◇業界の自民離れ鮮明=中立に次々シフト−参院補選 時事ドットコム(2009.10.17)
鳩山政権発足後初の国政選挙となる参院神奈川、静岡の両補選(25日投開票)で、業界団体の自民党離れが改めて浮き彫りになった。2007年の参院選比例代表で同党から候補を擁立した主要9団体のうち、民主党支持に乗り換えた団体はないものの、自主投票や民主、自民両党候補を推薦するなど、中立にシフトした団体が多い。業界を通じて支持を固める選挙戦術も、政権と同様、自民から民主に移りつつあるようだ。
両県で自民党候補のみを推薦したのは遺族会と看護連盟の2団体。静岡県看護連盟の関係者は、来年の参院選で日本看護連盟の組織内候補を自民党から擁立する事情を説明し「難しい選択だったが、乗り換えるわけにいかない」と苦渋の決断であることを明かした。
記事によると医療系政治団体の支持一覧はこんな感じです。
神奈川 | 静岡 | |
---|---|---|
看護連盟 | 自民 | 自民 |
医師連盟 | 自民 | 推薦なし |
薬剤師連盟 | 推薦なし | 推薦なし |
歯科医師連盟 | 民主・自民 | 民主・自民 |
看護連盟の幹事長のブログ*1を見てみると
2009-10-13 谷垣総裁
(略)
夕方、自民党の谷垣総裁と石原組織本部長がそろって看護協会・看護連盟にいらっしゃいました。
谷垣総裁より、自民党の再起を必ず図り、まずは民主党とがっぷりよつに組み、そして寄り切るので力を貸してほしいといわれました。
2009-09-28 総裁選
(略)
今回の総裁の決定は、喜びというより、党再生に向けた気概が必要だと思います。確かに谷垣新総裁の挨拶は力強かったです。この意気をさらに強め、民主党に対抗できる党に再生させてほしいです。
とことん自民党に着いていくようです。
というわけで、こうなりました。
◇民主寄りの医師を起用 自民支持の看護協会外す 徳島新聞(2009.10.27)
政治団体が自民党を支持する日本看護協会副会長の坂本すが委員も、静岡県立大の紙屋克子教授に替える考え。
長妻厚労相はやはり諮問機関である中央社会保険医療協議会(中医協)の委員に、民主党を支持した茨城県医師会の理事を起用することを26日に発表したばかり。
まあ、そうなりますよね。
ちなみに、管理人は看護連盟に加入してないです。はい。