映画のBlog:シネマ・サルベージ別館 (本館:www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie.html)

.

  採点は、★4つで満点 ☆は0.5

    ★★★★ 人類の宝 / ★★★☆ 必見 / ★★★ オススメ / ★★☆ 及第点

    ★★ 中間レベル / ★☆ パスしてよし / ★ ひどい / ☆ この世から消えろ

  さらに詳しい内容(感想など)は、本館 ==> http://www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie.html

  にある場合もあるので、ぜひご覧になってみてください。

  ツイッター ==> http://twitter.com/cine_sal/

   感想へのリンク: 【感想】...リンク先に感想がある / (感想)...リンク先に感想があるかもしれない)

 ==============================================================================

2009-06-06 新作の出来予想、TV放映映画、6/03〜06の日記、テリー・ギリアム

 『未来世紀ブラジル』★★★☆、『バロン』★★★☆ (「でかい映画」に対して「ちっちゃいコメント」はしない)

| 23:14 |  『未来世紀ブラジル』★★★☆、『バロン』★★★☆ (「でかい映画」に対して「ちっちゃいコメント」はしない) - 映画のBlog:シネマ・サルベージ別館 (本館:www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie.html) を含むブックマーク  『未来世紀ブラジル』★★★☆、『バロン』★★★☆ (「でかい映画」に対して「ちっちゃいコメント」はしない) - 映画のBlog:シネマ・サルベージ別館 (本館:www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie.html) のブックマークコメント

未来世紀ブラジル

【原題】"Brazil"(意味:劇中に流れる音楽の曲名)

1985年、英=米、カラー、1:1.85、35ミリ上映、35ミリ撮影、ドルビーステレオ、143分、英語(日本語字幕)

監督&脚本テリー・ギリアム、他

【出演】ジョナサン・プライス、キム・グライスト、ロバート・デ・ニーロイアン・ホルムキャサリン・ヘルモンド、ボブ・ホスキンス、ジム・ブロードベンド、他

バロン

【原題】"The Adventure of Baron Munchausen"(英語意味:「ミュンヒハウゼン男爵の冒険」)

1989年、英、カラー、1:1.85、35ミリ上映、35ミリ撮影、ドルビーステレオSR、126分、英語(日本語字幕)

監督&脚本テリー・ギリアム、他

【出演】ジョン・ネヴィル、サラ・ポーリーエリック・アイドルオリヴァーリードジョナサン・プライススティングロビン・ウィリアムズユマ・サーマン、他

.

 6月4日(木)の日記未来世紀ブラジル』(★★★☆)のことを考えたと書いたが、その流れであのラストハッピーエンドだという認識がどのくらい浸透しているかを観るために、一般人感想が十数人分読める某サイトを見てみた。

 さすがにこの映画は圧倒的に好評だった。

 『未来世紀ブラジル』のすごさに圧倒されたという感じの感想が多かった。

 だったら、テリー・ギリアム監督がその次に作ったバロン』(★★★☆)にも圧倒された人が多いのでは?と思って、調子に乗ってそっちの感想も観に行ったら、やけに冷めた文章が多かった。

 『バロン』ってどういう映画か?と聞かれて、一言で答えるとしたら、とにかく「でかい」映画だということ。

 『ブラジル』にも言えることだが、凡人の想像力の及ぶ範疇をはるかに凌駕する「でかい」世界が、映画という形で現れたのを目の当たりにしたら、その良し悪しは置いておいても、まずでかさに言及するのが当然。

 それなのに、なんか映画を語る上で良し悪しとか正しさを重視して、映画は楽しむものだということを忘れているようなちまちまとした文章にガッカリした。

 例えれば、夏の暑い日にのどが渇いて、屋外の水道の蛇口から直接水をゴクゴク飲んだこともないかその水のおいしさを忘れたような人が、牛乳より高い瓶詰めの水を飲み比べて、どれが旨いとかあんな水飲めないとか語って、「水好き」をきどっているような感じ。

 改めて…「そんなふうにはならない!」と誓ったのでした。

2008-05-19 さて、本当にどうしよう?

 2008/05/18(日)と2008/05/19(月)の日記

| 04:50 |  2008/05/18(日)と2008/05/19(月)の日記 - 映画のBlog:シネマ・サルベージ別館 (本館:www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie.html) を含むブックマーク  2008/05/18(日)と2008/05/19(月)の日記 - 映画のBlog:シネマ・サルベージ別館 (本館:www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie.html) のブックマークコメント

 (5/18(日))

 不都合な真実(2006米)の録画を観る。

 それにしても、今週観た『不都合な真実』『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』は、内容的には判る人には今さらなことだけど、判ってない人にはこの映画で判って欲しいという内容で、観る人によって価値が変ってくるような作品だった。

 何が悪いのか?どうすべきなのか?自分的にはかなりスッキリしていることなのだが、筋が通っていることでも理解してくれない、その通りに行動してくれないのが世の人々だというあまりにも巨大な障壁のためか、無力感にとらわれたように家から一歩も出ないでまったりとした休日を過ごす。

 相変わらず仕事は忙しいのに、休日を文字通り休んでしまったので、やり残していることは何も減っていない。

 その代わり、趣味的なことでやり残したことをこつこつ片付けはしたのだが、にもかかわらずちっとも進まない。

 外見的には休日を満喫したように見えるだろうが、リフレッシュできたどころか、やらなければダメなままだしやってもダメで気分は最悪。さて、どうしよう?

 【今日のお気に入り】深田恭子キリン氷結レモンのCF。なんか、何がどういいとかいちいち考えるまでもなく、直感的に「いい」と思ってしまう。もはや問答無用の領域に入ろうとしているようだ。『ヤッターマン』が楽しみ。

 (5/19(月))

 昨日からの最悪な気分は続き、さっぱり気合が入らない。

 もう突破口となりうるような可能性が少しずつ無くなってきているのを感じる。

 いずれ逃げ道しか残されなくなるのだろうか?

 とりあえず、『冒険者たち』(1967仏)★★★★のテーマソングの口笛でも吹いてみる。

 人類ン万年の歴史の中で、あのキラメキのような映画と同時代に生きて観ることが出来た一握りの人類の中の1人になれたなんて、ものすごい奇跡と言っていいだろう。(映画永遠に残るなんて保証はないし)

 なんて風に思うことで、少しは気分を晴らす。でも、あしたはどうしよう。

2008-04-22 正確には昨日21日(月)の片思い話し

 『さびしんぼう』 ★★★☆

| 04:49 |  『さびしんぼう』 ★★★☆ - 映画のBlog:シネマ・サルベージ別館 (本館:www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie.html) を含むブックマーク  『さびしんぼう』 ★★★☆ - 映画のBlog:シネマ・サルベージ別館 (本館:www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie.html) のブックマークコメント

 1985年、日本(東宝)、カラー、1:1.85

 【監督&脚本&編集】大林宣彦【脚本】剣持亘【脚本&助監督】内藤忠司【原作】山中恒【撮影】阪本善尚

 【出演】富田靖子、尾美としのり、藤田弓子、小林稔侍、岸部一徳、秋川リサ、入江若葉、佐藤允、浦辺粂子、砂川真吾、大山大介、林優枝、柿崎澄子、根岸季衣、明日香尚、峰岸徹、樹木希林、小林聡美、他

 先週までの調子で、好きな映画を思い浮かべることで気合を入れながら仕事をはかどらせようとしたつもりだったのだが…。

 『さびしんぼう』といえば究極の「片思い映画で、片思いといえば「妄想」

 しかも、多くの妄想映画は主人公が妄想に次第にのめりこんで溺れていくという陰のイメージが強いのに対し、『さびしんぼう』は陰の部分も描きつつそれを乗り越えての光の面も描いている素晴らしい映画で、よって内容が多面的でついついあれこれ考えることになってしまって、単にもの思いにふけっただけで逆効果だった。いったい何やってんだ。

 というわけで、『さびしんぼう』について思ったことについては、とても一言で語れないので、いずれまとめて。

2008-04-14 妄想・ばんざい!

 『22才の別れ Lycoris 葉見ず花見ず物語』 ★★☆ …と見せかけて「ポリリズム」

| 05:29 |  『22才の別れ Lycoris 葉見ず花見ず物語』 ★★☆ …と見せかけて「ポリリズム」  - 映画のBlog:シネマ・サルベージ別館 (本館:www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie.html) を含むブックマーク  『22才の別れ Lycoris 葉見ず花見ず物語』 ★★☆ …と見せかけて「ポリリズム」  - 映画のBlog:シネマ・サルベージ別館 (本館:www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie.html) のブックマークコメント

 2006年、日本、カラー、1:1.85、35ミリ上映、(ビデオ撮影っぽい)、119分

 【監督&脚本&編集】大林宣彦【脚本&監督補佐】南柱根【音楽】山下康介、學草太郎、伊勢正三

 【出演】筧利夫、鈴木聖奈、清水美砂、中村美玲、窪塚俊介、寺尾由布樹、細山田隆人、長門裕之、南田洋子、三浦友和、峰岸徹、村田雄浩、左時枝、岸部一徳、山田辰夫、立川志らく、斉藤健一(ヒロシ)、河原さぶ、蛭子能収、根岸季衣、他

 【感想】

 一週間前から、忙しい状況で気持ちを昂ぶるために頭の中で映画を上映していると書いているが、映画はシチュエーションに合ったものを選ぶのが難しいし、うまい具合にいい映画がおもいついたとしても、イメージが具体的で印象が強烈だとハマって逆に仕事が手につかなくなってしまうので、気分高揚のためにはやっぱり映画より音楽の方が手軽で効果的。

 最近の定番は木村カエラの「Jasper」で、いいねぇカエラちゃんは。

 この調子だと最近の音楽に注目するようになって、音楽を聴かなくなってからカレコレ15年(グランドビートの渋谷系が流行っていた頃で、MY LITTLE LOVERの出始めぐらいまでは音楽を聴いていたけど、EVERY LITTLE THINGはもう聴かなくなっていた。)ぶりに音楽熱が復活するかも。

 木村カエラの他は、今や当たり前のように流行っているPerfumeだけど、「ポリリズム」の歌詞を昨日初めてまともに読んでみたら…、な〜んとこの1週間書いてきた心境とあまりにもピッタリ一致してるのにビックリ。

 以下歌詞(作詞:中田ヤスタカ)から抜粋。

  くり返す このポリリズム

  あの衝動は まるで恋だね

  くり返す いつかみたいな

  あの光景が 甦るの

  くり返す このポリリズム

  あの行動は まるで恋だね

  くり返す いつかみたいな

  あの感動が 甦るの

 自分の心に沸き起こってきたもの(もちろん一般名詞の「ポリリズム」とは何の関係もないけど)が、まさかPerfumeとリンクしていたとは思わなかった。

 そうそう、単に「ワクワクする」とか「好き」じゃなく、どうせなら「まるで恋」みたいじゃないとね。

 なんか、1週間の妄想物語にきれいなオチがついたような気分だが、おかげで自分は苦しいときには妄想を武器にできることに気づいて清々しい気分だ。

 まるで、大林監督『22才の別れ』ラストで筧利夫演じる主人公が感じたような気分。

 それというのも、あの映画の主人公は実は映画の最初と最後で状況は変らないままで、変ったのは子供のいない彼にも「血はつながっていないが『想い』がつながっている子供」がいると思うようになったことによって、Lycorisの花が長い年月をかけて日本に伝わってきたように、自分の想いも他人や未来につながっていくという「希望」を抱けるようになったことだが、もちろんそんな「希望」は何の根拠も実態もない「妄想」に過ぎない。

 でも、大林監督は「実態」「客観的事実」なんかよりも、「希望」「想い」「記憶」などを扱った「物語」(「妄想」をやわらかく言い換えた言葉)をもっぱら映画に描いている。

 だから、彼の映画はリアリズムとは180度逆のものになり、まるで歪んだ時空が映し出されたような映画になるので、リアリズム思考から抜け出せない人にとっては彼の映画は奇妙で居心地の悪く、苦手と感じる人も多いのだろう。

 また、大林好きな人の中でも、彼の最高傑作は?と聞かれれば『転校生』『青春デンデケデケデケ』あたりが上がりそうだし、僕もそう答えるかもしれないけど、実はこの2本は彼の作品の中では観念度が低くてリアリズム寄りでむしろ例外。大林監督以外の監督が手がけても似たような映画になりそう。

 同じ尾道三部作でも、記憶の世界に埋没したような状況で終わる『時をかける少女』や、主人公の頭の中で終わる形になっている『さびしんぼう』の方が大林監督ならではの作品で、これ以外にも『HOUSEハウス』『おかしなふたり』『なごり雪』『転校生 さよならあなた』『22才の別れ』などが、リアルよりもシュール、現実よりも観念が主体の、他の監督作品には見られない言わば「脳内映画の系列にあたる。

 この「脳内映画」という認識は、大林映画好きの人の中でも持っている人はひょっとしたら少数派で、これらの映画を誤解して見ているのかもしれない。

 わかりやすく言うと、大林監督は起きているときでも頭の半分で夢を見ているように思えるので、そんな人の作った映画観る側も半分夢を見ているような気分で観るのが正しい、といった感じだろうか?

 大林映画にも見られる「妄想の有効利用」という武器を手に入れたので、困ったときには実践すればよさそうだ。

 関根勤が実践している「アイドルとの妄想デート」なんてのもいいかも。

 ついでに、どさくさにまぎれて大林監督作品のキーポイントまで今日のこの文章で指摘することができたし、調子が乗ってきたので明日からもいいことがありそうだ。

 ………などという、妄想、妄想、妄想、妄想、妄想、妄想………

2008-04-12 去年もとりあげたばかりなのに……好きだなぁ

 『時をかける少女』(1983年) ★★★☆

| 18:33 |  『時をかける少女』(1983年) ★★★☆ - 映画のBlog:シネマ・サルベージ別館 (本館:www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie.html) を含むブックマーク  『時をかける少女』(1983年) ★★★☆ - 映画のBlog:シネマ・サルベージ別館 (本館:www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie.html) のブックマークコメント

 1983年、日本(東映)、カラー、1:1.66、35ミリ撮影、104分

 【監督&潤色&編集】大林宣彦 【脚本】剣持亘 【原作】筒井康隆 【製作】角川春樹 【プロデューサー】山田順彦、大林恭子 【撮影】阪本善尚 【音楽】松任谷正隆

 【出演】原田知世、高柳良一、尾美としのり、津田ゆかり、岸部一徳、根岸季衣、内藤誠、入江若葉、上原謙、入江たか子、高林陽一、小河麻衣子、松任谷正隆、他

 『わたし、解らないわ。この気持ちはいったい何?…胸が苦しいわ…解らないわ。これは、愛なの? これは、愛するってこと?』

 何度思い出しても、このクライマックスシーンは素晴らしいですね。

 特に、この台詞を言うところ。(昨日、このシーンが頭に浮かんだときには一字一句正確にというわけにはいかなかったので、本日改めてビデオをチェック。)

 よく、「映画は映像で表現するもので、台詞で説明するのはヤボ」なんてことを言う人がいるけど、そんなことない。

 台詞でストレートに明確に言い切る方がいい場合だってある。

 特にこの映画の場合は、自分の思いを言葉にしていなかった原田知世演じる主人公が突然このような感情を口にするという変化が、彼女が愛に目覚めてしまったということも意味しているし。

 それに、「胸が苦しい」⇒「愛すると、胸が苦しくなる」⇒「胸が苦しくなる思いをしてこそ、愛」⇒「胸が苦しくならいようでは、愛とは言えない」ということで、愛は平常心ではいられない(今風に言えば「愛はヤバイ」)心境が重要であり、そのため「胸が苦しい」と明確に表す必要もあるのでは?

 あの「ときめき」を観る者の心にも思い浮かばせることがおそらくこの映画のテーマで、その愛は「実るか実らないか」の物理的なものではなく、あくまで「想い」という観念的なものであることが、日本、さらには世界を代表する「観念映画作家」の大林監督作品ならでは。

 さらに改めてクライマックスシーンを観ると、「想い」に加えて「記憶」という大林作品の最重要ポイント2つが絡み合う展開で、ものすごく濃密。

 そんなわけで、『時をかける少女』は『さびしんぼう』と並ぶ大林監督の最重要作品だろうし、ストーリーも実は1、2を争う残酷なものなのだが、そんな重い面も含みつつ、原田知世の可憐さもキッチリ表現されていて、重苦しい映画になっていないのが、まさに大林マジックといったところだろう。

 私も、忙しい日常が続くと、滅入ってばかりではなく「ときめき」を感じるようでなければ生きている意味がないようなものだと思うのだが、最近とある女優さんのことがどうも気になって、気にしだすと頭から離れなくなったり、逆に強く思って早く振り払おうとしたりで、気がつくと食事も忘れているほど気分が昂ぶったりしているのだが…、この気持ちはいったい何?

2008-04-10 引き続き自分の中で戦い中

 『嫌われ松子の一生』 ★★★☆

| 03:53 |  『嫌われ松子の一生』 ★★★☆ - 映画のBlog:シネマ・サルベージ別館 (本館:www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie.html) を含むブックマーク  『嫌われ松子の一生』 ★★★☆ - 映画のBlog:シネマ・サルベージ別館 (本館:www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie.html) のブックマークコメント

 英題:"Memories of Matsuko"

 2006年、日本(東宝)、カラー、1:1.85、35ミリ上映、ビデオ撮影

 【監督&脚本】中島哲也 【原作】山田宗樹

 【出演】中谷美紀、瑛太、伊勢谷友介、香川照之、市川実日子、黒沢あすか、柄本明、木村カエラ、蒼井そら、柴咲コウ、片平なぎさ、本田博太郎 、奥ノ矢佳奈、ゴリ(ガレッジセール)、榊英雄、マギー、竹山隆範(カンニング)、谷原章介、甲本雅裕 、角野卓造、阿井莉沙、宮藤官九郎、谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)、劇団ひとり、大久保佳代子(オアシズ)、BONNIE PINK、濱田マリ、武田真治、木野花、荒川良々、渡辺哲、山本浩司、土屋アンナ、AI、山下容莉枝、山田花子、あき竹城、嶋田久作、木下ほうか、キムラ緑子、他

 【感想】

 ♪ま〜げて〜〜 のばして〜〜 おほしさまをつかもう〜〜♪

 というわけで、おとといの『マリー・アントワネット』から『下妻物語』⇒中島監督⇒『嫌われ松子の一生』のつながりなのか、今日はこの映画が頭に浮かんだ。

 長々と書く暇はないので、簡潔にこの映画のキーワードをあげると、「人生は他人に良し悪しを評価されるものではなく、当人がいかに生きたか」ということだろうか。

 物語は、生きる目標を見失いかけている瑛太が、殺された伯母の松子の人生を追うことになり、ゴミ屋敷に住むオバサンという「負け組」イメージの第一印象から、次第に単純に不幸だっただけではなく、生き抜いた人として見るようになり、自分も元気付けられる、というもの。

 でもって、僕も忙しくても楽な方に流されずに踏ん張ってみようと思いました…、ということでほぼ完了なのだが、もう1つオマケでこの映画に唐突に出て来る「光GENJI」について。

 実は私はあの登場シーンで直感的にものすごく感動してしまったのだが、それは理屈も打算も世間のしがらみも無く「好き」を貫けるところに「完全な自由」を感じてしまったからだろう。

 僕も自由になりたいなぁ。今はせいぜい、ほんの短い時間頭の中で、だけだけど…。

2008-04-08 本当はこんなこと書いている暇もないほど忙しいんだけど…

 『マリー・アントワネット』 ★★★

| 02:20 |  『マリー・アントワネット』 ★★★ - 映画のBlog:シネマ・サルベージ別館 (本館:www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie.html) を含むブックマーク  『マリー・アントワネット』 ★★★ - 映画のBlog:シネマ・サルベージ別館 (本館:www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie.html) のブックマークコメント

 【原題】Marie Antoinette

 2006年、アメリカ=フランス=日本、カラー、1:1:85、35ミリ上映、35ミリ撮影、ドルビー・デジタル/SDDS/DTS、123分、字幕(松浦美奈)

 【監督&脚本&製作】ソフィア・コッポラ

 【出演】キルステン・ダンスト、ジェイソン・シュワルツマン、リップ・トーン、ジュディ・デイヴィス、他

  2007/03/16、109シネマズグランベリーモール

 しばらく更新していなかったのは忙しかったから(そして今も)で、映画もほとんど観れてない。

 物理的にはそんな不自由な状況の反面、精神的には最近感覚的に鋭くなっていてやたらと昂ぶることが多く、クリエイティブなそっち方面に没頭したいのに状況が許さないという拷問を受けているような状態。

 でも、イライラ感を強くしてもボーッとして仕事が手につかなくなっても得なことはないので、気持ちの昂ぶりを仕事のモチベーションアップに結び付けようとしている。

 そのためにやっていることは、頭の中でお気に入りの映画を上映させることで、今日は『マリー・アントワネット』。

 ヴェルサイユ宮殿でのパーティで夜明かしをしたアントワネットと友達たちが、ニュー・オーダーのBGMに乗って楽しそうに庭にくりだし、そこで夜明けを迎えるシーンの高揚感がとても好き。

 この映画で、アントワネットは自分の感性を大事にし、それに従って自由に行動することで充足感を感じることを生きがいとしているように感じられ、それは『下妻物語』(2004年、★★★☆)にも通じている。

 私は、他者に対しても自分の趣味を押し通そうとするような女性的な考え方は嫌いで、他者に対しては他者の立場に立った客観的な姿勢をとるべきだと思っていたのだが、ひょっとしたらそんな冷めた男性的な考え方より、他人がどう言おうと自分が『好き』だと思えることが大事で好きなことを貫く女性的な生き方の方が自分にとって理想なのではないかと、この2作品から感づかされた。

 忙しくて不自由な状況だからこそ、せめて頭の中だけは感性のままに自由に振舞って前向きに暮らしたいと思う今日この頃なのでした。