2007年、米、カラー、1:2.35、35ミリ上映、157分、字幕(杉山緑)
【監督】デヴィッド・フィンチャー
【出演】ジェイク・ギレンホール、ロバート・ダウニーJr.、他
劇中の台詞にあるように、「交通事故死者の数の多さに比べれば、ゾディアックの殺人の被害者は数人」でしかなく、事件を追求することは結局はむなしいことだという映画なのだろうか? 157分もの尺の映画から感じたことがその程度だったことに、むしろむなしさを感じてしまった。
2007/07/17(火) 17:30〜20:20 109シネマズGM5
109シネマズグランベリーモール
【お断り】
以下の文章に書かれている映写問題は、2008年5月現在の鑑賞では確認されていません。
確認されない以上、現時点でのコメントとしては「問題はない」となり、以下の文章の内容は取り下げ、参照用としてのみ残すこととします。
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ここの映画館はオープンして1年ちょっとぐらいの新しいところなのだが、『ゾディアック』を上映していた5番スクリーンでは画面の上半分がボケていた。
おそらく画面全体に一様にピントが合わせられないので、字幕の映る下側にピントを合わせているからだろう。
実は以前に『サイレントヒル』を10番スクリーンで観たときにも同じ現象だったのだが、同じスクリーンで観た『黄色い涙』はボケていなかった。
これは、『ゾディアック』『サイレント…』はアナモフィックレンズでシネマスコープサイズ(1:2.35)、『黄色い涙』はアナモなしのビスタサイズ(1:1.85)の上映で、アナモありの方がアナモ無しよりボケやすいという現象が起きていると思われる。
これを直すにはピント調節ではどうにもならず、スクリーンを張りなおすとかしないとダメで簡単には直らない。
でも、こんなことをこんなところに書いてもしょうがないから、今度行ったときにアンケート用紙にでも書いてみよう。ていうか、あんなにボケてるのを劇場側が気がつかないはずがなく、知っててそのままにしているということだろう。苦情の声が増えれば対策してくれるかも。