HOGHUGの日記  

November 28, 2014

今日のお題・・・・・・・・・・『スノーピアサー』(2013年 米&仏&韓)

監督脚本ポン・ジュノ 出演:クリス・エヴァンス ソン・ガンホ ティルダ・スウィントン ジェイミー・ベル オクタヴィア・スペンサー コ・アソン他)

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2014年の地球人類地球環境を蝕む温暖化を食い止めるべく、人工冷却物質CW−7を大気中に飛散させた。しかしそれは地球上に住む全ての動植物死滅させ、陸地を含む地球表面は雪と氷に覆われてしまう。そしてそれから17年後の2031年。僅かに生き残った人類永久機関によって動き続ける列車、“スノーピアサー”の中で暮らし、先頭に乗る富裕層列車全体を支配していたのだ。一方、後部車両に乗る貧困層奴隷同然の扱いを受け、貧困層に生まれた男、カーティスクリス・エヴァンス)は、弟分のエドガージェイミー・ベル)らと自分達を苦しめる理不尽支配階級に立ち向かう為、同じ貧困層の仲間と共に反乱を企てるのだが・・・


本作はフランス漫画家、ジャン・マルク・ロシェットによるグラフィックノベル原作とし、『殺人の追憶』(2003年)、『グエムル-漢江の怪物-』(2006年)、『母なる証明』(2009年)で知られる韓国の鬼才、ポン・ジュノ監督が演出を務め、またシドニー・ルメット監督の遺作、『その土曜日、7時58分』(2007年年)のケリーマスターソンと共に脚本にも名を連ね、映画化されている。辛くも生き残った地球人類を乗せ、地上を1年掛けて走り続ける弾丸列車、“スノーピアサー”に生きる貧困層の男、カーティスにはクリス・エヴァンスが扮し、他にもソン・ガンホティルダ・スウィントンジェイミー・ベルオクタヴィア・スペンサー、コ・アソン等が出演されたSFスリラー。  


で、銃器ネタ・・・韓国の鬼才と呼ばれるポン・ジュノ監督、自分はこの方の作品で銃器を扱い、記憶しているのは『グエムル-漢江の怪物-』くらいのモノなんだが、なので中々新鮮でしたな。んで、17年間、凍った大陸を駆け巡る“走る箱舟”と呼ばれた“スノーピアサー”、当然貧困層から富裕層を守る警備兵が乗っており、その連中の大半が使用するのがM4カービン系と云うか、この辺り、もう少し未来的なフォルムを持った奴を並べた方が良かったかもだ。画像を起こせなかったモノではチャック・ウイルソンみたいな俳優が持っていた1911らしきピストルか。またこの俳優さん、本当にきうちかずひろ監督作の『カルロス』(1990年)に出演されたチャック・ウイルソンっぽく(笑)、劇中の不死身ぶりは見物。彼がいなかったらドンパチもアクションも締まらなかったかもね。

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画像スノーピアサーに同乗する警備兵はセンチュリオン・アームズっぽいレールが付いたM4カービンを使用。

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画像:また“走る箱舟”を守る別の隊員は極端に切り詰めたオリンピック・アームズ社製K23B風プロップを使用。

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画像:中盤、主人公カーティス役のクリス・エヴァンスが使うのはVz61スコーピオン短機関銃(ユーゴ製?)。

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画像:こうした映画にはピッタリかもねぇ、スコーピオンって。出来るならWz63短機関銃玩具銃で欲しいわな。

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画像きうちかずひろの『カルロス』に出演したチャック・ウイルソンのように鬼白人オーラを発っしていた俳優さん。

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画像アクション映画にはこの手の俳優さんが出演してくれないとつまらないなぁ。悪漢が強くないと魅力も半減。

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画像:主だったM4は上のフル・サイズとこちらの短小サイズの2種なんだが、中盤以降、夫々に発砲があります。

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画像:短いのは発砲を始めるとブワっとしたマズル・フラッシュで辺りを照らし、迫力満点。 下画像:そう云えば本作にはティルダ・スウィントン含め、ヒロンインらしいヒロインはいなかったような。敢えて云えばコ・アソンくらいのもんか。そんな彼女も使用したSIG社製P225。

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いやぁ、俺は原作は全然知らないんだけれど、ちょっと観ているの辛いかなぁ・・・それは面白い、面白くないと云う事ではなく、あまりに突っ込みが多過ぎて疲れてしまうんだよ。まぁ、この手の映画に一々突っ込むのも大人気ないと思うんだが、そうは云ってもどうしても気になってしまう事柄が其処此処にあり、精神衛生上、宜しくない。そんな何処まで走っても機械の体を貰える訳でもなく(笑)氷の世界を移動し続ければならない人類、もう物語の上がり処が全く判らない。でもポン・ジュノ監督だから、この話でも観られたのだと思えない事もなく、他の監督だったらB〜Z級のSFディザスターに過ぎなかったかもねぇ。とは云え、自分は韓国時代の方がポン・ジュノは絶対に面白かったとも思えるんだが(まだハリウッド進出1作目だけどね)、ハリウッドでもハマればデカく化ける可能性が誰よりも大きいのもこの方だと思うし、違う方の奇才と呼ばれるパク・チャヌク監督の『イノセント・ガーデン』(2013年)の成功を考えれば時間の問題かと。にしてももう少しスケールダウンして世界を単純化(笑)、判り易い人間関係を構築すれば本作に限っては普通に面白くなると思うんだけど(ハハハハハ)、やはり韓国の奇才たるや独特の人間関係世界観に支えられ、俗っぽいSFディザスターとは一線を画していたのは兎に角、素晴らしい。そんなこんなで本日も終了です。

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