HOGHUGの日記  

May 20, 2017

今日のお題・・・・・・・・・・『アウトバーン』(2016年 米&独)

(監督:エラン・クリーヴィー 出演:ニコラス・ホルト フェリシティ・ジョーンズ マーワン・ケンザリ ベン・キングズレー アンソニー・ホプキンス他)

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現在のドイツアメリカで車泥棒として名を馳せて来たケイシー・ステイン(ニコラス・ホルト)だが、今では相棒のマティアス(マーワン・ケンザリ)と共にアラブ系ギャングのボス、ゲランベン・キングズレー)の下で下働きとして使われていた。ある夜、ゲランの金を取り立てる為、歓楽街を彷徨うケイシーとマティアスの前にアメリカから来た女性、ジュリエット・マーン(フェリシティ・ジョーンズ)が現れ、そんな彼女にケイシーは一目惚れしてしまう。やがてケイシーとジュリエットは恋人として付き合う事になるのだが、最愛の彼女は難病である腎臓病だと知り、遂には臓器の移植がなければ死を迎える事を知る。ケイシーは彼女の命を長らえる為、ギャングゲランが企てた姦計に乗るのだが・・・


本作は『リーサル・ウェポン』(1987年)、『ダイ・ハード』(1988年)、『マトリックス』(1999年)の各シリーズで知られるハリウッドを代表する名プロデューサージョエル・シルヴァーが製作に名を連ね、演出はジェームズ・マカヴォイマーク・ストロング共演の『ビトレイヤー』(2013年)のエラン・クリーヴィー監督が担当し、原案のF・スコット・フレイジャーと共にエラン・クリーヴィーの脚本で映画化されている。アメリカからドイツへ流れて来た車泥棒の青年、ケイシー・ステインにニコラス・ホルト、そんなケイシーと異国で出会い、恋に落ちたジュリエット・マーンにはフェリシティ・ジョーンズが扮し、他にもマーワン・ケンザリ、ベン・キングズレーアンソニー・ホプキンスらが出演された犯罪カー・アクション


銃器ネタ・・・本作の製作は最近ご無沙汰だったジョエル・シルヴァーだ。なので本作に登場する悪漢も『リーサル・ウェポン』や『ダイ・ハード』を髣髴させる外人傭兵タイプだったりするのは御愛嬌だが(笑)、この外連だけは懐くも中々捨て難い。珍銃的にはその中の一人が持っていた米国の SFA(スプリングフィールド・アーモリー)ではオメガと云う名前で発売されていた独ペーターシュタール社製マスター・グレードが目を引く。このマスター・グレード、1911のロング・スライド版として知られ、1990年代にはSFAのオメガ名義でアクションシューティング需要目当てには輸入発売されていたとも聞く。でも宣材には通常の1911をカスタムしたロングスライドの姿も見られ、動くのは専らマスター・グレードの方でした。

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上画像:ウマレックスの空砲銃、コルト1911AI“ゴールドラッシュリミテッド・エディションを使用するのはベン・キングスレー。この限定版、スライド上先端には4本のスリットがあり、最近ではノーマルバージョン含め、幾つかの作品で観られるようになって来た。

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上画像:ドイツを牛耳る暗黒街のボスが使用したスペインスター社製のポリマーフレーム採用モデル、ウルトラスター

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上画像:当初、外装式エキストラクターからSIGの1911カスタムだと考えたんだが、スライド等のラインを含め、微妙に違う。

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上画像:こちら側のスライドにもエキストラクターのようなシルバーモールドが見え、独自のリア・サイトがまた目を引く。

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上画像:発砲する独ペーターシュタール社製のマスター・グレード。フレームトリガー・ガードがスクエア・タイプ。

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上画像:別の悪漢が使用する南アフリカ製ヴェクターSP1をベースにしたカスタムピストル(コンペンセイター付き)。

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上画像:冒頭登場するトラック乗りが使用していたのが伊ベレッタ社製のマシンピストル、M93Rのセカンドモデル

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上画像:そしてまた別の悪漢が使用するのは独H&K社製G36KVアサルトカービン(横の守衛はグロックピストルだ)。

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上画像:サイレンサードットサイトが奢られていたスイス製短機関銃、ブリュッガー&トーメMP9(発砲あり)。

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上画像:残念な事にセミ・オートではなく、ポンプアクションで作動していた伊フランキ社製SPAS12ショットガン

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上画像:立て籠もる悪漢に向けて発砲された独ワルサー社製のP99(この銃は悪漢チームの一人が使用している)。

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上画像:独警察のSWAT部隊が使用するH&K社製の短機関銃、UMP。UMPの他にもMP5シリーズが多数登場しておりました。 下画像:同SWAT部隊の一人が使用していたH&K社製G36にはサイド・オープンローディング式グレネードランチャーが装備されている。

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それで映画はドンパチよりもエキゾチックな高級スポーツカーが多数登場していて、俺的には売出し中のフェリシティ・ジョーンズより、遥かに眼福でしたな。にしてもドンパチにカーアクション、そして大爆破で名を馳せて来たジョエル・シルヴァーにしては小商いと云うか、まぁ、上手くCGを使って卒ないと云えば卒ないのだけれど、意外なスケール感の無さに時代の違いを感じてしまう。とは云え、古臭い物語でも舞台と主演が違えば何気に新鮮だったのは云うまでもなく、今一つニコラス・ホルトが天才自動車泥棒、とは信じられない描写ではあったんだが、下品な怪演をするベン・キングズレーも面白可笑しいわ、相変わらずの睨みを効かすアンソニー・ホプキンスもドンパチにまで参加してくれていたりして、いわゆるキャスティングによるサービスは満点。うーん、俺的には若々しくてフレッシュニコラス・ホルトを主演にしたジョエル・シルヴァー“らしい”切り口の警ドロ映画を製作して欲しいのは云うまでもなく、本作に関せば面白いには面白かったのだけれど、昔ならここはこうしただろうなぁ・・・なんて妄想させられる部分も多かったような。話変わって車ネタとしては薄いブルーメタリックアストンマーティン・ラピードS(アストンヴァンキッシュもチラリと見られます)や真っ金々のジャガーのFタイプ・クーペ、またメルセデス・ベンツSLSのAMGロードスターの姿も見られ、ウットリ。そんなこんなと本日も終了です。

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