シネサルの「映画のブログ」

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 11/20(金)&11/21(土)公開の映画の出来予想

 あくまで観てない映画の期待度なので、はずれてたらごめんなさい。
 その他の映画の予想はこちら。 http://www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie_yoso.html
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  ◆◆◆:期待、鑑賞予定
  ◆◆ :少し期待、鑑賞候補作
  ◇  :観ないことになりそう
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『2012』 ◇
 どんな映画になっているか、予想してみよう。
  【1】 2012年に人類が滅亡するという予言らしきものが真実味があることを強調しているか?といえば、そんな大衆の不安をあおって注目を引こうなんて詐欺まがいの手法が通用するのは、主体性が無くて他人に惑わされやすい日本人ぐらいで、他の国の人々なら、自分の心の弱さがつけ込まれていることを察知して、作品に対して反発を覚えるだろう。 ハリウッドにとっては日本市場は一部に過ぎないので、日本向けの映画にはなっていない。
  【2】 【1】からの帰結として、ハッピーエンドになっている。
  【3】 結末だけではなく、映画全体もシリアスな映画にはなっていない。 予告編を観ても判るように、命の危険に襲われる主人公にしては、100%シリアスではなく、20%ぐらい表情がバカっぽい(バカにしているのではなく、個性として認めている)ジョン・キューザックを配しているのも、その表れだろう。
  【4】 予告編の雰囲気から、何百万人も死んでいると思われるのに、ジョン・キューザック一家は生き延びて良かった良かった、な映画になっているように思える。 つまり、ノリノリで楽しむためのかなりノー天気な映画。
  【5】 【4】のようなノー天気な展開は、映画のほぼ大半にわたるほどの膨大な量になっているとのこと。
  【6】 以上をまとめて、大仕掛け映像によるノー天気なシーンが、なんとかの一つ覚えみたいに連発されて、ハッピーエンドで終わる作品なのではないか? でも、たったこれだけで説明できちゃう映画なんか、観るまでもないと思っちゃう
ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』 ◇
 佐藤祐市監督は、監督的にはまだ期待できない。
 ところで、チケット売り場では、なんて言えばいいの?
曲がれ!スプーン』 ◇
 本広監督に期待できない、ってより、あんなに数々の駄作を世に送り出しているのに、なんでまだ監督やれてるの?
 ストーリーは、「夢を見るのはいいことだ」みたいなものだと思うけど、何の深みもない前向き志向なんか、言うだけなら誰だって出来る。
 子供だましもいいところ。
 出来の悪さの責任を長澤まさみ1人がかぶらされそうで、今から彼女が気の毒。
イングロリアス・バスターズ』 ◆◆
 前作の『デス・プルーフ』(★★★)を観て思ったけど、タランティーノってやっぱりあなどれない。
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