Hatena::ブログ(Diary)

法華狼の日記

2010-11-05

[][]続編映画ベストテン〜アニメ限定〜

続編映画ベストテン - 男の魂に火をつけろ!

実写映画なら『スターウォーズ 帝国の逆襲』や『ガメラ2 レギオン襲来』といった作品をすぐ思いつくのだが、しぼりこめないのでアニメ映画から選んでみた。


1.『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』(細田守監督)一時間に満たない作品ながら、展開は濃密で娯楽作品としての思い切りが良い。屋内で電脳ロードムービーという趣向の勝利。前作からの連続性も強く、テンポの良さはキャラクター紹介が不要な続編映画ならでは。

2.『機動警察パトレイバー 2 the Movie』(押井守監督)以前のオールタイムベストテン企画では3作目をあげたが*1、続編というよりは独立した外伝という色が濃かった。あえて人気作品の続編で作品の根幹を否定した意義を評価したい。レイアウトで画面を制御する演出が完成したアニメ史に残る作品。

3.『パンダコパンダ 雨ふりサーカス』(高畑勲監督)正直いって1作目は全く琴線にふれるところがなかったのだが、2作目で急に面白くなった。水没した町というビジュアルの面白さが印象的。後に『崖の上のポニョ』でも同様の描写がリメイク的になされたが、プリミティブさで勝る。

4.『あしたのジョー2』(出崎統監督)ただのTVアニメ総集編映画と思われがちだが、実際には並行して制作され、TVアニメ最終回よりも前に公開された。TVアニメ版は語られることの少ない中盤までが意外に面白く、終盤になると失速した感すらあるので、白い灰となったジョーを見返すなら映画を選びたい。

5.『ザ☆ドラえもんズ 怪盗ドラパン謎の挑戦状!』(米谷良知監督)『ザ・ドラえもんズ』シリーズの2作目。1作目も完成度は高かったが、7人もいるキャラクター紹介を重視しており、映画らしい演出リズムと心情変化が薄かった。3作目以降も出来が悪いわけではないが、尺が減らされて一本の映画としては満足度が落ちる。結果として、2作目が頭1つ抜けた印象となった。

6.『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(押井守監督)独立した作品としての面が強いが、タイトルで続編というところを強調しているし、前作をリセットしているわけでもないので。娯楽作品に徹した1作目の次は趣味に走るという押井監督の特性が良い意味で発揮された。中盤の校舎内における長々とした背景動画が好き。

7.『時をかける少女』(細田守監督)実写映画の続編がアニメ映画という意味でも時代を象徴する作品。単独作品としては手練手管でこなした感もあるが、続編と考えながら見ると設定の対比関係が面白い。TVアニメでのスポット演出のうまさといい、細田監督は実のところオリジナルよりも既存の設定を味付けする立場が向いているのではないかと思う。

8.『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』(富野喜幸監督)TVアニメ総集編映画だが、ほとんどリメイクといっていい作品。様々な新設定が起こされ、映像も大半が新作に差し替えられている。ガンダム映画シリーズ内で評価すると、唐突な奇跡にたよることもなく、同時期のTVアニメより作画が落ちることもなく、物語のまとまりも良かった。

9.『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』(松本零士監督)特攻賛美状態は子供心に好きではなかったが、やはり時代を築いた作品だけはある。作画の見所も多い。ここで終わらせておけば良かったのだが。

10.『ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌』(須田裕美子・芝山努監督)意外性の少ないファミリー向けTVアニメの劇場版において、突発的に誕生した傑作。ミュージカル仕立てで進行する物語、歌パートごとの個性あふれる作画演出など、見所いっぱい。狂騒的な画面構成は、意外と原作の雰囲気にも合っている。続編らしさが薄いので、この順位。


順位は気分によって上下するが、とりあえず今回はこんなところ。

他に、シリーズで最も華々しく映像としても美しい戦場を題材とした『銀河英雄伝説 新たなる戦いの序曲』や、人類の抵抗を乾いたタッチで描いた『さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅』、邦画の停滞した時間をアニメで描こうとした『天地無用inLOVE2 遥かなる想い』なども良い作品だが、今回は落とした。


思い返してみたところ、アニメ映画で正当な続編は意外と少ない。たいていのアニメ映画は1作品で完結している。そうしてオリジナル続編アニメ映画は数少ないというのに、実質的にOVAを連続上映している近年の作品は未見が多い。

TVアニメの劇場版シリーズは子供向け作品で少なくないのだが、やはり1作品ごとの独立性が強い。だから『ドラえもん』の長編や、『ルパン三世』『クレヨンしんちゃん』から今回は選ぶ気にならなかった。

TVアニメ再編集映画なら物語が連続している場合も少なくないのだが、こちらはTVアニメの出来に引きずられため良い映画が少なく、ベストテンに複数あげるのはためらわれる。

リメイク的に時間をおいて作った作品は、スタッフがいれかわっていたり、設定が時代にあっていなかったり、前作の名前を利用して安くあげたものが多く、ほとんどが駄作といって過言ではない。

あと、海外の3DCG映画は見ると面白いのだが、どうも作りこみがすぎていて肌にあわないところがあるので、選べなかった。

でもまあ、適当に選んでいたら10作品そろったので参加してみることにした。

[]イベントの協力でボランティアしていたら

また自民党議員が顔を売りに来た。イベント終了後の土産物配りを中断させてまで舞台にあがり、必死さが痛々しいほどだった。下働きとしては邪魔された立場なので同情する気には全くならなかったが。

数年前に同様の状況で来た時は、しっかりスケジュールに組み込ませていて余裕を感じさせ、主流派から転落したばかりだったのに相応のオーラを感じさせたものだが、今回は小物としか思えなかった。


羽ばたく鳥と魚を教える。魚がうまく教えることができずにシーラカンス状態と呼んでごまかすしかなかった。