シネサルの「映画のブログ」

星(★/☆)の採点は、★4つで満点 ☆は0.5 ★★★★人類の宝/★★★☆必見/★★★オススメ/★★☆及第点/★★中間レベル/★☆パスしてよし/★ひどい/☆この世から消えろ

 『愛のむきだし』 ★★★☆

英題:Love Exposure
2008年、日、カラー、1:1.85、35ミリ上映、ビデオ撮影(キャノン)、237分、日本語
【監督&脚本&原案】園子温
【出演】西島隆弘満島ひかり安藤サクラ渡辺真起子渡部篤郎板尾創路堀部圭亮宮台真司中村麻美岩松了吹越満、他
2009/02/28(土)18:55-23:10鑑賞、ユーロスペース2、約45人/100席強
 タイトルに偽りが無いほど、近年他に類を見ないほど濃い濃度の純愛映画。
 愛の喜び、悩み、苦しみ、悲しみ、叫び、怒りといった感情を、フルスロットルの表現で見られることに、映画ならではのエモーションを感じる。
 【更に詳しい感想はこちら】
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 『ポチの告白』 ★★★

2008年、日、カラー、1:1.85、35ミリ上映、ビデオ撮影、195分、日本語
【監督&脚本&製作&プロデューサー】高橋玄、他
【出演】菅田俊野村宏伸、川本淳市、井上晴美、井田國彦、出光元、風祭ゆき、宮崎学並樹史朗、他
2009/03/01(日)11:00-14:25鑑賞、K's cinema、約45人/約80席
 警察が、犯罪者の後ろ盾になって上前をはねたり、一般市民を恐喝したり、国家権力やマスコミを丸め込んで不祥事が表ざたにならないようにしたりなど、まるでヤクザのそのものであることを描いた映画。
 ここで描かれていることが事実か?事実無根か?という問題については、「リアルではないかもしれないけど、リアリティは十分過ぎるほどある」ということでクリアできている。
 日本が法治国家であるということが表向きに過ぎないという内容の映画だけに、否定するよりも、ありうることだと思うためにも観た方がいいと思う。
 【更に詳しい感想はこちら】
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 『ハルフウェイ』 ★★☆

意味:"Halfway"(ハーフウェイ、意味「途中」)の発音間違い
2008年、日、カラー、1:1.85、35ミリ上映、ビデオ撮影、ドルビー、85分、日本語
【監督&脚本&編集】北川悦吏子【製作&編集】岩井俊二【音楽&プロデューサー】小林武史
【出演】北乃きい岡田将生溝端淳平仲里依紗成宮寛貴白石美帆大沢たかお、他
2009/03/01(土)15:10-16:50鑑賞、ヒューマントラストシネマ渋谷1、ほぼ満席/約250席
 「ハルフウェイ」="halfway"=「途中」…というより「発展途上」、「未熟」と訳した方が適切と思えるような、高校生の青くて硬い恋のやり取りを描いた映画。
 とはいえ、それは決して批判されるものではなく、人生経験も少ない高校生という一時期に特有な考え方に則って行動をしているというだけ。
 そんな高校生ならではの思考と行動の描き方が、映画的なドラマチックなものというより、ドキュメンタリーのようにナチュラルなので、かつて高校生だった大人たちは、確かにかつて自分の中にあった情緒に敏感に反応して、気恥ずかしくも甘酸っぱい思いに浸れるが、現役の高校生にとっては、あまりにも日常のままをわざわざ映画で見せられても、何が面白いのか解らないかも知れない。
 【更に詳しい感想はこちら】
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 『7つの贈り物』 ★

【原題】Seven Pounds (意味:7ポンドの重さの物)
2008年、アメリカ、カラー、1:2.35、35ミリ上映、ドルビー/SDDS/DTS、123分、英語(日本語字幕:松崎広幸)
【監督】ガブリエレ・ムッチーノ
【出演】ウィル・スミス、ウディ・ハレルソン、他
2009/03/06(金)16:10-鑑賞、WMCつきみ野5、約15に人/約200席
 (感想はこちらに載せるつもり)
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 3/13(金)〜3/14(土)公開の映画の出来予想

 あくまで観てない映画の期待度なので、はずれてたらごめんなさい。
 その他の映画の予想はこちら。 http://www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie_yoso.html
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  ◆◆◆:期待、鑑賞予定
  ◆◆ :少し期待、鑑賞候補作
  ◇  :観ないことになりそう
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『SRサイタマノラッパー』 ◇
 ゆうばりファンタで賞を獲ったりで、評判もいいみたいだけど、どうだろう
ダイアナの選択』 ◇
 予告編を観ただけでは良さそうかどうかよくわからない。
『PVC-1 余命85分』 ◇
 85分ワンカットだって。
 凄いんだか、逆に撮影時間を短くするための手抜きなんだか、意欲的なんだか、思いつきだけなんだか、果たしてどうか?
『プラスティック・シティ』 ◇
 製作国が中国=香港=ブラジル=日本で、ブラジルロケで、オダギリジョーアンソニー・ウォンがアジア系ブラジル人役って、2カ国の合作だけでも大変そうなのに、最初から障害が多過ぎないか?
 予告編を観ても、見てくれだけの映画っぽくて、いい予感がしない。
ホノカアボーイ』 ◇
 外国を舞台に、日本人たちがほのぼのとした物語を繰り広げる映画というと、癒し映画とみせかけて、実は単なる「後ろ向き映画」、「ひきこもり映画」だったあの『かもめ食堂』(★☆)を連想して、イメージが悪い。
『恋極星』 ◇
 また懲りずに、カップルの片割れが死ぬ映画?
DRAGONBALL EVOLUTION』 ◇
 たぶん、『ゴジラアメリカ版』のように、別モノ扱いされるんじゃないの?
 例えて言えば、カリフォルニアロールアメリカ人に食べさせるためにあみ出された寿司で、それが旨いかどうかは別として、日本が寿司の元祖だからといって、食べる義務もないし、日本に存在しなくても何も困らない。
 そんな感じで、(最近マンネリ気味の)ハリウッド映画の1本として適当に向かい合えばいいんじゃないの?
 まぁでも、映画の悪口を言うことを目当ての「映画悪口愛好家」の人たちがネタとして観に来るだろうから、そんな奴らのお金を映画従事者の方に回す役目の映画としてはヒットして欲しい。
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 今週末から来週(3/14(土)〜3/20(金))の映画のテレビ放映

 カッコ内の作品は、内容に関する記憶が定かではないので、だいたいの採点
 一部の作品の詳しい感想はこちら ==> http://www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/kanso_index.html
3/14(土)
 『ライラの冒険 黄金の羅針盤』 ★☆ 【感想】
 (『影武者』 ★★★)
3/15(日)
 (『死刑台のエレベーター』 ★★★☆)
 『シャフト』 ★
 『フィクサー』(2007) ★★

 (『探偵/スルース』 ★★★☆)
3/16(月)
 『明日への遺言』 ★★ 【感想】
 『インファナル・アフェア』 ★★★ 【感想】
 『28日後...』 ★☆

 (『水の中のナイフ』 ★★★)
3/17(火)
 『博士の愛した数式』 ★★☆
 『インファナル・アフェア 無間序曲』 ★★

3/18(水)
 (『ビバ!マリア』 ★★☆)
 『阿弥陀堂だより』 ★★★☆ 【感想】
 『インファナル・アフェアIII 終極無間』 ★★☆
 『反撥』 ★★★☆ 【感想】
 『小さな恋のメロディ』 ★★★☆ 【感想】

3/19(木)
 『鬼火』(1963 仏) ★★☆
 『雨あがる』 ★★☆ 【感想】

 (『氷の微笑』 ★★★☆)
 『エリザベス:ゴールデン・エイジ』 ★★☆
3/20(金)
 (『地下鉄のザジ』 ★★★)
 『バットマン ビギンズ』 ★★☆
 (『ローマの休日』 ★★★★)
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