補聴器は、なぜ高いのですか?

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おはようございます。

昨日は、小学校2年の長男の
陸上の記録会、観戦でした。

奈良市内にある、鴻ノ池陸上競技場



小雨の降る中、非常に寒い1日でした。(苦笑)

残念ながら、結果は思わしくなく、落ち込む長男。

終了後は、残念会を兼ねて、
天王寺スパワールドに行きました。 

3連休初日ということもあり、スパワールドはもちろん、
その帰りに行った串カツ屋さんも、

約30分待ちでした。

元気だった長男も、さすがに最後はぐったりでした。

でも、随分満足しているようで、良い1日でしたね。

本日のテーマは

【 補聴器は、なぜ高いのですか? 】です。

補聴器を語る上で,この話抜きには語れません。

皆さんが思うこの点に関して、詳しく説明したいと思います。

■補聴器が高い理由、
その1: ICチップの開発費が高い。


新製品が出ると数十億から数百億円かかると言われています。

このため、開発費をペイするために、

通常、1番グレードの高いものから新製品を発表します。

ある程度、認知および販売が進んだ段階で、
入門機種やスタンダード機種が登場します。

補聴器の新製品のサイクルは、一昔前は3年から4年という
ペースで進んでいました。

しかしながら、近年、各メーカーともに、
新製品の開発サイクルは早くなり、1年半から2年に1回は
大型新製品が登場するまでになっています。

※参考までに、約3年前に私が参加した、
シンガポールでの新製品開発セミナーでの写真です。



■補聴器が高い理由、
その2:メンテナンス料の前受け。


補聴器の値段は、機械本体だけでなく、
後々の、微調整に対するフィッティング料も含まれてます。

※このあたり、なかなか理解しにくいポイントだと思います。

補聴器と電気製品の違いはここにあります。

同じ製品でも、使用される方の耳の聞こえ、
環境、使用頻度によって、感じる効果が変わります。

昨日も触れましたが、

アフターケアのオーダーメイド化が必要になります。
このため、時間のコストもかかってまいります。

※参考までに、アメリカの販売店などでは、
 補聴器本体を安めに設定し,後々フィッティング料を
 個別に徴収するシステムをとっているお店があります。

■補聴器が高い理由、
その3:集客コストがかかる。


補聴器はメガネに比べると、まだまだマイナーな商品。

お客様に広く知らせるためには、

アナログ的な、折り込みチラシや広告抜きには、
なかなか集客することは、できません。

※通常の日用品と比べると、
年齢層が限られる製品のため、チラシ枚数も余分に
かかります。

加えて、補聴器は、高価なこともあり、試聴をされた方が即購入、
とは中々ならないからです。

裏を返すと、もう少し補聴器が認知され、集客コストに費用を
かける必要がなくなれば、もっともっと金額が下がってくるのでは
ないでしょうか?

■補聴器が高い理由、
その4:補聴器を扱える販売店が少ない。


これまで、何度か触れましたように、補聴器メーカーが前に出て、
売店のお手伝いをすることが多いのが、この業界の特徴。

(※特に、メガネ店に多い傾向。)

相談会に人手がとられることも多く、
ここでも、余分な流通コスト、時間コストがかかっています。

今後は、情報に強いお客様も増えてこられる流れですので、
このような傾向も変わってくるかもしれません。

開発費用、
アフターメンテナンス、
集客コスト、
流通コスト、


4つの観点から述べてまいりました。

本日の

【補聴器は、なぜ高いのですか?】
                    は以上です。

追伸
昨日は子供とかなり遊んでしまったので、今日は仕事です。

ホームページを月曜日からオープンできるよう、
2日間、これからっじっくり取り組んでもまいります。

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