りかかりながら仮死状態になる薬を打った。

 ヒビングが「死んだスネリングに代わってニューオーリンズまで荷物を運こべば警察に言わない」と言い、ジムはそれを受け入れて、スネリングを車のトランクに積んで出ていき、荷物用のトラックを用意して、スピードの保管場所に向かった。

 ケイシーを尾行して家の前で見張っていたジンクが、部屋に忍び込んでケイシーにキスをすると、変装がバレてケイシーは家を逃げ出した。

 それを見ていたヒビングは車でジムを追い、トラックスピード積み込もうとしたところでジムに銃を向けて止めようとするが、バーニーとウィリーが現れ、一味とスピードが抑えられた。

感想

 今回も、「判り易い『辻褄の合わない点』」が目立つ。

 マーガレット拉致すると同時に、同じ衣装変装したケイシーが入れ替わる。

 「ジンク」のことは知らないはずのケイシーが、いつの間にか名前を知っている。

 それでも、ジンクのように想定外人物が現れると、バレそうになる緊張感が一気に高まって先が読めなくなるので、上手い手だと思う。

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 今回の舞台は、いつもと違ってサンフランシスコ

 その理由は、猛スピードで逃げるバイクと、それを追う車のカーチェイスでを効果的に見せるために、シスコ坂道ロケをする為かな?

 この作品の5年前の『ブリット』(1968)のカーチェイス二番煎じ狙い。

 『ブリット』も「スパイ大作戦テーマ」も作曲ラロ・シフリンで、『ブリット』の曲が「スパイ大作戦」に流用されたことがあったと思う。

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2018-07-18 スパイ大作戦『不老長寿の泉(怪奇!不老長寿の水)』

「スパイ大作戦『不老長寿の泉(怪奇!不老長寿の水)』」 ★☆

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原題】The Fountain(意味「泉」)

シーズン7、第17

1973年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】バリー・クレイン【脚本】スティーヴン・カンデルエグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、グレックモリス、リンダ・デイ・ジョージピータールーパス、他

2018/07/17(火)17:58再放送BSジャパン、2018/07/18(水)鑑賞

ストーリー

 シンジケート幹部のバックマンは、彼に取って代わろうとした幹部ドレイクを拘束し、組織活動データテープを持ち出して、自分の部下もろともアジトを爆破した。

 左手を失って生き延びたドレイクから追われるバックマンからデータを奪うことをジム(グレイヴス)は命じられた。

 IMFは、バックマンを高飛びさせるマロリーが操縦する小型飛行機メキシコ北部の滑走路に着陸したところを待ち受けてマロリーを拘束し、バーニー(モリス)がマロリーに成りすまして、近くの村で待つバックマンに会った。

 2人が乗った飛行機故障してコントロールを失ったように見せかけ、バックマンが気を失った後にバーニーが元の滑走路に着陸した。

 バックマンが目覚めると、墜落したと見せかけるための飛行機の残骸と脚を怪我したバーニーがいて、2人が山中を歩くと、建物にたどり着いた。

 そこはIMFがでっち上げた「太陽教」という宗教施設で、どんな怪我も治すことができ、バーニーの脚も治って、ケイシー(ジョージ)は100年以上前から若いままの姿だとバックマンに思い込ませた。

 隠し扉の中に入ったケイシーの後をつけたバックマンは、地下に泉があるのを見つけ、ケイシーを問い詰めると、48時間効果のある泉の水を飲み続けて若さを保ち続けて、今は140歳だと言った。

 現れたジムに、バックマンは自分にも水を飲ませることを要求し、ジムは水に睡眠薬を入れて飲ませた。

 バックマンが眠っている間に、彼に特殊メークを施し、目覚めて鏡で自分の顔が若返ったことを確認した。

 そこに、バックマンを追跡したドレイクの部下が現れ、バックマンはケイシーと一緒にドレイクに会いに行くと言った。

 ドレイク屋敷で、バックマンはドレイク不老不死の水の話をし、48時間が経ったケイシーに瓶入りの水を与えず、データを返すことと水で腕を治すことと引き換えにドレイクに命乞いをした。

 ケイシーが薬を顔と手に塗って、老婆の姿に変わって死んだように見せかけ、それを見て不老不死の水を信じたドレイクは、まずアメリカ国内データの隠し場所にバックマンと向かい、データテープを取り出したところでIMFと警官隊突入して全員逮捕した。

感想

 今回も、残念ながら「ターゲットが思う通りに行動してくれないと成り立たない作戦」で、かなりご都合主義ストーリーだった。

 「バックマンがドレイクに会いに行くときケイシーを連れて行くこと」「ケイシーが顔を手に密かに薬を塗るスキがあること」がその代表

 あと、バックマンが不老不死に惹かれる理由が「健康オタク」だからというのも苦しい。

 特殊兵器が、「一瞬で老ける」という非現実的な薬しかないのも絵的にさびしい。

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 54歳という設定のバックマンを演じたジョージ・マハリスは1928年生まれで撮影時には44歳。

 「特殊メークで若返った」というストーリーだが、実際には老けメークをして54歳の役に扮したのではないだろうか?

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2018-06-26 スパイ大作戦『ブードゥー教の怪』

「スパイ大作戦『ブードゥー教の怪』」 ★☆

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原題】Incarnate(意味化身」)

シーズン7、第14話

1972年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】バリー・クレイン【脚本】バック・ホートン、スティーヴン・カンデルエグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、グレックモリス、リンダ・デイ・ジョージピータールーパス、キム・ハンター、他

2018/06/25(月)17:58再放送BSジャパン、2018/06/25(月)鑑賞

ストーリー

 犯罪組織ボスハンナ・オコンネルは、裏切って告発した息子のロバートを殺して海に沈め、もう一人の息子のトーマスとジャマナ島に逃げた・

 ジム(グレイヴス)は彼女アメリカに連れ戻し、盗んだ金塊を奪還する事を命じられた。

 ハンナ屋敷使用人として潜入したケイシー(ジョージ)は、やってきたハンナとトーマスに、屋敷ブードゥーに呪われていて、他の使用人はブードゥー太鼓の音に恐れて全員前日に出て行ったと言った。

 ジム屋敷に現われて、麻薬飛行機密輸するので買い取ってほしいと持ち掛けたが、ハンナは断った。

 屋敷の隠し部屋に潜んだバーニー(モリス)とウィリールーパス)が、ハンナの寝室にロバート幻覚を映してハンナに見せた。

 ケイシーは、使用人を探すハンナを、仲介人に扮したバーニーの骨董店に連れて行き、ハンナはそこで最近船員が持ち込んだロバート指輪を見つけ、バーニーは呪い現象を起こして「人が水で死ぬ」と予言して、指輪ハンナに譲った。

 ケイシーは、ハンナの寝室の外で見張っていた部下に睡眠薬入りの飲み物を飲ませ、翌日彼は庭の池で水死体で見つかり、ケイシーと深い中の医者に扮したウィリー屋敷に呼ばれて「心臓発作で池の中に倒れたのだろう」と言った。

 ハンナはバーニーの店に行って予言が当たったと言って更に問い詰め、バーニーは「あなたの中に死んだ人に嫌われている邪悪な物があり、水と空気と火による死が起こす。追い払うには儀式を行うしかない。」とハンナに言った。

 ハンナの留守中に、屋敷ジムウィリーがもう一人の部下を拉致し、現われたウィリーケイシーがトーマスに心移りしたように見せかけた直後に、ハンナが部下の首つりしたいを見つけ、彼女はバーニーに儀式を依頼した。

 ケイシーとトーマスが2人でいたところに、ウィリー乱入してきてトーマスに襲い掛かり、ケイシーに手渡された銃でトーマスがウィリーを射殺したように見せかけた。

 トーマスは逃走するために金の隠し場所に行き、ケイシーが彼を薬で眠らそうとしたが、トーマスは逆にケイシーを気絶させて逃走した。

 その夜、屋敷でバーニーがブードゥー儀式を始め、「俺の魂は金に縛られているから、隠し場所を言え」と言うロバート映像を映し、ハンナを薬で眠らせ、彼女が持っていた銃の弾丸すり替えた。

 死んだはずのウィリージム電話をかけているのを、トーマスが窓の外から見た。

 ハンナが翌日目を覚ますとそこはとある村で、ウィリーが解剖に回したはずの部下の遺体があり、現われたケイシーの車で一人で屋敷に戻り、バーニーを銃で脅して「誰の仕業でだました?」と尋問し、バーニーは「トーマスが金を奪う目的依頼した。昨夜、金の隠し場所をうわごとで彼に教えた。」と言い、ハンナはバーニーに発砲した

 ハンナは金塊の隠し場所に先回りするために、ジム電話で呼びつけ、飛行機アメリカ密入国させる事を依頼した。

 その様子をトーマスが庭から見ていたが、バーニーが彼を見つけて気絶させて動きを封じた。

 ハンナジムは金塊が残っている事を確認したが、警官隊が現われてハンナは捕まった。

感想

 「ターゲットオカルトを信じることにより、思ったように行動させる」のパターン作戦で、この設定だと何でもありだし、IMFがリ危機さらされることもほとんどなくなって、必ずと言っていいほどつまらなくなる。

 他にも「ターゲットがこのように行動する筈だ」という予測が当たらないと成立しない作戦でもあり、この点でも都合の良すぎるストーリーだった。

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 前回のロディ・マクドウォール出演の13話の感想でキム・ハンターを取り上げたら、14話で彼女が登場。

 1922年生まれだから、この時は50歳ぐらい。

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2018-06-21 包帯の下の顔(カラクリを叩きつぶせ)』

「スパイ大作戦『包帯の下の顔(カラクリを叩きつぶせ)』」 ★★

| 17:48 | 「スパイ大作戦『包帯の下の顔(カラクリを叩きつぶせ)』」 ★★を含むブックマーク 「スパイ大作戦『包帯の下の顔(カラクリを叩きつぶせ)』」 ★★のブックマークコメント

原題】The Puppet意味人形傀儡」)

シーズン7、第13話

1972年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】ルイス・アレン【脚本リーヴァンス【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、グレックモリス、リンダ・デイ・ジョージピータールーパスロディ・マクドウォール、他

2018/06/19(火)17:58再放送BSジャパン、2018/06/19(火)鑑賞

ストーリー

 シンジケートボスのポールに対し、新分野への進出を訴えた弟のレオマクドウォール)は、却下された腹いせに兄を猟銃で撃ち、ポールは顔面が包帯ぐるぐる巻きで寝室にこもり、レオボス代理になった。

 レオの動向をつかんでそれを粉砕する指令をジム(グレイヴス)が受けた。

 ジムは、ポールが偽者だとにらみ、バーニー(モリス)が新たなコックとしてポールの屋敷に潜入した。

 レオがポールの寝室で、ライバル組織ボスラリーガルトンを含む約十人の同業者に、秘密の国際犯罪に百万ドルを出資すれば元本保証12倍にして返すと持ちかけて出資金を得た。

 その会合と入れ替わりに、銃の事故の前に儲け話をポールに持ち掛けていたと言い張るジムケイシー(ジョージ)が屋敷に現われ、ホテルにいる中東長官に百万ドルのワイロを渡せば石油の闇取引ができると説明した

 レオの側近でラリースパイのオーギー・リーチは、ラリーにその話と、ケイシーの腕に麻薬注射後があったことを話した。

 レオホテルに来て、中東長官に成りすましたIMFメンバーのカリッドと会って取り引きを進め、ケイシーが長官本国から書類を取りに行くと言ってホテルを出たところ、ラリーの部下がケイシーを拉致して、麻薬の禁断症状を利用して彼女尋問を始めた。

 ポールの飲み物にバーニーが薬を入れ、ポールの体調が急変したのでリーチ主治医電話で呼び出したのを、電話線を細工したウィリールーパス)が代理医者に扮して電話を受け、代わりにポールの往診に来た。

 飲み物を疑ったレオに言われて、飲み残しを飲んだバーニーは、キッチンに戻された後に解毒剤を飲んで、辛うじてバレずに済んだ。

 ケイシーは自白した振りをして、レオが4百万ドルをスイス銀行に振り込んで、ジムと一緒にスイスに飛ぶ予定だとラリーに言った。

 ポールに変装したIMFメンバーのハンクを、バーニーがウィリーの車のトランクから出して、寝室の見張りがいないすきにポールと入れ替え、ウィリーが金庫を開けて出資金ウィリーカバンに入れた。

 石油書類確認のために、ジムレオホテルから持ち出したところ、待ち構えていたラリーが2人をポールの屋敷に連れて行って、疑いをぶつけて説明を求めた。

 レオ石油書類を見せようとすると、仕掛けのあるジムカバンから書類ではなく4百万ドルと搭乗券が出てきた。

 次に、ポールに説明を求めると「石油の事は知らない」と言い出したので、レオが包帯を力ずくで外すと、ポールの替え玉だった筈が変装したポールが現われた。

 金を返せと迫るラリーに、レオ屋敷の地下で南アフリカニセ札を刷っている秘密を話した。

 出資者一同が地下に見に行ったところを、バーニーの通報警官隊突入した。

感想

 「秘密を白状させるために、レオライバルレオを追い詰める役割を担ってもらう。そのために、レオ不審な行動をしていると思わせる情報ライバルにチラつかせ、彼れに感づいてもらう。」という作戦

 この設定は、過去の「スパイ大作戦」でも何作もあったと思うが、ライバルが思い通りに動いてくれるかに係っている心もとない作戦で、上手くいくのはご都合主義に思えてしまう。

 あと、権力者でっち上げて、彼からの美味しい話にターゲットが載ってくるのを期待する作戦も、過去作にあったはず。

 でも、今回のように「中東閣僚」をでっち上げ儲け話って、まるっきり詐欺の手口そのもので、「スパイ大作戦」のスマートイメージにそぐわない泥くささ。

 仮にも、犯罪組織ボス代行が、一般人向けの詐欺に騙されるのか?も疑問だし。

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 飲み物心臓発作の症状が出る薬が入っていることを、バレないようにするためにバーニーが知ってて飲んじゃうのが斬新だった。

 ただ、ちゃんと解毒剤が用意されていたのは都合が良いけど。

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 腕に注射の跡をつけて麻薬の禁断症状に苦しむケイシーに、ラリー麻薬入りの注射器を見せびらかして、秘密を白状させようとするのだが、1972年頃は「麻薬注射といえばヘロイン」だったか暗黙の了解が成り立ったのかな?

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 『猿の惑星』のコーネリアス役でおなじみのロディ・マクドウォール身長が低いように見えたのが意外だったか、調べたら178cmなので、周りのピーター・グレイヴスとかが大きかったみたい。

 コーネリアスの妻のジーラ役のキム・ハンターは小さいのは知っていた。

 調べたら161cm。

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2018-06-18 スパイ大作戦『私を愛した暗殺者(暗殺目標変更!)』

「スパイ大作戦『私を愛した暗殺者(暗殺目標変更!)』」 ★★

| 04:22 | 「スパイ大作戦『私を愛した暗殺者(暗殺目標変更!)』」 ★★を含むブックマーク 「スパイ大作戦『私を愛した暗殺者(暗殺目標変更!)』」 ★★のブックマークコメント

原題】The Question(意味問題質問」)

シーズン7、第16話

1973年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督レスリー・H・マーティンソン【脚本】スティーヴン・カンデルエグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、グレックモリスピータールーパスエリザベス・アシュレイゲイリー・ロックウッド、他

2018/06/18(月)17:58再放送BSジャパン、2018/06/18(月)鑑賞

ストーリー

 敵国の諜報組織KGNの殺し屋ニコラス・ヴァーシー(ロックウッド)がアメリカ入国し、空港で取り引き相手と会ったところを、FIS(連邦情報局)に逮捕されたが、その場で亡命意志を訴えた。

 ジム(グレイヴス)は、敵の諜報員が潜入している可能性のあるFISからヴァーシーを連れ出し、ヴァーシーの目的を突きとめることを命じられた。

 FISが空きビルでバーシーを尋問していたところ、バーニー(モリス)が窓から爆弾を放り込んで爆発させ、見張りの警官に扮したジムウィリールーパス)が駆けつけて、ヴァーシーを薬で眠らせその後の爆発で傷ついたとみせかけたウィリー変装させ、バーニーが運転する救急車で運び出した。

 目覚めたバーシーに、ジムはバーシーに指令を出すケマー大佐の仲間に成りすまし、亡命を訴えたことについて尋問し、ヴァーシーは「逮捕されたから、任務遂行のために嘘をついた」と答えた。

 ヴァーシーが閉じ込められた地下室に、同じくFISからジムたちに連れ出され審問を受けているFISの女に成りすましたIMFメンバーのアンドレア(アシュレイ)が入れられ、ヴァーシーは彼女の正体を疑いながらも会話に応えて惹かれていった。

 ジムは、ヴァーシーを信用すると言って任務に向かわせることにし、ヴァーシーはアンドレアを人質として同行させた。

 車中で、アンドレアがジムたちの尾行用の発信器を作動させるが、電器屋電波探知機を買ったヴァーシーに見破られた。

 アジトに着いたヴァーシーは、アンドレアを拘束してケーマを待ったが、目を離したすきに、アンドレアがジム電話をかけ、モールス信号で居場所を知らせた。

 そこに現れたケマーの正体は、ヴァーシーを逮捕したFISのネルソンで、ヴァーシーは亡命してネルソン差し出すと言って彼に狙撃用の銃を向けるも、弾が出ない銃を用意していたネルソンに逆に撃たれ、ネルソンは窓からターゲット狙撃した後にヴァーシーを殺して罪を擦り付けようとした。

 そこにジムウィリー突入してネルソンは捕まり、ヴァーシーは救急車に乗る前にアンドレアに正体を聞くが、彼女は微笑んで答えなかった。

感想

 ヴァーシーが亡命したいのか?それはウソで殺しが目的なのか?が終盤まで判らないストーリー

 さらにその上、彼がアンドレアに対して自分のことを気安く喋るのは殺し屋らしくないが、彼女に一目ぼれしたのかも、という可能性も加わる。

 「亡命か?頃しか?」不明な設定はサスペンス的にも良いのだが、恋愛要素を加えたたため殺し屋の設定が甘々になったのは、手強さが後退してマイナスだったかな?

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 原題の"The Question"は、敵国の諜報組織KGNの合言葉の"To be or not to be, that is the question"からも来ていると思う。

 ところで、合言葉台詞言語確認したら、

  ヴァーシー、原語「That's the answer」、吹替「それが問題だ」

  ジム、原語「Normal word is the question」(?)、吹替課題だ」

だったが、Answerが「問題」となっているのは翻訳ミス?

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 ケイシーの代打アンドレア役のエリザベス・アシュレイは、シーズン6の『死を招くセラピー(暴力共同組合)』で、ケイシーが変装したターゲット側の女の役で出演し、「スパイ大作戦」での出演は2作品だけ。

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 ゲーリー・ロックウッドといえば『2001年宇宙の旅』(1968)の宇宙飛行士フランク・プール。他の出演作はよく知らない。

 元々はいかつい外見で、この作品の方に向いている。

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2018-06-13 スパイ大作戦『美しき妻の犯罪とその報酬(空中大爆発)』

「スパイ大作戦『美しき妻の犯罪とその報酬(空中大爆発)』」 ★☆

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原題】Boomerang(意味ブーメラン」)

シーズン7、第15話

1972年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督レスリー・H・マーティンソン【脚本ハワードブラウンエグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、グレックモリス、リンダ・デイ・ジョージピータールーパス、他

2018/06/11(月)17:58再放送BSジャパン、2018/06/11(月)鑑賞

ストーリー

 組織の台帳を自家用機でロサンゼルスに運んでいたジョニー・ヴェイルを、妻のイヴが途中の空港で待ち合わせ、ジョニーを気絶させて台帳を奪い、仲間の男ガースがジョニー飛行機に乗せて空中爆発させた直前にパラシュート脱出し、イヴは台帳を当局に届け出ないことを条件に組織ボスのルチェックを脅迫した。

 イヴから台帳を奪うことを命じられたジム(グレイヴス)は、自宅の玄関イヴ狙撃し、イヴに付きまとっている刑事に扮したバーニー(モリス)が彼を捕まえて、イヴの前に突き出した。

 ジムの持ち物のホテルキーからイヴが彼を訪ね、ワイロを渡して解放されたジムを殺す代わりに、倍の報酬で殺しを依頼した首謀者を探るよう依頼した。

 ウィリールーパス)がイヴの家に忍び込んで、金庫を開けて札束から紙幣を抜いたり金庫のダイヤルジョニー指紋を残すなどの工作をしたり、クリーニング屋に扮してジョニーが殺された時のスーツを届けたりして、ジョニーが生きているようにイヴに思わせた。

 イヴは、ガースの潜伏先のホテル確認しに行くと、フロントに扮したウィリーが「チェックインもしていない」と答えた。

 ケイシー(ジョージ)がクリーニング屋に成りすまして、電話イヴスーツの届け先を話し、イヴジムがそのアパートに行くと、そこにはジョニー写真などがあり、住人のケイシーが現われ、ジョニーの指示でジムに殺しを依頼したと話した。

 その夜、イヴの寝室にジョニー変装したIMFメンバーが忍び込み、目覚めたイヴに「欲しいものはもらった」と言い残して出て行った。

 翌日、バーニーがイヴ死体安置所に連れて行くと、そこにジョニー遺体に扮した男が横たわっていた。

 バーニーは「ジョニーからわいろをもらう関係だったが、今朝現れて『イヴが寝ている間に自白剤を打って台帳の隠し場所を聞き出して手に入れた』と話し、自分ジョニーを殺して台帳を奪った」と言って、台帳が入っていたカバンを見せ、イヴに分け前を要求した。

 帰宅したイヴは、ジムに「ジョニー簡単カバンを持って来ない。バーニーのハッタリだ。」と言って、2人でカバンを隠した砂漠に行くと、そこにはちゃんカバンがあった。

 そこに、ルチェックが現われて台帳を奪い返そうとするが、バーニーとウィリーが取り押さえ、イヴは企みに気付いた

感想

 主要登場人物が全員「仲間だった誰かを裏切る」「敵対関係だった相手と取り引きして組む」という役柄なので、人間関係が複雑になりストーリー理解し難い。

 その上、「ありえない程の大仕掛けなトリック」「特殊機器」といった「スパイ大作戦」ならではの見た目の面白さがこの作品では欠けていたので、込み入ったストーリー台詞だけで説明した結果、地味で面白くなくなった。

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 台帳がどんな状態になっていたかは、カバンに入っていたことすらIMFは知らないはずなのに、実際のカバンイニシャル入りのデザインまでそっくりな偽カバンを用意していたのは、明らかなミス

 でも、ストーリーが複雑なおかげで、「なんか変だけど、見落としてただけかな?」と思ってスルーしてしまった。

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2018-06-06 スパイ大作戦『将軍の仮面をはがせ』『水爆爆破予告(水爆仕掛人)』

「スパイ大作戦『将軍の仮面をはがせ』」 ★☆

| 07:24 | 「スパイ大作戦『将軍の仮面をはがせ』」 ★☆を含むブックマーク 「スパイ大作戦『将軍の仮面をはがせ』」 ★☆のブックマークコメント

原題】Hit(意味「ぶつける(?)」)

シーズン7、第9話

1972年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】レザ・バディ【脚本ダグラス・ワイア【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、グレックモリスバーバラ・アンダーソン、ピータールーパス、他

2018/06/04(月)17:58再放送BSジャパン、2018/05/30(水)鑑賞

ストーリー

 シンジケートボスのサム・デクスターは、脱税懲役1年の刑で収監される前日に恋人のヴィッキーの家にいたが、検事補のレイノルズから電話で、脱税を垂れ込んだのはヴィッキーだと聞き、彼女の車のブレーキを壊して、運転する彼女を車ごと崖から落とした。

 ヴィッキー殺害証拠入手と、デクスターに代わってシンジケートを取り仕切る影のパートナー将軍」の正体を突き止めることをジム(グレイヴス)は命じられた。

 ヴィッキー殺しの再調査のためにワシントンから来た検事に成りすましたジムは、デクスター親友マードックを取り調べ、レイノルズに「殺人目撃者がいる」と言った。

 デクスター収監されている刑務所に、囚人に成りすましたバーニー(モリス)とウィリールーパス)が潜入し、ウィリーデクスター達と喧嘩してバーニーがウィリーを倒した。

 ヴィッキーとは同郷の知り合いの女に扮したミミ(アンダーソン)をジムレイノルズが取り調べ、ヴィッキーの家の近くに来た時に殺人を目撃した話をした。

 レイノルズはミミの部屋に行って「お前の証言デタラメだ」と言って黒幕を聞き出そうとしたが、ミミ目撃は本当だと言い張り、彼と入れ替わりにマードックがミミを脅して吐かせようとしたが、ジムが彼を薬で眠らせた。

 マードック変装したIMFメンバーのジャックがミミの部屋から通りに出たところでウィリーが彼をひいて殺そうとし、搬送した病室でジャックは「将軍目撃者でっち上げて、自分もひき殺そうとした」とジムレイノルズに言い残して死んだふりをした。

 ジムレイノルズデクスターに面会して、デクスターを裏切った将軍の正体を聞こうとしたが答えず、ジムが席を外したすきに残った2人が密談してる録音を証拠レイノルズをクビにした。

 マードックレイノルズを失ったデクスターは、脱獄計画メモを書いていたバーニーと取引して、一緒に脱獄して将軍の所に行った後に刑務所に戻る計画を立てた

 その夜、2人は刑務所の使われなくなった排水トンネルを通って脱獄したが、途中崩れていてIMFの車が待ち構えている出口と別の所に出て、車を奪って将軍のところに向かった。

 これを知ったウィリーは、マードックを縛って将軍場所尋問し、マードックが縄をほどいて将軍電話をかけたところで拘束した。

 デクスターがバーニーと将軍屋敷に行き、裏切った将軍とバーニーを射殺しようとしたところに、電話番号から屋敷場所をつきとめたIMFが現われ、屋敷内のコンピュータも押さえた。

感想

 終盤、将軍屋敷へと向かうデクスターを見失うという予定外の展開が意外性があって期待したが、とっさにマードックを使って将軍屋敷場所を突きとめる作戦に切り替えたような展開にビックリ

 だったら、最初からそれをやった方がデクスター脱獄させるより簡単だし、とっさに思いついた割には、かけた電話番号を遠隔地で探知する装置がつけられていた。

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 でも、この程度の辻褄が合わないのは「スパイ大作戦」にとっては問題にならない。

 それより、特殊兵器がせいぜい変装マスクぐらいの、ほぼ完全に人力のみによる作戦で、こうなると「スパイ大作戦」としては地味に見えてしまって、面白味に欠けたことの方が残念だった。

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「スパイ大作戦『水爆爆破予告(水爆仕掛人)』」 ★★☆

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原題】Ultimatum(意味最後通牒」)

シーズン7、第10

1972年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】レザ・バディ【脚本ダグラス・ワイア【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、グレックモリスバーバラ・アンダーソン、ピータールーパスマーレイ・ハミルトン、ドネリーローズ、他

2018/06/05(火)17:58再放送BSジャパン、2018/06/06(水)鑑賞

ストーリー

 クーパー博士ハミルトン)と妻のアデルが、ロサンゼルス市庁舎の地下下水道水爆を仕掛け、アメリカ政府閣僚政策の変更を要求した。

 爆発予告の翌日正午までに水爆のありかを突きとめ爆発の阻止を命じられたIMFは、大統領が直接会って交渉するとクーパー電話をかけ、クーパーは車で交渉場所に向かい、カーラジオで、IMFによる「強盗が2人殺してに逃走した」とのニセのニュースを聞いた。

 ウィリールーパス)が待ち構える山中ガソリンスタンドの手前で、ラジエーターに仕掛けた爆弾リモコンで爆破して故障させ、クーパーは渋々ウィリーの修理を待った。

 そこに、強盗に扮したジム(グレイヴス)とミミ(アンダーソン)が現われ、クーパーウィリーを脅して立てこもった。

 アデルは、夫の到着の電話がかかってこないので、家に来た配達人を殴り倒して彼に変装して見張られている家を抜け出し、仲間のモーガンローズ)に電話をかけ、クーパーを探すように頼んだ。

 ガソリンスタンドの手前で道路が封鎖されていたので、モーガンは徒歩でガソリンスタンドに来て、中でクーパー監禁されているのを知り、電話アデルに報告した。

 クーパーは約1時間後に迫った爆発を止めるため、電話をかける許しをジムに乞い、止める役割の仲間のロジャース電話をかけたが、電話番号から突きとめたロジャース場所警察が到着するより早く、爆発を止めに向かおうとするロジャースアデルが射殺して阻止した。

 バーニー(モリス)が、ロジャースが射殺されたことをタジオで報じるように指示し、それを聞いたクーパーは、タイマーを止めると別のタイマー作動して1週間後に爆発するという仕組みをジムたちに話して、爆発制止の協力を訴えた。

 アデルの指示でモーガンクーパー狙撃して口封じをしようとしたところ、ジムが察知じて防ぎ、ウィリーが逃げ出してジムに射殺されたふりをして、モーガンの背後に回って倒した。

 ジムとミミは、水爆で脅して金を得ることを条件にクーパーの爆破阻止に協力する取引をし、ジムの仲間に扮したバーニーが操縦してきた逃走用のヘリに3人で乗ってロサンゼルス市庁舎に着陸し、下水道に入って行った。

 そこでアデルが待ち構えていたがジムたちが防ぎ、クーパーが爆発寸前でタイマーを外したところに警官隊が現われた。

感想

 タイムリミットが迫っていて、水爆場所アメリカのどこかとしか判らず、協力者が誰かも何人いるかも判らないという、かなりハードルの高い使命。

 案の定アデルモーガンなどのIMFも想定していなかった敵が入って妨害するという、予定外のことも起きてしまう。

 そして、作戦が「水爆で脅して要求をのませる」の狙いを逆手にとって、「目的を果たせないのに水爆を爆発させたら意味がないから、そんな止めざるをえない状況を作る」というのも斬新。

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 冒頭の水爆作動シーンは、すでに下水道に設置してあった水爆本体に、クーパータイマーだけ持って行ってアタッチするという手順だが、マンホールより大きそうな水爆を、しかもピッタリの隠し場所にどうやって持ち込んだのだろう?

 本来作戦は「ロジャース水爆を止めに行くところを尾行して水爆場所をつきとめる」だったと思うが、彼が殺されたのでクーパーに停めに行かせることに変更した感じ。

 でも、ロジャースだけならヘリを飛ばす必要性はなかったはずなのだが、まぁバックアッププランちゃんと用意していたということにしよう。

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 IMDBによると、今回でミミの出演が最後のようで、ケイシー役のリンダ・デイ・ジョージ産休明けで戻ってくるためらしい。

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 モーガン役のドネリーローズは、過去の「スパイ大作戦」で何度か見た気がして調べたら、

  「コールドスリープ」のターゲットバレット

  「黒いファイル」のターゲットのメリック

の2作品があった。

 今年の1月に80歳で亡くなったとのこと。

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 マーレイ・ハミルトンも、「多くの作品で見た覚えはあるが、どの作品だったか思い出せない」俳優で、有名なのは『JAWSジョーズ』の市長役かな?

 1986年に63歳で亡くなっていたのには気づかなかった。

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2018-06-01 スパイ大作戦『無意識での殺人(架空殺人事件)

「スパイ大作戦『無意識での殺人(架空殺人事件)』」 ★☆

| 17:37 | 「スパイ大作戦『無意識での殺人(架空殺人事件)』」 ★☆を含むブックマーク 「スパイ大作戦『無意識での殺人(架空殺人事件)』」 ★☆のブックマークコメント

原題】Crack-Up(意味精神崩壊」)

シーズン7、第12

1972年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督サットンローリー脚本】アーサー・ワイズ【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、グレックモリスマーリン・メイソン、ピータールーパス、他

2018/05/29(火)17:58再放送BSジャパン、2018/05/30(水)鑑賞

ストーリー

 殺し屋ピーター・コーデルに対し、背後で殺しを請け負わせているのがシンジケートの誰かを突き止めることをジム(グレイヴス)が命じられた。

 チェスクラブチャンピオンであるコーデルに、挑戦者精神科医に扮したジムクラブに現われ、コーデルの黒い駒に薬を塗って彼と対局し、無線機を通してコンピュータ差し手をバーニー(モリス)がジムに教え、対局に勝った。

 帰り際のクラブ駐車場で、指から吸収された薬の影響で催眠術にかかりやすくなったコーデルジム催眠術をかけられ、決まった言葉を聞くと意識を失い、術が解かれるとその間の記憶がなくなるようにした。

 そして、その駐車場でコーデルにかけた暗示が効いたうちに、IMFメンバーが口論の末にコーデルに殴り殺されたように見せかけ、暗示が解けたコーデル自分が殺したと思ってすぐに立ち去った。

 コーデルは、別の新興のシンジケート幹部ハーパーと会う約束をしていたバーに向かい、そこに先に到着したハーパーウィリールーパス)が拘束して割り符を奪い、サンデイ(メイソン)が割り符でハーパーに成りすまして、今より高い報酬を出す用意があるとコーデルに持ち掛けた。

 翌朝、チェスクラブ駐車場での殺人新聞記事を見たシンジケートの男が、コーデルの兄のハリーに、コーデルが他から殺しを依頼されていると疑っているから、コーデルチェスクラブに行かせるなと言い、ハリーはそのようにコーデルに注意した。

 コーデルマンションの空き部屋に部屋を借りたサンディがコーデルの部屋を訪ね、そこに刑事に扮したバーニー(モリス)がやって来て、チェスクラブ殺人アリバイ調査して、サンデイは実際より早い時間にバーに着いたと言い、それを聞いてバーニーは帰った。

 コーデルジムの第2戦のために2人がチェスクラブに来て、対局の前にジムが、口論の末に殺人を犯す妄想に取りつかれた患者が本当に殺人を犯したとコーデルに話した。

 コーデルは対局をキャンセルしてクラブを出たところに、バーニーが署に連行しようとしながら暗示をかけ、コーデルが気付くとバーニーが射殺された振りをしていて、コーデルは逃げ去った。

 コーデルと、彼を見張っていたハリーがコーデルの自宅に行くと、そこにいたサンデイとジムコーネルに暗示をかけ、ハリーを気絶させて血糊をつけて、暗示を解かれたコーデルハリーを射殺したと思わせた後に薬で眠らせた。

 外から施錠された個室で目覚めたコーディに、ジム精神科医として囚人病棟で彼の治療をしていると説明し、ジムが出て行った後、看護師が入って来てコーディに襲い掛かった。

 ボスが口封じのために刺客を送り込んだと思ったコーディは、面会にきたサンディに「ボスから電話がかかってくるのを待って、『ボスの正体をバラされたくなかったらすぐここから出せ』との言づてを会って伝えろ」と頼んだ。

 言われた通りに待ち合せ場所にやってきたボスの車にサンデイが乗り、運転手の振りをしていた男の方がボスだと判り、かけつけた警官隊に教えた。

感想

 「催眠術で心を操る」という設定は「何でもあり」になるので、おそらく一番やってはいけないこと。

 さらに、真のターゲットであるボス」を呼び寄せるために、彼と通じている「殺し屋」に対してあれこれ行う作戦で、結局は「ボスから電話を待つ」だったので、終盤が何だか拍子抜け。

 殺し屋相手行為はすべて無駄で、単に殺し屋拉致するだけでも良かったのでは?

 あと、殺し屋中心の展開をしている最中は、作戦の狙いが解り難く、その解らな過ぎる状態で観ても、先の展開に期待もできず、面白味に欠ける時間が長かった。

 殺し屋は腕利きの筈だったのに、催眠術翻弄されるシーンが多くて腕利きに見えないのも残念。

 そんなわけで、色々と残念か回だった。

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 ケイシーの代役のサンデイは、今回限りの登場。

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2018-05-29 スパイ大作戦『戦慄“殺しの横顔”』

「スパイ大作戦『戦慄“殺しの横顔”』」 ★★

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原題】Movie(意味映画」)

シーズン7、第8話

1972年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督テリー・ベッカー【脚本アンソニー・バウワー、アーサー・ワイズ、スティーヴン・カンデルエグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、グレックモリスバーバラ・アンダーソン、ピータールーパス、ジョン・ヴァーノン、他

2018/05/28(月)17:58再放送BSジャパン、2018/05/29(火)鑑賞

ストーリー

 シールズ(ヴァーノン)は、ベンジャミンディーンボスの座についているシンジケート人間で、ロサンゼルスレジャー産業進出していた。

 シールズの部下のブレントは、シンジケートから借金していたパンテオン撮影所の社長パッカードの元で働いていたが、自殺に見せかけて社長を殺し、新社長にはベンジャミンの弟のテオが就任し、シールズが彼を補佐することになった。

 ジム(グレイヴス)は、シールズが持っているシンジケート資金の記録を入手することを命じられた。

 テオが乗ったロサンゼルスへと向かう旅客機の中で、新人女優に扮したミミ(アンダーソン)がパンテオン撮影所の表紙が付いた新作映画「殺しの横顔」の資料を読み、テオが彼女に話しかけた。

 2人が旅客機から降りようとした時、一緒に乗っていたジムがテオを薬で眠らせ、別の出口から密かに連れ出し、ジムがテオに成りすましてミミと降りた。

 その頃、ベンジャミンからテオを見張るように言われて旅客機に乗っていたムーアが、機内に戻ってテオを探したが乗客は残ってなく、アナウンスで呼び出したところ、電話口に出たジムがテオに成りすましていることに気付いた。

 アナウンスで見張りがいることを知ったIMFは、テオが公衆電話からベンジャミンにかけた電話に割り込んで、メンバーが声帯模写ベンジャミンに成りすました。

 撮影所に潜入したムーアが、ジムを銃で脅して連れ去ろうとしたところ、ミミが機転で車で2人に突っ込みムーアが車に向けて発砲したので、ブレントの部下で警備員のヒースがムーアを射殺した。

 パッカード前社長と「殺しの横顔」の監督に扮したバーニー(モリス)とが製作契約を結んでいたように工作されていて、あらすじを見たシールズはそれが彼が手を下して取り調べも受けた実際の未解決殺人事件そっくりであることに気付き、始まった撮影の中止をジムに申し出るがジムは受け付けなかった。

 シールズベンジャミン電話相談し、監督のバーニーを始末することに決めたが、IMFは盗聴と声帯模写で、爆弾で殺そうとしていることを突き止めた。

 ヒースがカメラマガジン爆弾を仕掛けたことに気づかないまま撮影が始まったが、感づいたジムがバーニーに電話で知らせ、バーニーは撮影に対して怒ったふりをして全員をスタジオから追い出し、爆発はしたが被害者は出なかった。

 シールズ空手個人指導の代役に扮したウィリールーパス)が、稽古してシールズを気絶させたすきに、彼の拳銃すり替えた。

 ジムが夜にシールズをスタジオに緊急に呼び出し、シールズ殺人証拠があると言い出したので、銃を取り出してジムに向けた。

 ジムが発した信号で、すり替えシールズの銃から弾が発せられてジムが撃たれて倒れ、シールズはその場を立ち去った。

 その一連の様子をバーニーが撮影していて、本物のテオを横たわらせて、警察に連絡してテオを引き取らせた。

 シールズブレントと口裏を合わせて昨夜はスタジオに行かなかったことにしたが、翌朝2人の前にミミが現われ、ミミはスタジオで殺人を目撃していて、愛するジムが殺された腹いせにベンジャミンに知らせて呼び寄せたと言った。

 ベンジャミンが、警察で仮死状態にされて死んだと見せかけたテオを確認した後に撮影所に来て、ベンジャミン殺人事件そのままの映画をテオが作ろうとして揉めたはずみで銃が暴発したと説明した。

 ベンジャミンは「殺しの横顔」の撮影フィルム確認したいと言って、映写技師に成りすましたウィリーが、バーニーが撮影して声帯模写でテオの声をアフレコしたフィルムを映写し、2人が取り引き話をしている最中シールズがテオを射殺したように見せた。

 ベンジャミンシールズ追放を決め、シールズに金の出し入れを記録したマイクロフィルムが入った腕時計を渡すように言った。

 それを見ていたウィリーが連絡し、ベンジャミン撮影から出たところでジムたちが腕時計を奪って去っていった。

感想

 作戦が適度に込み入っていて、前半はジムの成りすましがバレたりバーニーの暗殺が企てられる想定外危機が迫ったりして緊張感が高かった。

 しかし、その2つの危機が思ったよりも解決がすんなりし過ぎていたり、なにより後半に入って作戦の詰めの甘さが目立つようになった。

 まず銃をすり替えるために確実に空手稽古が行われなければならないことウィリーが上手い具合に気絶させなければならないこと、シールズジムに銃を向けなければいけないこと、ベンジャミンが「『殺人の横顔』のフィルム確認したい」と言い出さなければならないこと、手下を従えていたベンジャミンが1人で屋外に出たおかげでジムとバーニーの2人だけで腕時計簡単に奪えたこと、以上のご都合主義が起こらないと成立しない作戦だった。

 そんなわけで、残念な回だった。

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 ジョン・ヴァーノンって、冷酷な目つきがいい味を出しているのだけど、瞳も青かったのね。

 それがまた良い。

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2018-05-23 スパイ大作戦『脱出請負業』

「スパイ大作戦『脱出請負業』」 ★★

| 18:52 | 「スパイ大作戦『脱出請負業』」 ★★を含むブックマーク 「スパイ大作戦『脱出請負業』」 ★★のブックマークコメント

原題】Underground(意味「地下」「秘密の[組織]」)

シーズン7、第7話

1972年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】デヴィッド・ローウェル・リッチ【脚本リーヴァンス【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、グレックモリス、リンダ・デイ・ジョージピータールーパス、他

2018/05/22(火)17:58再放送BSジャパン、2018/05/23(水)鑑賞

ストーリー

 シンジケート訃報金融業務のブレーンのシェルが、逮捕される直前にシンジケートの数百万ドルを隠したが、国外脱出を請け負う業者刑務所への移送中に脱走させた。

 脱出ではなく自白薬で金のありかを白状させることが目的組織からシェルを奪還し金を回収することをジム(グレイヴス)が命じられた。

 医師に扮したジム殺人を犯して大金を奪って追われているとの記事新聞に載せ、組織に接触できるバーに探偵に扮したバーニー(モリス)が現われ、ジム脱出を依頼した。

 ジム組織と会って、脱出のためといってガスで眠らされ棺桶に入れられて運ばれるが、電波遮断され、発信器で尾行していたIMFはジムを見失った。

 バーニーは予定通りシェルを探しているシンジケートラッツに会いに行き、組織と接触したことのある自分シェルの居場所を教える代わりに前金で5万ドル欲しいと言った。

 組織施設で目覚めたジムは、部屋を抜け出して地下の空調装置に薬剤を導入し部屋に戻った。

 シェルに続いて、ジム自白薬を打たれて尋問を受けるが、自白薬を打たれた時に耳に埋め込まれた受信器に言われたとおりのことしか言えないような催眠術にあらかじめかかっていた。

 ジムがまいた薬で糖尿病患者の体調を急変させる薬でシェル異変が起き、医師ジム治療をするように脅され、ジムは手術するために麻酔医に扮したウィリールーパス)を連れてくるように言った。

 ウィリーが持ってきたカバンに仕組んだ催眠ガスで一味を眠らせ、ジムと共にシェルを連れ出し、探偵事務所ラッツを呼んで引き渡した。

 金のありかを自白してないか気になったシェルたちは、隠し場所倉庫に向かい、IMFが彼らを尾行するが、組織も逃げたジムを追って探偵事務所を張り込んでいた。

 シェルが金を見つけたところにジムが現れるが、背後から脱出組織が迫っているのを鏡越しに見て驚いた。

 しかし、背後に回っていたウィリー組織を押さえ、警官隊がやって来て一網打尽にされた。

感想

 ジムの耳に埋め込まれた発信器と受信器が、電波遮断されて結局何も役立たなかった。

 それでも問題なく進展したので、念には念を入れて不慮の出来事に対するバックアップまで考慮された高度な作戦と言えるのだが…。

 一方で、ジムが密かに基地内をうろついて薬を撒いたところは、敵の見張りがあったら出来なかったので、やっぱり抜けがあって偶然頼みの危うい作戦だったのだが…。

 発信器が役立たなかったことは、元々必要ないと判っていて、それが仕えなくなったことで観る者に心配をさせるという、サスペンスの強化の意図があって入れられた設定かもしれない。

 でも、「スパイ大作戦」なら、少しのムダもなく狙いすました通りに進展するクール作戦の方が本来の持ち味だと思うので、どちらが良いか判断簡単にできない。

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 ケイシーが久々に登場したが、結局は尾行の車に乗っていただけの参加。

 シーズン7に入って出演が減ったが、ヨーロッパ長期出張の設定をちゃんと用意しているので、演じるリンダ・デイ・ジョージに何か事情があったとかの理由だろう。

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2018-05-22 スパイ大作戦『麻薬合成計画 (500万$麻薬合成計画)』

「スパイ大作戦『麻薬合成計画(500万$麻薬合成計画)』」 ★★☆

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原題】Cocaine(意味コカイン」)

シーズン7、第6話

1972年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】レザ・バディ【脚本】ハロルド・リヴィンストンエグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、グレックモリスバーバラ・アンダーソン、ピータールーパスウィリアム・シャトナー、他

2018/05/21(月)17:58再放送BSジャパン、2018/05/21(月)鑑賞

ストーリー

 中南米(?)の某国麻薬業者ラローフからアメリカ麻薬ブローカーリードの所に、3日以内に密輸される大量のコカイン押収ジム(グレイヴス)命じられた。

 リードに買収されていることが警察に知られたレナード刑事を転勤させ、彼に代わって麻薬捜査担当する刑事にバーニー(モリス)が扮し、「高級酒を装った百万ドルの麻薬を新任刑事摘発した」と新聞に載せた。

 新聞記事自分以外の麻薬業者存在を知ったリードの片腕のコンラッド(シャトナー)は、最近会員になった会員制クラブが高級酒の行き先だとレナードから聞き、クラブに行って探りを始めた。

 クラブの本物のオーナーヨーロッパ飛行機事故に遭って顔を整形して別人になって現地で静養中で、ジムオーナーに成りすましてクラブコンラッドを待ち受け、面識のないコンラッドはニセ者だと気づかなかった。

 クラブにはミミ(アンダーソン)もウエイトレスに扮して潜入して、ジムとの関係がこじれているそぶりをして見せ、客のコンラッドに接近して、帰宅後に自宅に来るように誘った。

 ミミが自宅の床下の隠し場所コンラッドに見せたところにバーニーが家宅捜査て現れ、麻薬は見つからなかったがミミを逮捕警察連行して行った。

 隠し場所にあったのがコカインだとコンラッドに聞かされたリードは、クラブオーナー社長を務める化粧品会社の内情が実は悪いので麻薬に手を出したと思い、調査会社信用調査を依頼したが、データテープウィリールーパス)が密かにすり替えていて、麻薬取引を行っているように見せかけた。

 コンラッドはミミを保釈して自宅で待ち受けてジムの所に連れて行かせ、秘密を漏らしたミミをお払い箱にしようとしたジムに対してミミが発砲したが、はずしてもみ合ううちにジムがミミを射殺したかのように見せかけた。

 コンラッドは射殺の秘密を守るのと引き換えにコカイン自分たちに流すようにジム要求し、ジム化粧品工場に連れて行くと、そこで本物のコカインを使って、ウィリーが扮した研究者コカインの合成に成功して、量産しているように見せかけた。

 そこにバーニーが踏み込んできたが、コンラッドリードを出し抜いて、翌日の夕方リードから密輸コカインを買いに来るバイヤー達に、先により安値で合成コカインを売る話をジムたちにもちかけ、バーニーに多額の分け前を与えて抱き込んだ。

 翌朝、バーニーと合成コカインの箱が待つジムクラブバイヤー達を連れてきて取り引きが始まったが、ジムと死んだはずのミミが現われて、バイヤーの5百万ドルを強奪して逃げ去り、コカインは偽物だと判った。

 バーニーはバイヤーに対し、夜9時までにコンラッドが代わりのコカインを用意することで話をつけ、その場は解散になった。

 コンラッドは朝の取り引きを隠しながら、リードオフィスから取り引きの準備に向かったが、コンラッド異変に感づいたリードは、部下のスティーヴに尾行させた。

 ラローフがリードオフィスに来て、コカインの隠し場所を知らせる電話番号リードに教えて、リードから電話で番号を聞いた受取人がコカイン場所を聞くが、そこにコンラッドが現われて受取人を脅して場所を白状させた後に彼を撃ち、現場美術店に行った。

 スティーヴは、受取人が息を引き取る前に美術店の場所を聞き、彼の電話を受けたリードがそこに向かった。

 IMFもコンラッドの車を尾行していたが途中で見失うも、リード電話を盗聴していたミミから美術店の場所を聞き、リードコンラッドに銃を突き付けているところに警官隊と共に突入して一網打尽にし、ヘロインが隠された美術品を押収した。

感想

 今回の作戦は、無理な設定は無く段階を踏んて飛躍なしに展開していき、状況の変化も速く適度に込み入っていてダルさを感じず、ストーリーとしてはかなり洗練されていた。

 矛盾があるとすれば1か所、コンラッドが受取人の所に行くとき、スティーヴが彼の直後を尾行していたのだが、IMFもその場所を突き止めるためにはコンラッド尾行するしかなかったはずなのに、かなり離れていても見失うことなく、まるで前もって知っていて待ち構えていたかのように尾行出来ていたこと。

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 ヨーロッパに長期出張中のケイシーは、今回もヨーロッパにいるクラブの本物のオーナーがら許可を得る役割作戦に参加。

 冒頭のジムによるIMFメンバーへの作戦説明のシーンで、歴代女性メンバーが不必要ドレスアップしていることに以前から気になっていたのだが、今回のミミの衣裳は完全に映画賞の受賞者みたいなドレスだった。

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2018-05-16 スパイ大作戦『細菌兵器漏出 (細菌兵器TOD-5)

「スパイ大作戦『細菌兵器漏出 (細菌兵器TOD-5』」 ★★

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原題TOD-5(意味「(細菌兵器名称)」)

シーズン7、第5話

1972年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】ルイス・アレン【脚本ジェームズ・D・ブキャナン、ロナルド・オースティンエグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、グレックモリスバーバラ・アンダーソン、ピータールーパス、他

2018/05/15(火)17:58再放送BSジャパン、2018/05/16(水)鑑賞

ストーリー

 国立細菌研究所研究員のモースは、元諜報員のホルトを介して、細菌兵器TOD−5をテロリストアルファグループに売り渡そうとしていた

 アルファ本部を突き止め世界征服の野望を粉砕する指令を受けたジム(グレイヴス)は、モースが隠し場所の車を回収したところを捕まえた。

 モースが泊まっていたホテルの13号室を再度ホルトが訪ねると、フロントは「13号室はずっと誰も泊っていなかった」と言ったので、隣の12号室を借りた。

 IMFは、自動車整備士に扮したウィリールーパス)がホルトの車に細工をして動けなくし、電話交換手も市外につながないようにして、ホルトの動きを封じた。

 その時、路上伝染病らしい病気で倒れ、すぐにバーニー(モリス)が扮した救急隊員が現われて搬送していったが、ホルトはバーニーが白衣の下に軍服を着ていることに気付いた。

 ホルトは、ホテルのバーでウエイトレスに扮したミミ(アンダーソン)と話して情報を得ようとし、出て行ったホルトと入れ替わりに来た猟銃の男がホルトのことを質問してきたので、不審に思ったミミは彼の指紋のついたグラスを検査に回した。

 ホルトは、ホテルのガレージで隠されていたモースの車と、座席にあニセのTOD−5の容器があるのを見つけ、それに乗って町を脱出しようとしたが、保安官に扮したジム道路を封鎖して町に追い返した。

 ホルトは、再度ミミと話し、彼女から町に軍隊が現われ町が封鎖され病人が頻発していることを聞き出した。

 部屋に戻ったホルトをミミが訪ね、ホルトを薬で眠らせたすきにホルトに肌がただれてしばらくすると仮死状態になる注射をし、時計を戻して目覚めた時に眠ってなかったように見せかけた

 ミミが出て行った後、ホテルの窓からウィリーが発病して救急車搬送されるのを見たホルトは、尾行して死体置き場にあった多数の死体の中にモースがいたのを見つけた。

 そこにバーニーが現われてホルトを捕まえ、1万人に1人いる免疫体の人での研究成功しないと細菌兵器で全員死ぬと言い、鏡でホルトの皮膚がただれているのを見せた。

 ホルトは脱出して、患者恋人とずっと接触していても何ともないと言うミミをアルファに連れて行って治療法を研究させようとし、感染して死んだふりをしたジム保安官の車にミミと乗って検問を通過した。

 しかし、途中で猟銃の男が待ち伏せしてホルトの車のタイヤを撃ち抜いて銃撃戦になり、ホルトは男を撃って、流れ弾で負傷したミミを連れて男の車で本部に向かった。

 ミミが撃たれた時に腕時計の発信器が壊れて追跡不能になったので、指紋からアルファのメンバーのデイヴィスだと判った猟銃の男を、ホルトが置いていったTOD−5の容器を使って感染させる脅して本部場所自白させた。

 本部に着いたホルトは、TOD−5をは自分感染したことで持ってきたと言い、ミミを利用しての治療研究要求した後に仮死状態になるが、薬のトリックだと気づいたところにIMF突入した。

感想

 昨日の第3話「駆け引き」に続き、今回も「大規模な作戦だが、特に中盤の展開がモッタリして、画的にも面白くなくて盛り上がりに欠ける」という回だった。

 テロリスト本部場所を突き止めるために、

  (1)場所を知るメンバーに対し、本部に行くように仕向け

  (2)彼にミミを接近させて本部まで同行させ

  (3)ミミに発信器をつけて尾行する

という作戦だが、回りくどくて余計に段階を踏んでる分だけ失敗する要因が増えると思われ、心もとない。

 ホルトを眠らせたなら、その時に直接彼に発信器をつけちゃえばいいのに。

 そして、実際にミミの発信器が壊れたので、当初の作戦は失敗だったのだが、その代用案が別のテロリストメンバーを脅すという、「スパイ大作戦」らしからぬ力業だということにもガッカリ。

 そもそも本部場所を知るのがターゲット1人しかいないという前提だった筈なのに、指紋を紹介しただけでターゲットテロ組織のメンバーだとすぐ判るのなら、その情報元のメンバーのリストを全部当たればいいじゃん。

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 それ以外の、些細だけど明らかなミスは、ホルトとデイヴィスが撃ち合いになった時に、後を追ってきたIMF3人がデイヴィスの背後の草むらから隠れて見ていたのだが、ミミが撃たれた時に上を見上げて目線で合図を送ると、IMFがいつの間にか彼女を見下ろす所に移動していた。

 IMF位置関係も変だが、ミミはIMF尾行していることは知っていても、タイヤを撃たれて予定外に止まった場所で、隠れているIMFがどこにいるかは判らないはずなのに、一発で目線を合わせられた。

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 シーズン7の第3話で、ケイシーがヨーロッパで長期勤務中だと判ったが、今回の第5話で、アルファグループヨーロッパ支部に関することが任務の1つだと判った

 ちなみに、第4話の「愛しのレオナ」ではケイシーが作戦に参加していたので、「一時帰国」だったのかな?

 でも、ちょっと変装しただけの参加だったけど、ヨーロッパ任務継続中なら仕方ないかな?

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2018-05-15 スパイ大作戦『駆け引き(国境を突破せよ!)』

「スパイ大作戦『駆け引き (国境を突破せよ!)』」 ★★

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原題Two Deal(意味「取り引き」)

シーズン7、第3話

1972年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督レスリー・H・マーティンソン【脚本ジョージ・F・スレヴィン、スティーヴン・カンデルエグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、グレックモリスバーバラ・アンダーソン、ピータールーパスロバートウェバーヴァンウィリアムス、ラナ・ウッド、他

2018/05/14(月)17:58再放送BSジャパン、2018/05/14(火)鑑賞

ストーリー

 カマグア共和国ハモンド将軍は、アメリカシンジケートボスラーソンと腹心のローガン(ウェバーから資金協力を受けて政権を取ることを企んでいた。

 ローガンが将軍に届けに行こうとしている、5百万ドルの入った貸金庫の鍵の入手の指令をジム(グレイヴス)が受けた。

 ローガンの乗ったクルーザーに潜入して鍵を探していたウィリールーパス)が無線交信中に見つかって、海に飛び込んで逃げるも、撃たれて負傷した。

 将軍派遣した護衛の船のニセ物に乗ったバーニー(モリス)たちが、「政府転覆を企んだハモンド『元』将軍共謀した」との容疑でボートの乗員全員を逮捕し、ニセの基地の中の留置場収監した。

 尋問係に扮したジムが手下1人シャルマーズを連れ出して、その男変装したIMFメンバー入れ替わりに中庭に連れ出されて偽装銃殺刑を受けた。

 ボート行方不明になって、カマグアの海岸まで泳ぎ着いて捕まったウィリー将軍尋問し、駆けつけたラーソンは彼がニセモノだと言ったが、ウィリーウソ言い逃れようとした。

 ジム尋問で、ハモンドはローガン達の罪を自白した後に心臓まひで死んだと言い、ローガンとサンダース船長ウィリアムス)に銃殺刑を、マーシー(ウッド)に禁固刑を言い渡した。

 この時マーシーはローガンに、同室の容疑者に扮したミミ(アンダーソン)がバーニーの手引きによる脱獄プランがあることを話した。

 翌朝、まずサンダース麻酔入りの弾丸銃殺したように見せかけ、ローガンは取引を持ち掛け、供述書と引き換えに処刑を保留にさせた。

 ローガンは、バーニーに5百万ドルの話をして分け前と引き換えにミミとマーシーを加えた3人を脱獄させ、ローガンからボートの中の隠し場所から鍵を取り出すと、バーニーは彼を薬で眠らせて鍵を奪い取った。

 哨戒機の捜索でボート場所を見つけた将軍がそこに向かい、ウィリーは脱走して無線からジムに、将軍が向かってる事をしらせIMFは出航して、合流地点まで泳いできたウィリーを引き上げた。

感想

 結論から言うと、観る者に爽快感を与えることが特長の「スパイ大作戦」にしては、全編モヤモヤした気分で観ることになった回だった。

 ニセの施設を用意しての大芝居の作戦が、何を目的としているのかが判らないまま展開するので、半分「?マーク」を抱えた状態で観ることになり、入り込めなかった。

 おまけに、結局は命の危険を感じさせて白状させるというありきたりな作戦だったと後に判って、なんか拍子抜け。

 冒頭の、ウィリーターゲット所有の船に乗れたいきさつが全部省略されていたので、その唐突さも入り込めなかった一因かな?

 最初ジム作戦説明も省略されたので、1時間に収めるためにカットされたシーンが多いのかも

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 「スパイ大作戦」の後期ではアメリカ国内舞台の話が多かったので、それ以前に多く見られた某国政権争いにIMFが介入する話は久しぶり。

 カマグアの設定は、カリブ海ベネズエラ沖の架空の島の国。

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 ケイシーに代わってミミが参加しているが、台詞ケイシーは変装用のマスクを用意した後、ヨーロッパでの長期勤務へと旅立った設定になっている。

 シーズン7になってからこの第3話までに、ケイシーは2話でわずかな出演シーンがあっただけで、1話と3話はミミが参加。

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 今回は、名前だけは知られた俳優が多く出演していた。

 グリーン・ホーネットことヴァンウィリアムスは、70年代いっぱいはテレビに出演していたようだ。

 ラナ・ウッドはボンドガールのイメージしかないが、女優としては終戦直後から最近まで長く活動していたらしい。

 お姉さんのナタリー・ウッドよりグラマーだけど、意外に小柄なのは姉と同じ。

 ナタリーは、プエルトリコ人やアメリカ先住民など、アメリカ人以外の役を演じたけど、実は「ナタリア」が本名ロシア系だったので、『メテオ』のソ連通訳の役は地に近かったのね。

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2018-05-12 スパイ大作戦『終わりなき戦火(第三次世界大戦勃発)』

「スパイ大作戦『終わりなき戦火(第三次世界大戦勃発)』」 ★★

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原題Two Thousand(意味西暦2000年」)

シーズン7、第2話

1972年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督レスリー・H・マーティンソン【脚本】ハロルド・リヴィンストンエグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、グレックモリス、リンダ・デイ・ジョージピータールーパス、ヴィク・モロー、他

2018/05/08(火)17:58再放送BSジャパン、2018/05/08(火)鑑賞

ストーリー

 核物理学者コリンズ(モロー)が核爆弾の原料のプルトニウム50kgを研究所から盗み出し、取引相手である某国のヘイグと名乗る男が電話で彼に「明後日の正午に隠し場所に行って回収する」と話したのを捜査員が盗聴していた。

 核物質の奪還を命じられたIMは、コリンズが毎朝聞く自宅のラジオすり替え、翌朝に内部のテープで「中東軍事的緊張が高まった」とのウソニュースを聞かせた。

 そこに、IMF存在を知らない弁護士バンダーコリンズの自宅近くの公衆電話からコリンズ電話をかけ、「自分依頼人米国人某国の場額を払うから自分達に売らないと命はないと」脅した。

 その直後、刑事に扮したウィリールーパス)がコリンズの自宅に現れ、殺人容疑で逮捕すると言って車で連行し、それを見ていたバンダーは、裏で通じているセイガー警部補電話をかけ、その車のナンバーを調べることを依頼した。

 セイガーは、ナンバーのパトカー存在しないことを調べ、IMFが密かに借りた警察署立ち入り禁止一角コリンズ連行されて行ったことを怪しんんだ。

 ウイリーコリンズ尋問している時、ラジオアメリカミサイル攻撃を受けているとのニュースを聞かせ、窓の外で爆発が起きた瞬間、コリンズを気絶させて運び出したが、この会話をセイガーが盗聴していて、録音を聞いたバンダーコリンズの移送先へ向かった。

 コリンズが目を覚ますと、そこは地震崩壊したビルを利用して作られた軍事基地のセットの中の強制労働の部屋で、コリンズ薬品で老人の顔にさせられて、バーニー(モリス)と同室の監房に入れられ、鉄格子を通して向かいのガス室で老人たちが殺されるのを見た。

 バーニーはコリンズに、自分戦争捕虜で、ミサイル攻撃から西暦2000年の今までの28年間戦争が続いていて、コリンズのような戦争の生き残りの老人は、まもなくガス室で殺されると言った。

 基地が敵から空襲を受けて監房が破壊され、コリンズとバーニーは脱獄するも近くの軍の指令室にたどり着き、そこでは軍人に扮したジム(グレイヴス)たちが苦しい戦況を話していた。

 2人は捕まるが、コリンズは2日後に迫った自分処刑回避するために、隠したプルトニウムで核物理学者自分核爆弾を作れば戦争に勝つことができると主張し、ジムたちに隠し場所を教えた。

 施設の外から中の会話を望遠マイクで盗聴していたバンダーたちが隠し場所河原に先回りすると、そこではヘイグたちが核物質を掘り出したところで、両者は撃ち合いになったが、現れたIMFが彼らを捕らえた。

 コリンズはもぬけの殻になった基地と、薬品効果がなくなって顔面の皮膚が変化したことでだまされたと気づくが、パトカーが彼に迫っていた。

感想

 指令を受けてから作戦タイムリミットまで2日ぐらいしかないのに、そんな短期間で準備が不可能な大掛かりな作戦が行われるのは、「スパイ大作戦」ではよくあるつじつまの合わない事例だが、ひとまず保留。

 その前に、タイムリミットの2日前にターゲット電話を盗聴したのを元に、「おはようフェルプス君〜」の指令テープをその日の午前中に作り、ジムテープを渡す役としてプロカメラマン撮影隊まで用意するのだからIMFの雇い主の仕事IMFに負けずにもの凄く速い(笑)

 ターゲット意識を失っている間に何年も経っていて、未来にいるように思わせてだます作戦は、過去の「スパイ大作戦」にもあった。

 その回では、日付入りのニセの新聞を作ったりして、にわかに信じられないことを理詰めて信じさせようとしていたのだが、今回はほぼ台詞のみで信じさせようとしていて、物証牢屋の壁の落書き程度。

 28年間ぶりに意識を取り戻したのが、病室とかではなく強制労働中で、「それまでずっと無意識で働いていたのか?」の疑問がわく程不自然だというのに…。

 ターゲット物理学者から、バレないためにはより緻密な時代考証が求められるというのに…。

 (それ以前に、ヴィク・モローが学者に見えないのも難点だけど…。)

 まあでも、つじつまが合っているかどうかより、笑っちゃうくらい有り得ないような、こんなウソストーリーを作っちゃう面白さの方が優先するのだけど。

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 今回特筆すべきことは、「『全面核戦争を経た後の爆撃を受けている基地』のセット(劇中ではブリッジトンにある建物)」のロケ地で、崩れかけた巨大なビルの豪快な映像が活かされていた。

 IMDbによると、ロケ地ロサンゼルスのシルマーにあったオリーブビュー医療センターで、1970年に建てられたが、1971年2月サンフェルナンド地震で損傷し、1972年にそこでロケしたとのこと。

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 冒頭、ジムが指令テープを聞く場所は、有名なサンフランシスコの「パレス・オフファインアーツ」。

 IMF本拠地は、劇中では明示されていないが、雰囲気的になんとなくロサンゼルスかな?と思っていた。

 ジムテープを聞いた後、本拠地にメンバーを呼んで事前打ち合わせをしたが、今回のように時間の限られた指令においては離れた所にジムを呼ぶのは理に反するので、IMFサンフランシスコの近くにあるのかな?

 もしくは、テープの声の主の居場所サンフランシスコで、時間がないから近くでテープを聞かせたとか?

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 核物質日本語吹き替えでは「プラトニウム」となっていて架空物質かと思ったが、原語ではプルトニウムだった。

 長崎プルトニウム爆弾が落とされてから27年も経った当時でも、「プルトニウム」は日本では一般的ではなかったのかな?

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2018-05-08 スパイ大作戦『指令なき作戦計画』

「スパイ大作戦『指令なき作戦計画』」 ★★

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原題】Kidnap(意味誘拐」)

シーズン7、第11話

1972年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督&出演】ピーター・グレイヴス【脚本サミュエルロッカジェームズ・L・ヘンダーソン【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】グレックモリス、リンダ・デイ・ジョージピータールーパス、他

2018/05/07(月)17:58再放送BSジャパン、2018/05/07(月)鑑賞

ストーリー

 ジム(グレイヴス)がテニスクラブ誘拐され、一緒にいたバーニー(モリス)にメツガーと名乗る男が接近した。

 メツガーは、2人が以前カジノから金と資料を盗んだのを撮影した防犯カメラ映像を調べたと言って、その写真をバーニーに見せた。。

 メツガーの殺人罪証拠手紙を餌にメツガーから縄張をもらっていたコナリーが、自分起訴を免れるのと引き換えに手紙をと3時に当局に渡す司法取引を結んだので、メツガーはジムと引き換えに手紙を貸金庫から盗んで4時半までに持って来るように脅した。

 ケイシーが銀行の貸金庫の開設の客に扮して、ひそかに鍵穴にプラスチックを流し込んで銀行マスターキーの型を獲って帰ったが、メツガーの写真を持っていた1人の銀行員ケイシーの写真と照合した。

 コナリー捜査官が、貸金庫のある銀行に向かうためにアパートの部屋を出て乗ったエレベーターに、ケイシーとウィリールーパス)も同乗した。

 エレベーター管理会社点検人間に成りすましたバーニーがアパートに潜入して、基盤を操作してエレベーターを止め、錯乱したケイシーがコナリーポケットから貸金庫のかぎをスッて型を取って元に戻した。

 コナリーの車をパンクさせたすきに、ケイシーが先回りして貸金庫から手紙を盗み出したが、銀行員通報でメツガーの部下のホークス手紙横取りした。

 バーニーはメツナーに「手紙を手に入れた」と嘘の電話をしたがバレなかったので、ケイシーの記憶を元に封筒を偽造して、3人でメツガーの家に行った。

 ジムの無事を確認するために彼が拘束されていた地下室に連れて行かれ、そこにホークスが現れて全員を銃で脅してメツガーから金をせびろうとするが、実は拘束を解いていたジムクリーニング駅をヒーターにかけてショートさせ、暗くなって乱闘がはじまり、IMFは全員を地下室に閉じ込めて、通報していた警察に後を任せて立ち去った。

感想

 シーズン6第21話の「カジノ規制法(シンジケートからきた男)」の続編。http://d.hatena.ne.jp/hkwgch/20180410/1523332185

 とはいえ、前作を知らなくても全然問題ないくらい、2作品はつながりが薄いし、脚本家も別。

 ジム・フェルプス役のピーター・グレイヴスが監督で、どうりで彼の出演シーンが少ないはず。

 彼が生涯に監督を手掛けたテレビドラマ2作品中の2作目。

 不在のジムに代わってバーニーが作戦を立てるストーリーだが、複雑な作戦不思議と遜色なく立ててしま(笑)

 今回の「つじつまが合わない細部」。

  (1)メツナーから要求を受けたのが9時40分頃で、タイムリミットが16時30分という短い時間での作品なのに、ケイシーがスリの訓練をしたことになっている。

     (今回の作戦のためということでなく、以前からスリ練習していたということかな?)

  (2)ケイシーがエレベーターの中でコナリーから貸金庫の鍵をポケットからスル時に、胸ポケットを狙って一発で成功してしまう。

     (一瞬コナリーが胸ポケットを押さえたので、それを見て鍵のありかが判ったのだろうと一応説明がつくが、コナリーが何もしなければどのポケットにあるかは判らず、作戦としては無理過ぎる)

  (3)監禁されていて、メツガーとバーニーの取り引きの詳細を知らない筈のジムが、最後に「警察に知らせたか?」とすべて知っているかのように振る舞う

 以上。

 これらは、特に作品をつまらなくしているわけではないが、細部まで注意が行き届かないのは、作り手の意気込みが薄れてきているからなのでは?と勘ぐってしまう。

 貸金庫内で、銀行員の注意をそらすために長々と咳き込んだり、エレベーター内でスリをはたらくために長々と狼狽したりするのも、野暮ったい印象を受けた。

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2018-05-07 スパイ大作戦『愛しのレオナ(極秘指令地獄からの脱出)』

「スパイ大作戦『愛しのレオナ(極秘指令地獄からの脱出)』」 ★★

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原題Leona意味「【役名】レオナ」)

シーズン7、第4話

1972年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督レスリー・H・マーティンソン【脚本ハワードブラウンエグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、グレックモリス、リンダ・デイ・ジョージピータールーパス、他

2018/04/24(火)17:58再放送BSジャパン、2018/04/24(火)鑑賞

ストーリー>(データが消えたため、後半部分は不確か)

 シンジケートに潜入して幹部アポロの右腕になった捜査官パーネルの正体がバレ、彼の救出をIMFが命じられた、

 アポロライバルのジョセフ・エピックの妻で、風呂場で事故死したレオナにケイシー(ジョージ)が変装し、路上エピックに目撃させて消えた。

 保険会社人間に扮したジム(グレイヴス)がエピックオフィスを訪ね、レオナは事故死ではなく故意に薬と酒を飲まされたと言い、保険受け取り人のエピックを怪しんでいると言って脅した。

 エピックの留守中にアパートに仕掛けを施したIMFは、借りた隣の部屋からエピックに対してレオナの幻覚を見せた。

 再度エピックを訪ねたジムは、レオナはアパートから決まった曜日時間に出て決まった場所に行って、浮気していたと言った。

 エピック激怒してジムを追い払ったが、ジムの話に出てきたタクシー運転手に扮したウィリールーパス)と、行先のアパートドアマンに扮したバーニー(モリス)に会って裏をとり、アパートの部屋に入るとそこにはアポロレオナの写真があった。

 エピック秘書で、アポロと通じているエディスは、オフィスに来たジムを自宅に誘い酔わせて眠らせたところにアポロの部下が現われ、脅されたジムレオナの話は作り話だと白状した。

 エピックは、シンジケート幹部会を招集し、ウィリーとバーニーを証人として呼んで、レオナは浮気が原因でアポロに殺されたと言った。

 アポロは、ジム証言で疑いを晴らそうとするが、ジムが裏切って失敗し、レオナが死んだとき自分と一緒にいたパーネルアリバイ証言をさせるために、拷問を中断させて幹部会に呼んだ。

 そこに合図を受けた警官隊突入し、パーネルは救出された。

感想

 作戦立案の考え方としては、

  (1)行方不明のパーネルを人前に連れて来させる

  (2)そのために、パーネルアポロが2人きりでいた時間に起きた事故を、アポロによる殺人だとでっち上げ、パーネルアリバイ証言必要な状況にする

という、極めてリーズナブルな発想に基づいていて、突飛さは感じられないストーリー

 でも、見どころのはずの一番の大仕掛けがエピックに亡き妻の幻影を見せることで、それはエピックに妻の死を思い出させるという「作戦の前段階のお膳立て部分」に過ぎないのが残念。

 エピック最初コンタクトが、保険調査員に扮したジムが会いに行くところから始まっても作戦としては成り立ち、幻影の仕掛けは不要だったかもしれない。

 「スパイ大作戦」ならではの大仕掛けは、もっと作戦中心部分せ見せて欲しかった。

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2018-04-24 スパイ大作戦『ハスラー対決!(対決!ハスラーの決戦)』

「スパイ大作戦『ハスラー対決!(対決!ハスラーの決戦)』」 ★★

| 20:13 | 「スパイ大作戦『ハスラー対決!(対決!ハスラーの決戦)』」 ★★を含むブックマーク 「スパイ大作戦『ハスラー対決!(対決!ハスラーの決戦)』」 ★★のブックマークコメント

原題】Break!(意味「(ビリヤード)始め!」「ブレイクショット)」)

シーズン7、第1話

1972年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】ポール・プラスニー【脚本サミュエル・ローカ、ジェームズ・L・ヘンダーソン【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、グレックモリスバーバラ・アンダーソン、ピータールーパス、他

2018/04/23(月)17:58再放送BSジャパン、2018/04/23(月)鑑賞

ストーリー

 アメリカ南部最大の闇賭博ボスのクレッブスの組織ハスラーとしていた捜査官のトレドが、腕時計型のカメラ証拠書類撮影中、正体がバレて用心棒のプレスに射殺された

 プレスの集金のスケジュール調査済みだったジム(グレイヴス)とウィリールーパス)は、覆面をしてプレスから金を奪った。

 ジムハスラーに成りすましてミミ()と共にクレッブスのビリヤード場に乗り込み、前の夜にバーニー(モリス)が誘導装置を仕込んだ台と玉で勝負を始めて勝った。

 4年前にプレスに騙されて身代わりに刑務所に入れられた恨みを晴らすためにIMFに加入したミミは、再会したプレスにジムの嘘の経歴を話した。

 クレッブスに雇われたウィリー特別室の台と玉にも同様の誘導装置を仕掛けて、ジムが勝って見せて、クレッブスが彼を雇って各地で勝負する話を持ち掛けた。

 女グセの悪いジム組織の女を口説いたことで焼きもちを焼いたミミは、腹いせにバーニーが車の中で台の遠隔操作しているところを、クレッブスとプレスに見せた。

 プレスが集金した金が覆面をしたジムとバーニーに再度奪われ、クレッブスに激しく叱責されたプレスにバーニーが接触し、2人でジムとクレッブスを裏切って出し抜くことを持ち掛けた。

 2人はクレッブスの商売仇のシャーキーに会いに行ってイカサマのことを話し、クレッブスの賭博ジムが負ける方に賭けて金を巻き上げることにした。

 対決の終盤、バーニーが彼を見張るシャーキーの手下を薬で眠らせジムに有利な展開にしてジムを勝たせた、

 シャーキーは「イカサマだ」と言って、誘導装置が仕組まれていたキューボールを銃で打ち抜くが、ウィリー普通の玉とすり替えていて、クレッブスはジムからイカサマをシャーキーに教えたのはプレスだ」と言われたため、プレスは2人から裏切り者扱いされることになった。

 そんなプレスにウィリーが「ある人が欲しがってる、トレドが身に着けていた腕時計カメラを売った金で出直せ」と言ったので、怪しんだプレスは拒否し、ウィリー脱出した。

 プレスはシャーキーに会いに行って、クレッブスの弱みとなる時計の話をし、墓地に隠されたトレド死体を2人で掘り返している現場IMFが取り押さえ、時計証拠でクレッブスも逮捕され、ミミは今後もIMFのために働くことになった。

感想

 「スパイ大作戦」のラストとなる、シーズン7に突入

 シーズン6では、ファーストシーンに続いてタイトル流れるのだが、シーズンからシリーズ初期のように、タイトルから始まるように変わった。

 ただし、テーマ曲は新たに録音し直したものに変わったかな?

 ケイシー役のリンダ・デイ・ジョージクレジットのみで出演はなく、代わりにミミがIMFに加わったが、ケイシーはこの後のエピソードには出演する。

 ビリヤードの玉の軌道を変える誘導装置が、基板1枚とか玉に塗料を塗るとか、簡単すぎるのはご愛敬

 お金を奪って責任問題にしてターゲット2人を仲たがいさせるとか、クライマックスが墓を掘り返すだけで地味過ぎるとか、ストーリー配慮が足りないと思った。

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2018-04-18 スパイ大作戦『隔離室で何が起こったか?』

「スパイ大作戦『隔離室で何が起こったか?』」 ★★

| 18:33 | 「スパイ大作戦『隔離室で何が起こったか?』」 ★★を含むブックマーク 「スパイ大作戦『隔離室で何が起こったか?』」 ★★のブックマークコメント

原題】Committed(意味約束済み」「引くに引けない」)

シーズン6、第18話

1972年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】レザ・バディ【脚本】アーサー・ワイズ【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、グレックモリス、リンダ・デイ・ジョージピータールーパス、他

2018/04/17(火)17:58再放送BSジャパン、2018/04/18(水)鑑賞

ストーリー

 殺人容疑がかかっている暗黒街のボスチャンドラーは、彼が操っている副知事ハリソンアリバイ証人にしているが、目撃者として名乗り出ていたノーラが、夫であり副知事の部下のドーソンによって、湾岸にあるチャンドラーの息のかかった州立の精神病院に閉じ込められ、精神を混乱させて証言できない状況にしていた。

 ジム(グレイヴス)が姪に扮したケイシー(ジョージ)を精神病院に連れてきて、精神が混乱している彼女入院させてほしいと院長に頼んだ。

 ノーラは殺すべきだったと言って彼女病院に入れたやり方に不安を感じ始めたチャンドラーは、病院で勤務する部下のラスクドーソンを殺させ、さらにノーラ暗殺も命じた。

 検査を受けていたスーザンが暴れ出したので、拘束して隔離室に入れられたと、病院に来たジム説明された時、彼は薬を飲んで発作を起こして気を失ったように見せかけた。

 寝かされていた病室から抜け出したジムケイシーの拘束室に忍び込んで、身代わりの空気人形を膨らませて、ケイシーは変装してノーラに成りすまし、壁を爆破して隣の部屋にいたノーラと入れ替わり、見張りの医師を気絶させて、ジムノーラを運び出した。

 潜水服で潜入していたバーニー(モリス)は、ジムから無線で合図を受けてボイラーの圧力を上げ、混乱したすきにジムからノーラを引き受け、ジムが見張りを気絶させたすきに、ウィリールーパス)が操舵する船で連れ出した。

 ラスク隔離室に現れて殺されそうになったケイシーが名札に仕込んだ発信器でジムの助けを求め、逆にラスク注射を打った。

 法廷で、副知事アリバイ証言の後、証人に呼ばれていたケイシーが変装を解いて、解毒剤で正気に戻ったノーラが現われて、チャンドラー犯行目撃証言をした。

感想

 作戦舞台は元刑務所の警戒厳重な精神病院で、敵の数も多い上に想定外殺し屋まで現れるなど、ハードルは高いのだが、それらを克服する方法過程の数々が総じてご都合主義的だという、安直な感じのストーリー

 病院に行く手段として、ジムコルベット乗り入れていたので、ウィリーの船はともかく、バーニーは潜水服でなく陸路で潜入した方が良かった気もするが、施設場所的に海から潜入した方が良かったのだろう、ということにしておこう。

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2018-04-16 スパイ大作戦『死を呼ぶカード』

「スパイ大作戦『死を呼ぶカード』」 ★★☆

| 03:43 | 「スパイ大作戦『死を呼ぶカード』」 ★★☆を含むブックマーク 「スパイ大作戦『死を呼ぶカード』」 ★★☆のブックマークコメント

原題Image意味「心象」「イメージ」)

シーズン6、第17

1972年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督ドンマクドゥガル脚本サミュエル・ローカ、ジェームズ・L・ヘンダーソン【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、グレックモリス、リンダ・デイ・ジョージピータールーパス、他

2018/04/16(月)17:58再放送BSジャパン、2018/04/16(月)鑑賞

ストーリー

 米国北東部犯罪組織ボスエミールは、ビジネスパートナーのソアを後継者に選び、連邦政府の追及を逃れるために、彼だけがありかを知っている「買収した高級官吏リスト」を持って海外に逃亡しようとしていた。

 リストの入手を命じられたジム(グレイヴス)は、切手業者に扮して切手コレクターであるソアの屋敷に売り込みに行き、トンネルを掘って屋敷の地下の酒蔵に潜入したウィリールーパス)に合図の信号を送った。

 ウィリーは、屋敷警報装置の交換器に細工をして、何者かが潜入して作動した時の警報を鳴らし、その音に紛れて金庫を破って、中の切手コレクションを盗み出し、立ち去る時にソアの部下に見つかるも、倒してトンネルから逃走した。

 エミール文通している占い師に成りすましたバーニー(モリス)が、街に来たのでエミールに会って彼を占いエミールも知らない双子の弟共々危険が迫っていると言い、薬を彼に向けて噴霧して「タロットの『死のカード』を見たら、前もって決めた事が起こる」と暗示をかけた。

 行きつけのレストランから瓜二つの客がいるとの電話を受けたエミールが駆けつけると、彼に変装したIMFメンバーのデイヴと、その娘役ケイシー(ジョージ)がいた。

 デイヴは、エミール出身地シチリア島から来た教授だと名乗り、持病の心臓発作が起きた時に死のカードエミールに見せると、暗示通りに彼にも同じ発作の症状が起きた。

 エミールの家に招待された2人が家に着いた入り口で、覆面をしたジムたちがデイヴを連れ去り、ケイシーから援助を求められたエミールに、屋敷にいたバーニーが死のカードを見せると、エミールは気を失った。

 バーニーはエミールの息子のトニーに「(心臓発作の時のように)双子の弟が頭を殴られたので、エミールも殴られたような現象が起きた」と説明した。

 バーニーは目覚めたエミール占い、「身近な人間エミールと間違えて弟を誘拐し、自宅の地下の酒蔵で拷問してる」と言った。

 エミールは、酒蔵のあるソアの家を調べるためにトニーを行かせ、トニーがソアの部下を脅して地下に降りると、トンネルを通って地下に潜入したウィリーがデイヴ拷問しているのを目撃した。

 ソアから盗んだ切手を、ジムエミールと通じている業者に持って行って買い取りを依頼し、業者はそのことをエミールに知らせた。

 帰ってきたトニーから目撃情報を聞いたエミールは、弟が死んだら自分死ぬと思い、切手業者のところに現れたジムを待ち受け、ソアの屋敷に潜入した方法を尋ねた。

 ジムは、トンネルを通ってエミールとトニー達をソアの酒蔵に連れて行くと、縛られた弟を見つけたジムは「弟は死んでいる」と言った。

 ジムエミールに死のカードを見せると、エミールは発作で動けなくなった。

 酒蔵に潜んでいたウィリーたちが発砲して銃撃戦になり、エミール死ぬかもしれないと思ったトニーは、エミールからリスト腕時計に隠されていることを聞くと、鵜戸時計を奪ってトンネルから逃げていった。

 ウィリーエミールを連れ出すと、トンネルの出口には警官隊が待っていてトニーもろとも捕まり、死んだはずの弟役のデイヴ変装を解いて正体を見せた。

感想

 ターゲット占いを信じていて、その占い師に成りすまして催眠術自在に操るという設定は、都合が良過ぎる。

 でも、それよりも「スパイ大作戦」の王道である「大掛かりな仕掛けで、まんまとだまず」という展開を踏襲していることが良い。

 即ち、ストーリーにおいて、リアリティの有無という観点では「なし」だけど、「手応えを感じる」「面白い物を見せてもらった」という観点では「あり」作品だった。

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2018-04-11 スパイ大作戦『陸軍給与を奪回せよ!』

「スパイ大作戦『陸軍給与を奪回せよ!』」 ★★

| 04:56 | 「スパイ大作戦『陸軍給与を奪回せよ!』」 ★★を含むブックマーク 「スパイ大作戦『陸軍給与を奪回せよ!』」 ★★のブックマークコメント

原題】Trapped (意味「捕らわれた」)

シーズン6、第22話

1972年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督レスリー・H・マーティンソン【脚本サミュエル・ローカ、ジェームズ・L・ヘンダーソン【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、グレックモリス、リンダ・デイ・ジョージピータールーパス、他

2018/04/10(火)17:58再放送BSジャパン、2018/04/10(火)鑑賞

ストーリー

 東南アジア米軍基地で8百万ドルの給料現金輸送車を、密輸組織のスタフォード一家の一味が襲い、アメリカ密輸しようとしているところを奪回することが命じられた。

 一家の実権を握るアート義理の兄のエドが、別の密輸トラック運転しているところを、IMF拉致した。

 一家の家をジム(グレイヴス)とバーニー(モリス)が訪ね、エド免許症を見せて、他の密輸秘密を守る事と引き渡しと交換に分け前を要求した。

 ジムは、アートと仲の悪い弟のダグをクラブに呼び出し、兄を裏切って自分と組むことを持ち掛けたが、ダグは断った。

 そのクラブで、ダグが夢中だった亡き歌手面影があるケイシーが歌い、ダグは彼女に接近した。

 クラブバーテンダーがダグとジムの密会をアートに密告し、アートは8百万ドルの密輸ジムたちとの関係を怪しんだ。

 一人レストランを後にしたジムアートの部下が殺そうとして襲い、ジムは頭を打って記憶を失った。

 ダグを自宅に招待したケイシーは、隠していたアート写真をダグに見せ、アートの声色でかけてきた電話を聞かせ、アートの手下と思しき殺し屋に扮したウィリールーパス)がダグを殺そうとしたところをケイシーが救い、ダグはアート自分を殺そうとしてると思い込んだ。

 ジムクラブに戻って来て、彼を接客したウエイトレスのアネットの家に匿ってもらうことにしたが、スパイ店員がそのことを知らせ、アートの部下が家に向かった。

 バーニーのホテルを訪ねたダグは、バーニーにアートを殺す手伝いを依頼し、その分け前調達のために2人で出かけるが、持っていたホテルマッチ電話番号ジム電話をかけてきたのをフロントが受けたところにバーニーが通りかかり、行方不明ジム記憶を失っていることを知った。

 空港コインロッカーに運び屋が8百万ドルの宝石を入れて鍵をアートに郵送しようとしたところを、ダグが鍵を横取りしてロッカーを開け、待ち構えたウィリー捜査官がダグと、そこに現れたアート逮捕した。

 バーニーはアートを脅してジムの居場所を聞き出し、電話をかけて記憶を取り戻させ、現れた殺し屋ジムが倒した。

感想

 アクシデントによって作戦通りに事が進まず、観ていて先の展開を読めなくしてサスペンスを強化する狙いの回。

 しかも今回は、ジム記憶を失ってほぼ完全に任務遂行能力を失い、彼を殺そうとするターゲットに居場所などの情報が筒抜けという、かなり絶望的な状況なので、サスペンスの度合いは強力。

 ただし、その決着はドタバタと強引に終わらせた感じだったのは残念。

.

 作戦キーポイントは、密輸がいつどのルートで行われるのか判らず、それを探るためにターゲット現場に立ち会わせるように仕向けるという点だったが、ダグが空港に向かった時点で初めて判ったはずなのに、ウィリー捜査官たちが先回りして空港で待ち構えていたのは、ストーリー大穴か?

 ダグがついてから運び屋が現われるまでに時間があり、その間に同行したバーニーが連絡していたとも考えられるが、それならダグとバーニーが待っているショットもあるべき。

.

 漢字ネオンサイン米軍基地がある東南アジアの国って、台湾かな?

 でも、使われていた映像は車が左側通行だったので、香港のものだと思う。

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2018-04-10 スパイ大作戦『カジノ規制法(シンジケートからきた男)』

「スパイ大作戦『カジノ規制法(シンジケートからきた男)』」 ★★☆

| 12:49 | 「スパイ大作戦『カジノ規制法(シンジケートからきた男)』」 ★★☆を含むブックマーク 「スパイ大作戦『カジノ規制法(シンジケートからきた男)』」 ★★☆のブックマークコメント

原題】Casino(意味カジノ」)

シーズン6、第21話

1972年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】レザ・バディ【脚本】ウォルター・ブラフハワードバークエグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、グレックモリス、リンダ・デイ・ジョージピータールーパスジャック・キャシディ、他

2018/04/09(月)17:58再放送BSジャパン、2018/04/09(月)鑑賞

ストーリー

 シンジケート資金源のカジノ経営者ケラー(キャシディ)の悪事証拠を入手し、ギャンブル規制法の法案通過を助けることを命じられた。

 ウィリールーパス)がシカゴから派遣されたディーラーなりすましカードイカサマ披露してケラーに雇われた。

 シンジケートとは別にケラーが協力関係を結ぼうとしている組織から来た人間にバーニー(モリス)が成りすましてケラーを訪ね、「検察ケラーシンジケート幹部だと見なした」の記事を載せたニセ新聞を見せて、釘を刺して立ち去った。

 シンジケートから派遣されているキャメロンと部下は、ケリーの部屋に仕掛けた盗聴器でそれを聞いていたが、ジム(グレイヴス)が配線に細工をして別な音声を聞かせることができるようにしていた。

 客に扮したケイシー(ジョージ)が不渡り小切手チップを買い、その代金を肩代わりする男に扮したジムと共にケラーオフィスに入ると、ケラーはバーニーから受け取った新聞に載っていた強盗犯の仮釈放記事の男がジムだと見抜き、未発見強奪金を目当てに、ジムに千ドルを貸してカジノ博打をしてもらうことにした。

 この時の盗聴の音声も、バーニーが再生した会話テープ差し替えられていて、キャメロンに「ケラーが3人と協力して金庫の大金を持ち出す相談をしている」と思わせた。

 キャメロンは、ジムケイシーのホテルの部屋を訪ね、2人を脅して白状させようとしたが、逆に捕らえられた。

 ジムケイシーがウィリーテーブルブラックジャックを始め、ケラーの指令でウィリージムに5千ドルすらせて、ジムが「イカサマだ」と騒いでつまみ出されるすきに、ウィリーテーブルの売上の金箱をケイシーが持ち込んだものすり替えて、金庫番に納めた。

 実は内部がロボットである金箱は全自動金庫の中に入れられ、現金輸送車運転してカジノの地下に潜入したバーニーが遠隔操作して金庫内の警報装置バッテリー破壊した後、床下に穴を開けて積み重ねられていた紙幣もろとも金庫室内の空気を吸い出し、近くの廃墟の町の銀行に向かった。

 ケラーお金をすぐ返さないと警察を呼ぶと言ってジムを脅し、ジムケイシーが廃墟に向かったのをケラーたちが後をつけた。

 ウィリー通報で拘束されていたキャメロン発見され、金庫が空になっていることに気付いたキャメロンは、ジムが部屋に遺した地図から廃墟へと向かった。

 廃墟ジム大金を手にしているところをケラー横取りしようとし、そこにキャメロンが現れ、ケラーは「12年前の強奪金だ」と説明したが、紙幣の年の刻印からカジノの金庫から盗まれた物だと判った。

 そこにバーニーが現れケラーを救出するが、そこに州の法務役人が現れ、ケラーキャメロンに殺されるより証人になる方を選んで彼らと立ち去った。

感想

 「キャメロンが盗聴の結果、ケラーが裏切ったと断定したで決着して、その後ジムケイシーを調べるために彼らの部屋に現れなかったら、作戦は上手くいかなかった」の点に代表されるように、「ターゲットIMFの思惑通りに動いてくれなかったら作戦が上手くいかない」ポイントがいくつもあり、かなりの綱渡り作戦実現性は乏しい。

 でも、そんなことのリアリティを気にしなければ、ターゲット誘導する心理的工作を重視した作戦であり、ターゲット破滅させるのではなく証言をする気にさせる結末といい、かなり洗練されたストーリーと言える。

 それでも、「声帯模写の名手を使えば、誰の声色でも真似できて、会話の内容を捏造できる」という設定もご都合主義過ぎて安直だと思うのだが…、まぁドラマってしょせん「面白いと感じること」が目的なのだから不都合なことには目をつぶろう。

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2018-04-09 スパイ大作戦『一千万ドルの拷問』

「スパイ大作戦『一千万ドルの拷問』」 ★★

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原題Double Dead(意味「二重に死んでいる」)

シーズン6、第20

1972年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】バリー・クレイン【脚本ジャクソン・ギリス、ローレンス・ヒース【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、グレックモリス、リンダ・デイ・ジョージピータールーパス、他

2018/04/03(火)17:58再放送BSジャパン、2018/04/03(火)鑑賞

ストーリー

 ハワイでの不正金融で得た一千万ドルシンジケート提供し、太平洋での勢力拡大を狙うシャンクスブレイクの壊滅を命じられた。

 警備員に成りすましたウィリールーパス)が2人の事務所に潜入し、金庫から千万ドルを盗み出そうとするが、シャンクスが現れて彼を捕まえて監禁し、自白剤で白状させることを医師に依頼した。

 ジム(グレイヴス)は、ウィリーの救出も目的に加えた新たな作戦を考えた。

 バーニー(モリス)が夜にシャンクスの家に忍び込んでヒョウの餌を撒き、翌日隣の別荘に泊っている人に扮したケイシー(ジョージ)が、シャンクスの家に入り込んだペットの子供のヒョウを追ってきてシャンクスと接触した。

 本土シンジケートから千万ドルを受け取りに来た男に成りすましたジムブレイクに案内されてシャンクスの家に来た。

 間もなく、注文していた自家用飛行機が届いたと販売店のIMFメンバーから電話で知らされたシャンクスが、ケイシーを伴って契約に行き、薬で眠らされた。

 夜にジムとバーニーが窓から事務所に忍び込んで意識のないシャンクスを運び込み、彼の掌紋を認証させて金庫を開け一千万ドルを盗み出した。

 待ち合せ場所に現れないシャンクスを探しにブレイクジム飛行機版倍会社電話し、入院中のケイシーが「購入した飛行機シャンクスが操縦して海に墜落してサメに食べられ、自分は助かった。」と2人に証言した。

 ブレイクジム事務所にきて金庫を開けると一千万ドルが盗まれていて、ブレイクシンジケート電話をかけ、幹部ボルトハワイに来ることになった。

 ジムブレイクに、金庫を開けられるシャンクスケイシーと組んで事故に見せかけて一千万ドルを持ち逃げした説を主張した。

 ケイシーが病室を抜け出して飛行機販売会社に行き、シャンクスを目覚めさせて一緒に自宅に行くと、見張っていたブレイクの部下の知らせてブレイクジムが待ち構えていて、シャンクスブレイクはお互いに相手仕業だと言った。

 そこに、ジムが成りすましていた男の部下を名乗るバーニーが現れ、ジムケイシーを射殺したように見せかけ、「殺した2人は警官だ」と言った。

 そこにボルトが現れ、シャンクスブレイク真相究明の鍵を握るウィリー監禁したアジトボルトを連れて行き、自白させようとした。

 悪事に耐えかねた看護師が密かにウィリーを縛っていた紐を切り、ウィリー彼女を連れて脱出し、ボルトは一千万ドルを盗まれた落とし前シャンクスブレイクにつけさせた。

感想

 元の作戦は「一千万ドルを盗むだけで、2人がシンジケート問責されて破滅」だけだと思うが、捕らえられたウィリーの救出も目的に加わった作戦に作り直す必要に迫られた。

 その作戦の変更とは、

  (1)ウィリーが使っていた金庫を開けるための掌紋手袋がすぐに用意できないので、本人の手で開けさせる必要があること

  (2)ウィリー監禁場所を突き止めるために、2人のどちらかが一千万ドルを独り占めしたと思わせ、情報を聞き出すためにウィリー監禁場所に行かせること。

の2つで、この為に急遽複雑な作戦になった。

 でも、ヒョウや自家用飛行機などの手のかかりそうなお膳立てが、本拠地から遠く離れたハワイであるにもかかわらず簡単にできてしまっているのは、「スパイ大作戦」によく見られる不自然な点なのだが、ご愛敬ということで…。

 それなりには楽しめるのだが、突然の作戦変更も有効には働いてなく、ウィリー自白剤で拷問されるのも、画的には面白くない。

 初期の「スパイ大作戦」なら、掌紋をひそかに入手するような最も難易度の高いことを作戦の中心として描いただろうが、この作品ではそれをすっ飛ばし最初から入手済みだったのが、手き抜のように思えて寂しい。

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2018-04-03 スパイ大作戦『暗号名はC6

「スパイ大作戦『暗号名はC6』」 ★★

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原題】Bag Woman意味カバンの女」)

シーズン6、第19話

1972年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】ポール・クラスニー【脚本エドアダムソン、ノーマン・カトコフ【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、グレックモリス、リンダ・デイ・ジョージピータールーパス、他

2018/04/02(月)17:58再放送BSジャパン、2018/04/02(月)鑑賞

ストーリー

 西部の州の謎の州政府高官「C6」が、シンジケート幹部ファイフと腹心のルークからのわいろと引き換えに、州内のシンジケート犯罪行為を見逃していた。

 ルークが選んだ新たな運び屋のジーンをIMFが拘束し、ケイシー(ジョージ)が入れ替わった。

 C6が足元を見始めたことで、ファイフはわいろを運ぶカバン爆弾しかけ、運び屋もろともC6を爆死させることにした。

 ルークの愛犬の血液検査で異常が発見されたとして、IMFルーク獣医師の所に来させて気絶させ、変装したバーニー(モリス)が入れ替わった

 バーニーがファイフの所に変えると、ケイシーが呼び出されて、カバンを手錠でつないで車でロスの駐車場に行って受取人を待つようにファイフに指示された。

 ケイシーが殺されると気づいたバーニーが外に出て連絡しようとしたが、獣医の所から脱走した犬が帰って来て襲われたことで変装がバレるも、銃で撃たれながらも脱出し、医師の家に逃げ込んで気を失い、医師ジムの番号に電話をかけた。

 医師の家にジムがやって来て、2人で搬送先の病院に行き、バーニーからカバン爆弾しかけられていることを聞いた。

 ジムケイシーを見張っていたウィリールーパス)の車に電話をかけるが、ケイシーが現れたC6の部下と共にC6のオフィスへと向かうのをウィリー尾行しようとした時、事故を起こして発信器の受信機が壊れて見失った。

 ジムは、監禁していたルークを薬で目覚めさせて脱走させ、ファイフの家に戻ったところに、シカゴ幹部に成りすまして表れ、C6は重要人物から高額のわいろを要求しても払えと言った。

 ルーク公衆電話からC6のオフィス電話をかけて、運び屋は警察カバンを間違えたから開けるなと言った。

 ジムはその番号を盗み見てC6の居場所をつきとめてウィリー電話で知らせ、ケイシーが殺されそうとするところに踏み込み、C6は捕まった。

感想

 ケイシーが運ぶカバンの中身が想定していたわいろでなく爆弾だったこと、バーニーの正体がバレること、ウィリーケイシーを見失うこと、以上の3つの想定外のことが起こるイレギュラーストーリーの回。

 ターゲットをまんまとハメる作戦面白さで魅せることが出来ない代わりに、先の展開が読めない面白さもある。

 ジムがとっさに思いついた作戦がかなり良く出来ていたので、前者の弱点の方はカバーできていたが、元々の作戦が「スパイ大作戦」にしては単純なところまではカバーできず、観終わったときには少し物足りなさを感じた。

.

 「スパイ大作戦」で変装と言えば、シリーズの初期はあらゆる人の声色を声帯模写できるローランの独壇場だったが、今回はバーニーがそれを出来ちゃているのは設定的にOKなのか?

 まぁ、誰の声帯模写でもできるという設定が既に荒唐無稽から、気にすることではないと言えるが。

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2018-03-28 スパイ大作戦『サラブレッドの決め足(400万ドル差し足)』

「スパイ大作戦『スパイ大作戦『サラブレッドの決め足(400万ドル差し足)』」 ★★

| 03:12 | 「スパイ大作戦『スパイ大作戦『サラブレッドの決め足(400万ドル差し足)』」 ★★を含むブックマーク 「スパイ大作戦『スパイ大作戦『サラブレッドの決め足(400万ドル差し足)』」 ★★のブックマークコメント

原題Run for the Money(意味お金の為の走り」)

シーズン6、第13話

1971年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】マーヴィン・チョムスキー脚本エドワード・J・ラクソ【エグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、グレックモリス、リンダ・デイ・ジョージピータールーパス、他

2018/03/27(火)17:58再放送BSジャパン、2018/03/27(火)鑑賞

ストーリー

 全米のシンジケート傘下の闇賭博場をオンライン情報管理するメイソンと、シンジケート競争相手破壊工作をするトラスクの組織崩壊させ、シンジケートへの資金を断つ指令を受けた

 メイソンのように馬主になりたかったトラスクの弱みに付け込んで、調教中の競馬場に来たトラスクに、ケイシー(ジョージ)が切望した馬をジム(グレイヴス)が競り落として揉めている様子を見せた、

 ジムの馬に興味を抱いたトラスクは、ケイシーの部屋を訪ね、彼女身辺調査もした。

 バーニー(モリス)が、賭博場のある隠し部屋に忍び込み、コンピューターの基盤を密かに交換した後に脱出した。

 ケイシーが夜にトラスクを訪ねてジムの馬に未練がある素振りをし、トラスクは厩舎に忍び込んでその馬の額の白い毛を採取し、検査の結果、脱色して登録をごまかした馬だと知った。

 翌日、トラスクがジムとメイソンの馬の走りを見に行き、傍らにいたケイシーが磁力装置ストップウォッチを狂わせ、ジムの馬の方が速いと思わせた。

 トラスクはジムを訪ね、ブラジルで速い馬が盗まれた新聞を手に、その馬の毛を脱色して別の馬に仕立てた秘密バラされたくなかったら自分に売れと脅し、ジムケイシーに電話で5万ドルで買う人が現れたと話した。

 レストランに現れたメイソンをケイシーが訪ね、初対面でも親しげに話した後に、店内の電話ジムに「6万ドルで買うそうよ」と言った。

 それを、ケイシーの身辺調査をしていたトラスクの部下が盗み聞きし。持ち金のない彼女のバックについているのはメイソンだとトラスクに電話で伝えた。

 帰宅したケイシーを部下が脅して、「買うのをやめた」という電話ジムにかけさせ、ジムはトラスクに5万ドルで馬を売った。

 トラスクはすぐにケイシーの部屋に行き、ケイシーはメイソンに雇われただけで、トラスクと二股かけたことは何も言ってないと言った。

 レースの日、メイソンの賭博場にジムが現れ、メイソンの馬に大金を賭け、メイソンに問いただされたジムは、トラスクのストップウォッチに細工をして馬が速いと思わせて売ったと言った。

 そのときジム無線コンピュータの基盤を発火させ、調べた結果、IMFの工作でトラスクの馬に十万ドルが賭けられていて、ジムが「トラスクが賭けると言っていた」と言ったこからメイスンはトラスクが自分から40倍の配当金を奪おうとしていると思い込んだ。

 怒るメイソンにジムは「トラスクの馬は速いとごまかしただけだから、負けさせて十万ドルをすらせることで復讐にしよう」と持ち掛けた。

 メイソンは彼の部下のミラーに、「自分の馬より前に出る馬は狙撃しろ」と密かに命じた。

 レースが始まり、実はブラジルの有力馬だったトラスクの馬が勝ち、ミラーの姿を見つけたバーニーが狙撃を阻止した。

 メイソンは部下に配当金の払い戻しを止めるように命じた部下が自動車電話から電話をかけようとした時に、ジムが銃で脅して電話をかけさせなくし、その間にIMFが配当金を引き出した。

 トラスクとジムにカモられたと思ったメイソンは、勝ち馬馬主として表彰されたことだけを喜んでいたトラスクを車で連行していった。

感想

 ストーリー文章化すると上記の様に細部が込み入って長くなるのだが、見た目の印象はそれに反して解りにくいということはなく、むしろ驚くような展開がなくて、逆に物足りなさを感じるくらい。

 それよりも、今回のストーリーの最大の特徴は、「スパイ大作戦」といえば緻密な作戦の筈が、それに反して競走馬が勝つかどうかで成功か失敗かが決まるという、不確定要素の典型採用してしまったこと。

 それに加えて、「ターゲットがIMFの用意した馬が欲しいと思ってくれるか?」とか、「馬が訳ありだときづいてくれるか?」とか、いくつもの大きな不確定要素が作戦内にあり、それらがすべて思惑通りに進むからご都合主義もはなはだしい。

 それでも、それなりに退屈しない展開だったので、ご都合主義はかなり帳消しになっている。

 冒頭、店舗の奥の隠し部屋にある賭博場を爆破するのだが、店舗部分ごと吹っ飛ばして炎に包まれるのをやってみせたことには、ちょっと驚いた。

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2018-03-27 スパイ大作戦『毒ガス警報!(毒ガス!全市滅亡の危機)』

「スパイ大作戦『毒ガス警報!(毒ガス!全市滅亡の危機)』」 ★☆

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原題】Nerves(意味「度胸」)

シーズン6、第12

1971年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】バリー・クレイン【脚本ヘンリーシャープガリーベイトソンエグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、グレックモリス、リンダ・デイ・ジョージピータールーパス、クリストファー・ジョージタイン・デイリー、他

2018/03/26(月)17:58再放送BSジャパン、2018/03/26(月)鑑賞

ストーリー

 陸軍毒ガスを盗んだ殺し屋ウェンデル(クリストファー・ジョージ)が、引き換えに兄のケイマン釈放を要求した。

 さらに、ボンベが腐食して、43時間後には漏れ出す恐れがあった。

 ウェンデルが信頼するセレタ(デイリー)に接近するために、彼女収監される車にケイシー(ジョージ)が服役囚に成りすまして同乗し、ジム(グレイヴス)が襲撃して手錠でつながった2人を脱走させ、ジムケイシーの為に用意した車でウェンデルの潜伏場所に逃げた。

 ケイシーを疑ったウェンデルはスパイの看守に調べさせ、ニセの書類で疑いは晴れたが、持病があったケイマンが死んだことをジムは隠した。

 ジム当局責任者を名乗ってウェンデルと電話交渉し、IMFメンバーのビルケイマン変装してジムと共に取引場所に行ったが、現れたウェンデルの部下のタリーはガスを渡さず、ビルを連れ去って行った。

 アジトに来たビルは、再会したウェンデルにガスを返すことを勧めるが、逃走の為にはガスをテロリストに売った方が良いと主張するウェンデルにに従った。

 密かに霊安室に運ばれた死体ケイマンだと気づいた看守が、タリーに報告しようと電話をかけるがつかまらなかった。

 タリー以外の4人が車でガスの隠し場所に向かうが、ウェンデルはタリーに、セレタとケイシーは金を受け取ったら殺そうと言った。

 別の車に乗ったタリーに、看守からケイマンが死んだとの情報が入り、ガスの隠し場所天文台に入って、中にいたウェンデルに知らせ、ビル変装がばれて殺されそうになったところに、ウェンデルを尾行していたいたジムが駆けつけて救出した。

 逃げたウェンデルはガスを漏らして街中の人間を殺そうとするが、自分が死にたくないと思ったタリーと相撃ちになった。

 ウェンデルは傷つきながら望遠鏡ドーム上り、そこにあったボンベを撃とうとしたが、ジムに射殺され、ボンベはコンクリート詰めにされた。

感想

 作戦簡単すぎて、見た目にも地味だと、「スパイ大作戦」の良さを発揮するのは難しい。

 クライマックス舞台は『理由なき反抗』『ラ・ラ・ランド』でもおなじみのロサンゼルスグリフィス天文台で、やはり画になる場所

 タイン・デイリーはまだ駆け出しの頃で、良い芝居も見せていたのだが、出演シーンは十分でなかった。

 クリストファー・ジョージは、1983年に52歳で心臓病でなくなっていて、その時の妻が1970年結婚したケイシー役のリンダ・デイ・ジョージだったと今知った。

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2018-03-25 スパイ大作戦『マスコミの裏の顔を暴け(巨大シンジケートをたたきつ

「スパイ大作戦『マスコミの裏の顔を暴け(巨大シンジケートをたたきつぶせ!)』」 ★★

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原題】The Visitors(意味訪問者たち」)

シーズン6、第11話

1971年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】レザ・バディ【脚本&原案】ハロルド・リヴィンストンエグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、グレックモリス、リンダ・デイ・ジョージピータールーパス、他

2018/03/20(火)17:58再放送BSジャパン、2018/03/20(火)鑑賞

ストーリー

 マスコミを牛耳るグレンジャーはシンジケートの手先で、彼が支配する州で72時間後の選挙でのシンジケート候補者の後押しをしていた。

 ジム(グレイヴス)とウィリールーパス)が夜にグレンジャーの屋敷に忍び込んで機器しかけて盗聴器を探し当て、部下のレオを連れ出して金と車を盗んで逃げたと思わせ、ケロッグシンジケート派遣した男にすり替わったバーニー(モリス)を運転手とグレンジャーの見張り役の後釜として雇った。

 薬を仕込んだハチをバーニーが煙突から室内のグレンジャーに向かって放ち、刺されたグレンジャーに体が動かない症状を起こした。

 独りで寝室で横たわるグレンジャーに、バーニーが窓の外からスモークライトを使って、25年前に光に導かれて少年を救った体験依頼以来運命主義者になった彼に、UFOが飛来したと思わせた

 直後に、主治医が問合せた大学研究センター医師と名乗るジムと、25年前の体験を共にしたヘレンそっくり看護師ケイシー(ジョージ)が屋敷に現れ、寝室から人払いをして、謎の装置を使う振りをしながら、解毒剤で彼を治し、忽然と姿を消した。

 翌日、再度現れたケイシーがグレンジャーに現れ、室内の盗聴器を見つけて、グレンジャーは仕掛けたケロッグをバーニーもろともクビにし、グレンジャーに白血病にかかっていて、永遠の命を授ける対象に選んだと言ったが、グレンジャーは信じず去っていった。

 ケイシーが運転する車を、グレンジャーをたぶらかしたと思ったケロッグがバーニーの運転で追ってカーチェイスになり、ウィリー工作ケイシーの車が崖から落ちて炎上したと見せかけた。

 ニセの血液検査の結果を受け取った主治医がグレンジャーに白血病だと電話で告げられたグレンジャーは、自宅に現れたジムを連れてケイシーを車で追い事故現場に行くと、ケイシーを殺したと疑われたケロッグが逃げていき、顔面しわだらけのケイシーが横たわっているのを見つけた。

 ジムケイシーを施設に運んで装置に入れると、若返った姿になって意識が戻った。

 長寿に執心だったグレンジャーが自分装置を使いたいと言うがジム拒否し、選ばれた人間となるために、ラジオ局電話シンジケートと繋がる候補者名前生放送告白した。

 気が付くとグレンジャーは1人残され、放送を聴いたケロッグがグレンジャーを射殺した。

感想

 作戦キーとなるのが「ターゲットを改心させて悪事を白状させる」ということで、その仕向け方がかなり強引で、リアリティは全く感じられないのだが、「無理矢理な作戦を、ありえないくらい大げさな仕掛けで堂々と実行する」のがいかにも「スパイ大作戦」らしく、観ていて嬉しさを感じる。

 それにしても、今回のストーリー矛盾点がかなり見つけられる。

 指令を受けてから制限時間が72時間しかないということに、様々なことが引っ掛かる。

 ターゲットを含めた関係者の、莫大な人物調査短期間で抜かりなく行われている。

 宇宙人特殊技術やセットなども、短期間で用意できている。

 その他、白昼堂々と煙突に登るといった人目に付くことをしたりなど、作戦の足を引っ張りそうな多くの不確定要素を無視しているのは相変わらず。

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2018-03-20 スパイ大作戦『人気女性歌手の死(自白テープ)

「スパイ大作戦『人気女性歌手の死(自白テープ)』 ★☆

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原題】Blues(意味ブルース」)

シーズン6、第10

1971年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督】レザ・バディ【脚本&原案ハワードバークエグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、グレックモリス、リンダ・デイ・ジョージピータールーパス、他

2018/03/19(月)17:58再放送BSジャパン、2018/03/19(月)鑑賞

ストーリー

 レコード会社社長ゴーマンは、経理ベルカーと共に不当な商売で得た金をシンジケートに流していた。

 専属歌手のジュディがその秘密バラすと言い、ゴーマン彼女マンションを訪ねて窓から放り投げて殺したが、証拠は無かった。

 コーマンたちが審査するオーディション歌手に扮して受けたバーニー(モリス)は、ジュディが殺された内容の歌を歌い、ゴーマン契約と引き換えに証拠テープを渡すと取引きした。

 警察資料管理警官に扮したケイシー(ジョージ)をベルカーが買収してジョディ殺人現場写真を入手し、テープレコーダースイッチが録音になっていたのを確認して、テープ存在を信じるようになった。

 ベルカーが運転席についた途端、IMFのしかけた爆弾が爆発し、犯人役のウィリールーパス)が釈放されて路上ベルカーと出くわした時に車にひき殺され、「ゴーマンに裏切られた」とベルカーに言い残して死んだふりをした。

 ベルカーの部下がバーニーのアパートを物色してクローゼットに隠れているところに、バーニーが帰宅して薬物中毒に苦しみ、続いてベルカーが現れ、脅されたバーニーは証拠テープがジュディ殺しを捜査している警部補に扮したジム(グレイヴス)が持っていると白状した。

 ベルカーが去った後、部下がクローゼットから出て立ち聞きしたこと電話でゴーマンに話したが、ゴーマンベルカーが自分に連絡しなかったことに不信感を抱いた。

 ゴーマンジム電話をかけ、ベルカーの倍の金額証拠テープを買うと持ち掛けた。

 しかし、警察署に現れたベルカーはジムに「殺人事情に詳しい自分を殺そうとするゴーマンを、テープを用いて陥れることに協力すれば、2人でレコード会社を乗っ取って牛耳ろう」と持ち掛け、ジムIMF捏造したテープベルカーに渡した。

 ベルカーは録音スタジオにゴーマンを呼び出し、テープを聞かせて脅したが、ゴーマンテープが作り物だと見破った。

 しかし、2人が殺人の時の要する詳しく話していて、IMFが隠したテープレコーダーで会話を録をんしていたこから、ゴーマンベルカーは逮捕された。

感想

 ターゲットコンタクトするためにオーディションに参加して歌を披露したり、一般人には知る由もない殺人に関連する事実歌詞にしてターゲットに聞かせたり、存在すると言い張った証拠テープ声帯模写なども駆使して創作したりなど、作戦としては力技的で「スパイ大作戦」の特長である「洗練された作戦」とは逆の印象。

 また、以下に述べる展開の部分が意味不明

 バーニーが帰宅して、そこに人が隠れているのと、直後にベルカーが現れることは知らない筈なのに、1人で薬物中毒なっている芝居を始めたのは、誰に見せるためだったのだろう?

 その芝居の直後に、ゴーマン命令でバーニーが連れ出され街から追い出されよとするのは作戦想定外だったようで、音信不通になったバーニーの様子を見るためにウィリーがかけつけるのだが、そもそも芝居だったらバーニー独りで対応できるはずで、現にそうなってウィリーも何もしなくて済み、バーニーの安否を気にしたシーンは結局不要だった。

 今回は、ちょっとストーリーに難ありだったかな?

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2018-03-19 スパイ大作戦『脱獄の果て(トリック脱獄計画)』

「スパイ大作戦『脱獄の果て(トリック脱獄計画)』」 ★★

| 15:32 | 「スパイ大作戦『脱獄の果て(トリック脱獄計画)』」 ★★を含むブックマーク 「スパイ大作戦『脱獄の果て(トリック脱獄計画)』」 ★★のブックマークコメント

原題】Stone Pillow(意味「石の枕」)

シーズン6、第17

1972年アメリカカラー、1:1.33、35mm、英語吹替、約47分

監督レスリー・H・マーティンソン【脚本ハワードブラウンエグゼクティブプロデューサーブルースゲラ

【出演】ピーター・グレイヴス、グレックモリス、リンダ・デイ・ジョージピータールーパス、ブラッドフォード・ディルマン、他

2018/03/13(火)17:58再放送BSジャパン、2018/03/16(金)鑑賞

ストーリー

 西海岸シンジケート首領ボチェックが殺人事件の起きた時に現場いたことを、元探偵で翌日から2年間の刑務所入りが決定しているエディソン(ディルマン)が撮影し、届け出ない見返りに月毎の金を要求した。

 ボチェックと通じている看守長が、エディソンを特別監房に入れることを申し出ていたが、州知事の手回しで刑務所代理として潜入したバーニー(モリス)は却下し、囚人役のジムフェルプス)がいる監房に入れさせた。

 看守として潜入していたウィリールーパス)がエディソンに向けて銃弾を撃ち、身の危険を感じたエディソンは脱獄を企んでいるジムに乗っかることにし、女医として刑務所に来たケイシーシー(ジョージ)を人質にとって2人は脱獄した。

 ジムはエディソンを気絶させて車に乗せ、エディソンが目覚めた時には、乗っていた車の事故で2人が事故死したという記事が載っている新聞を見せた。

 エディソンは、自分が死んだらフィルムを届け出る手はずになっているレオナに電話をかけたが、エディソンが刑務所から送っていたレオナ宛ての手紙を看守長を通じて盗み見していたボチェックの部下がレオナのアパートにいて、電話を取らずにレオナを待ち構えていた。

 実はエディソンの収監前後して交通事故死していたレオナに変装したケイシーがアパートに行き、入り口でボチェックの部下にフィルムのありかを問いただされ、部屋にかかってきたエディソンから電話に、フィルム検事局に提出したと言った。

 ジム検事局の知り合いに電話をかけるふりをして、検事局はボチェック関係捜査をしてないと確認し、エディソンはレオナが裏切ってゆすりの金をもらおうとしていると信じた。

 エディソンはレオナの家に行き、ケイシーが変装したレオナはエディソンに空砲の銃を向けて、フィルムはまだ例の場所にあると言った。

 そこに、車に同乗していたジムが現れ、ジムに撃たれたケイシーは死に際に誰かに電話で知らせたふりをし、ジムも信用できなくなったエディソンは、ケイシーの銃を手にして、一人フィルムの隠し場所に向かった。

 そこで、尾行していたボチェックとその部下たちと撃ち合いになるが、IMF警察一網打尽にしフィルムも手にした。

感想

 冒頭いきなり「ターゲット明日から刑務所に入る」という設定を示されるのは、物語のために都合のいい設定に無理矢理持って行った感じもする。

 でも、IMFの出動が要請されるには、警察などの一般的組織では対応できない「それなりの設定」は必要なはずなので、「ターゲット刑務所という特殊場所に入ってしまった」「自白しそうにないターゲットが抱えている秘密を暴く」という設定を無理にでも用意したのはむしろ正解か?

 中盤まではターゲットを上手くだましていて面白かったが、クライマックスの展開が単純で物足りなさを感じたまま終わったのが残念。

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