シネサルの「映画のブログ」

星(★/☆)の採点は、★4つで満点 ☆は0.5 ★★★★人類の宝/★★★☆必見/★★★オススメ/★★☆及第点/★★中間レベル/★☆パスしてよし/★ひどい/☆この世から消えろ

 『必死の逃亡者』 ★★★

【原題】The Desperate Hours(意味「必死の時間」)
1955年、アメリカ、モノクロ、1:1.85、112分、英語(日本語字幕)
【監督&製作】ウィリアム・ワイラー【脚本&原作】ジョセフ・ヘイズ
【出演】ハンフリー・ボガートフレドリック・マーチアーサー・ケネディマーサ・スコット、デューイ・マーティン、ギグ・ヤング、メアリー・マーフィ、ロバート・ミドルトン、他
2013/12/04(水)鑑賞、WOWOW放映
<ストーリー>
 脱獄した3人が会社重役の家に逃げ込み、妻と子供2人を含む4人の家族に、自分たちの事を誰かに話したら家族の命は無いと言って、普段通りに出勤させたりした。
 しかし、家族と関わりのある人たちが訪ねてきたり、警察の捜査が迫って家族に危険が及びそうになるなどの危機が次々と押し寄せた。
<感想>
 緊迫感があって数々の見せ場も散りばめ、かつ何の破たんもなく展開する上質なサスペンス。
 悪役も被害者も人物設定に厚みがあり、庭に転がったままの自転車が印象を残すなど、隅々まで配慮が行き届いている。
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