ローズトゥロードを楽しんで

昨日のお話。

「こんにちは。サンタクロースです」
会場内を笑いで溢れさせた、銀一郎先生の挨拶から始まったコンベンション。今日も僕は楽しく遊んできました。

システムはローズトゥロード。舞台はアウロン。
ユルセルーム好きにはたまらなく素敵な舞台で、
これまた、とても素敵なお話をみんなで作り出してきました。
TRPGはほんと楽しいものだと
帰りの電車のなかでしみじみ思いました。

セッションの休憩中などにF=ローズの話などしていたのですが、
今日の僕はなんだか一日、F=ローズの事が頭から離れず、
押入れからボックスを引っ張り出してしまいました。
キャラクターシートを見ていると、忘れていた記憶が蘇ってきます。
好きだったんです。F=ローズ。
その当時、ワープロでセッションレポートのようなものを作って仲間内に配っていたのですが、漢字の変換機能を「ランセヴァーン」=「長剣」、「メルラウム」=「月光刀」なんてしてました。

とても久しぶりに、シナリオを作ってみよう、作ってみたいと思う今日この頃です。

今年の僕のコンベンション参加はこれでたぶん終わりです。
何回か書きましたが、僕は十年以上、TRPGを遊んできたのに、恥ずかしながらほんとコンベンションとは無縁だったのです。
数回、ちらほらと。そんな程度でした。
ずーっと身内だけで遊んできて、
行き詰まりを感じながらも誤魔化して、
ようやくにっちもさっちも行かなくなり、
「知らない人とゲームをしよう」と思い立ったのが、今年の九月。
その時のルーンクエストのセッションから、ずーっと楽しい思いをしています。
情けないほどに遅すぎたとは思いますが、
それでも本当に、表へ出てよかったと思います。
色々な方とも出会えました。
そう、出会いもTRPGの楽しみの一つなのですね。
来年もよろしくお願いします。

あ、何か年末の挨拶みたいになってしまいました。
でも、もう年の瀬ですね。

12月の陽射し

hobpanda2005-12-17


湯島聖堂は好きなところです。
車通りの多い、外堀通りに面しているのに、
車の騒音や、喧騒と無縁で。
ただ鬱蒼と茂っていてる木々は、
聖橋から見ると、こんもりとしていて、
ちょっとした森のようです。

建物は古いものではないのだけど、
もう、樹木が立派で。
石畳を持ち上げちゃうくらいに根がはっていて、
夏は蚊がいたりして、
ここは何だか別世界なのです。

手帳を買いました。
僕はそんなに忙しい人間ではないので、
それほど必要な訳ではないのですが、やっぱり欲しくなるのです。
新しい手帳というのは、なにかワクワクといいますか、
いろいろとこれから書き込まれていくことを想像すると、楽しみなのです。
戌年だから、という訳ではないのですが、絵柄で買いました。

なかなか気に入っているのです。

12月の陽射し

湯島聖堂は好きなところです。
車通りの多い、外堀通りに面しているのに、
車の騒音や、喧騒と無縁で。
ただ鬱蒼と茂っていてる木々は、
聖橋から見ると、こんもりとしていて、
ちょっとした森のようです。

建物は古いものではないのだけど、
もう、樹木が立派で。
石畳を持ち上げちゃうくらいに根がはっていて、
夏は蚊がいたりして、
ここは何だか別世界なのです。

手帳を買いました。
僕はそんなに忙しい人間ではないので、
それほど必要な訳ではないのですが、やっぱり欲しくなるのです。
新しい手帳というのは、なにかワクワクといいますか、
いろいろとこれから書き込まれていくことを想像すると、楽しみなのです。
戌年だから、という訳ではないのですが、絵柄で買いました。

なかなか気に入っているのです。

扶桑武侠傳のGMをして

扶桑武侠傳で地元の仲間と遊びました。
シナリオはR&R誌に掲載されていた『百年の孤独』を使用しました。
とても、楽しく、
僕は帰りの車の中でも、その喜びをかみ締めていました。
あまり皆の感想を聞く時間がなくて、
これから、聞いてみようと思うのですが、
楽しそうにゲームしてくれていたので、
きっと皆も、と思っています。

最後の宿敵との戦闘で、
PCの飛雲会、天蒼派の二人を倒す事が出来て、僕は喜んでしまって。
特に、天蒼派の時に
僕が内力判定で龍の札を使う事が、致命傷になったのですが、
プレイヤーが相殺のルールを忘れていたのですね。
僕もそれをあえて教えず、天蒼派が倒れてから
「相殺のルール忘れていた?」
なんて聞いちゃって。
皆からブーイングうけて、僕は口を尖らせて、
「ルールはちゃんと教えたよ。
それに僕は負けたくなかったんだ!」
などと、GMとしてあるまじき発言をしてしまったり。
縁の深い仲間とのセッションなので言えた事ですね。

それはともかく、楽しいセッションでした。
そんな日の夜は、ほくほく気分です。

ラドリオの記憶

ごぶさたしてます。

ここのところ、楽しい事が色々ありました。
ひさびさに、友人のみやみやと地元でお酒を呑んだり、
R.CONに行って、小林さんのGMで扶桑武侠傳を楽しんだり、
十条ですてきな居酒屋をヲベロンと探し出したり、
でも、いつも夜は呑んだくれていて、
どうにも。

今日は久しぶりに、晩酌程度しか呑んでない夜です。
仕事が終わり、まっすぐ家に帰り、普通に晩ごはんを食べるのという事を何だかひどく懐かしく感じました。

昨日は以前、日記に書いていました、
MDケースを場所をかえて展示するという事で、仕事帰りに手伝いに。
場所は書泉グランテの裏の路地。
靖国通りの一歩裏。
ラドリオやミロンガといった有名な喫茶店がある通りを飾っています。
日曜日には回収するのようなので、
それまでの間、神保町に本を探しにくる用がある方は、
ちょっとのぞいてみていただけると嬉しい限りです。

で、僕は手伝いに行ったつもりなのだけど、
もう作業は終わっていて、
ラドリオで恩師が入れてくれたシャンパンとワインを呑みながら、
お喋りをしていました。
卒業制作の絵本を読ませてもらったり、
グラス越しにランプを覗いてみたり。

学生の頃、
この店でそれなりに時間を過ごした事を思い出しました。
当時の僕は、こういう雰囲気がある場所にいるだけで、
ちょっと大人になった気でいました。

最後にこのラドリオを訪れたのは、
ちょうど、そのとき付き合っていた人と別れる日で。
待ち合わせまでの時間を
このお店のすみっこで、ただ、気を紛らわせる為に、
何かをメモ帳に書きなぐっていました。

そんな事を僕はすっかり忘れていて、
思い出したのは帰りの電車の中。
僕はしっかりしている訳ではないのだけど、
いっちょまえに、
図々しくいろんな事を忘れているのを
悲しく思ってもいいものかどうか、よく判らないのです。

ユルセルームの香り

『テラ ファンタスティカ』というゲームがあります。
セガ・サターンで出ているので、ちょっと前のソフトです。
ローズ トゥ ロードの門倉さんが、シナリオを書いています。
門倉さんは、大好きなデザイナーさんであり作家さんです。
でも、僕がこのソフトを手に入れたのはつい先日の事なのです。

「前、言ってた門倉さんのゲームあったから」
と、友人のkappaが中古で売られていたのを発見し、買って来てくれたのです。
僕は情報収集が苦手というか、
一つ素敵なモノを手に入れてしまうと、それに満足してしまうところがあるのです。
なので、たぶんこのソフトの事を以前にkappaが教えてくれたのだろうけど、
やってみたいなぁと思いつつ、F=ローズに明け暮れて、
ゲーム屋めぐりなどはおっくうで、どこか記憶の片隅へ、しまいこんでしまったようです。
当時の僕は、インターネットも知りませんでしたし。

門倉さんが好きだったり、ローズがお気に入りの人には、
「今ごろ、おそいなぁ」
と呆れられてしまうかもしれませんが、
すごく、いいです、テラ ファンタスティカ。
たまらなく素敵です。
テレビゲームをして、「明日、仕事サボりたいなぁ」なんて思ったのは、
ほんと久しぶりです。

台詞のはしばしから、ユルセルームが溢れてくるのです。
なんとも美しく。
ユルセルームといっても、そのままユルセルームという訳ではないのですが、同じ香りというか。
「門倉さんはユルセルームにいる」
という文章をどこかで目にした事があるのですが、
その事を思い出しました。

戦闘に時間がかかったり、なかなかセーブ出来なかったりと、
ちょっと問題はありそうですが、そんな事は些細なことです。

夕食後のゲームの時間が楽しみな今日この頃です。

謙虚になれど、卑屈にならず

TRPGは
いいセッションが出来た時の、楽しさ、喜び、感動が
とても大きい分、
思ったように出来なかった時は、
そのぶんだけ、やるせなさや、悔しさやらも
大きいと思うのです。

今日の僕は後者。
何だかがっかりなのです。
MMレジェンドのGMをしたのですが、バランス取りを間違え、
とてもダラダラとした戦闘をしてしまい、反省です。

みんなでヘロヘロになって戦闘終了。
それはそれで楽しいのだけど、
あまりにもテンポが悪く。

基本的にマスターをするゲームというのは、
好きなゲームなのです。
だから余計に悲しいのかもしれません。
「システムが悪いんじゃないよ。GMが失敗したんだよ。このゲームはもっと楽しいんだよ」と。

でも、
『謙虚になれど、卑屈にならず』
次こそは。