映画のBlog:シネマ・サルベージ別館 (本館:www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie.html)

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  採点は、★4つで満点 ☆は0.5

    ★★★★ 人類の宝 / ★★★☆ 必見 / ★★★ オススメ / ★★☆ 及第点

    ★★ 中間レベル / ★☆ パスしてよし / ★ ひどい / ☆ この世から消えろ

  さらに詳しい内容(感想など)は、本館 ==> http://www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie.html

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2014-01-30 『HAZARD』

 『HAZARD』 ★☆

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2002年、日本、カラー、1:1.85、103分、日本語&英語

【監督&脚本&原作】園子温

【出演】オダギリ ジョー、ジェイ・ウエスト、深水元基、椋名凛、萩原明子、村上諭、石丸謙二郎、池内博之、他

2014/01/30(木)鑑賞、Web

<ストーリー>

 日本や日本での大学生生活が「眠い」と感じたシン(オダギリ)は、危険を求めてニューヨークに行きそこで麻薬入りアイスクリームの製造販売やコンビニ強盗をしているリー(ウェスト)とタケダ(清水)と出会い、戸惑いながら仲間になっていった。

 しかし、彼らからピンハネしていた悪徳刑事たちと打ち合いになって仲間は捕まり、逃れて帰国したシンは渋谷のギャングたちと小競り合いを始めた。

<感想>

 『自殺サークル』の次の園子温作品のようだが、それ以前の彼の作品は専ら「窮屈な現状を打ち破ろうともがき苦しむ」もので、作り手と解り合えるタイプの作品ではなく、本作もその流れに一応当てはまりそう。

 一方で、日本に居づらくなってニューヨークに行ったはずが、そこでも戸惑い続けるのを見て、打ち破ろうというよりは及び腰なのは違うかな?と思った。

 でも、主人公の設定の意図を探る価値はなさそうで、これ以上興味がわかない。

 娯楽としては、主人公が及び腰のせいか、面白くなかった。

2013-12-12 戦場でワルツを/トリック劇場版2&3/ハンナ・アーレント

 『トリック 劇場版2』 ★☆

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2006年、日本(東宝)、カラー、1:1.85、111分、日本語

【監督】堤幸彦

【出演】仲間由紀恵、阿部寛、生瀬勝久、野際陽子、片平なぎさ、堀北真希、平岡祐太、綿引勝彦、上田耕一、北村有起哉、大島蓉子、池田鉄洋、他

2013/12/06(金)鑑賞、WOWOW放映

<感想>

 TRICKシリーズは「いかに面白い小ネタを多く入れられるか」以外の価値を付けようという意図があるようには見えないので、結果的に小ネタの面白さに尽きる。

 同じメディア同じ上映時間で、もっと価値のある映画を数多く知っている者としては、本作に対する評価は数々の小ネタを総合的に見て、結局こんなもん。

 映画の可能性を追求せずに小さい世界で納まっているうちは、これ以上面白くなる見込みはないだろう。

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2013-05-05 『マッケンナの黄金』『ユナイテッド93』『あばれ獅子』

 『ユナイテッド93』 ★★

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【原題】"United 93" 意味:ユナイテッド航空93便

2006年、アメリカ、カラー、1:2.35、ドルビーデジタル/DTS、111分、英語、他(日本語字幕)

【監督&脚本&製作】ポール・グリーングラス、他

2013/05/01鑑賞、WOWOW放映

 タイトルのユナイテッド93便は、ハイジャックされた4機の内の1機で、乗客たちがテロリストに立ち向かって、無人の場所に墜落させて自爆テロを阻止したもの。

 ただし、その機内の描写がメインになるのは後半に入ってからで、前半は管制官たちや空軍の指令基地内で情報が錯綜している様子が描かれる。

 しかも、全編に渡って客観的に状況を再現することを狙ったドキュメンタリータッチで、悲劇をドラマチックに盛り上げるとか、テロリストを悪人として強調するなどということはしていない。

 そんな作風だが、盛り上げようとしてなくても結末が判っても、緊迫感満点のスリラーになってしまうところが、この実際の事件の凄いところ。

 それは逆に、ノンフィクションのインパクトに比べて、相対的にフィクションとしての印象(言い換えれば作り手の存在感)が薄くなるのだが。

 また、常に情報が更新され登場人物たちの気が休まることがない前半に比べ、状況変化の少ない機内が中心の後半の方が面白さに欠ける。

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2008-06-28

 『明日の記憶』 ★★

| 11:25 |  『明日の記憶』 ★★ - 映画のBlog:シネマ・サルベージ別館 (本館:www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie.html) を含むブックマーク  『明日の記憶』 ★★ - 映画のBlog:シネマ・サルベージ別館 (本館:www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie.html) のブックマークコメント

2005年、日本(東映)、カラー、1:1.85、122分

【監督】堤幸彦【原作】荻原浩

【出演】 渡辺謙、樋口可南子、吹石一恵、坂口憲二、水川あさみ、袴田吉彦、市川勇、松村邦洋、遠藤憲一、木野花、木梨憲武、及川光博、渡辺えり子、香川照之、大滝秀治、田辺誠一、他

HDDレコーダー(WOWOW)

 50歳前後でアルツハイマーに冒されたサラリーマンと、彼の介護をすることになるその妻の話。

 もちろん重い話になってしまうのだが、こういう病気では症状と介護の実情に対してリアリティのある描き方が要求されると思う。

 リアリティ無しで、ただただ「大変だ」というだけの映画にだと、絵空事にしか見えず、難病をネタにしたお涙頂戴を狙った映画だと思われるかもしれない。

 その点でこの映画は、テクニカルな情報のバックボーンが不足しているのでは?と思った。

 その最たるものが、夫を家に一人で置き去りにして妻が働きに出ることで、夫の身に危険が起きるかもしれないという素人考え通りの展開になるし、夫の身に起こるトラブルによって結果的に妻も精神的に潰れてしまうことが予想され、そんなリスキーなことを安易にする展開には、病気や介護の実情が何も解っていないのでは?という疑問を持ってしまう。

 だからといって、実情を描くだけの映画だとドラマとしてのボリュームが相対的に減ってつまらない映画になってしまい、この映画ですらそうした不満も感じてしまった。

 難病モノって、フィクションとリアリティの両立という難しい課題をクリアしなければならないジャンルなのだろうか?