双六二等兵

ポッケにさすらい 心に旅を 日々を彷徨う一兵卒の雑記帖

爺ちゃん先生と赤ひげ先生

|雑記| 先月、かかりつけの医院へ目薬の追加を貰いに行こうとしたら、 先生が突然倒れて二月の末に閉院した、と聞き呆然。えーっ! その少し後には、お外っ子お嬢でお世話になって居る赤ひげ先生が、 やはり突然倒れたとのこと、今月いっぱいで閉院すると聞…

春の翼に夢む

|本| |音| 昔から、所謂「占い」の類にはまるで興味が無い質だけれど、 たまたま手にした石井ゆかり氏の本が、ちいとも「占い」らしくないのと、 何処か見覚えの在るよな表紙に惹かれて、つい買って帰ってきてしまった。 何だろな、これから行こうとして居る…

其々の仕事

|雑記| 先週から続いた電線の改修工事が終了した。何だか少し寂しい。 工事期間中、二日ほど物凄い暴風雨の日が在ったのだが、 休工せずに作業が続行されて居たのは驚いた。只々頭が下がる。 午前中、もしくは午後での途中切り上げは在ったにせよ、 あの激し…

失って得るもの

|雑記| 昨年の秋辺りから、小生も人並みに化粧をするよになったのだが、 年齢の所為も大いに在るのだろう。アイシャドウの色がきれいに出ない。 淡い色味やマットなベージュ系が特にそうで、ともすると瞼に溶け込み、 もとい、同化し過ぎて、塗ったのだか塗…

余計なことばかり

|雑記| 余る程の考える余裕が在ると、結局は余計なことばかりを考えてしまい、 悪循環に陥って底辺の堂々巡りとなり、本来するべきであろう筈の 有益な方面の考え事にはならない。と云うことが多い。 全く、人間とはつくづく出来の悪い生き物である。一昨日…

都合の良い話

|日々| 今年のKAFUN事情がどのような塩梅かが、今ひとつ分からずに居る。 確か始まりは早かったし、シーズン前半はそれなりだった気がすれど、 途中で失速と云うか、三月半ば頃に中休みのよな状態となって、 むむむ。もしやこのまま終息に向かうのでは…など…

溜息 (時々鼻水)

|日々| 朝から曇天。後、昼を待たずに雨となる。冬に戻ったよな肌寒さ。 折角の土曜日だと云うのに、人も車もまったく静かなもので、 ずっかり待ちぼうけをくらったよな格好のまま、午後が過ぎ、 ぼんやりの中で雨が止んだ。夕前に、いきなりかーっと晴れる…

場所

|縷々| |雑記| 昼時の忙しさが一段落して洗い場を片付けて居たら、カウンターの方から声がして「こんにちはー」と覗き込む人が在る。「はーい」と出ていくと、ひょっこり、懐かしい顔が見えた。あらー、誰かと思えばY君じゃないの! 細長い輪郭にきょろっと…

良い買い物

|モノ| 花粉用の眼鏡を新調したら、是がすこぶる優秀で快適なのだった。 以前のはドラッグストアで購入した千数百円程の品で、見た目は二の次。 兎に角、花粉から眼球を守るためだけと割り切って居たのだが、 先頃、うっかりからテンプルを折って壊してしま…

おかしな話

|雑記| いい加減な態度で季節が入れ替わって春となり、気紛れの過ぎる天気に呆れながら、 毎朝の目鼻の具合で花粉の出方を計る。そんな三月も気付けば半ばである。 勿論、投げやりに過ごすこともできるが、今年は案外真面目にやって居る。忍耐強く仕事に向か…

会ったことのない人の夢を見た

|夢| |雑記| 『はてなブログ』が未だ『はてなダイアリー』だった頃。大規模再開発により長屋横丁が取り壊される前の、馴染みのご近所さんだった人の夢を見た。 長屋横丁では互いの借家の行き来と井戸端話と、こちら側では季節の便りで近況を伺うなどして、実…

タイムマシンに乗りたい

|雑記| |回想| こないだの夜。台所で麺を茹でながら、何故だかふと脳裏に浮かんだのは、昨年大きな騒ぎとなった「西武」の売却劇のことであった。一地方で堤セゾンに 毒されて まみれて過ごした己の青春時代の記憶が微熱のよに湧き上がり、また「西武が西武…

散髪土砂降りやれやれ日記

|日々| |雑記| 今月中に片付けねばならない幾つかの事柄が一段落し、何とか目途が立つ。 肩の荷が下りたことで、一先ずは精神的に開放され、午後に散髪へ行く。 嗚呼、是で心身共にこざっぱりとできる。 意気揚々、真っ赤なフォルゴーレ号で出立した僅か数分…

ご挨拶

|雑記| 昨年末に叔母方で突然の不幸が在り、今年も正月は無しの静かな新年。 年が新たとなっても、やれ戦だ、罵りあいだ、私腹を肥やすだ。 人間のやることときたら、甚だ愚かしいことばかりであるけれども、 だからと云って、望みだけは忘れずに持って居な…

年末滑り込み園芸日誌

|庭仕事| |日々| パーライト、籾殻燻炭、バーク堆肥にリンカリ肥。 切らした園芸資材を買い足してきて、大急ぎで鉢バラの冬支度に取り掛かる。 本来であれば、用土を予め拵えておいてから土替えするのだけれど、 やれやれ。今年は用土を拵えながらの土替え作…

十二月雑感

|雑記| いやはや。もうこんな時期、である。十二月に入った途端、叔母の連れ合いの急死だの、叔父が救急車で運ばれるだの。 自身においては、やれ金策に必要な書類の作成だ、提出だ、え?訂正? でもって訂正して確認して再提出だ。バタバタ、アタフタ、あっ…

十一月雑感

|雑記| ご褒美。そんな言葉がふと浮かんだ、十一月の終いであった。覚悟して臨んだ今年の月間だったが、いざ蓋を開けてみたら、エコエコだの白目だのと、いつものよな怒涛に振り回されることも無く、わさわさとしながらも不思議と気持ちの良い忙しさの中で月…

猫神様十二周年

|猫随想| 十一月二十三日。 毎年爺様の命日は白目月間真っ只中なので、 大概は無情の慌ただしさに忙殺されて一日を終え、 泥のよな疲労の後で、ようやっとしみじみするものなのだが、 今年は実に、エコエコ白目のうんざりな狂騒とは無縁の、 ひょいっと与え…

恒例

|雑記| すったもんだであたふたする内に、いつの間にやら十一月。 毎年恒例の白目月間が、今年もまた始まった。 この時期に夏日、と云う異常気象で色づきが遅れて居るため、 今のところは未だ未だ序の序の口、の感ではあるけれども、 まぁ結局、何をどうした…

お嬢の帰還

|猫随想| お嬢の失踪から進展無きまま丸十日が過ぎ、十一日目を迎えた、日曜日の朝のことであった。午前九時ニ十分、店開けの準備をして居るところへ、一本の電話が。お嬢がいつもお世話になって居るOさん宅からで、お嬢は戻って居るか?との電話であった。 …

よくぞ御無事で

|雑記| 本日朝。お嬢が無事戻って参りましたので、 詳細は後程に、取り急ぎ長屋のご近所様方へお知らせ致します。 あー、ホッとしたらお腹すいたー。久々にぐっすり眠れるー。

続・お嬢の失踪

|猫随想| お外っ子お嬢の失踪から、何ら手掛かりの得られぬままに一週間が経過した。この間、日々の捜索は勿論、聞き込みや声掛けをし、近隣の店舗にチラシを貼って貰い、役所に届け出るなど、出来る限りの手を尽くして情報を待って居る。失踪前後の防犯カメ…

お嬢の失踪

|猫随想| もう丸三日も、お外っ子お嬢の行方が知れない。 水曜の晩、店を閉める頃には寝箱の上に居て、 おやつをあげておやすみを云い、店を閉めた。 翌朝、九時過ぎに出勤してきた頃には姿が無かったが、 いつものことなので、そのまま支度をして店を開け、…

秋に耳澄ます

|散輪| あまりの暑さに怖気づき、ちいとも自転車に乗らぬ夏であった。丸ふた月も乗らずに居たのでリハビリがてら、山の食堂まで山の道を走ろうと思い立つ。片道約14キロの道のり。 久々の坂道にゼーハー云い云い進めば、こないだの集中豪雨の爪痕が至る所に…

独り言つ

|雑記| 辛うじて一先ずどうにかこうにか九月を乗り切れたか。 相変わらず解決はして居ないのだが、何とか目途は立ちそうだ。 重たさ、しんどさに押しつぶされそうになる中でも、 ふと良い風の吹くこと、良い流れのやってくることが在って、 ほんのちょっとだ…

何もなかったわけじゃないけれど

|雑記| ここひと月の間は、たちの悪い双六の中に居るよな感じだった。 ようやっと進んだー!と喜んだ矢先、引きずり戻らされ。 一喜一憂。一進一退、否。一歩進んで二歩、どころか何歩も下がり。 もがもが、じたばた。そんなこんなするうちに暦は九月を迎え…

お盆の支度

|雑記| 父が畑で採って来た夏野菜の中に混じって居た、小粒ちゃんたち。 ちいちゃな茄子とちいちゃなピーマン。ころころとかあいいので、 爺様のお馬にお誂え向きかしら、と塩梅見ながら楊枝の足付けて、 涼しげな硝子の器にほおずき盛って、お盆のお迎えの…

継続の力

|雑記| 先月の初めに丸二年ぶりで受診した健康診断の結果が届いた。 前回、前々回は都合が悪くなって受けられなかったのだが、 思えば筋トレやチャリに取り組み始めたのが、丁度二年前。 従って今回の健康診断の結果は、まさしくその取り組みの成果が 数値と…

夏の御挨拶

|雑記| 暑中お見舞い申し上げます。ニュースの気象情報やら新聞やら。 兎にも角にも何処も彼処も、口を開けばやれ 「猛烈」だの「非常に危険」だの「命にかかわる」だの。 物騒も物騒、とても季節の様子を表すものの云い方とは思えず、 この夏の奴めときたら…

眉を描いたら

|雑記| |モノ| 月曜の休みに抽斗の中の化粧品を整理した。平素より殆ど化粧を施さぬ人間であるから「整理した」と云ったところで大した数でも無かったのだけれども、何れも購入してから三年~五年が経過し、半分も使わずに放置されたものばかりで、何やら勿…

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