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続・メタボの診断基準どたばた記


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2007年9月27日の記事「メタボのウエスト値 国際組織が新指標 日本側は反発 - 保健師のまとめブログ2」の続報というか・・・相変わらずのどたばた劇?が続いているようです。


「メタボ腹」基準に異論 読売新聞(2007.10.14)

おなかに脂肪がたまるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群、通称メタボ)の診断基準を巡り、専門家から異論が相次いでいる。


基準の一つであるウエストサイズ(腹囲)が、女性で90センチ以上なのに対し、男性は85センチ以上と、諸外国に比べても厳しいなどが理由だ。この症候群の人を見つける「特定健診・保健指導」が来年度に始まるが、「これでは健康な人まで『異常』と判定される」との指摘もあり、日本肥満学会などは今後、診断基準に関する委員会を開き、基準の見直しの必要性を検討するとしている。


○国際糖尿病連合副会長(中部労災病院堀田院長)の説明

「男性の方が女性より厳しいのはおかしい。腹囲が85センチぐらいの男性は平均的で最も多く、健康な人でも基準に引っかかる恐れが強い」

○日本の基準をまとめた住友病院の松沢院長の説明

「腹囲の基準を超えたら病気、基準以下なら健康ということではない。女性の基準値が緩いのは皮下脂肪が多いため。女性の方が心筋梗塞などは少なく、現時点では大きな問題はない」としながらも、異論があることを考慮し、「今後、診断基準の見直しの必要性を検討する」と話している。

ちなみに前回(2007.9月の記事では)

前回の住友病院の松沢院長の談(メタボのウエスト値 国際組織が新指標 日本側は反発 - 保健師のまとめブログ2)

「日本の予防医学のために作った基準なのに、海外から介入されるいわれはない。ただ議論があるのも事実で、必要ならば再検討も考えたい」と話す。

あれ?あまり変わってないような・・・