シネサルの「映画のブログ」

星(★/☆)の採点は、★4つで満点 ☆は0.5 ★★★★人類の宝/★★★☆必見/★★★オススメ/★★☆及第点/★★中間レベル/★☆パスしてよし/★ひどい/☆この世から消えろ

 『パララックス・ビュー』 ★★★

【原題】The Parallax View(意味「視差視界」)
1974年、アメリカ、カラー、1:2.35、103分、英語(日本語字幕)
【監督&製作】アラン・J・パクラ【原作】ローレン・シンガー
【出演】ウォーレン・ベイテイ、ヒューム・クローニン、他
2013/09/05(土)鑑賞、WOWOW放映
<ストーリー>
 大統領候補が暗殺され、単独犯が死んでから3年後、新聞記者のジョー(ベイテイ)は真犯人は「パララックス社」という暗殺組織であることをかぎつけ、ひそかに入社し次の暗殺を阻止しようとする。
<感想>
 昔観て、冒頭のタワーとラストの会場の映像が強烈に印象に残っていた。(ついでに中盤の洗脳映像も)
 改めて観てやはりこの2つに代表される、70年代サスペンスならではの硬質な雰囲気は素晴らしい。
 ただでさえ最近の、見せ場といったら虚飾だらけの映像ギミックや、騒々しく鳴り響く音楽などに食傷気味になっているので、こういうクールな表現に出くわすと「やっぱりこっちだ」と思ってしまう。