(意味:ぱいかじ=南風を意味する現地の言葉)
2012年、日本、カラー、1:1.85、115分、日本語
【監督&脚本】細川徹【原作】椎名誠
【出演】阿部サダヲ、永山絢斗、貫地谷しほり、佐々木希、ピエール瀧、浅野和之、斉木しげる、大水洋介、他
2013/12/06(金)鑑賞、WOWOW放映
<ストーリー>
会社をクビになって妻とも別れた佐々木(阿部)は、行き当たりばったりで西表島(?)の砂浜に来ると、現地の人数人と仲良くなって、魚を獲ったり野宿したりで楽しく過ごした。
しかし彼らはある日、佐々木の貯金通帳など全財産の盗んで姿をくらました。
佐々木は、自分と同じように浜にたどり着いた旅行者のオッコチ(永山)や2人の女(貫地谷&佐々木)たちのテントなどを当てにしながら一緒に野宿し、将来に対して前向きな気分になっていった。
<感想>
失業、離婚、略奪と次々に大きな不幸に見舞われる話とはいえ、リアリティのかけらもなく全編ふざけた調子で展開するので、真面目に考える作品ではない。
「何でもアリ」だから許されるかといえば、実は「面白ければ…」という条件は必ず付いているはずなのだが、果たしてこの映画が「面白くなる」とか「喜んでもらえる」という勝算があって作られたのか?甚だ疑問。
観終わって、あっという間に忘れそうな作品。
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