最近はたまに何か書いたりしてる このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2008-08-01

横文字を使う必然性のある状況ってどのくらいあるだろう?

横文字をよく見かけるはてな界隈

最近の短い期間でも記憶に残っているだけで結構ある。

などなど。

いや・・・別に横文字自体が悪いっていう訳でもないんだけどねえ・・・。

僕個人としては

横文字を多用する人をコミュニケーション能力が欠如している人という風に感じますね。

少なくともそういう人の文章をあまり長いこと読んでいたいとは思わないです。だって無駄に疲れるんだもん。

まあ・・・読み手に一定以上の前提知識を求めるのは別段不思議ではないにしても、それもある水準を超えたらやり過ぎだなあと思う。いわゆるあれですね

「あなたの常識は非常識」

「文章から滲み出る身勝手さ」

「書き手が自己中心的

「読み手を意識しない傲慢さ」

・・・つまり「書き手がうさんくさい」と言うヤツですね*1

だってさあ・・・

横文字の知識を身につけるなら、横文字を使わずに相手に自分の考えていることを伝える努力をした方が絶対に良くない?

横文字一発使った方が自分には分かりやすいような状況でも、なるべくかみ砕いて例を載せたりして誰でも読める文章にした方が良いじゃない。だって日本人だもん。やっぱ日本語原産の言葉の方が多くの人に伝わりやすいに決まってるし。

専門用語やら横文字を使わず、シンプルで、かつ分かりやすい。それが良い文章じゃないかなって思う。

ひっどい言い方をすると

僕は横文字をあまりにも多用する人を発見した場合、その人は今現在中二病発症中・邪気眼発動中だと思うことにしている。

正直に言って、意味を完璧に把握していても上に列記したような言葉は使いたくないですねえ・・・。

だってこれらの言葉は「エターナルフォースブリザード」って書くのと変わらないわけですよ。「エターナルフォースブリザード」ってなんじゃらほい? って人には意味がさっぱり伝わらない。だったら「相手は死ぬ」って書いた方が分かりやすいでしょ?*2

ただし

専門的なことをテーマにしたブログとかなら別ですよ?

でも、そうでも無いのに常用とは言い難い横文字を多用する人は正直イヤですねえ・・・。だってそんなのはっきり言って完全に書き手の自己満足の問題なんだもん。

本来は横文字って「そういう言葉を用意した方が対話に便利だから生まれた」のだろうけど、それがどの場面でも常に通用するわけではないよね。特にインターネットなんて読み手が老若男女入り乱れている環境では単に誤解を招く危険要素を増やしているだけだと思う。

一定以上の知識が前提にある大学のゼミとかで発表してるのと違う訳だし・・・。読み手を完全に無視して書くならそれこそはてななら「プライベートモード」で書くか、チラシの裏にでも書いてろって話になってしまうわけで。

え、僕ですか?

僕の場合は・・・そうねえ、高校生から大学生なら殆ど困らず読める文章というのを目指しているかな。

実際の読者層で言えば、高校生位から20代までの人が問題なく読める水準を意識して書いてますね。それでも場合によっては振り落とされてしまう人が出るのかも知れないけど、まあネットでこのブログを見るくらいの能力*3がある人なら全く問題なく読める文章を目指すというか、そんな感じ。

まあメインコンテンツ*4ライトノベルの感想だから、その一番の読者層にあわせるというのは当たり前だけど。

いや、そういう水準の文章しか書けないって事かも知れませんけど!? それは、この際、置いといて。

うん

自分でこんな事書いておいてなんですが、よい文章を書くというのは難しいですね。これからも日々研鑽を重ねていきたいと思うもんです。いや本当にね。

追記

タイトルにある通り、使うのに必然性がある場合や、既に誰にでも通じるようになっている横文字まで使うのってどうなのよ!? と言っている訳ではないのよ? いや、分かってると思うんだけど。ブクマコメントとかちょっと見たら本気で勘違いしてそうな人がいるので・・・。

このエントリを読んで、

横文字は全て消え去ってしまえぇ!

という主張だと「本気で」読み取った人がいるとしたら、それはもうなんというか・・・苦笑するしかないかなあ?

*1:ま、人のこと言えないですけど。

*2:中二病や邪気眼だって知らなければ同じですが、日本語な分まだマシかな・・・と思ってます。日本語は表意文字の一種らしいし。

*3:ついネットリテラシーとか書きたくなりません?

*4:この横文字だって普通の人が日常的に使う言葉じゃないから、場合によっちゃ分かりにくいよね。

dimbladimbla 2008/08/01 21:54 横文字、特に自分が意味を知らない横文字は本当にニガテです。
専門外の言葉、特に文系の用語は基本的に殆どわからないので・・・

いつも疑問に思うのが、誰に読んで欲しいと思っているのかがわからないこと。
特に社会問題とか提起する人は、多くの人に読んでもらってナンボじゃないのかなぁ?
つい先日も某はてなの人気記事を見ていて感じたので、このエントリがすごくタイムリーだと勝手に思っています。

ub7637ub7637 2008/08/01 23:19 たしかに、不必要に横文字が多用されてる文章は読みたくないですねぇ。貴様はルー大柴かぁ!と叫びたくなってきます。専門用語も、内輪向け以外の文章に書くのであれば、分かりやすい言葉に直したり、文章で説明してくれるとありがたいですね。

影武者影武者 2008/08/01 23:36 改めて言われてみれば、演出でわざと専門用語使うことはありますが、普段は横文字使わないように気をつけてますね。あと、2チャンネル用語(っぽい言葉)は避ける、機種依存文字は使わない、など。

自分はパソコン通信出身の人なのですが、インターネットから入った人って顔文字ほとんど使わないんですね。絵文字より馬鹿っぽく見えず、感情を表現できる良い方法だと思うんですが・・・。昔の面影が消えていくのは寂しさも感じます。(T_T)

甘露甘露 2008/08/01 23:43 こうして見ると専門的用語が世の中にあふれかえっているような気がしますね。
確かに自分が意味を知らない横文字は見ていてなんか釈然としないものを感じます。横文字を無理やり使っているような気がしてなりません。一般的な言葉の使い方をしてほしいものだと思いました。
ちなみに上の横文字自分は全然解りませんでした…

hobo_kinghobo_king 2008/08/02 01:31 dimblaさん、コメントありがとう!
>いつも疑問に思うのが、誰に読んで欲しいと思っているのかがわからないこと。
そうなんですよね〜。
自分のためだけにやってるんだったらプライベートモードでやるか、それこそチラシの裏にでも書いてろって話になるわけで・・・。

>特に社会問題とか提起する人は、多くの人に読んでもらってナンボじゃないのかなぁ?
私もそう思いますねえ。誰に読ませたいのこの文章?って思います。

hobo_kinghobo_king 2008/08/02 01:33 ub7637さん、コメントありがとう!
>貴様はルー大柴かぁ!と叫びたくなってきます。
あ、ルー語だったんですね!?

>専門用語も、内輪向け以外の文章に書くのであれば、
Webで公開するって言うことは、その時点で既に内輪向けじゃないということになっちゃうんですけどね。
まあ専門性が高いテーマのサイトならまだいいですけど・・・。

hobo_kinghobo_king 2008/08/02 01:37 影武者さん、コメントありがとう!
>改めて言われてみれば、演出でわざと専門用語使うことはありますが、普段は横文字使わないように気をつけてますね。
私の場合、会話で使わない言葉は避けて通ってますね。

>自分はパソコン通信出身の人なのですが、インターネットから入った人って顔文字ほとんど使わないんですね。
そういえば最近見ないですね・・・:-D とか、σ(^^)とか・・・。

hobo_kinghobo_king 2008/08/02 01:38 甘露さん、コメントありがとう!
>こうして見ると専門的用語が世の中にあふれかえっているような気がしますね。
無駄と思える横文字多いですよね。アドホックなんて・・・日本語で楽に言えるよそれ!

>ちなみに上の横文字自分は全然解りませんでした…
はてなキーワードにリンクしてるみたいなんで、そこから意味をたどれると思います。辿っても楽しくないですけどw

hobo_kinghobo_king 2008/08/02 07:09 んんん? 一部のコメントが反映されないですね? なんでだろ?
メールは来てるんだけど・・・。

K-AOIK-AOI 2008/08/02 13:46 えっと、ごめんなさい。多分僕の分です(汗。コメントをしたのですがちょっと文章を読み取れてない発言だったので自分で消しました。ご心配をおかけして申し訳ないです……。

a-ana-an 2008/08/02 18:21 うーん、ほんの少しだけ反論したい。
そういうのって「読み手を無視している」のではなくて「特定の範囲(知識層)の読み手を設定している」場合ではないでしょうか。「webで公開する内輪」っていうのもアリだと思いますよ。
そういう仮想的な共同体の内部にだけに向けたコンテンツも、やはり否定すべきではないような気がするのです。

確かに無意味に多用しているとウザいのですが、「ポリティカルコレクト」とかは無理に訳語を与えても余計に変な文章になってしまいます。英語で使っていたニュアンスを訳語では引き出せない場合も多いはずですし。

それに、専門的でないコンテンツでも、難しい言葉を覚えたらそれを自分の文章でも使いたくなるのは筆者として当然の心情でしょうし、その言葉を読者が辞書を引きながら読んで覚えてボキャブラリーを増やしていくって作業もないがしろにするべきではないと思います。
衒学的な趣味に憧れることまで否定したくはないです。

いや、空気を読めていないコメントで申し訳ない。

hobo_kinghobo_king 2008/08/02 18:35 K-AOIさん、コメントありがとう!
>ご心配をおかけして申し訳ないです……。
あ、そうだったですか! 何かのトラブルかと思って心配してました。良かったです。

たかあきらたかあきら 2008/08/02 18:47 …う〜ん、言いたいことはよくわかるし、基本的には同意だし、おまけに「専門知識」がある人にとっては専門用語を使うのは簡単(「専門知識」がない人に、わかってもらう為には専門用語を省くかまたはその解説をいちいち入れなければならないはずだが、Web上ではその辺気付かないor省略してしまっている人がいかに多いか)だから、その手抜きが気に食わないというのも納得なのですが。

問題は、追記の部分。
「使うのに必然性がある場合」の“必然性”を、いつ、誰が、どのように、判定するのか。
「既に誰にでも通じるようになっている」か否かを、どのように理解するのか(たとえばその「誰にでも」とはどの程度のサンプルスケールでの99.9%なのか、とか)。

そのあたりではないでしょうか。
実際、hobo_kingさんの本文中でも、「コンテンツ」などは、ネットに疎い人には理解出来ない「横文字」でしょうし。
けど「ネット上にあるブログ」の中だから、「ネットに疎い人」のことを配慮する必要がないので気にせず使える横文字言葉なのでしょう。

それこそ、最近はやりの「空気読め!」ってところでしょうか。
けど「KY」って言っても、言われた時に「けーわい?」と答える人と、沖縄のサンゴ礁を探しに行く人と、「空気は“ある”もので“読む”ものじゃねぇ!」って逆切れする人と、「空気読んでるからその横文字は使うなって言ってんだ!」って激昂する人がいるでしょう。

…逆に、「その程度の言葉(横文字)を知らないで俺のブログを読もうなどは10年早い。勉強してから出直してこい!」と先方は答えるかもしれませんね。それはそれで、ブログ主さんの考えならば、問題はないのでしょうけれど。

hobo_kinghobo_king 2008/08/02 18:48 a-anさん、コメントありがとうございます!
>そういうのって「読み手を無視している」のではなくて「特定の範囲(知識層)の読み手を設定している」場合ではないでしょうか。
それは書き手が自覚的にそうした設定をしている場合ですよね? 私の意見で言えば「専門的な事をテーマにしたブログ」とかになるでしょうか・・・。そういう場合にはアリだと思います。「誰に読ませたいのか?」がきちんと設定されていて、書き手がそれに殉じていいる状況ですよね。

>英語で使っていたニュアンスを訳語では引き出せない場合も多いはずですし。
そういう場合はつまり「必然性のある状況」だと私は思います。かならずしも「そうとも思えない状況」で使われているケースを散見するので・・・。
ただ「ポリティカルコレクト」という言葉を安易に使う前に、その言葉を代用して表現でき、かつ分かりやすい日本語は無いのか? と模索してみるのはアリじゃないかと思うのです。

>衒学的な趣味に憧れることまで否定したくはないです。
これも上に書かれている状況と同じ「必然性のある状況」ではないでしょうか。そういう部分までは否定したくはないと私も思います。

hobo_kinghobo_king 2008/08/02 19:03 たかあきらさん、コメントありがとう!
>「使うのに必然性がある場合」の“必然性”を、いつ、誰が、どのように、判定するのか。
人によって当然異なるでしょうが、私なら・・・そうですね、言葉について言えば、最近はあまり信用できないメディアになりつつありますが、新聞あたりを中心に考えますかね。後はそのサイトの内容やテーマによって流動的になると思います。

>実際、hobo_kingさんの本文中でも、「コンテンツ」などは、ネットに疎い人には理解出来ない「横文字」でしょうし。
このあたりは注に書いたとおりですね。私のこのブログがインターネット経由で見るものでなければ使っていないと思います。
世代によっては「コンテンツ」はちょっと難しい言葉ですが、最近だとマンガの目次の代わりにコンテンツという言葉が使われていたりしますので、まあインターネットを普通に使いこなしている世代ならまずOKかな? 位には思ってます。

>それはそれで、ブログ主さんの考えならば、問題はないのでしょうけれど。
そうなるんでしょうね。それもアリだとは思いますが・・・個人的にあまり好きな姿勢ではないです・・・。
でも・・・流石にそれは書き手の自由の範囲内だと思います。公共性の低い個人ブログなどでは特に、ですね〜。

えっとえっと 2008/08/03 00:20 >横文字を多用する人をコミュニケーション能力が欠如している人という風に感じますね。

この一文は「横文字を使う必然性のある状況ってどのくらいあるだろう?」っていうタイトルで結論がいきなりこれかよ!っていうギャグじゃなかったんですか?

結局、今の時代に横文字は必然だよね!っていうシニカル(笑)なネタだと思ってたんだけど、コメントまともに返してるし・・・

hobo_kinghobo_king 2008/08/03 00:24 えっとさん、コメントありがとう!
>この一文は「横文字を使う必然性のある状況ってどのくらいあるだろう?」っていうタイトルで結論がいきなりこれかよ!っていうギャグじゃなかったんですか?
自由に解釈してもらって構わないですよw それこそそのあたりについては「よい文章を書けてない」という私の問題なので。
やっぱり分かりやすく伝わりやすい文章を書くのは難しいですね〜。

もっちーもっちー 2008/08/03 17:16 意味を解説しないで難解な横文字単語を使う人は、
結局自分に酔ってるだけなんだろうねぇ。
相手が意味を理解できなければ、相手はそれを汲んで考えて
元もとの書き手にとって有益なネタの提供もできなくなる。
ちょっと考えればわかろうもんなのにねぇ。

hobo_kinghobo_king 2008/08/03 21:28 もっちーさん、コメントありがとう!
>意味を解説しないで難解な横文字単語を使う人は、結局自分に酔ってるだけなんだろうねぇ。
必ずしもそうだと思うわけでもないんですが、そういう人も少なからずいるでしょうね。

>相手が意味を理解できなければ、相手はそれを汲んで考えて元もとの書き手にとって有益なネタの提供もできなくなる。
これはその通りだと思いますね。誰に向かって書いているのか分からないサイトとか、たまに見かけますし。

ten-sakuragiten-sakuragi 2008/08/03 21:44 自分が表現したいものを表すのに、その言葉がぴったりだから。その一点だと思います。
例えば、作家である森博嗣先生の、最新の記事で、こんな言葉がありました。

>蚊がいるから殺虫剤を持っていないといけない。15匹くらい邀撃(ようげき)した。
(http://blog.mf-davinci.com/mori_log/archives/2008/07/post_2024.phpより)

邀撃、なんて言葉、常用とは言い難いですし、分かりづらいですし、読みづらいですよね。でも、森博嗣氏にとっては、その行動が迎撃ではないし、攻撃ではなかったのでしょう。そのとった行動を言い表すのにピッタリだったのが、「邀撃」という言葉だったのだと思います。

そう、たぶん、分かりづらいって意味なら、難しい日本語の単語でも一緒なんです。でも、豊かな日本語、いいじゃないですか。本質的には「よくわからない横文字」も「難しい日本語」も一緒なんだと思うんです。自分の伝えたいことを表現するためのツールという点で。
「誰にでも分かる」ことは大事だけど、それだけじゃ伝えられないものもあるんです。それを使うのは、自分が表現したいものを表現する、それが先にあるんですよ。私も同じように、書き手として表現する時に、できるだけ自分のイメージをそのまま表したいから、横文字や、日本語を使うんです。

もしも、戯言シリーズが、hobo_kingさんの仰る、

>専門用語やら横文字を使わず、シンプルで、かつ分かりやすい。それが良い文章じゃないかなって思う。

こういう意味での良い文章だったら、すごくつまらなかったと思うんです。これ、必然性と言い換えてもいいんじゃないかな。
それが西尾維新であろうが、夏目漱石だろうが、ウェブの端っこにいる書き手であろうが、一緒だと思うんです。

こういうものをひっくるめて、

>僕は横文字をあまりにも多用する人を発見した場合、その人は今現在中二病発症中・邪気眼発動中だと思うことにしている。

としてしまうのは、すごくもったいないと思うんです。


余談ですが、私の好きなクリエイターさんに、曲名、タイトル、そういったものにはほとんど英語を使う方がいます。
なんでも、「日本語はメッセージ性が強すぎるから」だそうです。
英語とか横文字、母国語ではない言葉にすることで、意味をぼやかして、イメージで伝える手法、そういうものもあるみたいです。これは、なるほどって思いました。

hobo_kinghobo_king 2008/08/03 23:18 ten-sakuragiさん、コメントありがとう!

うーん、仰りたいことは分かりますが、書き出しにもあるとおり「はてな界隈」という風にしていることからこれはあくまでインターネット上のサイトで見かける言葉の使い方について取り上げたエントリなのですね。
基本として文字表現の「人に伝える」という要素が大きく取り扱われたエントリなのです。そこに芸術作品と呼べる「文芸作品」の言葉の使い方を持ってくるのはちょっと困ります・・・。

なぜなら、芸術表現と伝達表現は、同じ「表現」でも求めているものが全く違うからです。
例えばですが、私はピカソやダリの絵を「分かりにくい」という理由で否定したいとか、そういう事を言いたいわけではないので。

>それが西尾維新であろうが、夏目漱石だろうが、ウェブの端っこにいる書き手であろうが、一緒だと思うんです。

私は前者と後者が同じとは思いません。
・それは芸術(それに連なる創作活動)として本人が目指しているのか?
・人に正確に伝えることを目指しているのか?
という所が異なるのではないでしょうか。私はこの二つは重なる部分はあるにせよ一緒では無いと思います。

文学作品と新聞は同じ「文字」による表現ですが、目指すべき場所が全く違います。
ニュースを伝えたり、問題提起をするための文章で書き手が自分の内面の印象に従って「文学性」を追求したら、それはやはり悪文だと思います。
例えば芸術性を追求した文章は少数の人間には美しいイメージや正確な印象を持って伝わる可能性がありますが、大多数はおいて行かれる可能性があります。それは新聞等で最優先されるべき「正しく伝える」という仕事を果たしていません。

あるいは我々は小説を読む時と新聞を読む時とを比べた場合、同じ結果を期待しないと思います。
前者は想像の世界に没頭する楽しみを、後者は正確な情報や認識を得るための手段として触れるのではないでしょうか。
もちろん「同時に成立する文章」というものはあり得ると思いますが、実際にはなかなか無いのではないでしょうか。

>英語とか横文字、母国語ではない言葉にすることで、意味をぼやかして、イメージで伝える手法、そういうものもあるみたいです。

これは分かります。しかしその使われ方は
「何かを伝えたいのか?」or「何かを作りたいのか?」
によって変わるべきです。
伝えるという事を優先した場合にイメージ重視では正しい情報は伝わりません。逆に何かを作りたいという場合には正確さだけを追求すれば柔軟性の欠けたつまらないものになるでしょう。
だから私は本エントリに「必然性のある状況」という風にタイトルを付けました。ten-sakuragiさんの仰る手法のように、イメージ重視で意味をぼやかし、伝わらないリスクを負ってまで横文字を使う必然性のある状況というのはどれだけあるのだろうと思ったからです。

必然性のある状況もあります。またそれ以外のケースでもある程度なら分かりますが、行きすぎれば自己満足の俺様文章だろうなあ・・・と思ったからこのようなエントリを書いたのですね。

また、念のためですが、私の言いたいのはこれらの芸術表現と伝達表現のどちらがより優れているか? という事でもありません。
伝えるべきところで伝え、芸術を競うべきところで競う・・・それが正しい姿だと思いますが、そういう風に出来ていないどっちつかずと思われる文章を目にする機会がここのところ多かったのでこのようなエントリを書きました。

長くなりましたが以上です。

ten-sakuragiten-sakuragi 2008/08/04 07:26 なるほど、芸術表現と伝達表現の違いに関しては、おお、確かにと思いました。
ただ、小説という例を示したため、そちらの印象が強くなってしまいましたが、どちらかというと、私が言いたかったのは、

『自分の伝えたいことを表現するためのツールという点で。
「誰にでも分かる」ことは大事だけど、それだけじゃ伝えられないものもあるんです。それを使うのは、自分が表現したいものを表現する、それが先にあるんですよ。私も同じように、書き手として表現する時に、できるだけ自分のイメージをそのまま表したいから、横文字や、日本語を使うんです。』

の部分でした。
伝達表現においても、より正確にその状態や問題点などを指摘するのに、精密な言葉を使いたいのには変わりがないのでは、ということです。
特に、最初に例に挙げられていた言葉など、特に思想に関するものなど、まだまだ日本語では正確に、あるいは一概に言えないものが多い、ということもあるかもしれません。(例えば「プラグマティズム」は『実用主義』とするだけでは正確を期してはいませんし、「パラダイムシフト」を『価値観の変容』と言い換えては、意味するところが変わってきてしまいます)

なのですが、うーん、どうなんでしょう。これらをひとつひとつ全ての記事で丁寧に説明していたら、冗長というか面倒というか、そういうものもあるのかもしれません。lastlineさんが長文を好きな理由もこの辺りにあるみたいですし。

hobo_kinghobo_king 2008/08/04 07:38 ten-sakuragiさん、コメントありがとう!
>伝達表現においても、より正確にその状態や問題点などを指摘するのに、精密な言葉を使いたいのには変わりがないのでは、ということです。
ここまで来ると「必然性がある状況」になると私は思います。
下で「パラダイムシフト」「プラグマティズム」を例に取られて説明してくれていますが、そこまで行けば「必然的に使わざるを得ない」という状況と私は思います。
それは明らかに「ただ『パラダイムシフト』って使ってみたかっただけと違うんかい!」という状況じゃありませんしね。
そういうどうしても避けがたい状況にまで「横文字使う意味あるのか?」と言うつもりは流石にないのですね。あるいは最早誰にでも分かると考えられる横文字とかもそうですが。

>lastlineさんが長文を好きな理由もこの辺りにあるみたいですし。
あ、lastlineさんは誰だか分かりませんでした・・・。

ten-sakuragiten-sakuragi 2008/08/06 18:58 >下で「パラダイムシフト」「プラグマティズム」を例に取られて説明してくれていますが、そこまで行けば「必然的に使わざるを得ない」という状況と私は思います。

>そういうどうしても避けがたい状況にまで「横文字使う意味あるのか?」と言うつもりは流石にないのですね。あるいは最早誰にでも分かると考えられる横文字とかもそうですが。

そうですね、この「必然的」「避けがたい状況」が、人によって違ってくるのでは……というあたりが落としどころでしょうか。でも、これらの横文字も、代替不可なことが多いよ! ということを知っていただけだだけで煩いことを申した意味もあったかと。(笑)
でも、「なるたけ誰にでも分かるような文章を書こう」ということは、再認識いたしました。そうしなきゃいけないのは分かっているつもりなんですが、つい……ということはよくあります……。あとは「過去ログ嫁。説明はもう書いてあるから」とかも禁句かなぁ。記事ごとに評価される時代、ってヤツですかね。

lastlineさんは、http://d.hatena.ne.jp/lastline/20080617という記事あたりをイメージして名前を出させていただきました。これも「hobo_kingさんってまなめさんと仲良いから、まなめさんが良く紹介するlastlineさんの記事も読んでるだろ」っていう、こちらの思い込みでした……反省してます……

hobo_kinghobo_king 2008/08/06 22:58 ten-sakuragiさん、再びコメントありがとう!
>そうですね、この「必然的」「避けがたい状況」が、人によって違ってくるのでは……というあたりが落としどころでしょうか。
その辺りは上でたかあきらさんも言及していますね。誰が、どのように判定するのか・・・。私はそれらに対して「新聞をベースに考える」なんて回答していますが。

>でも、「なるたけ誰にでも分かるような文章を書こう」ということは、再認識いたしました。
やっぱり「誰に読ませたいか」という対象をイメージしつつ書く・・・というのは大事かも知れませんね。私も独りよがりにならないよう、なっているなら直せるよう努力しないと・・・。

>あとは「過去ログ嫁。説明はもう書いてあるから」とかも禁句かなぁ。記事ごとに評価される時代、ってヤツですかね。
初めて読む人の事を考えて書くか? 一見さんお断りにするか? その辺りはサイト毎の考え方によりますかね。必ずしも悪いことだとは思いませんが、私は「一見さんいらっしゃい〜」という感じで書いてはいます。

>これも「hobo_kingさんってまなめさんと仲良いから、まなめさんが良く紹介するlastlineさんの記事も読んでるだろ」
ああ、そうだったんですか! 私ももうちょっと周辺サイトをチェックをした方がいいですね!
でもまなめさんと私、実際に会ったことも無いんですよw 私がオフ会とか好きじゃない人なんで・・・w

スパム対策のためのダミーです。もし見えても何も入力しないでください
ゲスト


画像認証