法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『デジモンクロスウォーズ』第7話 カザンデジモン、大爆発!

田豊演出で、作画監督はベテランの直井正博。心もち線を減らし、要所に集中させる絵柄が好み。メカ作画もグラデーション効果をかけていて、質感が出ていた。


物語としては初めて敵側に良心的なキャラクターを出し、今回に仲間となったデジモンとの古い繋がりを臭わせたりと、群像劇らしくなってきた。仮にも戦争という題材を描くならば必要になってくる展開。逆に、捕虜を強制労働させる旧態依然とした描写もあるが、デジモンワールドの出来事であるため古臭く感じない。
今回は主人公の「ほっとけない」性格に素直な感情移入ができたし、ドルルモンが仲間になる流れも自然で、わりとよく出来ていた。
あと、火山世界を表現するために温泉が登場し、少年やデジモンはもちろん少女も入浴した場面が出てきたことには驚いた。ただしギャグ調に処理しているし、全身が見えるカットはもちろん存在しないが。