映画のBlog:シネマ・サルベージ別館 (本館:www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie.html)

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  採点は、★4つで満点 ☆は0.5

    ★★★★ 人類の宝 / ★★★☆ 必見 / ★★★ オススメ / ★★☆ 及第点

    ★★ 中間レベル / ★☆ パスしてよし / ★ ひどい / ☆ この世から消えろ

  さらに詳しい内容(感想など)は、本館 ==> http://www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie.html

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2018-11-09 『朝子と梅子と葉子の話』

『朝子と梅子と葉子の話』 ★☆

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公式サイトhttp://laborshortage.wixsite.com/laborshortagefilm/blank-14

2018年日本カラー、1:1.78、日本語、27分

監督山村もみ夫。

2018/11/06(火)04:00放送 TOKYO MXTV、2018/11/06(火)鑑賞

ストーリー

 母親が突然、離婚して父は家を出て行って自宅の2階をシェアハウスにして2人の男が住み始めると言い出した。

 驚いた3人の娘たちにも、それぞれままならない事態が起こる。

感想

 「小劇場の芝居の演出家映画監督を手掛けた」みたいなこの作風は見覚えがある。

 短い早口台詞で会話のやりとりをし、会話の間も詰めて、そのリズムで押し切ろうとする作風

 これをやられると、「映画を観ている」という気分は薄らいで、「脚本の音声化を聞かされてる」ような気分になっちゃうんだよなぁ。

2018-10-31 『洗濯機は僕らを回す』『えんがわ』

『洗濯機は僕らを回す』 ★★☆

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公式サイトhttp://cosmobox.jp/short/1724/

2014年日本カラー、1:1.85、日本語、14分(エンドクレジットが短い)

監督&脚本】古新舜

2018/10/23(火)04:00放送 TOKYO MXTV、2018/10/23(火)鑑賞

ストーリーネタバレあり】

 洗濯屋の男が、お見合いに行くために最寄りのバス停へと急ぐが乗り遅れてしまい、仕方なく田舎道を走って行き、道端に捨ててあった洗濯機にもたれて休むと、中にハマって抜け出せなくなった。

 通りかかった女に助けを求めるが、その女は見合い相手だと男は気づき見合い写真美女とは似ても似つかないことに驚いた。

 しかし、男もツルッパゲを隠しているカツラ洗濯機にハマったはずみで吹き飛んでいて、2人は正直な気持ちになって会話をはずませていった。

感想

 短編映画個人的に苦手なのは長編に比べてストーリーボリューム不足で物足りなく感じるところ。

 それなら、ストーリー性や細部のつじつまとかは差し置いて、乗りや勢いで押しまくる方が良さそうで、この作品もまさにそんな感じ。

 バスに乗り遅れた理由が乏しくワザとに思えるくらい無理やりだったり、見合い相手が近所にいるのも都合が良過ぎるのだけど、そんなデタラメもむしろ作品の突っ走ってる感と、観ている気分の良さの方を優先してる意図」の強調の為にプラスに働いていると感じた。

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『えんがわ』 ★★

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公式サイトhttp://cosmobox.jp/short/1723/

2012年、日本カラー、1:1.78、日本語11

監督】古新舜

2018/10/23(火)04:00放送 TOKYO MXTV、2018/10/23(火)鑑賞

ストーリーネタバレあり】

 小学生女の子とその両親とおじいちゃんが、庭に面して縁側がある家に住んでいた。

 新学期前に、お母さんが妊娠したことが判り、寂しがっている女の子に両親に代わっておじいちゃんが話しかけるが、彼女相手にしなくなっていった。

 冬に妹が産まれ、体が弱っていったおじいちゃんは春に亡くなり、女の子はおじいちゃんのことが好きだったことに気づいた。

感想

 縁側越しに庭やご近所が見える部屋にカメラを据え置きににし、春、夏、秋、冬、春の5つのシーンをオーバーラップでつないで、パッと見だと全編ワンカットに見える作品

 ストーリーはささやかで、映像的にも素っ気ないのが、11分の尺の作品にとってはそれらがピッタリだと思った。

 でも、これは「ワンカットに見える」というアイディアありきで、それが先行している作品といった感じかな?

 秋の季節感紅葉で表しているのだが、庭の草木はともかく、隣の家やもっと遠くの木まで色づいていたのは、どうやったのだろう?

 ロケは夏だそうだから緑色を色調整で黄色にしたのかな?

 まぁ、紅葉した葉っぱが冬のシーンで散らずに緑色で残ってるのはミスなんだけど、そこまで要求してなくて、ちゃん紅葉させたことの方がエラい。 

2018-10-23 『Super Star』

『Super Star』 ★★

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公式サイトhttp://www.shortshorts.org/japankorea/superstar/

2011年、日本カラー、1:1.78、韓国語&日本語、19分

監督&脚本】萩原健太郎

【出演】櫻井淳子、キム・ウンス、他

2018/10/23(火)04:00放送 TOKYO MXTV、2018/10/23(火)鑑賞

ストーリーネタバレあり】

 敏子(櫻井淳子)は、熱狂する韓流スターのファンミーティングに行ってプレゼントを手渡しするためにソウルのホテルにいたが、寝過ごして慌ててタクシーを拾って会場に行ったら、すでに終わって立ち去った後だった。

 彼女は乗って来たタクシーでスターがよく立ち寄る場所を回り、言葉が通じなくて狼狽する彼女に、ドライバーの中年男性(キム)も付き添って助けた。

 結局会えずに、スターゆかりのバーで途方に暮れる2人だったが、個室にスターが居ることに気づき、彼にプレゼントを渡しにいった。

 スターは受け取ったが、敏子はなぜかガッカリしし、実はタクシーではなく教習車で、教官だったドライバーの親切に気づいた。

感想

 日本の観光庁が、日韓の監督にそれぞれ相手国を舞台に作品を作らせた企画なので、観光振興目的でもある。

 短編映画はやはり、始まって早々にトラブルが起こって、そのまま速いテンポで最後まで突っ走る「1巻物のサイレント喜劇」みたいな展開の方が時間的な収まりが良く、この作品もそんな感じ。

 ただし、熱狂的韓流スターファンの主人公のキャラは異常で、登場人物のやりとりも言葉が通じずののしり合っているようなシーンがずっと続くので、(あえてそうしたのだろうが)イライラしながら観て疲れた。

 そして、クライマックスも主人公が「何をきっかけに」「どのような心変わりをしたのか」の具体的なことがほぼすべてバッサリと省略されていたので、そのあいまいさにも惑わされた。(スターの一見フレンドリーな対応が、実はビジネスだと一瞬の表情から感じ取ってしまって想いが冷めた、とかだと思うが。)

 イライラ感やあいまいさは、作り手の狙い通りなのだろうけど、結果的にはそれによって作品との距離が遠くなった感じがした。

 なにより、観光振興目的には合致してないような…。

2018-10-16 『ミックス』(2015年)

『ミックス』(2015) ★☆

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公式サイトhttps://www.facebook.com/MIXShortMovie/

2015年、日本カラー、1:1.78、日本語、24分

監督&脚本】松本動

【出演】咲音、古澤裕介、他

2018/10/16(火)04:00放送 TOKYO MXTV、2018/10/16(火)鑑賞

ストーリーネタバレあり】

 5歳の女の子の夕日(咲音)は、一人で目覚まし時計で目覚めて、リュックを背負って家を出て保育園を通り過ぎ、別れた父親と行った思い出の場所に行って父を思い出そうとしたが、行き方が判らず河原で途方に暮れていた。

 そこに、離婚した元妻子から養育費の催促を受けているオジサン(古澤)が通りかかって彼女を気にかけて話しかけ、富士山の絵を見てその場所に連れて行ってあげることにした。

 2人は、絵に描かれた展望台に行き、その後やはり父と行ってアイスクリームを食べた思い出がある湖畔の店に行った。

 しかし、そこに刑事たちが現れて、オジサンは誘拐容疑で拘束され、保護された夕日はパトカーの中で泣きじゃくった。

感想

 咲音が夕日を演じる短編作品を、彼女が20歳になる15年後までに5年毎に4作品撮り、最終的に編集し直して1本の長編作品にするという、『6才のボクが、大人になるまで。』(2014)的なプロジェクトの1作目。

 でも、このやり方って、そんなに効果があるのかが上手く実感できない。

 人生、明日にでも何が起こるか判らないから、別な俳優で一気に完成させちゃう方がリスクが少ないと思うが。

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 クレジットを除いた尺が22分なので、単純計算だと約90分の短めの長編になるが、実は短編版はかなりのシーンを端折っていて、もっと長い長編になるのではないかと思う。

 その理由は、展開が唐突で抜けている情報が多いと感じたから

 夕日ちゃんのお母さんはどこにいるの?

 スーツ姿で外出して夕日ちゃんに付き合うことに予定を変更したオジサンは、どこに行こうとしてたの?仕事をサボったの?

 オジサンは、夕日ちゃんの絵を見ただけで、なぜ彼女がそこに行きたがってると気づけたの?

 刑事は何故2人の行動と夕日ちゃんの名前を知ってたの?(まるで誰かが通報したかのように)

 普通は警察官が対応するような現場に、なぜ刑事(それもいかつ過ぎる感じの)が現れたの?

などなど。

 これらとは別に、「離婚してからしばらくたっていたので、2人とも所見では気づかなかったが、オジサンが夕日ちゃんの名札の名前を見て実の娘だと気づいた」かもしれないと思って観ていた。

 それに関しても情報不足(もしくは敢えて隠した)で、親子か他人か判別できないままの時間がしばらく続き、夕日ちゃんの父親との思い出の場所にオジサンは行ったことがないみたいだったことで、やっと他人だと判った。

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 あと、ストーリーが『シベールの日曜日』とそっくり。

 仮にパクったとしてもそれが悪いとは思わないが、似ていると気づいたらどうしても比べてしまう。

 比べられる作品が名作中の名作だったりすると、分が悪いだけで良いことは何もなさそうなので、偶然であっても似てしまうのは避けた方が良いかな?

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 そんな感じで、つまらなかったというより色々と細かいことが気になり過ぎた。

 この作品の本番は、あくまで2030年完成予定の長編版の方かもしれない。

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 1日で全編撮影したと思うが、最初はてるてる坊主がぴったりくる曇り空だったのが、肝心の富士山の方に行ってからは天気が良くなった。

 ただ、富士山が雲に隠れていたのは残念だったかな?