シネサルの「映画のブログ」

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 「ネオ・ウルトラQ #11 『アルゴス・デモクラシー』」 ★★

2013年、日本、カラー、HD、24分
2013/03/24(日)鑑賞、2013/03/23(土)WOWOW放映
【監督】入江悠【脚本】いながききよたか
【出演】田辺誠一高梨臨、尾上寛之、室井滋光石研山本浩司螢雪次朗、他
<ストーリー>
 「子供を守るため」として怪獣対策特措法の成立を目指す集会に、武装した「怪獣解放同盟」が乱入して出席者を人質にとって、自らの主張を実施させようとする。
 そこに「アルゴス」と名乗る巨大な球体が現れ、両グループ全員の命と首相の命、どちらかを選ぶ国民投票を日本人に強要し、実施に移された…。
<感想>
 反対意見には耳もかさず自称正義を振りかざして先鋭化する勢力を現実的に抱え込んでしまっている今の民主主義社会は、今後どうするべきか?という命題をつきつける内容。
 あまりにも生々しすぎて、「空想科学もの」のウルトラQには似つかわしくないが、「それでも言ってしまおう」的な度胸を感じさせるところは良い。
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