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法華狼の日記

2008-09-30

[][][]マスコミがつぶれて、ニュースサイトが残る未来は困る

どちらもアクセス数の多い、著名なニュースサイトだ。

楽画喜堂*1

■ 中国の有人宇宙飛行はねつ造か?→国営新華社が発射前に打ち上げ成功を誇らしげに伝える、宇宙遊泳の映像に泡が見つかる - アルカン速報

[情報元TECHSIDE.netさん]


しっかりプクッと泡が下から上へ・・・。

旗の動きも怪しいし・・・これは・・・。(;´Д`)

捏造説に対する松浦晋也氏の厳しい叱責*2を見て、「ネタにマジレス」などと反応する人は、ニュースサイトの現状を知っているのだろうか。

Hjk/変人窟*3

痛いニュース(ノ∀`) : 中山国交相「日本の教育のガンは日教組だと思っている。ぶっ壊すために火の玉になる」 - ライブドアブログ

痛いニュース(ノ∀`) : 中山国交相、辞任の意向固める - ライブドアブログ

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 最後まで正論の人であった。


日教組組織率と全国学力テスト結果との関連を調べてみた: 独書録

「最後まで正論」ということはつまり、撤回した「三里塚闘争」*4単一民族」といった発言まで「正論」といいたいのだろうか。


ほとんどのニュースサイトは専門知識を必要とされていない。現状では、ネットで流行している情報を集積することはできても、報道機関にとってかわることなど不可能だろう。通信社から記事を買うことが多い産経新聞や弱小地方新聞ならばともかく*5

また、個人サイトという視点で考えると、詳しくないことまでコメントせざるをえないニュースサイトという形式自体に問題があるともいえるだろう。興味がない、詳しくないことには言及しなければいいだけなのだが。せめてコメントを書かなかったり、態度を保留するくらいできないものか。

*1:2008年9月29日の記事。

*2http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/2008/09/post-af53.html

*3:2008年9月29日の記事。

*4:余談だが、三里塚闘争を題材とする尾瀬あきら『ぼくの村の話』を、鶴岡法斎氏と唐沢俊一氏が『反日マンガの世界』73〜74頁で批判していた。「村人たちが何の疑問もなく戦った」という作中描写を「嘘」と評する唐沢氏に、鶴岡氏は同意して「嘘です、嘘です。地元住民から言わせてもらえば。すごい儲けたやつとかいますからね。」と語る。唐沢氏は「先祖代々の土地を守るのはそりゃ大事だろうけど、他の人間の利便とかは一切考えないのかと。」とも発言していた。

*5:あくまで冗談。

わんこわんこ 2008/09/30 20:53 ニュースサイトとはいえ、そのニュース元はマスコミだと思うのですが、そのあたりの矛盾というのは気にしていないのか、分かってて無視しているのやら。

マスコミはいらない!…という言説を見るたびに、そんなことを思ったりします。

asahichunichiasahichunichi 2008/09/30 23:53 このような人たちは大マスコミは信用しないくせに週刊誌や産経や世界日報は信用するのでねえ、これで日本のマスコミが信用できないといわれても大マスコミは困ってしまうと思うんですが(笑)

hokke-ookamihokke-ookami 2008/10/02 08:04 わんこさんへ
>ニュースサイトとはいえ、そのニュース元はマスコミだと思うのですが、そのあたりの矛盾というのは気にしていないのか、分かってて無視しているのやら。

「変人窟」が引いている「痛いニュース」は2ちゃんねるから引いた内容で、その2ちゃんねるも新聞社サイト等から引いているわけですからね。少なくとも4次資料くらいの情報劣化をしているわけです。
ちゃんと検証しているならともかく、書き捨てコメントするくらいならURLを提示するだけの方がずっと良いと思います。

asahichunichiさんへ
>このような人たちは大マスコミは信用しないくせに週刊誌や産経や世界日報は信用するのでねえ、

それを紹介するなら、まだしもマシだと思うこともあります。個人ニュースサイトの場合は、他の個人サイトやブログを紹介することが多いですから。

rmprmp 2008/10/04 22:01 ネットではテレビのように強制的にひとつの情報を見せらることがない代わりに、自分に都合のいい信じたい情報だけを見るようになるんですよね。

intint 2008/10/05 00:15 >4次資料くらいの情報劣化をしているわけです。
2ちゃんねるは新聞社サイトからそのまま丸ごと引いてきて
ニュースサイトはそれをさらに丸ごと引いてきているわけだからそこまで情報劣化はしていないはずですが…?

hokke-ookamihokke-ookami 2008/10/05 07:06 rmpさんへ
つまりは一長一短なので、マスコミが残ってニュースサイトがつぶれる未来も困ると考えています。
メディアの特性に注意しながら、つきあっていくしかありません。

intさんへ
>2ちゃんねるは新聞社サイトからそのまま丸ごと引いてきて

引用されなかった文章、とりこぼされる関連情報、つけくわえられる見解といった形で情報は加工されていきます。そうした加工や編集をされたものも一般に二次資料と呼ばれます。
引用部分が正確なだけで資料として信頼できるようになるわけではありませんし、逆に一般にいう二次資料もニュースサイトほど情報が劣化しているとは限りません。

あじあじ 2008/10/05 14:25 そうでしょうか?
マスコミの1対Nの情報伝達手段について不満を持っているのではなく、
その運用(恣意的な情報取捨選択、自社の不正には甘い等)に対する不満があるという
意見のほうが多いために誇張して無くなってしまえと言っているだけだと思うのですが?
ネットについてはN対Nの情報通信手段であってそもそも、部分的にしか競合してはいないと思います。

 2008/10/05 20:47 >asahichunichi
在日犯罪者の実名を伏せるメディアを信じろと言うほうが無理がある。

hokke-ookamihokke-ookami 2008/10/07 07:22 あじさんへ
>(恣意的な情報取捨選択、自社の不正には甘い等)

それはネットでも全く変わらない(私も人間である以上、意識していなくてもバイアスが絶対にかかっています)ということに、ネットを持ち上げる人の多くが気づいていないことが問題だと思っています。

>ネットについてはN対Nの情報通信手段であってそもそも、部分的にしか競合してはいないと思います。

ところが、いるのですよ。もうメディアからネットへの移行が始まっていると主張する人が(苦笑)。

2008/10/05 20:47に書き込みをされた方へ。
少なくとも、単純な表記ミスの指摘などではない、議論が起こるような発言ではコメント欄だけでも個別認識可能なハンドルネームをお書きください。
その上で返答しますと、そもそも通名報道される外国人は日常的に通名を用いています。個人を識別できるという点において、継続使用しているハンドルネームどころかMIXIよりよほど確実です。
捨てハンドルすら使わない人間がどうこういう姿は、滑稽とすら感じます。

あじあじ 2008/10/09 01:07 >それはネットでも全く変わらない〜
の部分についてはもちろんその通りです。同意です。
さらに言うならばバイアスのかかっていない情報はありえないものです。
そして、昔のテレビ新聞のみが情報取得のメイン手段の頃よりは
確実にバイアスがあるということに気がついてる人は増えてると思います。
(自分の周りの人間を観察した程度のサンプルですがね・・)
(ネットの情報しか信じない人ってのが回りに居ないのでブログ主さんと意識が合わないのはそのあたりかもしれませんね・・)

>ところが、いるのですよ。
の部分についてですが、まあ、そんな人がいても良いんじゃないでしょうか。
いろんな意見があるほうが正しい姿だと思いますよ。
もしどんな意見があろうとも、「仮に」ですが、ネットが完全なテレビの
上位互換の情報伝達手段なら勝手にテレビがなくなるだけで、みんな特に問題なく
幸せでしょう
白黒テレビがカラーテレビになったみたいなイメージですね
まあ、部分的にって書いた通り、たとえばある商品ならネットのほうが広告効果が
高いとかと言うのも物によっては在るでしょうし、移行はそれなりには
するんじゃないでしょうか〜

hokke-ookamihokke-ookami 2008/10/10 07:16 >確実にバイアスがあるということに気がついてる人は増えてると思います。

ドキュメンタリー等の「ヤラセ」に前々から興味があった私としては、むしろ喜ぶべきことです……昔は左派こそメディアを疑う発言をくりかえしたもので、いつから(一部の見かけでは)逆転したのやらと思うことが度々あります。

>(ネットの情報しか信じない人ってのが回りに居ないのでブログ主さんと意識が合わないのはそのあたりかもしれませんね・・)

はい、マスメディアより個人ニュースサイトを信じる人は、もちろん実数は少ないでしょう。そういう発言を聞くと安心できます。
もちろん、私の周囲にも見当たりません。田舎なので、そもそもネットをしている人は少数です(苦笑)。ただ、ネットをいろいろ見て回っている最中に、ニュースサイト発のデマを垂れ流していたり、情報源をたどっていったサイトがひどい内容だったりということが多くて、たとえ一部の声だけ大きい人でも、釘を刺しておきたくなる気分があるのです。
ごく個人的な話ですが、以前はアニメ感想日記で政治的な話を書くべきではないと思っていました。しかし応援していたアニメ演出家のサイトが炎上でつぶされたことがありまして、焼け石にかける水を少しでも増やそうとして日記を書き始めたという経緯があります。

>まあ、そんな人がいても良いんじゃないでしょうか。

過去の出来事を評価していた際に、いきなり20〜30年未来の話として持ち出され、面食らいまして。
もちろん、持ち出されるだけの文脈がしっかりあれば好意的な反応もできたのですが。

TeruTeru 2008/10/17 01:57 タイトルは例によって扇情的ですが、自覚的に既成メディアを脱した者たちによる、ではどうするか、何が出来るのかが提示されています。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20081009/316554/?ST=ittrend&P=1

特に次の一節は、小規模集団ながら、実績で信用に達した者たちの台詞として印象深いです。

「リークを大々的に書き立てるから,一部の読者から反感を買ってしまう。もっと淡々と書けばいい」
「ジャーナリストの役割はモノローグではありません。ブログはそれでもいいのかもしれませんが,我々の最終的なミッションは,“裏を取る”こと」

hokke-ookamihokke-ookami 2008/10/17 07:56 うーん……いえ、そこそこ興味深いことを現場の人間として語っているとは思うのですが、果たして実績があるのかどうか(苦笑)。
特に佐々木氏は、ネットの文章しか読んでいないので、言行不一致ではないかと思う節も。たとえば「リークを大々的に書き立てるから,一部の読者から反感を買ってしまう。もっと淡々と書けばいい」という発言なんて、WaiWaiコラム騒動の佐々木氏は本当に淡々と書いていたか?などと思ってしまうのです。
「ジャーナリストの役割はモノローグではありません」という発言も、いわゆる「自称中立」や相対化に繋がりかねないと思います。
ネットの一部が理想とするマスコミの姿に迎合しているだけの発言ではないか、という疑念もぬぐえません。面白い記事ですが、手放しで賛同するのもためらわれるといった感想です。

TeruTeru 2008/10/17 20:00 まず、問題を整理する前提としまして、引用前者の「淡々と書けばいい」は佐々木氏の発言、後者の「ジャーナリストの役割はモノローグではありません」は阿部氏の発言である事を再確認させていただきます。

その上で、hokke-ookami様が苦笑した”実績”であろう、佐々木氏のcnet「毎日新聞社内で何が起きているのか」記事を遅ればせながら上下とも読んでみました。
その上で、佐々木氏に対する私の評価を再考し、「信用に達した」は取り下げ「反面教師となった者」と言わざるを得ないです。

佐々木氏は、先に私が引用した日経の記事にて「入念な取材と多用な視点から」「そのバランスを取って記事を書く」べきと主張されています。確かに、cnet記事においては、新聞社側への取材源は複数にわたる事が読み取れます。
しかし、一方当事者である「ネット」と佐々木氏が呼ぶ新聞社批判側については、cnet記事の(下)で、「ネットというのは、場である。」と中心人物不在であるかのように定義した上で、「ネットで言論活動をしている」者たちには「多くは(おそらくは)まっとうな生活人」という一般論を提示したに過ぎず、すさまじい状況を引き起こしたと評していながら、一方当事者側への直接取材を行って(試みても)いないと読み取れます。

佐々木氏の、この件に関する「ネット」取材不足を端的にうかがわせるのが、cnet(上)で電凸を(電話作戦)と、広告主への非難が、あたかも組織的な活動であるかのように書いている点です。
この、佐々木氏が組織から人を見ようとする見方は、毎日新聞社社長を学生運動「メンバーだったと言われ」と、(上)で書いて硬直性の論拠付けにした点にも現れています。しかしながら、こちらの方は、取材対象を佐々木氏自身が特定可能な程度に絞って言及したために、具体的批判を受けたと見られ、(下)にて毎日新聞社長は「組織のメンバーではなかった」と訂正するに至っています。

さて、佐々木氏はcnet記事で「ネットの言論空間で最も重要視されるのは、可視性と論理性」であり、これが一般論として認められるとして、広告取り下げに至った新聞社非難についても以下同文と(大半・多数派・多くの人等という、結果責任無問責の常套句でもある不特定呼称を駆使して)相似形で扱っている点につき、cnet記事で「公平性の担保」が出来ているかと問われれば、「ネット」側につき事後検証可能性が極めて薄く書かれていると言わざるを得ません。

これでは、佐々木氏自身の新聞社組織に対する一人称としての義憤を、新聞社非難というネット上において先鋭化した主張と、結論が重なっていたのに乗じて専ら新聞社側へぶつけてみた形を脱しておらず、「記者」としての立場に背いた反面教師と判断せざるを得ません。

hokke-ookamihokke-ookami 2008/10/17 23:26 本当のことをいうと、佐々木氏らが商業で発表した文章をきちんと読んでいないので、どう評価すればいいのか決めかねているのです。だから、あくまでネットで見た範囲では、というところです。
ちょうど『ブログ論壇』なる本でネット界隈の騒動が言及されているらしいので、(半分恐いもの見たさで)目を通してみようと思っているのですが、機会がありません……

>佐々木氏の、この件に関する「ネット」取材不足を端的にうかがわせるのが、cnet(上)で電凸を(電話作戦)と、広告主への非難が、あたかも組織的な活動であるかのように書いている点です。

この辺も、難しい話で……ゆるやかな連帯という意味では組織に近いものではあるだろうし、積極的に扇動している人がいる可能性も高い。一方で、上意下達的な、良くも悪くも責任の所在が明確な組織とはまた違った運動であることも確かでしょうし……

で、こういう例から考えると、「ジャーナリストの役割はモノローグではありません」という考えは、実行が困難なのではないかと思うのです。
読者にわかりやすいよう要約しただけで、意識しなくても一つの視点から物事を切り取らざるをえず、「モノローグ」かのような表現が入りこんでしまう。
だから、ジャーナリスト側が気をつけるにこしたことはないものの、むしろバイアスがかかっていることを送り手も受け手も積極的に認識し、読み解こうと努力することこそがメディアリテラシーなのではないか、と思うわけです。
単にメディアからネットへ移すだけでは、また別のバイアスがかかるだけでしょう。

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